2009年4月27日星期一

脳腫瘍子ども

治療により低下していたPSAが再び上昇(PSA再発)したり、リンパ節または他臓器に転移や新病変がみられたとき(臨床的再発)をいいます。再発を確認する検査としては現在、PSA値の推移を確認していくことが一般的です。手術のあとも内分泌療法を継続しているなど、併用療法のない場合には、PSA値の上昇は再発の最初の兆候として現れます。このような条件ではPSA値の上昇がなれば、特殊な前立腺がんを除いて、それ以上の画像検査や触診は不要とされています。

PSA値に関しては時に誤差がでることがあり、手術療法のみを受けたあとでは一般的にPSA値が0.2ng/mlを超えると再発の疑いがあると考えられています。逆に言えば、それ以下の微細な値の変化についてはあまり気にしすぎるのは好ましいこととは思われません。また放射線治療のみを受けたあとでは1.0ng/mlを超えると再発の疑いがあるとされています。手術あるいは放射線治療の後、併用療法を施行されている場合にはこの定義はあてはまりません。

PSA再発後の治療についてはPSAが測定可能となっても、そのことがすぐ寿命に影響するかどうかははっきりしていません。従ってPSAが測定可能となった場合でも上昇率を見定めてから治療を行うことが現実的ではと考えられています。具体的には手術療法のあとPSAが2倍になる時間(PSA倍加時間)が6ヵ月以下、あるいは年間PSAが2.0ng/ml以上上昇するような場合には将来的に遠隔転移が出現する可能性が高く、最終的に癌死につながる危険性があると考えられています。手術療法のあとPSA再発が確認された場合には局所への放射線治療あるいは病態、年齢によっては内分泌療法が選択されます。放射線治療で再発した場合には内分泌療法が選択されます。いずれの病態でも当面、経過観察という選択肢もあります。

内分泌療法を施行していてPSA値が上昇した場合あるいは臨床的再発をした場合には再燃と呼ばれ、この場合には内分泌療法の種類を変更したりします。しかしいずれ効果が無くなり緩和治療の対象となります。
7.治癒率?生存率
生存率は、通常、がんの進行度や治療内容別に算出しますが、患者さんの年齢や合併症(糖尿病などがん以外の病気)の有無などの影響も受けます。用いるデータによってこうした他の要素の分布(頻度)が異なるため、生存率の値が異なる可能性があります。ここにお示しする生存率は、これまでの国立がんセンターのホームページに掲載されていたものです。生存率の値そのものでなく、ある一定の幅(データによって異なりますが±5%とか10%等)をもたせて、大まかな目安としてお考え下さい。
前立腺がんの予後は、全身状態、年齢、病期およびがん細胞の性質(分化度)、さらには選択された治療法などにより決まります。全体として前立腺がんは進行が遅く、10年生存率はそれぞれ、前立腺内に限局している場合で手術療法を施行された場合、90%以上、放射線治療が施行された場合80%以上が期待されます。内分泌療法単独の場合にはそれ以下となります。前立腺周囲に拡がっている場合は手術を中心とし内分泌療法などを併用した場合、10年生存率は90%程度、放射線治療を中心とした場合、8年生存率で75~85%、内分泌療法では8年生存率は80%というデータがあります。ただこれらのデータは当然10年以上前の治療による結果であり、近年の手術療法あるいは放射線治療の技術の進歩に伴い更なる向上が期待されます。遠隔転移のある前立腺癌は転移のない前立腺癌と比較すると予後不良で5年生存率は20~30%となっています。
診断
発見しやすい癌
胃がんは、日ごろの健康診断やがん検診によって、自覚症状がないうちに発見できるケースも増えてきました。また胃炎や胃潰瘍などの炎症を起こしやすいため、吐き気、胸焼け、出血などの症状が出て発見されます。

見過ごしてしまう癌
上記しまたように炎症が起きやすいため、消化性の潰瘍と思い込み一般薬の常用で発見が遅れ、進行がんになってから発見されることもまた多い癌です。特にヘリコバクター?ピロリ菌は、胃がんのリスク要因とされていますので保菌者は定期的な健康診断は不可欠です。

スキルス胃がんは別物
スキルス胃がんは、特異な進み方をしながら進行も早いので、悪性度が高いと言われています。診断された時点で、すでに60%程度の人が腹膜転移や遠隔のリンパ節転移があり、切除しても再発率が高いとされています。

治療法
手術療法
現在の西洋医学の治療方法は1)手術。2)抗がん剤。3)放射線となります。大半の胃がんでは、手術が最も有効となっています。早期がんでは、内視鏡的粘膜切除が行え、それ以外では、腹腔鏡手術、縮小手術、定型手術になります。手術が不可能とされた場合でも、症状を改善するための手術が行われることもあります。

抗がん剤が中程度効く癌
最近の情報では、手術単独に比べ、TSー1を服用した方は死亡の危険性は3割低くなる事が明らかになりました。手術できない場合は、抗がん剤治療によって延命をはかります。

放射線治療が難しい癌
転移が起きやすい第3群のリンパ節は腎臓の近くにあり、放射線を照射すると腎臓障害が起きる危険性が高いので、日本ではあまり行われていません。

スキルス胃がんの手術は再発しやすい
手術による切除が不可能な場合が多く、また再発しやすいため、抗がん剤治療が主な治療になります。

病状
症状が出やすい癌
早期がんは手術によって、病状は改善されることが多いのですが、2期以降では、摂食障害が起きやすく、手術後も通過障害や、食欲不振、出血などが継続される場合があります。スキルス胃がんでは、抗がん剤での副作用が強く出やすいため、吐き気、食欲不振が継続され、飲食が不可能になり、著しく体力が低下することが多くなります。

転移の大多数が腹腔内
早期がんの場合でも、リンパ節転移が起こりますが、手術によって切除可能です。進行がんでは、腹膜転移(腹膜播種)や肝転移がみられます。

転移のルート
リンパによる転移→胃の周辺のリンパ節へ。
血液による転移→胃の静脈から肝臓、腎臓、肺へ。
浸潤による転移→外側の胃壁から膵臓、脾臓、腹膜播種、小腸、大腸、膀胱へ。
転移による病状
肝転移による肝性脳症や胆管狭窄による黄疸、腹膜播種による腹水、小腸、大腸転移による腸閉塞。肺転移による胸水や呼吸不全などがみられます。


QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
体的具な薬剤活用方法
西洋の抗癌剤を受ける時
サポートとして、A)副作用を抑える。B)抗癌剤の効果を高める。C)癌の進行を抑える。
西洋の抗癌剤ができない時。
主役として、癌の進行をくいとめる。
症状別の対応策
腹水、胸水→利尿剤以外の方法があります、
黄疸→ステント以外の方法があります、
痛み→モルヒネ以外の方法があります、体力低下?食欲不振→ステロイド以外の方法があります、
ポイント
出発点【画像?血液検査以外+体力+意欲】TOTALで考えましょう!
胃癌は早期であれば生存率は高い癌ですが、それに比べ、進行がんやスキルス胃がんでは体力が著しく低下します。単独での抗癌剤治療が難しい場合があります。攻撃ばかりではなく、体の守りも行っていくべきです。

TS-1以外では、シスプラチン、イリノテカン、タキサン系などを組み合わせて、臨床がされていますが、完全なる標準治療にはなっていません。ただ、世界に向けると標準的に使用されている治療薬が残されています。広い視野で癌治療に取り組むべきです。
癌のみの治療ではなく、体の治療及び本人の生活環境、精神的なサポートを統合した視点で考えるべきです。
TS-1以外では、シスプラチン、イリノテカン、タキサン系などを組み合わせて、臨床がされていますが、完全なる標準治療にはなっていません。ただ、世界に向けると標準的に使用されている治療薬が残されています。広い視野で癌治療に取り組むべきです。
癌のみの治療ではなく、体の治療及び本人の生活環境、精神的なサポートを統合した視点で考えるべきです。
癌が縮小したことが、延命につながるかを考えるべきです。延命に繋がらない癌治療は意味がありません。判断基準を持っての取り組みを心がけるべきです。

胃の仕組みと働き
胃がんとは?
胃がんの原因
胃がんの症状
胃がんの検査
胃がんの病期
西洋医学の治療法と問題点
東洋医学の治療法
胃の仕組みと働き
胃液のペプシンと塩酸は食物の腐敗を防ぎ、腸を守る役目をしている。
胃に食物をためている間に,発酵したり腐敗したりしないように、たんぱく質を分解し、化学反応を抑えている。

胃癌(胃ガン)とは?
胃がん(胃がん)は日本人にもっとも多く発症するがんであり、40歳代頃から増え始める傾向があります。
以前は胃がんの死亡率もトップだったのですが、最近は徐々に死亡率が低下してきており、1998年には肺がんが死因のトップになりました。
胃がん(胃がん)の死亡率の低下には、なんといっても健康診断での早期発見が大きく貢献しています。 早期胃がんであれば90%以上が治る可能性があります。
ただし、スキルス胃がんというタイプの胃がんは胃の表面にでるのではなく、 胃壁の中を拡がって進行するタイプの胃がんであり、発見しにくく、また進行も早いため早期発見が難しいとされています。
粘膜下層までの胃がんを早期胃がん、 筋層まで達した胃がんは進行胃がんといいます。

胃癌(胃ガン)の原因
胃がんは粘膜内の分泌細胞や分泌液の導管部分の細胞から発生します。
慢性的な胃炎を起こす要因が胃がんの原因にもなります。 <塩分過多><タバコ>などは危険因子です。一方でビタミンCやカロチンを豊富に含む野菜や果物を取る方には胃がんが少ないことがわかっています。
塩分の摂取量が多い地域(東北地方や日本海に面した地域)では胃がん(胃がん)の発症率も高いことが分かっていますので塩分は控えめにしましょう。他に焼肉や焼き魚のおこげ、野菜や漬物、飲料水に含まれる亜硝酸もリスクを高める要因となります。 タラコや塩辛など塩分の多い海産物加工食品の摂取頻度で分析すると、これらの食品を毎日食べる人はほとんど食べない人に比べ男女とも3倍ほど胃がんになりやすいというデータが出ています。
胃がんの原因の一つといわれているヘリコバクター?ピロリ菌は50歳代以上の日本人では8割以上が保菌しているといわれています。ピロリ菌によって慢性の胃炎や胃潰瘍が起こるため徐々に胃の粘膜が萎縮して慢性萎縮性胃炎と呼ばれる状態になり、さらに症状が進むと胃が腸上皮化生という腸の粘膜に似た状態になり、胃がんを起こす下地になると考えられています。

胃癌(胃ガン)の症状
早期胃がんの場合には特徴的な症状はほとんどありません。 健康診断やがん検診の普及により自覚症状が無いうちに胃がんを発見できるケースも増えています。 胃がんの多くは胃潰瘍ができるため「胸焼け」や「胃がむかむかする」といった症状を訴える人もいます。
他に「消化不良」「膨満感」「食欲不振」などが起こることもあります。 また、出血(吐血したり血便がでたり)することもあります。 進行した胃がんでは痛みや出血が現れます。また「食べ物が喉を通りにくい」、「体重減少」、「貧血」などの症状が出てくることが多いので異常に気が付いたときには医療機関を受診することをお勧めいたします。

胃癌(胃ガン)の検査
胃がんの場合、早期がんの治癒率は90%を超えますが、がんが進行すればするほど治癒率は下がりますので、 検診の重要性がお分かりいただけるかと思います。

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また、早く胃がんがみつかれば、内視鏡を使った治療が可能であり、 開腹手術によって胃を切除する必要がなくなる可能性もあり、負担も大幅に減ります。
胃がんの検診方法としては、X線検査(バリウム)が一般的ですが、最初から内視鏡検査を施

脳腫瘍子ども

行する病院もあります。 バリウムの検診だけを毎年受けていても進行がんとなって発見される場合が稀にあります。
以下の方法で検査します。

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内視鏡検査
超音波内視鏡
CT検査

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腹部超音波検査
腹部超音波検査
腫瘍マーカー

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内視鏡検査
病理組織検査で診断 転移の有無を調べるため全身の検査をします。
早期がんは内視鏡で治療も可能。基本的に手術で転移があれば化学療法。

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内視鏡を口から胃の中に送り込み胃の粘膜を直接観察する検査で、胃がんの大部分を見つけることができます。がんが疑われる場合には粘膜の一部を採取して顕微鏡を使って生検が行われ、確定診断が下されます。

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超音波内視鏡
内視鏡の先端に超小型の超音波断層装置をつけて内視鏡検査と同様に検査を行いますが、胃

脳腫瘍子ども

壁の断層像からがんの深達度を判断することができたり、粘膜下層より深い部分に薄く拡がるスキルス胃がんの浸潤の範囲を調べることができます。
胃がんが確定された場合には続いて病変の広がりと肉眼的分類、深達度が判定されます。


肺がん疑い

から自分の乳房に注意して、乳がん検診も積極的にうけておいた方が良いでしょう。
乳腺の解剖と乳がんの発育
乳腺は(図1)のように、小葉という主にミルクを作る組織と、乳管というミルクを乳頭まで運ぶ管とから成り立っており、小葉と乳管は腺葉というちょうどブドウの房のような単位を作って一つの腺葉から1本の主乳管が乳頭に開口しています。このような腺葉が10~15個集まって一つの乳腺となっており、前からみるとひとつひとつの腺葉は乳頭を中心とした扇状に分布しています。
ほとんどの乳がんは乳管の壁から発生し、乳管の中を広がる「乳管内進展」と、乳管の壁を破って乳管の外に広がる「浸潤」という、2パターンの発育をします。乳管内進展は腺葉に沿って進むので、扇形に広がることが多くなります。
浸潤の部分は腫瘤として触れやすいのですが、乳管内の部分は触診では全く触れない(非触知)かぼんやり硬くふれるだけのことが多く、マンモグラフィや超音波などの画像検査が重要となります 。
乳がんの種類
乳がんは、非浸潤がん、浸潤がん、パジェット病の大きく3つに分けられますが、普通のしこりを触れる乳がんのほとんどは浸潤がん(前述の「浸潤」が一部にでもあるがん)で、硬がん、乳頭腺管がん、充実腺管がんなどの一般的ながんと、粘液がんなどの特殊型とがあります。
非浸潤がんは、前述の「乳管内」の部分のみから成り立っているがんで、しこりを触れない段階で乳頭分泌や画像検査で見つかったがんが多く含まれます。非浸潤がんは転移をおこさないごく早期のがんですが、日本ではとても少なく、1997年の全国統計で5%程度、癌研ではかなり多い方ですが2005年で18% です。マンモグラフィでの検診が進んだ欧米ではこの非浸潤がんが30%近くをしめており、日本でも、このようなごく早期の発見が増えることをめざしています。
パジェット病は、乳頭のびらんでみつかり多くはしこりを触れない早期のがんで、全乳がんの1%未満の稀なものです。
.2:乳がんの進行度と生存率
乳がんの進行度(病期分類)
乳がんの進行度は主に腫瘤の大きさとリンパ節転移の有無で0~4期に分けられます。0期と1期が「早期乳がん」と呼ばれますが、0期は100%、1期なら90%の生存率が期待でき、早期発見がきわめて重要と言えましょう。
表1は、10年ごとにみた、癌研での乳がん手術時の触診径(しこりの大きさ:Tで表す)別の変遷を示します。
早期発見のめやすとなるT0(しこりを触れない)、T1(しこりが2cm以下)例は、残念ながら60年代以降ほとんど増加しておらず、T2(2~5cm)T3(5cm~)が多いのが分かります。
手術後、組織検査によって診断されたリンパ節転移(n)別の年代別変遷を表2に示します。転移のなかったn0例は、70年代54.5%、90年代59.9%とわずかに増えてはいるものの、大きな変化はみられません。
このように、情報の豊富な東京にある癌研病院でも、乳がんの早期発見があまり増えているとはいえないのが現状で、日本の女性の乳がんに対する意識はまだまだ足りないと感じられます。
乳がんの生存率
次に乳がん手術後の生存曲線をみましょう(表3)。年代毎に生存率は向上しているのがよく分かり、90年代では、乳がん全体の5年、10年生存率はそれぞれ、91%、83%にも達しています。
これをT別にみたものが表4です。がんが大きくなるにつれて生存率が低下し、T4(皮膚が変化したり胸壁に固定しているしこり)は成績が不良です。
リンパ節転移(n)別の生存曲線でも、転移が増加するに従って歴然と生存率が低下します(表5)。
以上見てきたように、乳がんはしこりが小さい(またはしこりを触れない)うちに発見して手術をうけ、リンパ節転移がない、あってもできるだけ少数であることが望まれるのです。
乳がんの症状
乳がんの初発症状(発見のきっかけ)は、80~90%が乳房のしこりであり、他に乳房の疼痛が10%ほど、さらに全体からみると少数ですが、乳頭分泌(乳首から液体とくに血液などがでる)、腋窩腫瘤(わきの下のリンパ節を触れる)、Paget(パジェット=乳首のただれなど)もあります。
早期乳癌の症状については、基本的に無症状で、マンモグラフィや超音波による検診が重要といえます。非浸潤がんの発見契機を見ると半数以上がこうした画像のみで発見されています。日本ではその受診率が10%程度ときわめて低いのが問題ですが、マンモグラフィを使った検診の普及による早期発見がぜひ必要と思われます。
乳がんの検査
乳腺の主な検査法を表6に示します。この中で、視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診は、乳がんの診断に必須の、いわば「4本柱」とも言うべきもので、乳房にしこりを触れる場合、視触診→マンモグラフィと超音波→細胞診の順にこれら4つを全て行うことが原則です。これら4つで診断がつかない場合や互いに矛盾する結果が出る場合には、生検(組織診)が必要となります。
どんなベテランの医師でも、触っただけでがんか良性かの診断を正確につけることはできないので、触診だけで「大丈夫」といわれても、安心してはいけません。また、視触診だけではみつからない乳がんもあるため、異常なしと思っても、マンモグラフィまたは超音波で確認しておくことが望ましいといえましょう。
まず乳房を観察し、左右差(図2)、くぼみ(えくぼ)(図3)や隆起、発赤(図4)や皮膚の変化がないかを見ます。次に、乳房にしこりがないか注意深く触診し、さらに乳頭からの分泌や出血(図5)、乳頭のびらん(ただれ)やかさぶた(図6)、わきの下のしこりなどをチェックします。
2.マンモグラフィ(図7):
乳腺専用の、X線撮影装置を用い、乳房を圧迫して薄く平らにしながら撮影するレントゲン検査で、腫瘤(しこり)の他に、しこりを触れないごく早期の乳がん (非浸潤がんを含む)を石灰化で発見できるのが特徴です。閉経後や高齢者の乳房で特に診断しやすく、2000年から日本でもマンモグラフィを用いた検診が導入され、現在では40歳以上の女性の乳癌検診ではこれを使うことがすすめられています。
3.超音波(図8):
皮膚にゼリーを塗ってプローブ(探触子)をあてて内部を観察する検査で、腹部や婦人科の超音波と同様ですが、乳腺では、体の表面の浅いところを見る専用のプローブを使います。
ベッドサイドで手軽に検査でき、数ミリの小さなしこりをみつけたり、しこりの中が詳しくわかるのが特徴で、若い人では、マンモグラフィよりも診断しやすい場合があります。触診で発見される乳がんについて超音波で見えないものはほとんどないと考えられています。検診での有効性についても議論されており、2006年以降わが国でも大規模な臨床試験が計画されています。
4.細胞診:
しこりに細い針を刺して注射器で細胞を吸引して、細胞ががんか良性かを顕微鏡で調べます。
細胞が十分とれればかなり正確に診断がつきますが、細胞だけではがんかどうか微妙な場合や、細胞がうまくとれない場合は、次の組織診が必要になります。
5.生検(組織診):
しこりや石灰化の部分を針で細く採ったり(針生検)、メスで切り取ったり(外科的生検)して、顕微鏡で組織を観察して、最終的な診断をします。
触れないがんの場合に十分組織を採取する針生検の方法としてマンモトーム生検といわれる方法があり、当院では超音波ガイド下またはレントゲン(ステレオガイド)下に活用しています。
外科的生検は局所麻酔でできますが、(a)~(d)の検査を十分行った上でやるべきで、もし、しこりを触れるからといって他の検査をせずにすぐ「切って調べましょう」といわれたら、病院をかえてでも検査をしっかりしてから行うことを勧めます。また、外科的生検は、もしがんだった時のことを考えて、最終的な治療を受ける病院でやってもらう方がよいでしょう。
Chapter.4:乳がんの治療
乳がんの治療法には、手術、放射線治療、薬物療法(化学療法やホルモン療法)があり、これらを適宜組み合わせて治すのが普通です。
このうち、最も基本となるのが手術で、よほど進んだがんで手術できない場合や手術しても意味がないような特殊な場合を除いては、必ず手術は必要です。ただし、進行度によっては、先に薬物療法等でがんを小さくしてから手術する場合もあります。
手術
1.主な術式
乳房温存手術
乳房の一部とリンパ節をとり、乳房のふくらみや乳首を残す方法で(図10)、扇状部分切除術と円状部分切除術とがあります。
術後、残った乳房に顕微鏡レベルのがんが残る可能性があるので放射線をあてるのが一般的です。(ただし、癌研を始めとして一部の施設では、病理(顕微鏡) の検査を細かく慎重に行って乳房にがんが残っていないと判断した時に限り、放射線をあてない場合もあります。)乳房温存ができる条件は、通常、しこりが1 個だけで3cm以下、検査でがんが乳管の中を広がっていない、放射線があてられる、患者さん自身が温存を希望する、などです。早期のがんでも乳管の中のがんの広がりが広ければ、温存できない場合もあります。
2.術式の変還
乳がんの手術法の変遷をみてみましょう。表7に日本全体での、表8に癌研乳腺外科でのグラフを示します。日本では、ハルステッド手術から胸筋温存術に切り替わったのは1986年から1987年にかけて、癌研では10年早く変化させました。乳房温存手術の開始は欧米に遅れて、日本では1986年ころからで、癌研でも1986年から開始しています。
2006年の癌研の乳房温存率は68%に達しています。
3.リンパ節郭清の縮小化
リンパ節転移の有無は術前検査では正確に分からないため、乳がんの手術ではリンパ節を一塊に採る(郭清する)ことが標準的ですが、郭清するリンパ節の範囲は以前より少なくなって
きています。
また最近は、センチネルリンパ節生検といって、がんのまわりに色素や放射性物質を注射し
て、それがながれついたリンパ節を、がんが最初に転移するリンパ節 (「センチネル=見張りリンパ節」)と考えて、そのリンパ節に転移があるかを手術中に調べて転移があった時だけ
郭清する方法に変化しています。癌研でもこの方法で2006年には乳癌手術の60%でリンパ節郭清が省略されました。
乳房再建
乳房切除で失った乳房の形を手術で作ることも可能で、主に形成外科医が行います。お腹や
背中の自分の筋肉を移植する方法と、人工的なバッグを入れる方法があります。ご希望のある方は、遠慮せずに、まず主治医に相談してみましょう。癌研の同時再建例(乳癌の手術時にティッシュエクスパンダーという拡張期を挿入する方法)は着実に増加しており、非浸潤がん(0期)だが広い範囲にひろがっているような早期の方を中心に行っています。
放射線療法
現在最も多く行われているのは、乳房温存療法での術後の乳房照射で、通常、5~6週間かけ
て、50~60グレイ程度をあてます。また、リンパ節の転移個数が多かった場合には、乳房切除を行なった場合でも術後に再発予防のため、胸壁やリンパ節に照射を行っています。
日本では、乳がんが急激に増加しています。1999年には乳がんは日本人の女性のがんの中で胃がんを抜いて大腸がんに次ぐ患者数となり、第2位となっています。2006年現在では4万人を越える人が乳がんにかかったと推定されています。
2006年の女性の死亡数を見ると、乳がんは大腸、胃、肺についで4位ですが、1年間の死亡者数は1万1千人を越え、特に壮年女性層に限ると1位になっています。この様に、乳がんは、日本女性の最も注意しなければならないがんになっているのです。
それでも、乳がんの多い欧米に比べると、日本はまだ1/3~1/4に過ぎません。ただし欧米では、乳がんの患者数は依然として増加しているものの、死亡率は1990年代に入って減少しはじめているのです。このことは、私たちの見習わなければならない点ですが、これは、マンモグラフィ検診による早期発見と徹底した再発予防のための薬物治療が行われるようになったことが原因です。
癌研乳腺外科入院手術数も年々増加し、2006年には年間1166例(このうち原発乳癌は961


肺がん疑い

例)に達しており、1945年から2006年までの原発乳癌に対する手術数は20,000例を越えています。

肺がん疑い


患者さんの年齢分布は1990年代まで40歳台後半が一番多いとされていましたが、2000年になると欧米と同じように閉経後の乳癌が着実に増加しており、50歳台を中心とした年齢分布に

肺がん疑い


変化してきています。
乳がんのハイ?リスクグループ


肺がん疑い

乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳が


肺がん疑い

んにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。


肺がん疑い

もともと欧米に多かった乳がんが日本で増えているのは、女性の社会進出などのライフスタイルや食生活の欧米化が、大きく影響しているからだと考えられます。また、血のつながっ

肺がん疑い


た家族や親戚に乳がんにかかった人がいる場合も要注意といわれています。ただし、本当の意味での遺伝性の乳がん(乳がんにかかりやすい特定の遺伝子が親から子へ引き継がれる)は

肺がん疑い


ごくわずかで、多くは、体質や食生活などが似ている影響かと思われます。
いずれにせよ、乳がんの家族や親戚に乳がんの人が多い場合は、特に若いうち


脳腫瘍放射線治療

前立腺がんは主に高齢の男性にみられます。加齢とともに、前立腺は大きくなり尿道や膀胱の出口を塞ぎます。これにより排尿が困難になったり、性機能に支障をきたすことがあります。この状態を前立腺肥大症(BPH)といい、がんでなくても手術をして治さなくてはならないこともあります。前立腺肥大症あるいは前立腺にある他の問題による症状は、前立腺がんの症状と似ています。
前立腺がんを疑う症状として、尿線が細いおよび排尿の頻発があります。
前立腺がんによって、以下の症状や他の症状などがみられることがあります。他の状況によっても同じ症状がみられます。以下の症状がひとつでもみられたら医師の受診を勧めます:
middot;尿線が細いあるいは途絶している。
middot;排尿が頻発(とくに夜間)。
middot;排尿困難。
middot;排尿中の痛みあるいは灼熱感。
middot;血尿あるいは精液中に血液がみられる。
middot;腰背部、臀部あるいは骨盤部のしつこい痛み。
middot;痛みを伴う射精。
前立腺がんを発見し、診断するためには、前立腺の検査および血液検査が用いられます。
以下の試験や手法が用いられます:
直腸指診(DRE):
直腸の検査で、医師あるいは看護師が薄い手袋を着用して指を直腸に挿入し、しこりや異常な箇所がないかを調べます。
前立腺特異抗原(PSA)試験:
血液中のPSA濃度を測定する試験。PSAは前立腺でつくられる物質であり、前立腺がんの男性患者の血液中に多く分泌されます。前立腺に感染、炎症、あるいはBPH(がんではないが肥大した前立腺)がみられた場合、その男性のPSA濃度は高いこともあります。
経直腸的超音波検査:
指のサイズくらいのプローブを直腸に挿入し、前立腺を調べます。プローブは体内の組織や臓器に高エネルギーの超音波を流し、エコーをつくります。エコーは体内組織をソノグラムと呼ばれる像に変えます。経直腸的超音波検査は生検の際に用いられます。
生検:
細胞や組織を採取し、病理医が顕微鏡下で調べます。病理医は、がん細胞の有無を確認し、グリーソンの腫瘍分類で腫瘍のタイプを確定する目的で検体を調べます。グリーソンスコアは2~10まであり、腫瘍が拡がっている程度により分類します。数字が小さいほど腫瘍の拡がっている程度が低いです。前立腺がんの診断には2種類の生検があります:
経直腸的生検:
直腸を経由して前立腺に針を注入し、前立腺の組織検体を採取します。通常、経直腸的超音波検査を用いて行います。病理医が顕微鏡下でがん細胞があるか調べます。
経会陰的生検:
陰嚢と直腸の間の皮膚から針を注入し、前立腺の組織検体を採取します。病理医が顕微鏡下でがん細胞があるか調べます。
諸条件により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わります。
予後(治癒の可能性)と治療法の選択は以下の条件により異なります。
middot;がんの病期(がんが前立腺の一部に影響を与えているか、前立腺全体に及んでいるか、あるいは身体の他の部位に拡がっているか)。
middot;患者さんの年齢、および全身状態。
middot;がんが初発か再発(再燃)かどうか。

前立腺がんと診断された場合、がん細胞が前立腺内にとどまっているか、あ
るいは体の他の部分まで拡がっているかを調べる目的で検査を行います。
がんが前立腺内にとどまっているか、あるいは体の他の部分まで拡がっているかをみる過程を「病期診断」といいます。病期診断の過程で集められた情報により病期を確定します。治療計画を立てるためには病期を把握することが大切です。病期診断に用いられる試験や手法は以下になります:
放射線核種骨スキャン:
骨にがん細胞のなどの分裂の早い細胞があるか調べる方法です。血管にごく少量の放射性物質を注入し、血流に流します。放射性物質は骨に蓄積され、スキャナーで観察します。
MRI(磁気共鳴画像法):
磁石、電波、コンピューターを用いて体内の詳細な像を連続的に撮影します。この方法は核磁気共鳴イメージング(NMRI)とも呼ばれています。
骨盤リンパ節郭清術:
骨盤内のリンパ節を摘出します。病理医が顕微鏡下で組織にがん細胞があるか調べます。
CTスキャン(CATスキャン):
いろいろな角度から体内の詳細な像を連続的に撮影します。像はX線撮影装置と連動したコンピューターにより作られます。造影剤を静脈内に注入または飲み込むと、臓器や組織がよりはっきり示されます。この方法はまたコンピューター断層撮影法、またはコンピューター体軸断層撮影法とも呼ばれています。
精嚢生検:
精嚢(精液をつくる腺)に針を注入し、精液を採取します。病理医が顕微鏡下で精液にがんがあるか調べます。
これらの検査結果は前立腺がんの病期を確定するために、最初の腫瘍生検の結果と併せて再検討されます。

がんの病期は腫瘍生検を含む診断テストによって決められます。生検はグリーソンスコアを確定するために使用されます。グリーソンスコアは正常な細胞とがん細胞がどのように異なるのか、どのように腫瘍が拡がっているのかを説明するために2~10で評点を定めています。
前立腺がんの病期は以下の通りです:
I期
I期では、がんは前立腺内にのみみられます。直腸指診や画像では判明出来ません。通常、前立腺肥大症など他の理由で手術を受けたときに偶然みつかります。グリーソンスコアは低く、I期の前立腺がんはA1期前立腺がんとも呼ばれています。
II期
II期では、I期よりがんは進行していますが、前立腺の内部にとどまっています。グリーソンスコアは2~10に分類することができます。II期前立腺がんはA2、B1、あるいはB2期前立腺がんとも呼ばれています。
III期
III期では、がんは前立腺をつつむ被膜を越えて近傍の組織に浸潤しています。精嚢内にもがんが存在することがあります。グリーソンスコアは2~10に分類することができます。III期の前立腺がんはC期前立腺がんとも呼ばれています。
IV期
IV期では、がんは膀胱、直腸、骨、肝臓、肺など身体の他の部位に転移する(拡がっている)か、前立腺近傍あるいは離れたリンパ節に転移します。転移性前立腺がんは骨に転移することが多いです。グリーソンスコアは2~10に分類することができます。IV期の前立腺がんはD1あるいはD2期前立腺がんとも呼ばれています。
再発前立腺がん
再発前立腺がんとは、治療したあとにがんが再発する(再び生じてくる)ことを意味します。再発前立腺がんは前立腺、あるいは体の他の部分におこることもあります。
前立腺がんの患者さんに対して様々なタイプの治療法があります。
前立腺がんの患者さんに対して様々なタイプの治療法があります。標準的(現在用いられている)治療法もあれば、臨床試験として治療が行われるものもあります。治療を始める前に、臨床試験に参加してみてはどうかと考えてみるのもよいでしょう。治療法に関する臨床試験を行う目的は、現在行われている治療法を改善したり、新しい治療に関する情報を得たりすることにあります。現時点で「標準的」とされている治療法よりも新しい治療法の方がより良いと証明されれば、今度はその新しい治療法が標準的な治療法になる可能性があります。
臨床試験はアメリカ国内のいろいろなところで実施されています。実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。患者とその家族、そして医療側が一体となって治療法を確定することががんの最善の治療法を選ぶ理想的な姿です。
4種類の標準的治療法が用いられます:
臨床経過観察
医師は、症状の有無や変化がみられるまで治療をせずに注意深く経過観察します。通常、症状が早期である場合や、体の他の部分に問題がある高齢の方に用いられます。
手術療法
前立腺がんの手術処置を選んだ健康状態のよい患者さんに通常適用されます。手術の種類は以下になります:
骨盤リンパ節郭清術:
骨盤内のリンパ節を摘出します。病理医が顕微鏡下で組織にがん細胞があるか調べます。がんが認められた場合、前立腺を摘除せず、他の治療法を勧めます。
根治的前立腺摘除術:
前立腺とその周囲の組織、隣接するリンパ節、精嚢を取り除く手術。2種類の根治的前立腺摘除術があります:
middot;恥骨後前立腺摘除術:腹壁を切開し、前立腺を取り除く手術。周囲のリンパ節摘除が同時に行われることもあります。
middot;経会陰式前立腺摘除術:会陰(陰嚢と肛門の間)を切開して前立腺を取り除く手術。腹部を切開してリンパ節摘除されます。
経尿道的前立腺切除術(TURP):
膀胱鏡(細いライトの付きの切除用具付き管)を尿道に挿入して前立腺の組織を取り除く手術。この方法は、他の治療法に進む前に腫瘍による症状を和らげる目的で行われることもあります。また、病気あるいは高齢などの理由で根治的前立腺摘除術を受けられない男性に行われることもあります。
手術を受けられた患者さんの中には勃起不全、尿失禁、あるいは便失禁が起こることがあります。自律神経温存術として知られる技術を行う場合もあります。この種の手術は勃起を制御する神経を温存します。しかし、腫瘍あるいは大きな腫瘍が神経付近にある場合、この手術を行うことができない場合もあります。
放射線療法
放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺すかまたは成長させないでおくがん治療のことです。放射線療法には2つのタイプがあります。体外照射は体外の機械を用いてがんに放射線を照射する治療法です。体内照射は放射性物質を密封した針、シーズ、ワイヤ、カテーテルをがんの内部またはその近くに直接留置して、がんに放射線を照射する治療法です。放射線療法の方法はがんの種類や病期によって異なります。

放射線療法を行った男性にインポテンスや排尿障害が起きる可能性があります。
ホルモン療法
ホルモン療法はホルモンを取り除き、作用を阻止し、がん細胞の増殖を停止させるがん治療です。ホルモンは体の「腺(せん)」と呼ばれるところから出る物質で、血液の流れに乗って体内を循環しています。あるホルモンの存在により、特定のがんが増殖する原因となります。検査により、がん細胞の表面にこうしたホルモンに付着する物質(これを受容体といいます)が存在すると分かった場合、ホルモンの生成を減少するまたは作用できなくするために薬剤、手術、放射線療法が行われます。

前立腺がんに対して用いられるホルモン療法は以下になります:
middot;黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH)アゴニストは精巣でテストステロンの分泌を抑制します。ロイプロリド、ゴセレリン、ブセレリンがあげられます。
middot;抗男性ホルモンはアンドロゲン(男性ホルモン)の作用を阻害します。フルタミド、ビカルタミドがあげられます。
middot;ケトコナゾールやアミノグルテチミドなどの薬剤の投与により、副腎における男性ホルモンの分泌を抑制します。
middot;睾丸摘除術は男性の性腺である睾丸(片方または両方)を取り除く手術であり、ホルモン分泌を抑制します。
middot;エストロゲン(女性ホルモン)の投与により精巣でテストステロンの分泌を抑制します。しかし、重篤な副作用のため、現在、前立腺がんの治療にエストロゲン
たに用いられません。
middot;ホルモン療法によって治療された患者さんについては、顔のほてり、性的機能障害、性的欲求喪失、骨の弱体化が生じる可能性があります。
その他の治療法は現在、臨床試験で有効性を検証中です。以下の治療法が含まれます:
凍結手術療法
凍結手術療法は前立腺がん細胞を凍らせ、破壊する機器を用いた治療法です。この治療法は
凍結療法とも呼ばれています。
化学療法
化学療法は、薬剤を用いてがん細胞を殺すかまたは細胞分裂を停止させることでがん細胞の増殖を停止させるがん治療のことです。口から服用したり、筋肉や静脈内に注入する化学療法では、薬剤は血流を通って全身のがん細胞に影響することができます(全身療法)。脊柱、

脳腫瘍放射線治療

臓器、腹部などの体腔に薬剤を直接注入する化学療法では、薬剤は主にこれらの領域中にあるがん細胞に影響します(局所化学療法)。化学療法はがんの種類や病期によって異なります。
生物学的療法

脳腫瘍放射線治療

生物学的療法は、患者自身のがんと闘う免疫機構を用いた治療法です。自らの体内でつくられる物質や実験室で作成された物質を用い、患者自身のがんに対するもともとの抵抗力を高

脳腫瘍放射線治療

め、方向づけしたり、回復させたりします。この方法は生物療法または免疫療法とも呼ばれています。

脳腫瘍放射線治療

高密度焦点式超音波治療
高密度焦点式超音波治療はがん細胞を破壊するために超音波(高エネルギーの音波)を

脳腫瘍放射線治療

治療です。前立腺がん治療において直腸プローブは音波を発して使われます。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、

脳腫瘍放射線治療

最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

脳腫瘍放射線治療

前立腺がんは前立腺の組織内に悪性(がん)細胞が認められる病気です。
前立腺は膀胱(尿をためたり排出したりする臓器)のすぐ下、直腸(腸管の下部)の前面に

脳腫瘍放射線治療

ある男性の性腺のひとつです。大きさはおよそクルミの実くらいで、尿道(膀胱の尿を体外に導く管)の一部を囲んでいます。前立腺は体液の一部である精液をつくります。


2009年4月26日星期日

肺がんたばこ

治療により低下していたPSAが再び上昇(PSA再発)したり、リンパ節または他臓器に転移や新病変がみられたとき(臨床的再発)をいいます。再発を確認する検査としては現在、PSA値の推移を確認していくことが一般的です。手術のあとも内分泌療法を継続しているなど、併用療法のない場合には、PSA値の上昇は再発の最初の兆候として現れます。このような条件ではPSA値の上昇がなれば、特殊な前立腺がんを除いて、それ以上の画像検査や触診は不要とされています。

PSA値に関しては時に誤差がでることがあり、手術療法のみを受けたあとでは一般的にPSA値が0.2ng/mlを超えると再発の疑いがあると考えられています。逆に言えば、それ以下の微細な値の変化についてはあまり気にしすぎるのは好ましいこととは思われません。また放射線治療のみを受けたあとでは1.0ng/mlを超えると再発の疑いがあるとされています。手術あるいは放射線治療の後、併用療法を施行されている場合にはこの定義はあてはまりません。

PSA再発後の治療についてはPSAが測定可能となっても、そのことがすぐ寿命に影響するかどうかははっきりしていません。従ってPSAが測定可能となった場合でも上昇率を見定めてから治療を行うことが現実的ではと考えられています。具体的には手術療法のあとPSAが2倍になる時間(PSA倍加時間)が6ヵ月以下、あるいは年間PSAが2.0ng/ml以上上昇するような場合には将来的に遠隔転移が出現する可能性が高く、最終的に癌死につながる危険性があると考えられています。手術療法のあとPSA再発が確認された場合には局所への放射線治療あるいは病態、年齢によっては内分泌療法が選択されます。放射線治療で再発した場合には内分泌療法が選択されます。いずれの病態でも当面、経過観察という選択肢もあります。

内分泌療法を施行していてPSA値が上昇した場合あるいは臨床的再発をした場合には再燃と呼ばれ、この場合には内分泌療法の種類を変更したりします。しかしいずれ効果が無くなり緩和治療の対象となります。
7.治癒率?生存率
生存率は、通常、がんの進行度や治療内容別に算出しますが、患者さんの年齢や合併症(糖尿病などがん以外の病気)の有無などの影響も受けます。用いるデータによってこうした他の要素の分布(頻度)が異なるため、生存率の値が異なる可能性があります。ここにお示しする生存率は、これまでの国立がんセンターのホームページに掲載されていたものです。生存率の値そのものでなく、ある一定の幅(データによって異なりますが±5%とか10%等)をもたせて、大まかな目安としてお考え下さい。
前立腺がんの予後は、全身状態、年齢、病期およびがん細胞の性質(分化度)、さらには選択された治療法などにより決まります。全体として前立腺がんは進行が遅く、10年生存率はそれぞれ、前立腺内に限局している場合で手術療法を施行された場合、90%以上、放射線治療が施行された場合80%以上が期待されます。内分泌療法単独の場合にはそれ以下となります。前立腺周囲に拡がっている場合は手術を中心とし内分泌療法などを併用した場合、10年生存率は90%程度、放射線治療を中心とした場合、8年生存率で75~85%、内分泌療法では8年生存率は80%というデータがあります。ただこれらのデータは当然10年以上前の治療による結果であり、近年の手術療法あるいは放射線治療の技術の進歩に伴い更なる向上が期待されます。遠隔転移のある前立腺癌は転移のない前立腺癌と比較すると予後不良で5年生存率は20~30%となっています。
診断
発見しやすい癌
胃がんは、日ごろの健康診断やがん検診によって、自覚症状がないうちに発見できるケースも増えてきました。また胃炎や胃潰瘍などの炎症を起こしやすいため、吐き気、胸焼け、出血などの症状が出て発見されます。

見過ごしてしまう癌
上記しまたように炎症が起きやすいため、消化性の潰瘍と思い込み一般薬の常用で発見が遅れ、進行がんになってから発見されることもまた多い癌です。特にヘリコバクター?ピロリ菌は、胃がんのリスク要因とされていますので保菌者は定期的な健康診断は不可欠です。

スキルス胃がんは別物
スキルス胃がんは、特異な進み方をしながら進行も早いので、悪性度が高いと言われています。診断された時点で、すでに60%程度の人が腹膜転移や遠隔のリンパ節転移があり、切除しても再発率が高いとされています。

治療法
手術療法
現在の西洋医学の治療方法は1)手術。2)抗がん剤。3)放射線となります。大半の胃がんでは、手術が最も有効となっています。早期がんでは、内視鏡的粘膜切除が行え、それ以外では、腹腔鏡手術、縮小手術、定型手術になります。手術が不可能とされた場合でも、症状を改善するための手術が行われることもあります。

抗がん剤が中程度効く癌
最近の情報では、手術単独に比べ、TSー1を服用した方は死亡の危険性は3割低くなる事が明らかになりました。手術できない場合は、抗がん剤治療によって延命をはかります。

放射線治療が難しい癌
転移が起きやすい第3群のリンパ節は腎臓の近くにあり、放射線を照射すると腎臓障害が起きる危険性が高いので、日本ではあまり行われていません。

スキルス胃がんの手術は再発しやすい
手術による切除が不可能な場合が多く、また再発しやすいため、抗がん剤治療が主な治療になります。

病状
症状が出やすい癌
早期がんは手術によって、病状は改善されることが多いのですが、2期以降では、摂食障害が起きやすく、手術後も通過障害や、食欲不振、出血などが継続される場合があります。スキルス胃がんでは、抗がん剤での副作用が強く出やすいため、吐き気、食欲不振が継続され、飲食が不可能になり、著しく体力が低下することが多くなります。

転移の大多数が腹腔内
早期がんの場合でも、リンパ節転移が起こりますが、手術によって切除可能です。進行がんでは、腹膜転移(腹膜播種)や肝転移がみられます。

転移のルート
リンパによる転移→胃の周辺のリンパ節へ。
血液による転移→胃の静脈から肝臓、腎臓、肺へ。
浸潤による転移→外側の胃壁から膵臓、脾臓、腹膜播種、小腸、大腸、膀胱へ。
転移による病状
肝転移による肝性脳症や胆管狭窄による黄疸、腹膜播種による腹水、小腸、大腸転移による腸閉塞。肺転移による胸水や呼吸不全などがみられます。


QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
体的具な薬剤活用方法
西洋の抗癌剤を受ける時
サポートとして、A)副作用を抑える。B)抗癌剤の効果を高める。C)癌の進行を抑える。
西洋の抗癌剤ができない時。
主役として、癌の進行をくいとめる。
症状別の対応策
腹水、胸水→利尿剤以外の方法があります、
黄疸→ステント以外の方法があります、
痛み→モルヒネ以外の方法があります、体力低下?食欲不振→ステロイド以外の方法があります、
ポイント
出発点【画像?血液検査以外+体力+意欲】TOTALで考えましょう!
胃癌は早期であれば生存率は高い癌ですが、それに比べ、進行がんやスキルス胃がんでは体力が著しく低下します。単独での抗癌剤治療が難しい場合があります。攻撃ばかりではなく、体の守りも行っていくべきです。

TS-1以外では、シスプラチン、イリノテカン、タキサン系などを組み合わせて、臨床がされていますが、完全なる標準治療にはなっていません。ただ、世界に向けると標準的に使用されている治療薬が残されています。広い視野で癌治療に取り組むべきです。
癌のみの治療ではなく、体の治療及び本人の生活環境、精神的なサポートを統合した視点で考えるべきです。
TS-1以外では、シスプラチン、イリノテカン、タキサン系などを組み合わせて、臨床がされていますが、完全なる標準治療にはなっていません。ただ、世界に向けると標準的に使用されている治療薬が残されています。広い視野で癌治療に取り組むべきです。
癌のみの治療ではなく、体の治療及び本人の生活環境、精神的なサポートを統合した視点で考えるべきです。
癌が縮小したことが、延命につながるかを考えるべきです。延命に繋がらない癌治療は意味がありません。判断基準を持っての取り組みを心がけるべきです。

胃の仕組みと働き
胃がんとは?
胃がんの原因
胃がんの症状
胃がんの検査
胃がんの病期
西洋医学の治療法と問題点
東洋医学の治療法
胃の仕組みと働き
胃液のペプシンと塩酸は食物の腐敗を防ぎ、腸を守る役目をしている。
胃に食物をためている間に,発酵したり腐敗したりしないように、たんぱく質を分解し、化学反応を抑えている。

胃癌(胃ガン)とは?
胃がん(胃がん)は日本人にもっとも多く発症するがんであり、40歳代頃から増え始める傾向があります。
以前は胃がんの死亡率もトップだったのですが、最近は徐々に死亡率が低下してきており、1998年には肺がんが死因のトップになりました。
胃がん(胃がん)の死亡率の低下には、なんといっても健康診断での早期発見が大きく貢献しています。 早期胃がんであれば90%以上が治る可能性があります。
ただし、スキルス胃がんというタイプの胃がんは胃の表面にでるのではなく、 胃壁の中を拡がって進行するタイプの胃がんであり、発見しにくく、また進行も早いため早期発見が難しいとされています。
粘膜下層までの胃がんを早期胃がん、 筋層まで達した胃がんは進行胃がんといいます。

胃癌(胃ガン)の原因
胃がんは粘膜内の分泌細胞や分泌液の導管部分の細胞から発生します。
慢性的な胃炎を起こす要因が胃がんの原因にもなります。 <塩分過多><タバコ>などは危険因子です。一方でビタミンCやカロチンを豊富に含む野菜や果物を取る方には胃がんが少ないことがわかっています。
塩分の摂取量が多い地域(東北地方や日本海に面した地域)では胃がん(胃がん)の発症率も高いことが分かっていますので塩分は控えめにしましょう。他に焼肉や焼き魚のおこげ、野菜や漬物、飲料水に含まれる亜硝酸もリスクを高める要因となります。 タラコや塩辛など塩分の多い海産物加工食品の摂取頻度で分析すると、これらの食品を毎日食べる人はほとんど食べない人に比べ男女とも3倍ほど胃がんになりやすいというデータが出ています。
胃がんの原因の一つといわれているヘリコバクター?ピロリ菌は50歳代以上の日本人では8割以上が保菌しているといわれています。ピロリ菌によって慢性の胃炎や胃潰瘍が起こるため徐々に胃の粘膜が萎縮して慢性萎縮性胃炎と呼ばれる状態になり、さらに症状が進むと胃が腸上皮化生という腸の粘膜に似た状態になり、胃がんを起こす下地になると考えられています。

胃癌(胃ガン)の症状
早期胃がんの場合には特徴的な症状はほとんどありません。 健康診断やがん検診の普及により自覚症状が無いうちに胃がんを発見できるケースも増えています。 胃がんの多くは胃潰瘍ができるため「胸焼け」や「胃がむかむかする」といった症状を訴える人もいます。
他に「消化不良」「膨満感」「食欲不振」などが起こることもあります。 また、出血(吐血したり血便がでたり)することもあります。 進行した胃がんでは痛みや出血が現れます。また「食べ物が喉を通りにくい」、「体重減少」、「貧血」などの症状が出てくることが多いので異常に気が付いたときには医療機関を受診することをお勧めいたします。

胃癌(胃ガン)の検査
胃がんの場合、早期がんの治癒率は90%を超えますが、がんが進行すればするほど治癒率は下がりますので、 検診の重要性がお分かりいただけるかと思います。

肺がんたばこ

また、早く胃がんがみつかれば、内視鏡を使った治療が可能であり、 開腹手術によって胃を切除する必要がなくなる可能性もあり、負担も大幅に減ります。
胃がんの検診方法としては、X線検査(バリウム)が一般的ですが、最初から内視鏡検査を施

肺がんたばこ

行する病院もあります。 バリウムの検診だけを毎年受けていても進行がんとなって発見される場合が稀にあります。
以下の方法で検査します。

肺がんたばこ

内視鏡検査
超音波内視鏡
CT検査

肺がんたばこ

腹部超音波検査
腹部超音波検査
腫瘍マーカー

肺がんたばこ

内視鏡検査
病理組織検査で診断 転移の有無を調べるため全身の検査をします。
早期がんは内視鏡で治療も可能。基本的に手術で転移があれば化学療法。

肺がんたばこ

内視鏡を口から胃の中に送り込み胃の粘膜を直接観察する検査で、胃がんの大部分を見つけることができます。がんが疑われる場合には粘膜の一部を採取して顕微鏡を使って生検が行われ、確定診断が下されます。

肺がんたばこ

超音波内視鏡
内視鏡の先端に超小型の超音波断層装置をつけて内視鏡検査と同様に検査を行いますが、胃

肺がんたばこ

壁の断層像からがんの深達度を判断することができたり、粘膜下層より深い部分に薄く拡がるスキルス胃がんの浸潤の範囲を調べることができます。
胃がんが確定された場合には続いて病変の広がりと肉眼的分類、深達度が判定されます。


2009年4月25日星期六

肺がん闘病

検査方法や超音波検査、病理学的な細胞を採取して行う検査など色々あります。卵巣がんの治療の方法は、抗がん剤を使用したり、化学療法を行ったり、進行が進んでいる場合は、卵巣の摘出手術を行うこともあります。
末期のガンでないかぎりは外科的手術をしなくても、漢方を使った漢方療法や、免疫療法などが行われているようです。
子宮にはその左右に卵巣という臓器がついており、これらに発生するがんを卵巣がんと言います。卵巣がんはある程度腫大するとか腹水が貯留するなどがんが蔓延してから、初めて自覚的な症状がでるため早期診断しにくいがんであり、当院の症例でも半数以上が進行がんで診断されている悪性腫瘍です。また卵巣がんと良性の卵巣腫瘍との鑑別は難しく、手術で摘出?検査してから初めてがんと診断される場合も多くあります。
このように卵巣がんの診断や治療は難しく、取り上げるべき問題点は数多くあるのですが、卵巣腫瘍の診断の方法や発想を理解して頂くために、1. 卵巣がんの分類、2. 良性腫瘍との鑑別が難しい、について下の「II. 卵巣がんの問題点」で取り上げます。ここでは主に卵巣がんの一般的な診断?治療について述べます。
初期症状
腹部膨満感肥満妊娠等、理由がないのにお腹が膨れてきた場合
腹部腫瘤自覚自分で触って下腹部にしこりが触れる場合
検診異常    検診で下腹部に腫瘍があるとか卵巣が腫れているといわれた場合
診断の為の検査 画像診断
超音波?CT?MRI等の画像診断で腫瘍の大きさや内容の性状を検査します。また腹水や胸水の貯留の有無や明らかな転移病巣の有無等、がんの進行の程度を調べます。1cm以下の小さながんは解らない場合があります。検査をしてから1週間以内には結果がわかります。
腫瘍マーカー
卵巣が腫大した状態?卵巣腫瘍を良性の腫瘍か悪性のものか区別する際に、有用な血液検査として腫瘍マーカーがあります。CA125?CA19-9等が主な腫瘍マーカーで、これらが異常な高値を示す場合には悪性の可能性が高いとされています。治療前に高値を示した腫瘍マーカーは治療中?治療後に繰り返し検査して、治療効果の判定や経過観察に利用します。検査してから1-2週間くらいで結果がわかります。
細胞検査?組織検査
腹水や胸水が溜まっている場合には、これらを一部採取してがん細胞の有無を調べます。がん細胞があれば確実にがんと診断されます。また膣内?腹部?鼠径部など採取しやすい場所に転移病巣がみられる場合にはこれを一部採取し組織検査する場合があります。
治療手術
卵巣がんの手術は治療目的の腫瘍摘出と同時に、がんの進行期を診断する目的でも行います。手術前に卵巣がんとわかっている場合や手術中に卵巣がんと診断された場合には、子宮+両側附属器(卵巣?卵管)+大網?骨盤内~傍大動脈リンパ節+虫垂等を摘出するのが標準手術とされており、これに加え進行期確認の目的で腹腔内のがん細胞の有無を検査するため腹水細胞診も行います。また肉眼的に見てがんの転移と思われる部分も出来る限り摘出します。これらの摘出したものを十分に検査し、最終的ながんの進行期や組織型を診断し、手術後の追加治療を検討します。がんが明らかに広がっていて全部摘出できない場合には、手術を縮小して抗がん剤治療を行う場合もあります。
化学療法
卵巣がんは比較的化学療法が有効ながんで、その治療には多くの抗がん剤が使用されています。中でもシスプラチン?カルボプラチンと呼ばれる白金製剤は特に有効であり、現在では卵巣がん治療の中心となっています。またタキソールやタキソテールと呼ばれるタキサン系薬剤も有効であり、現在は白金製剤とタキサン系薬剤とを併用するのが、卵巣がんに対する第一選択化学療法の世界標準とされています。主な副作用としては吐き気?嘔吐、脱毛、手足のしびれ、白血球や血小板減少があります。これらの副作用が強い場合には化学療法を変更したり中止したりすることがあります。
卵巣がんは組織型という顕微鏡による検査で分類するのですが、卵巣は様々な組織が混在する臓器であるため、そこに発生する卵巣がんは膨大な種類に分類されています。その発生母地から上皮性卵巣がん、性索間質性卵巣がん、胚細胞性卵巣がんの3つに分け、それから組織学的に細かく分類するのが一般的ですが、ここでは卵巣がんの組織型分類と化学療法に対する感受性について述べます。
卵巣がんはその発生母地から上皮性?性索間質性?胚細胞性の3つに分類するのですが、1991-2000年の間の当院治療症例の頻度をみると上皮性が93.8%、性索間質性が1.4%、胚細胞性は3.8%でした。また上皮性の中でも漿液性が39.4%、粘液性が13.4%、類内膜型が23.3%、明細胞性が11.6%でした。つまり卵巣がんの組織型の内訳は上皮性が大半を占め、さらに全体の80%以上が漿液性?粘液性?類内膜型?明細胞性の4大組織型ということになります。
卵巣がん治療の中心は手術と化学療法ですが、化学療法で中心となる抗がん剤は白金製剤です。卵巣がんは組織型によりこの白金製剤に対する感受性が異なり、漿液性?類内膜型?胚細胞性等の高感受性の組織型と、粘液性?明細胞性等の低感受性の組織型に分類することができます。このように卵巣がん治療において、組織型は大変重要な意味を持ちます。また卵巣がんのその他の組織型の抗がん剤の選択等、詳細は担当医にお尋ね頂けましたら幸いです。
良性腫瘍との鑑別が難しい
当院には他の病院で「卵巣腫瘍」とか、「卵巣の疑いがある」と言われた患者さんがよく相談にみえます。皆さん「手術しないでがんの診断はできないのか」とか、「腫瘍マーカーは正常なのになぜ手術が必要なのか」とか言われますが、超音波検査等画像診断や腫瘍マーカー検査の結果がなければ何も解りませんし説明もできません。ここでは1)なぜ良性の卵巣腫瘍と卵巣がんは手術しないと鑑別できないのか、2)画像診断や腫瘍マーカーの考え方、3)卵巣腫瘍の治療方針、について述べます。
なぜ良性の卵巣腫瘍と卵巣がんは手術しないと鑑別できないのか
画像診断で明らかに転移がある場合は別ですが、悪性腫瘍の診断は原則的に病理組織学的に行われます。このため手術前にがんの診断をするには、腫瘍の一部を採取し病理組織検査を行わなければなりません。例えば胃がんや大腸がんなら内視鏡でがんの部位から組織を採取できます。例えば子宮頚がんなら膣からがんが確認できるため容易に組織が採取できます。では卵巣がんは組織採取ができるのでしょうか?
卵巣は腹腔内に小腸や大腸、子宮等と共にあります。膣から直接針を刺して、または腫瘍が大きい場合には腹部から針を刺して組織を採取することは不可能ではありません。しかし、悪性腫瘍であった場合には針を刺したことでがん細胞が腹腔内に蔓延することになります。
前述の様に、がん細胞が腹腔内に蔓延していることは卵巣がんの進行期にも用いられており予後を左右しかねない因子です。針を刺したことでがんが進行する可能性を考えれば、このような検査が一般に行われていないことが御理解頂けると思います。
画像診断や腫瘍マーカーの考え方
卵巣腫瘍と卵巣がんは原則的に手術で腫瘍全部を摘出し、病理組織検査により鑑別します。しかし実際には手術前に「卵巣がんの疑いがある」とか「良性卵巣腫瘍の可能性が高い」と説明されます。これは主にCT?MRI?超音波検査等の画像診断や、CA125やCA19-9等の腫瘍マーカー検査により予想されています。
良性卵巣腫瘍の場合は腫瘍の内容が水?粘液?血液?脂肪等で一様の場合が多いに対し、卵巣がんの場合には水?粘液?血液の成分の他に充実部と呼ばれる部位が認められる場合が多くあります。これは良性腫瘍の場合には腫瘍細胞自体は増殖しませんが、これらが産生する水?粘液?脂肪等が腫瘍内に貯留するため腫瘍自体が増大するのに対し、がんの場合には産生する水?粘液?血液等が腫瘍内に貯留すると同時に、腫瘍細胞自体が増殖するため腫瘍が増大します。充実部はこの腫瘍細胞自体の増殖により形成されると考えられ、画像診断ではこの充実部の有無を検索することにより、良性の卵巣腫瘍か卵巣がんかを予想します。
腫瘍マーカーは、がん特異抗原と呼ばれるがん細胞から放出されていると言われている物質の血清内(血液内)濃度を測定しています。臨床において悪性疾患の病勢を反映することが多いため、多くの悪性腫瘍に様々な腫瘍マーカーが用いられていますが、腫瘍マーカー各々によって測定する物質が異なるため正常値や安定性が異なります。卵巣がんで主に用いられている腫瘍マーカーはCA125やCA19-9と呼ばれるもので、卵巣がんの病勢をよく反映し、また血液検査で簡便なため広く用いられています。
良性の卵巣腫瘍と卵巣がんとを鑑別する際に、というより卵巣腫瘍を認めた場合には必ず腫瘍マーカーは検査します。正常値であれば良性の卵巣腫瘍の可能性が高く、高値であれば卵巣がんの可能性が高いと判定するのですが、良性腫瘍でも腫瘍マーカーが上昇場合もあり、また月経周期や腹痛等の症状によって変動する等、値が不安定で1回の検査では確定できない場合もあります。
卵巣腫瘍の治療方針
以上の様に手術前に良性の卵巣腫瘍と卵巣がんとを鑑別するのは非常に難しいのです。このため卵巣がんの可能性がありますが経過観察しましょう」とか、「良性の卵巣腫瘍の可能性
が高いですが手術しましょう」、というよく解らない説明をせざるをえない場合があります。では説明を受ける患者さん側としては、どう考えれば良いのでしょうか?
私達が手術を勧めるのは、1)卵巣がんの可能性がある、2)腫瘍が大きい、または今後大きくなることが予想される、3)腹痛?生理痛(月経困難症)等の症状や不妊症等他の病気の原
因になる、場合だと思います。手術を勧められた場合には、どの項目にあてはまるのか担当医に確認するのが良いと思います。
経過観察をすすめる場合は、1)良性の可能性が高く症状もない場合、2)自然に消失する可能性がある場合です。画像診断でも腫瘍マーカーでも悪性を示唆する所見がなく、症状もな
ければ早急に治療する必要がなく、経過観察を勧められます。また卵巣は卵胞で卵を育てて排卵してと性周期により形態が変化します。一時的に卵巣腫瘍を認めても自然に消失する場
合も多く、「手術をしたけど腫瘍はなかった」では話になりません。
以上、良性の卵巣腫瘍と卵巣がんとの鑑別について簡単に述べました。手術するか経過観察
するかの判断は、やはり診察をして検査を把握していなければ適確な判断ができないため、疑問があれば検査結果や診断根拠について、直接担当医に質問されるのがよいと考えます。
女性で自分の家系に卵巣がんの人がいる方は、卵巣がんの発生するリスクが高くなります。病気を発症する危険を高めるものをリスク因子と呼びます。
一親等(母、娘、あるいは姉妹)に卵巣がんの人がいる場合、卵巣がんの発生するリスクが高くなり、一親等と二親等(祖母あるいは叔母)の両方に卵巣がんの人がいる場合、卵巣がんになるリスクはさらに高くなります。また、一親等の中で卵巣がんの人が2人以上いる場合は、リスクがいっそう高まります。卵巣がんの中には、突然変異という変化を起こした遺伝子が次の世代に引き継がれて、それが原因で卵巣がんが発生する場合があります。
細胞の中にある遺伝子には、親から引き継がれた遺伝情報があります。遺伝性の卵巣がんは、卵巣がん全体の約5%~10%を占めています。現在まで明らかにされている遺伝様式には、卵巣がんのみが遺伝する様式、卵巣がんと乳がんが遺伝する様式、そして卵巣がんと大腸がんが遺伝する様式の3種類があります。
遺伝子に発生した変化をみつけだす検査法はすでに開発されていて、がんになるリスクが高い人では、同じ家系にある人をこうした遺伝子検査で調べる場合があります。
腫瘍の自覚症状は意外に分かりにくい
卵巣に出来る腫瘍には色々な種類がありますが?その8割が良性のもので?卵巣がんと呼ばれている悪性の腫瘍は実に残りの2割程度といわれています。最近では、年々卵巣がんにかかる人は、増えているのですが、特徴として、都市部に住んでいる女性に多いという傾向がわかってきました。最近の研究ではライフスタイルと卵巣がんの関連性について研究が進められているそうです。


肺がん闘病


卵巣がんの自覚症状は、お腹が張ったような感じがするとか、おしっこが近いとか、下腹の部分に、しこりのようなものがある気がするといったようなあまり痛みを伴わない症状が多


肺がん闘病

いといわれています。このため卵巣がんは、自覚症状がわかりにくいことから、卵巣がんであることがわからないまま、病院に来て検査を受ける方が多いそうです。

肺がん闘病


最近多いのは、子宮内膜症から卵巣がんに進行してしまうというケースも増えているようなので、痛みが無くても、体に少しでも異変を感じたら、そのまま放っておくのではなく、早

肺がん闘病


めに病院に行くほうがいいかもしれません。良性の腫瘍ならいいですが、卵巣がんに進行して悪性の腫瘍になってしまうと死亡率が上がってしまいます。


肺がん闘病

早めにキチンと検診を受ける
卵巣に出来る悪性腫瘍のことを卵巣がんといい、近年少しずつですが、発生確率が増えてき


肺がん闘病

ているといわれています。卵巣がんというのは、女性特有の病気です。初期症状は自覚症状が無い場合が多く、お腹が張ったような感じや、下腹のしこり、頻尿などといったような痛

肺がん闘病


みを伴わない症状が多いとのことです。卵巣がんで腹水がたまった状態になると、転移していたり、末期のがんになっていることもあります。そうなると、専門医がいる病院で検査し

肺がん闘病


なければなりません。卵巣というのは、親指くらいの大きさの臓器です。女性の体の左右に一つずつあります。卵巣がんの検査の方法は、腫瘍マーカーなどの科学的な


脳腫瘍髄膜腫

1)外科療法
卵巣がんは手術によって診断が確実にできます。また、がん細胞のタイプや拡がりの程度がわかり、その後の治療方針が決まります。卵巣がんの手術は転移の状態、年齢などによって異なりますが、次のような方法のうちから普通(1)と(2)が行われ、さらに(3)と(4)が行われることがあります。
(1)卵巣の切除
片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。
(2)大網(たいもう)切除
大網とは胃から垂れ下がって、大小腸をおおっている大きな網のような脂肪組織です。大網は卵巣がんの転移が最もよくおこる組織であり、切除しても実害はありません。
(3)後腹膜リンパ節郭清(かくせい)
後腹膜リンパ節は卵巣がんの転移がおこりやすい部位のひとつです。転移が疑われるリンパ節を採取して検査することをサンプリングといい、リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することをリンパ節郭清といいます。
(4)腸管などの合併切除
腹腔内の転移をできるだけ切除するために、大腸、小腸、脾臓などをがんと一緒に切除することもあります。
2)放射線療法
高エネルギーX線を身体の外から照射する外照射と、放射性リン(32P)の溶液を腹腔内に注入して内部から腹膜の表面を照射する方法があります。卵巣がんでは手術後の残存腫瘍に対して、以前はよく放射線療法が行われましたが、最近では化学療法のほうが主に行われています。しかし、脳に転移した腫瘍に対しては放射線治療が行われます。
3)化学療法(参照:がんの薬物療法)
抗がん剤を使う治療を化学療法といいます。抗がん剤は手術でとりきれなかったがんに対する治療として使われます。卵巣がんは、成人のがんの中では抗がん剤が比較的よく効くがんのひとつです。抗がん剤は内服、あるいは静脈注射で投与されます。また、直接腹腔内に注入されることもあります。いずれの場合でも、抗がん剤は血液中に入り全身に広がって作用します。抗がん剤はがん細胞に強い障害を与えますが、正常の細胞にも影響を与え、副作用をおこします。抗がん剤を繰り返し使うことによって、がん細胞が完全に消滅することもありますから、効果がある限り、ある程度副作用がおこるまで使用します。卵巣がんによく使われる抗がん剤の副作用として、血液中の白血球と血小板の減少、貧血、吐き気や嘔吐、食欲の低下、脱毛、手足のしびれなどがおこります。


治療は病期、年齢、がんの組織型、がん以外の病気の有無などによって異なります。病状に応じて現在、最も有効と認められている治療は標準的治療と呼ばれています。難治性のがんでは、標準的治療は満足できる結果を多くの場合もたらすことができません。そのためさまざまな新しい治療法が研究され、試みられています。

新しい治療法はよりよい治療を目指して行われますが、必ずしも標準的治療よりもよい結果をもたらすとは限りません。新しい治療法の試みは、担当医だけで行うのではなく、多くの専門家の管理のもとで「臨床試験」として行われます。新しい治療と標準的治療を比較する臨床試験を比較試験といいます。比較試験の結果、新しい治療が優れていることがわかれば、新しい治療を標準的治療とします。

これから卵巣がんの治療を受ける場合は、「現在の標準的治療」を受けるか、「臨床試験中の新しい治療」を受けるかどちらかを選ぶことになります。

7.病期(ステージ)別治療
I期
手術によってがんのある卵巣を切除します。片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と、両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。

手術後、摘出物の顕微鏡的検査の結果、卵巣以外にがんが転移していないことがわかって、はじめてI期であることが確定します。

このような手術によって、I期であることが確定した場合、手術後、化学療法を行って再発を予防する試みは臨床試験として行われています。
II期
手術は両側の卵巣、卵管、子宮を転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には直腸を含めて切除することもあります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると、顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。

手術後、大網とリンパ節の顕微鏡的検査の結果、転移していないことがわかれば、はじめてII期であることが確定します。

このような手術によってII期であることが確定した場合、手術後、化学療法を予防的に行って治癒率を改善しようとする試みは臨床試験として行われます。
III、IV期
III、IV期のがんは進行がんとして同じように治療が行われます。III、IV期のがんは転移が広範囲にあるため、手術によって完全に切除することはできません。しかし、一部のがんが残ってもできるだけ多くのがんをとり除いたほうが症状を改善できるため、全身状態が耐えられれば、できるだけ多くのがんを切除します。病状によっては手術で大部分のがんがとれる場合もありますが、開腹したけれどほとんど何もとれずに終わる場合もあります。手術前の検査によって、開腹しても切除は難しいと予測される場合は、まず化学療法を行ってがんを縮小させてから手術する方法もあります。

手術は両側の卵巣、卵管、子宮を、転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には、直腸を含めて切除することもあります。大網、後腹膜リンパ節、脾臓、大腸、小腸の一部を転移したがんと一緒に切除することもあります。

手術後、残された腫瘍に対する治療として化学療法が行われます。化学療法の際は、標準的治療法で行うか、新しい治療法を臨床試験として行うかを選ぶことができます。

初回手術で切除できずに残ったがんが化学療法によって縮小し、切除可能となった場合には再手術が行われることもあります。
再発
再発は治療により一度消失したかにみえたがんが再び増殖して見つかるようになった状態です。再発に対して以下の治療法のひとつが行われます。
(1)手術
再発が一部に限局している場合は、その部分を切除するだけで、再びがんのない状態が長く続くことがあります。再発が広範囲でがんを切除することができない場合でも、症状を和らげるための手術(例えば、胃瘻造設のための手術)を行うこともあります。
(2)化学療法の臨床試験
最初の抗がん剤が非常に有効であった場合は、再発に対しても同じ抗がん剤が効きますが、再発に対する化学療法は症状緩和のひとつとして行われます。最初用いた抗がん剤が効果がなかった場合は新薬を用いることが多くなります。新薬を用いる場合は臨床試験として行われます。腹水を抑えるために、腹水をとった後、腹腔内に抗がん剤を注入することもあります。
(3)放射線療法
脳転移した腫瘍に対しては化学療法でなく放射線の照射が有効です。
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生する腫瘍(いわゆる“がん”)です。リンパ系組織とは、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織?臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんを大きくまとめて呼ぶ名前で、その中に含まれる個々の疾患の臨床経過や治療反応性、あるいは予後は大きく異なります。ですから、自分にとって最適な治療を選択するためには、?悪性リンパ腫の中のどのような病型(タイプ)ですか??と、まずは医師に質問することが重要です。
I期
I期の治療法は以下になります:
middot;臨床経過観察。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;外照射。
middot;組織内照射。
middot;高密度焦点式超音波治療の臨床試験。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
II期
II期の治療法は以下になります:
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;ホルモン療法併用または非併用する外照射。
middot;組織内照射。
middot;ホルモン療法併用または非併用する放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;ホルモン療法後に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
III期
III期の治療法は以下になります:
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;ホルモン療法。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法、あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
IV期
IV期の治療法は以下になります:
middot;ホルモン療法。
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;臨床経過観察。
middot;睾丸摘除術と併用した放射線前立腺摘除術の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

脳腫瘍髄膜腫


再発前立腺がんの治療法
再発前立腺がんの治療法は以下になります:
middot;放射線療法。

脳腫瘍髄膜腫


middot;放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
middot;ホルモン療法。
middot;骨の痛みを和らげる緩和的療法としての疼痛治療、外照射、ストロンチウム89

脳腫瘍髄膜腫


などの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。

脳腫瘍髄膜腫

このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

脳腫瘍髄膜腫


前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。


脳腫瘍髄膜腫

 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が


脳腫瘍髄膜腫

んに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7

脳腫瘍髄膜腫

8%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。


2009年4月24日星期五

肺がん免疫療法

浸潤がんと非浸潤がん
がんが少葉や乳管の中に限られていて、周囲に広がっていない状態を「非浸潤がん」と呼びます。非浸潤がんは乳がん全体の約10パーセントほどですが 転移もなく手術により100%治りますので、予後(治療により治る可能性や生存率)の良い乳がんです。
これに対して、乳管の中で増えたがん細胞が、周囲の組織との境(基底膜)を破壊して広がって行くものを「浸潤がん」と呼び、乳がんの90%がこれに属します。 下記の通り、このタイプは3種類の通常型浸潤がんと、稀な特殊型浸潤がんに
分けられますが、これらのどの型かで治療後の予後も違ってきます。

非浸潤性乳がん 浸潤性乳がん
乳管内がん
少葉がん
嚢胞内がん
ページェット病
通常型浸潤がん

乳頭腺管がん
充実腺管がん
硬がん
特殊型浸潤がん

粘液がん
髄様がん
浸潤性少葉がん


再発と遠隔転移
乳がんを放置しておくと、脇の下のリンパ節に転移し「がん細胞」が血液やリンパの流れに乗って、骨?肺?肝臓?脳など遠くの臓器に転移してしまいます。これを遠隔転移といいます。
肺に転移が認められた場合は「乳がんの肺転移」または 「転移性肺がん」と呼び、「肺がん」ではありません。初回の手術で、最も適した手術法が取られても、残念ながら再発する場合があります。これを「再発乳がん」と呼びます。
再発には、手術をした乳房に再発してくる局所再発と、乳房以外の他の臓器に再発してくる遠隔転移があります。がんの再発は、初回手術から2~3年で起こる事が多いのですが、乳がんの場合は 5年や10年経過してからでも再発するのが特長です。
一般的には初回手術から再発までの期間が長いほうが延命効果が高いとされています。
また、再発が胸壁だけに限られている場合の手術後の5年生存率は30~50%と 比較的良好です。リンパ節などへ再発した場合は、がんが疑われる周辺組織も、 リンパ節と一緒に全て切除します。 他の臓器への再発(遠隔転移)では骨転移が多いのですが、肺や肝臓などにも転移します。稀に脳転移も認められています。
遠隔転移はそれが例え1つでも、乳がんがすでに全身に広がったことを意味します。その部分だけを取っても他の場所に再発するため、延命にはなりません。 そのため手術は行われません。

←当方の治療法は


乳癌(乳ガン)の原因がんにかかりやすい人をハイリクスファクチャーといいます。
母親や姉妹にがんになった人が居る人はハイリスファクチャーといえます。
また、食生活と栄養においても乳がんの発生?増加の因子があります。
特に近年、日本も食生活の欧米化で、バターやチーズ等の乳製品を多く摂取するようになり、乳脂肪中のコレステロールが卵胞ホルモンの過剰分泌を促し、がんを誘引しているのではないかと考えられています。
さらに、肥満と深く関係があり、特に閉経期以降の肥満は乳がんの促進因子となります。乳がんになりやすい因子(リスクファクター)として以下の様なものがあげられます。

40代以上の未婚者
初潮の時期が早く閉経年齢が55歳以上
初産年齢が30歳以上
標準体重よりプラス20%以上の肥満
乳がんや良性乳腺疾患の既往がある
家族に乳がんになった人がいる
←当方の治療法は


乳癌(乳ガン)の症状乳がんは早期の発見につとめ、ダメージの少ない手術を受ける事ができれば、 ほとんど障害を残さずに救命可能な、がんです。
乳がんになりやすい因子をたくさん持っている人(ハイリスクファクチャー)は 予防を心がけ、残念な事に「がん」になったとしても、その初期症状を見逃さないようにすることです。 以下は主な症状です。

乳房にしこりがある
乳がんに見られる最も重要な症状は乳房のしこりで、90%以上の人に認められます。しこりが5mm~10mmぐらいの大きさになると、注意深く触るとわかります。 乳房に痛みの無いしこりを認めたら、乳がんを疑って専門医を受診しましょう。ただし、しこりがあるから全て乳がんであるというわけではありません。

えくぼのようなへこみがある
乳がんが乳腺の外に広がって乳房提靱帯に及ぶと、その部分の皮膚が萎縮して、へこみができます。しこりの周囲の皮膚を指で軽く寄せると、その中央がへこんでえくぼの様に見えます。圧迫しなくても自然にへこむ場合もあります。

腫れがある
広がったがんによって皮膚の下にあるリンパ管が部分的に、あちこちふさがり、溜まったリンパ液のため皮膚が盛り上がって毛穴がへこむために、まるで、オレンジの皮のように皮膚が黄色、毛穴がめだってきます。

部分的に赤みをおびている
がんが広がる事によって、皮膚の微少血管もふさがるので充血が起こり、その部分が赤みをおびてきます。

皮膚がくずれて潰瘍ができている
がんが皮膚に及ぶと、皮膚がくずれて腫瘍や潰瘍ができたりします。

乳頭にへこみやかたよりがある
ここ数ヶ月間に乳頭にこうした変化が起こってきている人は要注意です。がんが乳頭の裏にでき、裏側から乳頭をひっぱられて現れる症状です。 乳頭は乳輪の中心にあってやや下の方を向いているのが一般的ですが、がんの出来ている方の乳房では、乳頭の向きがかたよっている事があります。 これも、がんの出来ている方に乳頭がひっぱられるからです。

乳頭がただれている
授乳に関係無い時期や年齢なのに、痛みの無いただれや湿疹のようなものが乳頭にできたら、乳頭のがんであるページェット病の疑いがあるので、要注意です。

妊娠?授乳期ではないのに分泌物が出る
片方の乳頭で1個または2~3個の近い乳管口からだけクリーム状や透きとおった液体が出てくる場合には注意いてください。 特に血の混じったような液体が出てくる場合には、しこりを作らないタイプの早期乳がん(非浸潤性)の唯一の症状であることもありますから、注意してください。

←当方の治療法は


乳癌(乳ガン)の検査自己診断
月経が終わった4~5日前後くらいの、乳房がはっていないときを選びます。

目で見る
鏡の前に正面を向いて立ち、両手を下ろした状態でさゆうの乳房の形、大きさ、皮膚の出っ張りやへこみ、乳頭の形などをチェックします。
両手を上げた状態で(1)と同じようにチェックします。
横向きになり、横からもチェックします。
触れてみる
上半身を起こした状態で、調べる側の手を下ろしたまま、反対側の手で円を描くようにしこりが無いか、乳房全体をまんべんなくさわる。反対側も行う。
同じ状態で、今度は調べる側の手を上げて(1)と同じようにチェックします。
仰向けに横になり①②と同じようにチェックします。
乳輪つまんで分泌物が無いかをチェックします。
定期健診




30歳を過ぎた女性は、1年に1回の専門医による定期健診を受けてください。自分では見つける事が困難な小さなしこりが発見される事があります。 また専門医がしこりを触診する事で「乳がんの疑いの有無」がある程度はわかります。




乳房撮影(マンモグラフィー)
乳腺や脂肪組織などの軟部組織を写しやすくするために、低電圧のⅩ線で撮




影する被曝量を少なくした装置で、コントラストのはっきりした写真が撮れる画像診断図です。画像には、病変部そのものの像(直接所見)と、病変があるために2次的に現れる像(間接所見)とがあります。




乳管撮影
乳頭から異常分泌が認められた場合、行います。分泌のある乳管口に細い針を入れ、0.5~1mlの造影剤を注入し乳房撮影を行う方法です。




超音波検査(エコーグラフィー)
乳房の皮膚の上から超音波をあて、反射した音波の強さを画像として記録し診断します。この検査法では、触診ではわからない小さなしこりを発見する事が できます。また、乳腺組織の発達している女性では、乳房撮影(マンモグラフィー)よりもこの超音波検査の方がしこりを発見できます。




皮膚温測定(サーモグラフィー)
乳房から発生する赤外線を感受する装置を使い、乳房内の血管の分布状態やしこりの温度変化を熱画像でとらえるものです。しかし、炎症があるだけでも陽性変化をするなど、現時点では信頼性に欠けます。




腫瘍マーカー検査
乳頭の分泌液を採取し、腫瘍から生産された特有の物質であるCEAの値を 調べます。その他に、血液中の乳がんかから分泌される特異物質(腫瘍マーカー)を検査します。



穿刺吸引細胞診
分泌のある乳管口から微少なファイバー製の内視鏡を入れて直接乳管内を観察し異常があればその部位の細胞を採取して調べます。
当センターにおける乳がん治療は、乳腺外科、化学療法科、放射線科、精神腫瘍科、臨床腫瘍病理部の連携によって最適な治療法の組み合わせに基づいて行われています?平成4年7月の開院から11年が経過しました。平成15年度末に乳がん手術総数は2000例を超えます?乳がんの臨床におけるさまざまな課題を克服すべく臨床研究を進めています?平成14年度は223例の初発乳がん患者の外科治療を施行しました?昨年の手術総数に比べて12%
増加しました?臨床的リンパ節転移陰性(以下、N0)で腫瘍径5cm以下の早期乳がんは171例(77%)でした?腫瘍径の大きい乳がんやリンパ節転移を疑う乳がんには、積極的に術前薬物
療法を施行して腫瘍の縮小化を計り、乳房温存の可能性を画像検査にて評価の上手術を施行しています?乳房部分切除(乳房温存)は140例で、乳房全切除は79例でした?全症例中の乳
房温存率は63%で昨年度と同じでした?平成10年1月からN0乳がんを対象としてセンチネルリンパ節生検の臨床研究を開始しました?現在までに700例のセンチネルリンパ節生検を施行
しました?200例のを経て、平成11年7月からは、組織学的センチネルリンパ節転移陰性の場合に腋窩リンパ節郭清を省略する腋窩温存を施行しています。不必要なリンパ節郭清を行わ
ずに、術後リンパ浮腫などの後遺症の予防に心掛けています?本年度は
138例の乳がん症例にセンチネルリンパ節生検を施行して、この内110例(80%)が腋窩温存と

肺がん免疫療法

なりました?腫瘍の悪性度に応じて補助化学内分泌療法や温存乳房への放射線照射を施行しています?センチネルリンパ節生検に関する第III相臨床試験が欧米で進行中ですが、米国では

肺がん免疫療法

センチネルリンパ節生検がN0乳がんの外科基本手技として定着しつつあります?組織学的センチネルリンパ節転移陰性乳がんの予後の検討と腋窩温存後の後遺症について注意深く経過観

肺がん免疫療法

察を続けています?不必要な外科的侵襲を避けて患者さんに優しい医療の実践を目指し、乳がん治療の個別化に結びつく臨床研究を進めていくつもりです?
乳癌(乳ガン)とは?日本女性では乳がんにかかっている人は胃がんに次いで多く、今世紀に

肺がん免疫療法

は、女性にのがん死亡原因のとして、乳がんが最も多くなると予測されます。
世界的に見ても乳がんになる人は増加しており、女性が最もかかりやすいがんの第1位です。

肺がん免疫療法

乳がんは必ずしも女性だけがかかる病気ではありません。
男性も乳がんになります。しかし、その割合は全体の0.5~1%にすぎません、割合からいえ

肺がん免疫療法

ば圧倒的に女性に多い病気です。
乳腺組織に発生するがんは大きく2つに分ける事ができます。

肺がん免疫療法

一つは母乳を作り出す腺房から発生するがんで少葉がんと呼ばれるのもです。
もう一つは、母乳を乳口まで運ぶ乳管から発生する乳管がんです。

肺がん免疫療法

乳がんの約90%は後者の乳管内がんで、残りの10パーセントは少葉がんと特殊型と呼ばれる稀ながんで占めています。


脳腫瘍診断治療

ガン患者。とりわけぼくのような慢性骨髄性白血病の初期症状の患者に対しては、積極的にその病名を告知するべきだと強く思う。患者ははっきりとした病名を知ることによって、自分が受けている治療がどのようなものであるのか、また自分がどのような状態であるのかを自分自身によって調べることができる。病気への正確な知識を、患者は絶対に身につけなければならない。
ぼくは、病名を知らないが故の苦い体験をしたことがある。
退院して数ヶ月。ぼくは二週間に一度病院へ行きながら、家では毎日900万単位のインターフェロンによる治療を行っていた。食欲もなく、仕事ができるどころではなかった。毎日、家にこもり、ベッドに横になる毎日を繰り返していた。
ところが三回目のマルク(骨髄穿刺という検査)で、病状は劇的に改善した。マルクを受けると骨髄、つまり血液の元になる細胞にどれくらいの割合で悪い細胞があるかわかるのだそうだが、最新のマルクの結果、悪い細胞がわずか2%になっていたのだ。入院当初は約8割が悪い細胞だったので、この結果にぼくは希望を持った。毎回受ける血液検査でも、白血球の数は3000前後で、正常値の範囲内を維持している。先生は「とてもよく効いている。これなら注射を減らせるかもしれない」と言った。やった、治るんだ。治るに違いない。
ぼくは、インターフェロンの量を毎日600万単位に減らすことになり、さらに一ヶ月後にはその量は300万単位に減った。徐々に食欲も回復し、少しずつではあるが気力が沸いてきた。血色もよくなってくるのが、自分でもわかった。
このとき、ぼくは思ったのである。もうぼくは治ったのではないか。そうだ、そうに違いない。普通の人と血液の状態も全然変わることはない。病院の先生は相変わらず注射を打つように言うけれども、そもそもこのインターフェロンのせいで、ぼくは体調を崩したのだ。それが証拠に、注射の量が減るに従い、体調はよくなっているじゃないか。この注射さえなければ、普通の生活に戻せるかもしれない。そうだ、注射を止めてみよう。それで様子を見て、結果がよければ病気でもなんでもなかったのだ。
ぼくはもらったインターフェロンを冷蔵庫に入れたままにして、注射を止めてしまった。そして、わくわくしながら次のマルクを受けた。
果たして結果は凶と出た。悪い細胞は40%に増えていたのである。すぐさま、インターフェロンの量を900万単位に戻すように指示された。先生が「減らすのは失敗だったかなあ」とつぶやくのを、ぼくは内心動揺しながら黙って聞いていた。誤診でもなんでもない、ぼくは間違いなく病気であり、先生の指示に従わなかったことこそ大きな間違いだったのだ。
数ヶ月前に感じていた希望は吹き飛んだ。注射の量が増えるにつれ、再び食欲がなくなり、気分も滅入ってきた。発熱、倦怠感に加えて、今度は頭髪が抜けはじめた。脱毛はインターフェロンによって顕著にあらわれる副作用のひとつである。これは本当にショックだった。シャンプーをするたびにいつまでもいつまでも髪が抜けた。浴室の排水溝があっという間に自分の髪の毛で埋まって、ぼくは滅入りながら、それを掃除した。寝床につき、翌朝目がさめるとシーツが黒く見えるほど大量の髪の毛が落ちている。手櫛で髪を梳くたびに不自然な量の髪の毛が手にまとわりついた。脱毛がはじまって二週間も経つと、地肌が透けるほど髪が薄くなり、鏡を見るのが苦痛になった。頭髪が抜けることがこれほど気分を落ち込ませるとは思わなかった。
もし、ぼくがきちんと自分の病名を「慢性骨髄性白血病」とわかっていたなら、そしてその病気がどのようなものか、きちんと理解していたなら、決して注射を止めてみるような無謀なことはしなかっただろう、と今になってみれば思う。慢性骨髄性白血病は化学治療によって、普通の人と変わらない血液状態になることがある。これを血液学的寛解と専門用語では呼ぶ。だが、それは一時的なもので、数年後には急激に病状が悪化し、急性骨髄性白血病と同様の症状が現れ(これを急性転化という)、死に至るのである。化学治療は基本的には時間稼ぎであり、それによって治癒するわけではない。できるだけ急性転化を遅らせることが主眼の治療なのだ。もちろん、これらの知識はそのときにはまったくなかった。
陰鬱な日々が再びはじまったその頃になって、ようやくぼくは自分がどんな病気なのか、きちんとしたところを知りたいと思った。だが、参考になるような本など手元にはない。パソコンの前に座るのも億劫だったけれど、以前に聞いたことのある「骨髄移植」「白血球増多症」「血液疾患」などのキーワードをもとに、インターネットで検索してみた。その結果は、驚くべきものだった。「白血球増多症」などという病名はどこにもない。自分の症状や、受けている治療と照らし合わせて考えると、一番可能性の高い病名は「白血病」だった。そして、白血病はとてつもなく恐ろしい病気だったのだ。
次の診察の時に「ぼくは白血病ではないのですか」と先生に聞いた。先生はしばらく考えてから「恐らくそうでしょう」と言った。予想はしていたとは言え、ぼくは驚きを隠せず絶句した。家に帰り、両親にそのことを告げると、両親はあらかじめぼくが白血病である可能性が高いことを、病院から知らされていたという。ぼくの精神状態を考えて、敢えてそのことを告げなかったというのだ。
両親の配慮を責めることはできなかったけれど、ぼくはもっと早くに告知されるべきだったと思う。たとえ本人に知らせなかったとしても、遅かれ早かれ患者は自分の病気についてわかってくる。むしろ、自分の病気を知らないがゆえに判断を誤ることさえあるのだ。ぼくはまさにその轍を踏んだ。
自分の病気を知ることで絶望に打ちひしがれるかもしれない。それでも、あえて自分の病気について患者は知るべきだ。敵を知らなければ闘うことはできない。そして、白血病との闘いは長いものなのだ。
とはいえ、やはりその頃ぼくは絶望のどん底にいた。1997年の年が明けても、心は落ち込むばかりだった。
白血病(急性リンパ性白血病/慢性リンパ性白血病/急性骨髄性白血病/慢性骨髄性白血病 骨髄異型性症候群)
血液は3種類の血球(赤血球、白血球、血小板)と液体成分の血漿(けっしょう)でできています。血球は全て造血幹細胞とよばれるさまざまな血球に分化?成熟していく機能を持つ細胞から造られます。造血幹細胞は主に骨髄にあります。
白血病とはこの造血幹細胞ががん化して無制限に増殖してしまう悪性腫瘍です。
白血病は一般的に臨床経過または検査所見により急性白血病と慢性白血病に分類されます。さらに白血病細胞の種類により骨髄性とリンパ性に分類されます。他に骨髄でがん化した不完全な血球しか作ることができなくなってしまう骨髄異型性症候群という病気があります。
つまり一言で白血病と言いますが、白血病は実際には急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病に分類され、他に白血病の前段階である骨髄異形成症候群という病気があるということになります。
急性骨髄性白血病/急性リンパ性白血病
急性白血病になると骨髄で造られる造血幹細胞ががん化し骨髄ががん化した白血病細胞のみで占められてしまい正常な血液細胞がほとんど造られなくなり、血管中にも流出するようになります。
そのため全身の血液でも白血球、赤血球、血小板が減少してきます。骨髄では白血病細胞が充満してしまいます。
急性白血病は早期に発見されれば治癒する可能性は高いのですが、経過が急激であるため発見が遅れると急速に進展してしまいます。
骨髄性白血病とリンパ性白血病の割合は小児では1:4でリンパ性が多く、成人では4:1で骨髄性白血病が多く見られます。 【急性骨髄性白血病?急性リンパ性白血病の症状】
急性骨髄性白血病や急性リンパ性白血病の症状は、正常な血液細胞が造られないために起こる症状と、白血病細胞が異常増殖するために現れる症状があります。
正常な白血球は細菌やウイルスが体内に侵入した際にそれを排除する免疫の役割をもつ細胞です。急性白血病により白血球が減少することで感染症にかかりやすくなったり、原因不明の発熱が起こることがあります。
正常な赤血球は全身に酸素を運ぶ働きをします。そのため急性白血病により赤血球が減少することで、動悸、息切れ、全身の倦怠感、顔面蒼白などの貧血症状が現れます。
血小板は出血を止める機能を持っています。急性白血病により血小板が減少すると歯茎や鼻から出血したり、出血斑ができたり、青あざができやすくなります。
白血病細胞が増えたために起こる症状としては、脾臓や肝臓が腫れてお腹が張ったり、腰が痛くなったり、骨や関節の痛みが出たり、歯肉が腫れたり、頭痛や吐き気が起こることがあります。【急性骨髄性白血病?急性リンパ性白血病の診断】
白血病が疑われる場合には、まず血液検査を行い各種血液細胞を数え、異常細胞の有無をチェックします。血液検査の結果が正常ではなかった場合はさらに骨髄穿刺(こつずいせんし)が必要になります。
骨髄穿刺とは、胸骨または腰骨に太い針を刺して骨の中心部分から骨髄液をとり、白血病細胞の有無を顕微鏡で調べるとともに骨髄性の白血病なのか、リンパ性の白血病なのか等の確定診断を行います。
さらに染色体検査や遺伝子検査、表面マーカーといった白血病細胞の特徴をさらにはっきりさせる検査を行います。
これは、白血病のタイプによって治療方法が異なるためです。
【急性骨髄性白血病?急性リンパ性白血病の治療】
強力な抗がん剤による完全寛解(骨髄中の白血病細胞が5%未満になり他臓器への浸潤もなくなる状態)を目的とした治療である寛解導入療法を行います。
白血球が減少して感染症にかかりやすくなるため無菌室で治療は行われます。
急性前骨髄性白血病(APL)というタイプの白血病では、活性化ビタミンAのレチノイン酸という薬を使って、白血病細胞の分化を促進して成熟させ自然死に導く「分化誘導療法」が効果的です。抗がん剤ではなくビタミンAなので口が渇いたり皮膚が赤くなる程度の副作用しか現れません。
いずれの場合でも早ければ数週間で完全寛解になる可能性があります。1回の治療で完全寛解にならなければ2回以上同じ治療を繰り返し行います。
-寛解時の治療-(急性白血病の治療)
完全寛解になると骨髄や血液の中には、ほとんど白血病細胞が見られなくなりますが、それでもまだ1億以上の白血病細胞が残っていると考えられます。そのため寛解後療法として「地固め療法」「維持?強化療法」と呼ばれる化学療法を引き続き数年間行います。
地固め療法は導入療法と同様の強力な抗がん剤を使用するため、入院のうえ行われます。維持?強化療法は再発を予防するために行う治療で、通院でも行うことができます。
白血病細胞に特定の染色体異常があったり、寛解までに時間がかかった場合には再発してしまう可能性が高くなります。
患者さんの年齢が50歳くらいまでで全身状態が良好で臓器機能が正常であれば、白血球の型(HLAといいます)が一致した健康な方(ドナー)から正常な造血幹細胞を採取し、静脈から輸血をするように体内に入れ破壊された骨髄と入れ替えていく「造血幹細胞移植」が行われることもあります。
急性白血病で行う造血幹細胞移植には大量の抗がん剤と放射線を用いて、体内にある全ての白血病細胞とそのほかの正常な血液細胞を壊す必要があるため、体力がなければ治療に耐えることができないため対象となる年齢が50歳くらいまでに制限されてしまいます。
-再発時、不応時の治療-(急性白血病の治療)
白血病の再発時には前回効果が見られた治療法を再度行うことがあります。
それでも効果が出ない場合、または不応時には治験薬(実験段階の薬)を使うなど新しい治
療を試みます。
いずれにせよ白血病の治療中は白血球が減るためウイルスや細菌に感染しやすくなってしま


脳腫瘍診断治療

います。そのため体を清潔に保つことが大切ですし、規則正しい生活を送る必要があります。さらに、免疫力を賦活させることが大切です。


脳腫瘍診断治療

慢性骨髄性白血病/慢性リンパ性白血病
慢性白血病は、白血病細胞が分化?成熟する力を保っていて増殖スピードも穏やかです。4


脳腫瘍診断治療

~5年の初期段階ではほとんど症状が無くゆっくりと進行するため慢性期と呼ばれていますが、その後は急性に転化し、症状が現れるようになります。

脳腫瘍診断治療


急性白血病と違い、慢性白血病は治癒させることが困難な病気です。
慢性骨髄性白血病?慢性リンパ性白血病の症状】

脳腫瘍診断治療


慢性白血病の初期ではほとんど無症状です。この時期には健康診断などの血液検査で白血球数が異常に増加しているために発見されることが多いようです。


脳腫瘍診断治療

慢性白血病により白血球数が増加するに従い、全身倦怠感、夜間の異常発汗、体重減少や脾臓が腫れて胃腸を圧迫し腹部の膨満感が現れることもしばしばあります。


脳腫瘍診断治療

慢性リンパ性白血病では急性白血病同様の白血球や赤血球、血小板の減少による症状が現れることがあります【慢性骨髄性白血病?慢性リンパ性白血病の診断】

脳腫瘍診断治療


急性白血病と同様、血液検査と骨髄穿刺が行われます。
【慢性骨髄性白血病?慢性リンパ性白血病の治療】


肺がん原因

確定
診断には内視鏡検査が必要となってきます。
内視鏡検査は発見に一番有力な検査です。図4は内視鏡写真です。
左側は通常の観察で発見された白色のポリープようの食道がんです。右側はルゴールという色素を散布した写真で、白色域が広がっているのがわかります。この白色域全部が食道がん
です。
このように、内視鏡検査では、正常な食道粘膜はルゴールに反応して黒く染まるという特 
治療があります。前者は主に粘膜内にとどまる早期の癌に対して行われ、手術や放射線に較べて患者さんの身体的負担が格段に少ないのが特長ですが、食物の通過障害があるような進行癌には適用されません。
一方、放射線治療は早期癌から進行癌まで全ての病期の食道癌を治療することができます。1990年代初頭まで、放射線だけで治療を行っていた時代の放射線治療成績は不良でした。1990年代中期より抗癌剤と放射線治療の同時併用による「化学放射線療法」の成績が
手術群(S)30名
術前の治療を行わず、最初から手術を行う。
という2つの治療を行った群を比較しています。
以上のように化学放射線療法は手術に匹敵する治療法ですが、高齢であったり、内臓機能が悪かったりして抗癌剤が使えない場合があります。
図5は京大の西村らが1999年に米国の癌学会誌「Cancer」に発表したデータです。
T1食道癌(癌の進行が食道壁の粘膜下層までにとどまっている)という早期の食道癌患者さん13名(図2のstage Iに相当)について外照射+腔内照射という治療を行った結果を示しています。
を加えることにより手術の成績に匹敵する成績が得られていることがわかります。
これらのデータから 「手術をしなくても食道癌を治すことができる」ということがおわかりいただけたでしょうか。
これらの科学的な根拠があるにもかかわらず、主治医からの説明で「放射線は効かない手術
あります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
外照射。 組織内照射 高密度焦点式超音波治療の臨床試験。
放射線療法の臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験に
ついての情報は入手できます。
II期の治療法は以下になります
通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
臨床経過観察。 ホルモン療法併用または非併用する外照射。 組織内照射。
ホルモン療法併用または非併用する放射線療法の臨床試験。 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
ホルモン療法後に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
の治療法は以下になります: 外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
ホルモン療法。通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。
臨床経過観察。 がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法、あるいは経尿道的前立腺切除術。
ていないということにもなりません。あくまで、前立腺がんを発見するきっかけとなるひとつの指標です。PSAの測定法にはさまざまありますが、よく使われているタンデムR法では4~10ng/mlがいわゆる「グレーゾーン」といわれており、その場合には25~30%にがんが発見されます。ただし4ng/ml以下でも前立腺がんが発見されることもあります。PSA値が10ng/mlを超える場合には50~80%にがんが発見されます。100ng/mlを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、さらには転移も疑われます。
PSA検査は前立腺がんのスクリーニング検査としてはもっとも有用と考えられています。検診としてPSA検査を受けて頂く場合、PSA値が正常値以下であった場合の再検診の時期は、
以下では年1回、1.0 ng/ml以下では3年ごとが推奨されています。(前立腺癌診療ガイドライン2006年版 日本泌尿器科学会編 金原出板)値に異常が認められる場合、専門医は肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認する直腸診、あるいは肛門から専用の超音波器具を挿入する経直腸的前立腺超音波を行い前立腺がんの疑いがあるか検討します。
確定診断のための前立腺生検値あるいは直腸診、経直腸的前立腺超音波検査により前立腺がんの疑いがある場合、年齢も考慮しながら最終的な診断を行うために前立腺生検が実施されます。近年では超音波をガイドにして前立腺を描出しておき、細い針で前立腺を刺し、6ヵ所かそれ以上から組織を採取する「系統的生検」が一般的です。これは画像で異常がない場所からも前立腺がんが発見されることが多々あり、診断率を高めるためにある程度の本数が必要だからです。
顕微鏡検査で前立腺がんと診断された場合、前立腺がんは腫瘍の悪性度をわが国における食道がん罹患数は90年で男性8040人、女性1619人で男女比5対1で男性に多く、年齢層では男性60歳代、女性70歳代にピークがあります。
死亡率はほぼ横ばい状態で、人口10万人あたり80年は男性10人、女性2人、97年も男性10人、女性1?4人となっています。
しかし近年、診断技術のみならず手術術式や術後管理の進歩、さらに有効な治療法の開発より、食道がんの治療成績も飛躍的に向上しています。ですから早期発見、早期治療がきわめ
の方が治療成績が上」ということを言われる患者さんが多いようです。
確かに1990年代以前に発表された「放射線治療単独」の治療成績は手術の治療成績に及びませんでしたが(ただし、この時代には手術のできない高齢者や臓器機能に問題のある患者さんがもっぱら放射線治療を受けていたという経緯があり、放射線治療を受ける患者さんの背景に著しい偏りがあったことを忘れてはなりません)化学放射線療法が手術とほぼ同等の成績を上げていることはここにあるデータからも明らかです。
「手術の方が化学放射線療法より治療成績が上」であることを科学的に証明するには手術
前立腺がんとラテントがん
前立腺がんは、年をとることによって多くなるがんの代表です。前立腺がんの中には比較的進行がゆっくりしており、寿命に影響を来さないであろうと考えられるがんも存在します。もともと前立腺がんは欧米に多い病気ですが、実はこのようなおとなしいがんに関しては欧米でも日本でも地域差はないといわれています。他の原因で死亡した男性の前立腺を調べてみると日本人でも70歳を超えると2~3割、80歳を超えると実に3~4割に前立腺がんが発生しているとされています(このようながんをラテントがんと呼んでいます)。このような高齢者に発生する前立腺がんの25%から半数程度はおそらく寿命に影響を及ぼさないがんと考えられています。がんの中にもこのような生命に異常を来す可能性の低い場合もあるとい
うことです。一方で悪性度の高いがんは時間の経過とともに進行し、臨床的に診断されるようになります。この頻度には人種差があり、米国黒人ではもっとも頻度が高く、次に白人が
高いとされています。
前立腺がんの原因と予防
前立腺がんの確立したリスク要因は、年齢(高齢者)、人種(黒人)、前立腺がん家族歴とされています。動物実験などから、アンドロゲンが前立腺がん発生に重要な役割を果たして
いるのではないかと考えられてきましたが、現在のところ、疫学研究ではこの仮説に一致する結果は得られていません。最近では、IGF-1によってリスクが高くなる可能性が指摘され
ています。
食事?栄養素に関しても、現状では確立された要因はありませんが、リスク要因として脂
質、乳製品、カルシウム、予防要因として野菜?果物、カロテノイド(なかでもリコペン)ビタミンE、セレン、ビタミンD、イソフラボンなどが候補に挙げられています。喫煙、体
格身体活動についても、関連の可能性が探られています。
症状他のがんと同じように早期の前立腺がんに特有の症状はありません。あるとしてもその
多くはも考慮しながら最終的な診断を行うために前立腺生検が実施されます。近年では超
音波をガイドに
前立腺肥大症に伴う症状です。具体的には排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感(排尿後、尿が出切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。このような症状があり、たまたま病院を受診した際に前立腺がんの検診が併せて施行され、検査の結果、前立腺がんが発見されることがほとんどです。また前立腺がんが進行しても転移がない場合の症状は前立腺肥大症と大差はありません。
前立腺がんは進行すると骨に転移しやすいがんです。前立腺自体の症状はなく、たまたま腰痛などで骨の検査をうけ、前立腺がんが発見されることもあります。また肺転移によって発見されることもあります。
診断検査前立腺がんの診断に関して、最も重要なのは前立腺特異抗原(PSAピーエスエー)とよばれる腫瘍マーカーの採血です。PSAはとても敏感な腫瘍マーカーであり、基本的に前立腺の異常のみを検知します。PSA値の測定は前立腺がんの早期発見に必須の項目です。ただPSA値が異常であれば、そのすべてががんになるというわけではありませんし、逆にPSA値が正常の場合でも前立腺がんが発生していないということにもなりません。あくまで、前立腺がんを発見するきっかけとなるひとつの指標です。PSAの測定法にはさまざまありますが、よく使われているタンデムR法では4~10ng/mlがいわゆる「グレーゾーン」といわれており、その場合には25~30%にがんが発見されます。ただし4ng/ml以下でも前立腺がんが発見されることもあります。PSA値が10ng/mlを超える場合には50~80%にがんが発見されます。100ng/mlを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、さらには転移も疑われます。
PSA検査は前立腺がんのスクリーニング検査としてはもっとも有用と考えられています。検診としてPSA検査を受けて頂く場合、PSA値が正常値以下であった場合の再検診の時期は、PSA値が1.1 ng/ml~正常値以下では年1回、1.0 ng/ml以下では3年ごとが推奨されています。(前立腺癌診療ガイドライン2006年版金原出板)
値に異常が認められる場合専門医は肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認する直腸診、あるいは肛門から専用の超音波器具を挿入する経直腸的前立腺超音波を行い前立腺がんの疑いがあるか検討します。
確定診断のための前立腺生検値あるいは直腸診、経直腸的前立腺超音波検査により前立腺が

肺がん原因


んの疑いがある場合年齢て重要です。食道がんの自覚症状は
食道がんの自覚症状として最も多いものは、ものを飲み込んだときのつかえ感です。これ


肺がん原因

は、水やお茶などの液体は飲み込めますが、ご飯、肉や魚などの固形物がとおりにくいような症状のことです。


肺がん原因

進行がんではより強く症状がでることがあるので、早めに病院を受診する必要があります。
その他に比較的多くみられる症状は、嚥下障害(うまく飲み込めない)、胸の不快感、胸

肺がん原因


痛、吐きけや嘔吐、食欲低下、体重減少、声のかすれ、胸焼けなどです。何か気になる症状があれば、我慢せずに病院を受診することをお勧めします。


肺がん原因

また、とくに表在がん(早期がん)は、自覚症状がない段階で発見される患者さんが多いのも、食道がんの特徴です。これは検診、定期検査や他の病気の検査中に偶然みつかる場合が


肺がん原因

多いようです。
どうやって食道がんを発見するか

肺がん原因


食道がんを発見する方法として、代表的なものはレントゲン検査と内視鏡検査です。
レントゲン検査は、バリウムを飲んでレントゲンを撮る食道造影検査です。図3の造影写真


肺がん原因

にみられる約4?大のポリープようの病変が食道がん(表在がん)です。造影検査の診断は進行がんでは比較的容易ですが、早期がんでは難しいことがよくあります。したがって、


2009年4月21日星期二

脳腫瘍術後言語

治療の開発に積極的であり、つねにより有効な治療、有益な治療に取り組んでいます。
B.乳癌は増えているのか
日本における乳癌の頻度は増加の一途をたどっており、現在1年間に約3万6千人の方が乳癌と診断されています(1999年全国調査)。罹患率は全国ででは大腸癌についで第2位、大阪では第1位です。また乳癌による死亡も現在日本の女性の癌による死亡の第4位(大阪では第5位)にあたります。検診による早期乳癌の診断率の向上や、食生活などの生活の欧米化、晩婚に伴う初産年齢の上昇などが原因と考えられています。
4.乳癌の症状
乳癌が疑われる契機のところに記したように、乳癌の主な症状は乳房のしこりです。痛みに関しては通常は伴いません。乳癌の方で痛みがある場合、併存する乳腺症によることが多いと考えられます。したがって痛みがある、あるいは痛みが出てきたということが、乳癌が進行しているということを意味しません。しこりの大きさは病状とある程度関係します(一番重要な因子ではありませんが)。通常短期間で(例えば診断がついてから入院待ちの間に)急速に増大することは考えにくいですが、何ヶ月あるいは何年も無治療で放置すればしこりは大きくなり、外からみても異常が判るくらいになります。また潰瘍といって、乳癌細胞が皮膚を破って外に露出し、浸出液が生じ、悪臭や出血をともなうようになることもあります。 しこりをつくらないタイプの乳癌もあります。その場合レントゲンでのみ異常陰影としてわかる場合と、乳首から血性の分泌液がでる場合とがあります。このような場合、しばしば診断に難渋することがあります。一般にこのようなタイプの乳癌はタチが良いことが多く、どうしても診断が困難な場合はやむを得ず厳重に経過観察のみをすることになります。 また特殊なタイプの乳癌でパジェット病という乳癌があります。これは乳首を中心に湿疹様の病変が拡がる病期です。 その他、稀ですが転移病巣から乳癌がわかる場合があります。代表的な例はわきのリンパ節がはれてくる場合です。他臓器の癌や悪性リンパ腫など外の疾患でもこのような事はありますが、乳癌はわきのリンパ節へは比較的転移をきたしやすいので、注意が必要です。 乳癌を治療せず放置した場合、しこりが大きくなるばかりでなく、周囲の組織に広がり、リンパ管を通ってわきのリンパ節や首のリンパ節、さらには血管を通って肺、骨、肝臓などの臓器へ転移して増殖し命を脅かすことになります。
5.乳癌の広がり(病期)
乳癌の広がりを表す方法として大きく4段階にわける方法がとられます。詳しく説明すると専門的になります。大体の目安としては、しこりの大きさが2cmまでのものは1期、2cmを超えて5cmまでのものは2期、5cmをこえるか、乳房の皮膚に変化のあるものは3期、乳腺以外の臓器に転移があるものは4期となります。多くの乳癌は第2期です。最近は検診の普及により第1期の乳癌が増加しています。図に現在の日本における乳癌の病期分類を示します。
乳癌の治療と副作用 手術療法
乳癌治療の中で手術療法は大きな役割を占めています。手術は大きくは乳房切除術と乳房温存手術があります。 乳房切除術は癌のできた乳房をすべて取り除く手術です。さら大胸筋や小胸筋といった胸の筋肉を切除するか残すかで細分されますが、当院では、筋肉に浸潤があるなど特殊な場合を除いて、乳房切除術は主に大小胸筋を温存する”Auchincloss(オーキンクロス)法”を行っています。しこりの大きさが比較的大きな方や、しこりは大きくなくても顕微鏡レベルで癌細胞の乳腺内の広がりが大きいと考えられた場合に乳房切除術が選択されます。 一方、乳房温存手術は現在当院での乳癌手術の約3分の2を占めます。しこりを含めてある程度の範囲の乳腺を切除しますが、乳房のふくらみを残すことができ、変形は残るものの美容上好ましい手術法です。欧米の大規模な臨床試験によって、比較的しこりの小さな乳癌に対しては乳房切除をしても乳房温存療法をしても生存率が変わらないことが明らかにされ、日本でも乳癌に対する手術は温存手術が標準的におこなわれるようになりました。乳房温存手術の場合、残した乳腺内に癌細胞が遺残することがあり、将来的に残した乳房内にまたしこりができることがあります。後述しますが、これを防止する目的で術後に残した乳房に約5週間放射線をあてます。 また最近はセンチネルリンパ節生検という方法で、腋のリンパ節をごく一部しかとらない方法もあります。詳細は後述しています。 腋のリンパ節を取り除いた場合、腕や肩の痛みやしびれ、運動障害が生じることがあります。これは術後のリハビリテーションによりある程度回復が見込めます。また腕のむくみ(リンパ浮腫)を生じることがあります。リンパ浮腫に関しては残念ながら有効な予防法や治療法がありませんが、最近は系統的なマッサージ(複合理学療法といいます)でむくみを軽減させることが可能になってきました。時期や程度に応じて、外科外来?看護外来?病棟、リハビリテーション室で適宜指導を行なっています。 乳癌の手術は消化器癌の手術と比較するとずっと負担が少なく、約2時間の手術で、輸血を要することはほとんどありません。翌日には食事も可能で歩くことも可能です。術式によっても違いますが、術後2日から1週間くらいで退院が可能です。社会復帰や、家の仕事などもすぐに戻っていただくことが可能です。
放射線療法
乳癌治療において放射線療法は①乳房温存手術後に残存乳房に対して行う、②乳房切除術後に胸壁に対して行う、③再発?転移をきたした場合、その部位(例えば首や腋のリンパ節、皮膚、背骨その他の骨など)にあてるなどの場合があります。乳房温存手術後に残した乳房に照射することで、また残した乳房にしこりができる率を下げることができます。当院では原則的に術後照射をおこなっています。照射は外来通院で約5週間かかります。重篤な副作用は通常ありません。照射部位の皮膚炎(日焼けのようなものです。)や、まれに放射線による肺炎などが副作用としてあげられます。乳房をすべて切除した場合方へは通常術後の放射線療法は行ないませんが、もともとのしこりが5cmを超える場合、リンパ節移転が多い場合には、術後照射を併用することがあります。そうすることによって生存率の改善がみられたとの報告があるからです。再発?転移をきたした場合は薬による治療が中心となりますが、場合により放射線を併用します。又、一部の早期乳癌に対しては研究治療として術後照射を省略しています。 化学療法
いわゆる抗癌剤の治療のことをさします。術後再発を防止する目的で行なう場合(補助化学療法といいます)と再発?転移をきたした場合に行なう場合があります。乳癌に対して効果が認められている抗癌剤は多岐にわたり、いろいろな種類の抗癌剤を使用します。使用する抗癌剤によってみられる副作用やさまざまでその程度も違います。必ずしも脱毛やむかつきなどがあるわけではありませんが、強い抗癌剤の場合はほとんど髪の毛は抜けます。吐き気は個人差がありますが、2~3日は気分がすぐれないかもしれません。また血液中の白血球(体内に侵入してきた細菌を殺すなどの働きをします。)という成分が減少したり、口内炎や下痢などをひきおこすこともあります。高い熱が出る場合は注意が必要です。当院では外来化学療法室で、専門のスタッフのもとで化学療法をおこなっています。 内分泌療法
乳癌治療においては、女性ホルモンを抑制するような薬剤も頻繁に使用します。これを内分泌療法といい、抗癌剤同様再発防止目的で使う場合(補助内分泌療法といいます)と再発?転移をきたした場合に行なう場合があります。一般に内分泌療法は化学療法と比べ副作用は軽度です。更年期症状が主な副作用です。長期投与に伴って、脂肪肝やそれに伴う肝機能障害、血栓症、子宮体癌の発生、骨粗鬆症、性生活への影響などがあります。 現在乳癌治療においては手術単独で済むことは少なく、多くの場合化学療法あるいは内分泌療法あるいはその両方を併用しています。 治療をしない方法
残念ながら治療を受けることなく乳癌を治す方法はないと考えられます。他に重篤な疾患がある場合など特殊な場合を除いては何らかの形で治療は必要です。また、いわゆる補完代替医療、民間療法といったもので効果がみられることはもしかするとあるかも知れませんが、一般にはおすすめはできません。 乳癌の治療法の選択
代表的な治療については前項で説明しました。標準的には乳癌の治療は手術(乳房を部分的、または全部切除して腋のリンパ節を調べる)、放射線、補助療法(化学療法または内分泌療法あるいはその両方)の組み合わせです。再発?転移をきたした乳癌の場合は薬(抗癌剤あるいはホルモン剤)による治療がなされます。ここでは特に大阪府立成人病センターで特色のある治療方法について記します。 腫瘍径が小さい場合(センチネルリンパ節生検について
乳癌の標準的な手術ではしこりの部分の切除に加えて腋のリンパ節を腋の脂肪ごと10個から20個とります(腋窩リンパ節郭清といいます)。これは乳癌においては腋のリンパ節への転移がみられるためです。しかししこりが小さい方の場合は、リンパ節をとってみても転移が見られる可能性はあまりありません。逆に腋窩リンパ節郭清をすることによって、手術をした方の腕の痛みやしびれ、むくみなどの症状がみられることがあります。当院では、センチネルリンパ節生検という方法を用いて、数個のリンパ節のみを調べることで腋のリンパ節に癌が転移しているかどうか判定しています。つまり、もしも癌が転移しているとすれば、まず癌細胞が最初に流れ着くと考えられるリンパ節を見つけ出してそのリンパ節(センチネルリンパ節と呼ばれます)を調べます。センチネルリンパ節に転移がなければそれ以外のリンパ節にも転移はないので、それ以上リンパ節をとりません。転移があった場合のみ通常どおりの腋窩リンパ節郭清を行います。こういう方法によって多くの乳癌の患者さんが不必要な腋窩リンパ節郭清を避けることができるようになりました。センチネルリンパ節生検は近年急速に広がってきた手術方法です。当院では現在しこりの大きさが3cm以下の乳癌に対しておこなっています。また現時点ではこの治療方法は標準治療ではなく、高度先進医療としておこなっています。 腫瘍径が大きい場合(術前化学療法)
しこりが大きく、病巣を完全に取り除くためには乳房をすべてとらなければならないような場合で、それでも乳房温存療法を希望される方の場合には術前化学療法という方法があります。しこりが大きな方の場合、手術のあと基本的に再発防止のための抗癌剤治療を受けることが勧められています。この術後にするべき抗癌剤治療を術前にする方法を術前化学療法といいます。うまく抗癌剤が奏効してしこりが小さくなれば乳房温存手術が可能となります。欧米でのいくつかの大規模な臨床試験の結果、手術を先行して術後に化学療法をしても、同じ化学療法を術前にしてから手術をしても生存率は変わらないということが明らかとなりました。したがって術前化学療法を行うことによって、生存率を下げることなく乳房温存療法が可能となり得るわけです。当院では術前化学療法にも積極的に取り組み、しこりの大きな方の場合でも約7割の方に乳房温存療法を行い得ています。また術前化学療法には、抗癌剤の効果を直に知ることができる(術後におこなう化学療法の場合、病巣は取り除かれているために効果があるのかないのかわからないまま抗癌剤治療を続けているわけです)という利点もあります。術前化学療法による乳房温存療法も、研究段階の治療として行っています。
転移?再発をきたした乳癌の場合
残念ながら乳癌の転移?再発をきたした場合には根治的な治療は非常に困難です。手術は原則として適応とはなりません。このような場合は薬(抗癌剤またはホルモン剤)による治療法が中心となります。ただ既存の薬剤で再発した癌細胞をすべて殺すこと困難ですので、治療の目標は、再発に伴う症状が少なく、通常どおりの生活ができる状態を少しでも長期間維持することとなります。幸いこのような場合でも乳癌の進行は他の癌とくらべ緩やかであるため、多くの患者さんが病気をもったまま社会生活を続けています。また、乳癌の治療薬はいろいろな種類があり、ひとつの治療が効果がなかったとしても、違う治療を考えることができます。また場合によっては開発段階の治療薬を使用することも考えられます。
その他…研究治療について当科では、より良い治療の確立を目指して標準的な治療以外に研究的治療や検査も行っています。研究内容は十分吟味されたものであり、患者さまに不利益のないよう考慮しています。その中には多施設での共同研究(主として薬物療法に関するものや、乳房温存療法における乳房CTの有用性についての研究、温存術後非照射前向き試験など)も数多く含まれています。また当施設独自の研究も、CT?MRIによる腋窩リンパ節転移診断の研究や、組織内照射(術中に残存乳房内に10本前後の針を留置し、術後短期間で照射を終了する方法)等を行っています。これらの研究について、患者さまに協力を依頼することがあります。これまで、乳房温存療法の確立やセンチネルリンパ節生検などは、我が国では当院が中心的な役割を果たしてきましたが、これらも患者さまのご協力抜きでは実現しなかったものです。 大阪府立成人病センターの乳癌の成績
大阪府立成人病センターでは、現在年間約280例の乳癌手術を行っています。2004年の乳癌手術は295例でした。2004年12月までに3190例の乳房切除術と1874例の乳房温存手術を行ってきました。乳房温存手術は1986年より開始し、現在年間約200例は乳房温存手術となっています。また1995年からは術前化学療法を導入し温存手術の向上に努めてきました。これまで当院で行った乳癌手術の5年生存率は86.3%、10年生存率は77.2%でした。病期別にみてみますとの10年生存率はそれぞれ92.8%、85.6%、75.0%、47.9%、28.6%でした。また1985年
まで、1986年から1995年まで、1996年以降と年代別の成績を各病期別にみてみますと、特にの成績が上がっていることがわかります。
乳がんチームについて
当院での乳癌診療は、乳癌専門医師5名が中心となっていますが、平成19年度より乳がん認定
看護師1名が加わり術前治療方針の決定から、入院手術、術後治療の決定、術後治療、一連の治療に関わる身体的?精神的サポート(看護)も含めチーム医療を実践しています。毎週火
曜日は、乳がんチームの病棟回診を行っています。また、乳がん看護外来や、リンパ浮腫外来も行っています。治療方針の決定や、実際の治療にあたっては、乳癌スタッフだけでなく
病態に応じて臨床腫瘍科(主に抗がん剤治療)、整形外科(骨転移について)、放射線診断科(診断に関する検査)、放射線治療科(術後治療や再発治療)、腫瘍精神科(精神的な諸
問題)等のスタッフと連携して診断?治療を進めています。また、緩和ケアチーム、各乳がん?疼痛?リンパ浮腫)や薬剤部、リハビリテーショなどの部門とも必要があれば協力体制
で診療にあたっています。
今後もいろいろな研究に基づき、早期診断、化学内分泌療法など薬による治療法の改良、早
期乳癌の方への縮小手術による術後の生活の質的向上など、より良い診断?治療体系の確立に努めて参りたいと思います。
乳房は胸の部分に左右1対あって、出産時には乳汁を分泌する大切な役割を持つ器官です。また、女性の象徴ともいうべき器官でもあります。乳房には乳腺と呼ばれる腺組織と周囲の脂肪組織が存在します。乳腺組織は15から20の「腺葉」に、各腺葉は「小葉」と呼ばれる部分に枝分かれし、小葉は乳汁を分泌する小さな「腺房」が集まってできています。各腺葉には乳管と呼ばれる細い管が1本ずつ出ていて、小葉や腺房と連絡しあいながら乳頭(乳首)に到達します。
乳癌はこの乳腺を構成している乳管や小葉の内腔の細胞から発生して、しだいに乳管や小葉を越えて増大していきます。癌細胞が乳管の中や小葉の中にとどまっているものを非浸潤癌、乳管や小葉を越えて外に出ているものを浸潤癌とよびます。この他癌が乳頭で湿疹様に広るパジェット病があります。この乳癌についてこれから説明していきます。
乳癌の疑いと言われた方へ 乳癌が疑われる契機
乳癌が疑われる契機としては、乳房にしこりがあるという症状が大半です。それから、乳頭から分泌物がでる場合、そして最近では乳癌検診によって異常を指摘される場合も増えてきています。ただしこのような症状があるから必ず乳癌ということではなく、良性疾患が原因であることも少なくありません。良性の場合は多くの場合経過観察のみで治療対象とはなりません。ですからこのような症状があった場合には、あるいは検診で精査を指示された場合には、必要以上に深刻にならずに、まず専門医の診察を受け、適切な診断処置をうけるようにしてください。尚、乳房の痛みを訴えて来院される方も多くみられます。痛みそのものは一般には乳癌とは無関係であり、乳腺症とよばれる乳腺の変化に伴う症状であることがほとんどです。 乳癌の診察方法
乳癌は内臓の癌と違いからだの表面にできますので、視触診(目でみる、手で触ってみる)によってもある程度診断がつきます。さらにマンモグラフィーというレントゲン検査、乳腺の超音波検査も通常行います。これらの検査は簡便であまり苦痛を伴いません。(マンモグラフィーは、乳房をはさみこんでレントゲンをとるとき多少痛みますが、強い痛みではありません。)また乳頭から分泌液がでるタイプの方には乳管造影検査(乳頭の分泌液のでる穴から造影剤を注入してレントゲンをとる)や乳管鏡検査(分泌のある穴から細いカメラを挿入して乳管の中を直に観察する)を行います。これらの検査は多少の痛みを伴いますが、正確な診断のために必要な検査です。乳腺のCTやMRI検査を行うこともありますがこれはむしろ乳癌と診断されたあとの拡がりを把握するためにおこなうことが多く、診断のために必ず必要というわけではありません。 組織検査?細胞検査
さてこれらの検査で乳癌が疑われる場合、必ず細胞診あるいは組織診とよばれる検査を行い顕微鏡でみて癌細胞が存在することを確認しなければなりません。細胞診とは、注射器をしこりに刺して吸引することによって病変部分の細胞を採取する検査です。通常診察に引き続きその場で行います。痛みは伴いますが数秒でおわります。多くの場合はこの検査によって乳癌の診断を得ることができます。 組織診断は細胞診で確定診断が困難な場合に行います。針生検と摘出生検にわかれます。針生検は注射器の針よりも太めの針を用いて病変部位に針


脳腫瘍術後言語


を刺し病変部分を採取する検査です。この検査は局所麻酔が必要ですが、麻酔後の痛みはありません。通常診察室にて行います。時間は、採取する量にもよりますが、数分から数十分


脳腫瘍術後言語

かかります。また最近は針生検でも専用の吸引式の装置を用いて行うことがあります(マンモトーム生検)。この方が多くの組織を採取でき確実な診断ができます。毎週月?火曜日に


脳腫瘍術後言語

この検査を行っております。所要時間は約1時間で、検査後問題がなければ帰って頂けます。どちらの方法をとるかは担当医師の判断によります。 摘出生検は侵襲のある検査ですが

脳腫瘍術後言語


最も確実に診断を得ることができます。細胞診や針生検にてどうしても診断がつかない場合に行います。当院では毎週月曜日の午前中に手術場で局所麻酔下で行っています。時間は約


脳腫瘍術後言語

1時間前後です。 乳癌の特徴 他の癌との比較
乳癌といってもさまざまなケースがあり、タチの良いものも悪いものもあります。一般的に


脳腫瘍術後言語

は乳癌は他の臓器の癌と比較してタチがよいとされています。その理由は、①発育進行が他の癌と比べて緩やかなことが多い、②適切な治療によって多くの場合根治可能である、③残


脳腫瘍術後言語

念ながら進行している場合や再発をきたし根治が困難であっても、症状に応じた有効な治療手段があることなどがあげられます。その結果5年生存率(罹患後5年後に生存している確

脳腫瘍術後言語


率)10年生存率は他癌と比べて良好です。 また乳癌は世界的な規模で研究が進んでいる癌のひとつであり、新しい薬や治療手段が開発されています。当院でもこのような


2009年4月20日星期一

進行性肺がん

まず、性別ですが男女比が1:5と圧倒的に女性に多いのが特徴です。次に、年齢層ですが、若年者から高齢者まで広い年齢層に分布し、20歳台やあるいはもっと若年者でもさほど珍しくありません。また、後述する未分化がんを除き、一般に進行が遅く治りやすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。
乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。
甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。
甲状腺がんの種類  
甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。
なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
がんについて
正常な細胞は一定の規律をもって成長し、死んでいきます。ところががん細胞は異常で、分裂をいつまでも続け、まったく無秩序にどんどん増え続けます。
がんは、遺伝子に傷がついて起こる病気であるということがわかってきました。正常な細胞には増殖をコントロールする遺伝子があって、無制限に増殖しないようにブレーキをかけるのですが、何らかの原因で遺伝子に傷がついて、細胞の増殖をコントロールできなくなると、細胞は無秩序に増え続けるようになります。これががん細胞の特徴です。
がんは、体のさまざまな臓器や組織に発生します。がんの多くはかたまりをつくって大きくなっていきますが、造血器がん(血液がん)のようにかたまりをつくらないものもあります。体のどこかにがんが発生して、それが周囲にしみ出るように広がる「浸潤(しんじゅん))や、体のあちこちに飛び火する「転移)など、次から次へと新しいがん組織をつくることもがん細胞の特徴です。
がんの治療をして治ったようでも、そのときは残ったがん細胞がおとなしくしていただけで、時間が経って再びがん細胞が増殖してくる「再発」もあります。
また、がん組織はどんどん増殖しているので、他の正常な組織のための栄養をどんどん奪ってしまい、体は必要な栄養がとれず、衰弱してしまいます。
がん治療では、がんの種類や大きさ、部位、かたまりなのかそうでないのかなどによって、手術、抗がん剤、放射線などを単独で、もしくは組み合わせて行います。
がんの種類や進行の度合いにもよりますが、抗がん剤治療は次のような目的で行われます。
がんを治癒させるため
がんが転移?再発するのを防ぐため
がんの成長を遅らせるため
体のほかの部分へと転移しているかもしれないがん細胞を殺すため
がんによって起こっている症状を和らげるため
3.抗がん剤について
1)抗がん剤治療とは
抗がん剤治療は、内服や注射によって全身にくまなく抗がん剤を行き渡らせることにより、全身に広がる可能性のあるがん細胞や、すでに他の場所へ転移していたり、全身に広がっていると考えられるがん細胞を治療するものです。がんの種類によっては、第一選択の治療法として抗がん剤治療を行うことがあります。また、手術や放射線と組み合わせて補助的に抗がん剤治療を行うことや、がんを小さくするために手術の前に抗がん剤治療を行うこともあります。
2)抗がん剤の種類
「抗がん剤」は、その作用の仕方、作用する部位などによって、いろいろな種類に分類されます。いわゆる「抗がん剤」とは、がん細胞の細胞分裂過程に働き、がん細胞の増殖を妨げたり、細胞が成長するのに必要な物質を作らせない、あるいは過剰に産生させてがん細胞の死滅を促す「化学療法」のことをいう場合が多いです。この他にも、ある特徴を持ったがん細胞を攻撃する「分子標的薬」や、体内のホルモンの影響を受けて増殖するがんに対しては、そのホルモンを調節することによりがん細胞の増殖を抑える「ホルモン療法」なども、抗がん剤に含まれます。抗がん剤の多くは体のなかの正常な細胞にも作用するため、それが副作用となって現れてきます。化学療法は、分子標的薬やホルモン療法に比べて、一般的に副作用が強いのが特徴です。
がんの種類や状態、また個々の患者さんの健康状態によって、どのような抗がん剤治療が選ばれるかが異なってきます。がん細胞に対してより効果を発揮させるために、作用が異なる抗がん剤を組み合わせて用いることもあります。
3)抗がん剤の投与方法
抗がん剤には、錠剤やカプセル剤といった内服薬(飲み薬)と、点滴のように血管へ直接投与する注射薬があります。静脈のなかに点滴、注射するのが一般的ですが、がんの種類、状況によっては、動脈内、腹腔内、胸腔内、髄液中に投与することもあります。治療によっては、携帯用のポンプを使って、数日間にわたって持続的に抗がん剤を注入する方法もあります。
どのような間隔でいつまで抗がん剤治療を続けるかは、がんの種類、治療の目標、抗がん剤の種類や副作用の程度によって異なります。多くの場合、抗がん剤を投与する日と休む日を計画的に組み合わせ、そのスケジュールに沿って、繰り返し治療していきます。投与を休む日を加えることは、副作用を防止したり、体力や免疫力の低下などに注意する必要があるからです。もし抗がん剤の副作ありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。
3.甲状腺がんの種類  
甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。
なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
4.甲状腺がんの症状  
甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。
ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。
5.甲状腺がんの診断  
手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。
また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。
6.甲状腺がんの治療甲状腺がんの手術
乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。
遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。
一方、甲状腺未分化がんに対しては、手術よりも放射線療法と化学療法が中心的な治療となります。
甲状腺がん手術の合併症
甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除されることが多いのですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充を行います。
甲状腺がん術後の投薬
甲状腺全摘術や大部分を切除した場合には、残った甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを作れないので、チラージンSという甲状腺ホルモン剤を服用する必要があります。ただ、ホルモン剤といっても本来身体に不足している分を補うだけのことですので、副作用の心配はまったくいりません。また、甲状腺全摘術などで副甲状腺の機能低下がおこり血清のカルシウム値が低下している場合にはカルシウム製剤や活性化ビタミンD3を服用する必要があります。
1.甲状腺がんの治療成績  
未分化がんを除き甲状腺がんの予後は良好です。特に、大部分をしめる乳頭がんでは術後10年生存率が90%を越えますのでがんのうちでも最も治
りやすい部類に属します。濾胞がんもこれに準ずる高い治療成績が得られます。髄様がんは分化がんに比べるとやや不良ですが、それでも一般のがんにくらべると予後は良好です。ただ、未分化がんの治療成績はきわめて悪く今後の研究課題です。
ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織から検出されます。ヒトではこれまで100以上の型が報告されていますが、HPVは型により子宮頚癌に高率に検出される型(ハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています。
子宮頚癌の検診は、まず、子宮頸部の細胞診で行います。結果は、 Vと分けられます。 は正常。は、軽度異形成。高度異形成。は、上皮内癌。Vは、浸潤癌とクラス分けします。までが、良性。からが悪性となります。つまり軽度異形成は、ほぼHPVの感染所見のことが多く、が自然治癒し、11%がくなり、最終的に0.3%が癌になります。32%が自然治癒し、56%が存続、14%が進行するとされています。HPVの型には、より子宮頚癌になりやすい型(ハイリスク)とそうでない型があります。
そのハイリスク型は、。HPVの感染率は、統計により異なりますが、10~20代は、約50%、30~40代は、約30%。そのHPV陽性者の約半分にハイリスク型HPVが検出されております。HPV陰性例においては、異形成から癌の存在は、きわめてまれであ風邪、百日咳、水ぼうそうの人には近づかない方が良いでしょう。また、抗がん剤治療中には予防接種は避けてください。
切り傷に気をつけてください(ひげそりは電気カミソリで行うと良いでしょう)。また、庭いじり、ペットの入浴には手袋を使う、果的です。
抗がん剤の影響で骨髄機能が障害され、赤血球の数が少なくなると、貧血症状を感じることがあります。
具体的な症状としては、だるさや疲れやすさ、めまい、息切れなどです。フコイダン?沖縄生まれの「海の幸」
1「海の多糖体=フコイダン」の横顔
ガン細胞はフコイダンに弱かった!
日本人の平均寿命が世界一に向けて驀進し始めたころから、その喜びとは裏腹にガンの発生件数が増え、死亡者も増えてきました。1998年のガンによる死亡者数(厚生労働省人口動態統計発表)は、28万3921人で、第2位の心疾患の2倍に達しています。
こうした中で新たな抗ガン剤も開発されてきましたが、副作用問題などを解決できずにきた過程で化学製剤ではない、薬用キノコや薬用植物などの有効成分が探索され、抗ガン活性を示すいくつかの成分が認められてきました。その一つがβ―グルカンのような多糖(食物繊維)です。菌類や植物の多糖に抗ガン活性があるように、海の藻類の多糖にもそれが認められるのではないか!その着想からモズク、ワカメ、コンブなどの多糖類である「フコイダン」が研究対象とされ、ガン細胞がフコイダンに弱いことが明らかにされたのです。
ガンとの闘いの新局面は「ガン細胞の自殺」
フコイダンの抗腫瘍作用などが第55回日本癌学会という大きな舞台で研究発表されたのは、コンブを原料にしたフコイダンが最初です。海藻がガンに効く!海藻ということも意外でしたが、フコイダンの抗ガン作用は抗ガン剤などとは異なる作用機序(作用の仕方)をするらしいこと、すなわち、ガン細胞を「自己崩壊=自殺(アポトーシス)へ追い込む」という抗ガン作用である点も感心を呼びました。追いかけるように沖縄モズクから得られたフコイダンの抗ガン作用に関する研究発表も行われ、相前後して、沖縄モズクからは他に比して非常に純度の高いフコイダンが得られるということも明らかにされたのです。
2「沖縄モズク」にはフコイダンが豊富
沖縄特産のモズクとフコイダン
フコイダンの抗ガン作用や抗腫瘍作用、コレステロール低下作用などが順次立証されてくると、それではどんな海藻類からフコイダンを精製すべきか、機能性の優劣はどうかという問題が浮上しました。古くからの貴重な食材であるコンブは、年々需要が増える反面、収穫を増やすのは容易ではありません。そこで注目されたのが、沖縄で人口養殖に成功し、今や国内生産量の90%を占めるようになったモズクでした。全国で10数種あるモズクのうち、沖縄で養殖されているのは2種類です。
①オキナワモズク(ナガマツモ科)褐藻類。西表島から奄美大島に至る海域の特産種。
粘性に富み、太さ1.5~3.5mm、長さ25~30cm。海面に張った大きな養殖網に繁茂させます。
②モズク(モズク科。通称:いともずく。褐藻類。)
このうち白羽の矢が立ったのが、琉球大学農学部生物資源科学科の分析でフコイダンの収量が3倍強も多いことがわかったオキナワモズクです。
オキナワモズクは高純度のフコイダンが採れる
同じく琉球大学の研究によって、オキナワモズクのフコイダンの化学組成は、全糖、ウロン酸、水分であること、またその構成糖の大部分は「L-フコース」で、フコイダンの 有効作用の主軸を形成していると推定されたのです。さらに重要な事実も分かりました。     例えばコンブなどからフコイダンを調整しようとすると、ヌルヌル成分であるアルギン酸などが混入して精製には相当の困難が伴うのですが、コンブに比して約5倍のフコイダン を含むオキナワモズクでは、その問題が容易に解決できることが分かったのです。こうして純粋なフコイダンを能率的に精製する道が開かれました。
3ここまできたガンとの闘い
ガンの正体が見えてはきたが???
「早期発見、早期治療」はこれまで、ほかに決定打がないこともあって、ガン治療の切り札


進行性肺がん

と考えられてきました。しかし今、このワンパターンの図式を考え直す時期にきているのです。「フコイダンでガンが消えた!」-ガンを恐れ、完全な治療に道が開かれることを願っ

進行性肺がん


てきた私たちの胸に、これほどグサリと突き刺さる言葉も他にありません。
早期発見や早期治療の限界とは、どういうことなのでしょうか。ガンは、細胞にある遺伝子

進行性肺がん


の破損(異常)によって発生すること、また、遺伝子の破損は細胞分裂時の遺伝子のコピーミス、発ガン物質や活性酸素、放射線などが原因となることが確実視されるようになりまし

進行性肺がん


た。だとすれば、ガン細胞はすべての人の体内で常に発生しているということになります。
まだ超えられないガン治療の“その一線”

進行性肺がん


ただ、多くの場合は体に備わった免疫作用でその初期のガン細胞は排除されてしまうのですが、排除に失敗して生き残ってしまうと細胞分裂を繰り返し10年、20年の間に臨床的に

進行性肺がん


わかる大きさに成長するのです。その段階になって見つかるのですから、ずいぶん遅い早期発見ですし、すぐに治療を始めたとしても、決して早期発見ではありません。すでにあちこ

進行性肺がん


ちへ転移していると考えるのが妥当であります。しかし、同じガンでも中には転移しないものがあることがわかってきました。病理診断でそれを判断するのは非常に困難なので一律に

進行性肺がん


積極的治療法として「殺ガン」を目的に切除手術、抗ガン剤投与、放射線照射が行われてきたのです。危険を


小児脳腫瘍症状

と良いでしょう。 音楽を聴いたり、テレビを見たり、ゆっくりと腹式呼吸を行うことで吐き気が楽になることがあります。 食事の工夫 無理せずに食べられるものを探し、食事はゆっくりと時間をかけたり、少量ずつ可能な範囲で食べると良いでしょう。 料理では、とくに揚げ物、煮物、煮魚や焼き魚などを避けることで、吐き気を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序もさまざまです。がんに対する薬のタイプを2つに分類してみると、わかりやすいかもしれません。1つは、それ自身ががんを殺す能力を持ったもので、抗がん剤が相当します。一方、自分自身はがんを殺すことはできないけれども、がんを殺すものを助ける機能を持つ薬で、免疫賦活剤と呼ばれるものがそれに当たります。 「薬」は、一般に「効果」と「薬物有害反応(副作用)」の2つの作用があります。通常、私たちが薬として使っているものは、効果のほうがずっと強くて、薬物有害反応がほとんどないか、軽度です(例:風邪薬に対する胃もたれ)。しかし、「抗がん剤」と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、「副作用ばかりが強くて全然効果がない」ということかもしれません。例にあげた風邪薬は、大半の人に非常によく効いて薬物有害反応がほとんどありませんので、効果と薬物有害反応のバランスが取れています。しかし抗がん剤の場合は、効果と薬物有害反応が同じくらいという場合もありますし、また効果よりも薬物有害反応のほうが多い場合もあります。したがって、普通の薬と違って非常に使いにくく、治療を受ける側にとっては困った薬であるといえます。抗がん剤の薬物有害反応が、他の薬に比べて非常に強いことは確かです。悪心(おしん)、因として問題になるのは、クラミジア?トラコマチスという種類です。 世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。 ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増 えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になることがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で手術をしてしまった話は、時々あります。 特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらうルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。 検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液 でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織か
ら検出されます。ヒトではこれまで100以上の型が報告されていますが、HPVは型により子宮頚癌に高率に検出される型(ハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています。
子宮頚癌の検診は、まず、子宮頸部の細胞診で行います。結果は、 Vと分けられます。 は正常。は、軽度異形成。高度異形成。は、上皮内癌。Vは、浸潤癌とクラス分けします。までが、良性。からが悪性となります。つまり軽度異形成は、ほぼHPVの感染所見のことが多く、が自然治癒し、11%がくなり、最終的に0.3%が癌になります。32%が自然治癒し、56%が存続、14%が進行するとされています。HPVの型には、より子宮頚癌になりやすい型(ハイリスク)とそうでない型があります。
そのハイリスク型は、。HPVの感染率は、統計により異なりますが、10~20代は、約50%、30~40代は、約30%。そのHPV陽性者の約半分にハイリスク型HPVが検出されております。HPV陰性例においては、異形成から癌の存在は、きわめてまれであるとされています。
このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、。
第四回 人工妊娠中絶術
妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容除去です。
その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管にラミセル(硫酸マグネシウムを含む高分子材料。スポンジを圧縮したような棒)を入れます。その日は帰ってもらって、次の日の朝手術しま
す。手術の時は、頚管は柔らかくなり拡張しやすくなっています。
子供を産んだことがある人は、頚管の状態で、入れないこともあります。この前処置は、子
宮頚管を3mmぐらい開く必要があるため、痛みを伴います。しかし、この処置のおかげで、子宮頚管は開くやすくなり、手術が安全に行えます。
妊娠4ヵ月(妊娠12週)以上は、日帰りの手術は難しくなり、入院して子宮口を開いてから、陣痛をつけて分娩の形をとります。ですから、2-3日の入院が必要となり、金銭的にも精神的
にも大変です。本院では、この12週を超える中絶は行っておりません。その時は、分娩をお願いしている病院へ紹介します。
第三回 低容量ピル
避妊目的に造られ、なるたけホルモン量を減らし、副作用を少なくしたのが、低容量ピルで
す。
この低容量ピルは、主な目的は避妊ですが、それ以外にも生理痛(月経困難症)の軽減と生
理量の減少に効果があります。また、子宮内膜症の悪化、再発防止や自覚症状の改善に使われます。最近は、この使い方が増えてきました。子宮内膜症は、手術しても一時的には、改
善しても、すぐ再発することが多く、手術後や、内膜症の保存治療後に低容量ピルを使います低容量ピルの作用メカニズム
ケー-432)ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。 (3)PSK(ピー?エス?ケー)担子菌(たんしきん)カワラタケ(サルノコシカケ)の菌糸体より抽出精製した物質(タンパク多糖複合体)です。内服で用いられます。副作用がほとんどない反面、作用は弱いのが特徴です。適応は胃がん(手術例)、治癒切除例の結腸直腸がんへの化学療法との併用に限定されています。 (4)Lentinan(レンチナン)シイタケより抽出されたものです。キラーT細胞、マクロファージ、NK細胞等を誘導、活性化すると考えられています。がん患者さんの悪液質やQOL(クォリティ?オブ?ライフ:生活の質)を改善するという報告がありますが、適応は手術不能または再発胃がんにおけるテガフール(抗がん剤の1つ)との併用に限定されています。 (5)Bestatin(ベスタチン)細菌(放線菌)由来です。適応は成人非リンパ性白血病に対する完全寛解導入後の維持、強化で、化学療法剤と併用されます。 (6)Sizofiran(SPG:シゾフィラン)スエヒロタケより抽出されました。適応は、子宮頸部がんにおける放射線療法との併用に限定されています。 (7)Levamisole(レバミゾール)本来、駆虫薬として開発された物質(イミダゾール化合物)で、免疫増強効果があることが判明しました。肺がんや大腸がんの術後において、フルオロウラシル(抗がん剤の1つ)との併用で延命効果が得られたとの報告がありますが、臨床効果は確立されていません。 [効果]上記のとおりで、一部のがんで有効性が認められています。 [副作用]一部のBRM療法で発熱や白血球増多が認められますが、重篤な副作用は報告されていません。 [問題点]特定の免疫担当細胞にのみ作用するわけではないので、作用機序が必ずしも明確でありません。作用機序の科学的な解明や、評価法の見直しが必要と考えられます。6.抗体療法抗体とは、抗原に対して特異的に結合できるタンパク質で免疫グロブリンと呼ばれ、B細胞が産生します。多種多様の抗原に対して、特異的な抗体が存在します。ある抗原に対して特異的な単一の抗体を、モノクローナル抗体と呼びます。近年、モノクローナル抗体を作製する方法が確立され、この技術は医学や生物学の分野で多大な貢献をもたらしました。がんに特異的な抗原に対するモノクローナル抗体なども多数つくられ、がんの研究、治療に広く用いられてきています。 抗体は一般に、補体(抗体の反応を補って、殺菌や溶血反応を起こす血清中の因子)を介して抗体が結合した細胞や細菌等を破壊したり、マクロファージやキラー細胞による細胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療としては、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。 がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。 [効果]造血系がんである白血病に対し、細胞表面抗原に対する抗体療法が行われています。その中の報告で、成人T細胞白血病において、IL-2レセプターα鎖に対する抗体療法によって、一部の症例が完全寛解したというものがあります。また、大腸がん細胞由来のがん抗原に対するモノクローナル抗体(17-1A)を用いた、大腸がんおよび膵臓(すいぞう)がんの治療例も報告されています。そして、大腸がん手術後の補助療法として有効であったとの報告もあります。最近、がん遺伝子の1つであるErb-B2に対するモノクローナル抗体を用いた臨床応用がはじまり、注目されています。わが国でも、臨床試験が現在進行中です。 [副作用、問題点]モノクローナル抗体は、全身投与すると肝臓などの臓器に集積し、がん組織への特異的な集積の低下が認められています。また、モノクローナル抗体はマウスなどの動物を使って作製されるので、これを患者さんに投与すると、異種由来のモノクローナル抗体に対する患者さん自身の抗体(ヒト抗マウス抗体)が産生されてしまいます。 2回目以降の投与ではモノクローナル抗体が体内から除去されやすくなるために効果が激減したり、アナフィラキシーショック(異種のタンパクを投与することによるショック症状)が起こる可能性がある等の問題点があります。そこで、ヒト型抗体の作製などの試みがなされています。近年、遺伝子治療が難治性疾患に対する新たな治療法として、注目を浴びてきています。免疫療法の分野でも、抗がん免疫にかかわる遺伝子を用いて抗がん免疫を誘導、増強することを目的とした研究が盛んに行われ、欧米ではすでに臨床応用も開始されています。ここでは、欧米における免疫遺伝子治療の現状を紹介します。 現在までに、研究および臨床に応用されている免疫遺伝子治療は、大きく2つに分けられます。1つは、抗がん活性を持つリンパ球に、その効果を高める遺伝子を導入して生体内に戻す受動免疫強化療法です。 もう1つは、がん細胞にサイトカインなどの遺伝子を導入したり、がん特異も多いので、点滴の前にはトイレをすませておいたほうが良いでしょう。腕の静脈から点滴する場合 針は、血管外に漏れにくい静脈留置針を使っておりますので、腕を動かしても簡単に針が抜けてしまったり、点滴が漏れることはほとんどありません。しかし、血管がとても細くて針が入りにくいときや、血管壁がもろくて弱いようなときには漏れることもあります。 抗がん剤の種類によっては、血管の外側に漏れてしまうと皮膚に障害をきたす可能性がありますので、針が入っている部分を安静に保つよう心掛けてください。 以下のような症状があるときには、針が抜けていたり、点滴が漏れていたりする可能性がありますので、すくに看護師を呼んでください。 入っているところに痛みがあるとき皮下組織に漏れてしまった場合、抗がん剤の種類によっては処置を行う必要があります。 点滴の針を抜いた後は決してもまないで、しっかりと押さえてください。押さえ方が不十分なときには、内出血を起こすことがあります。針を抜いた後、5分間を目安に、指で押さえて止血を行うようにしてください。 点滴が終わって針を抜いたときには問題がなくても、2~3日後、針が入っていた部分に赤み、痛みや腫れなどが生じる場合があります。針を抜いた後も、数日間は変化がないか観察するようにしてください。 自宅に帰ってから、針が入っていた部分の痛みや腫れが現れてきた場合には、患部を冷たい水や湿布で冷やし、病院へ連絡してください。 中心静脈に挿入したカテーテルから点滴する場合 患者さんによっては、腕からの静脈ではなくて、中心静脈という体の太い静脈へ点滴するために、鎖骨の下の静脈、首の静脈からカテーテルを入れる場合があります。カテーテルを外に出したままにする方法と、ポートといってカテーテルごと皮下に埋め込んでしまう方法があります。ポートは、一度埋め込むと半永久的に使うことができますので、長期間点滴を行う場合や、腕からの血管が確保しにくい場合などに便利です。 腕からの点滴と同様に、点滴の刺入部に痛みがあるときや、刺入部の周りが腫れているときは、すぐに看護師に連絡してください。 4.抗がん剤治療の副作用について1」どんな副作用が起こるのか?抗がん剤(とくに化学療法に用いられる薬剤)は、どんどん分裂して増殖しているがん細胞に作用する薬です。正常な細胞でも、分裂速度の速い血液細胞や口腔(こうくう)粘膜、胃腸粘膜、毛根の細胞などは、抗がん剤の作用の影響を受けやすく、感染しやすくなったり(白血球減少による)、貧血?出血?吐き気?口内炎?下痢?味覚の変化?脱毛?皮膚の障害?爪の変化などの症状が副作用として現れます。また、心臓、腎臓、膀胱(ぼうこう)、肺や神経組織の細胞が影響を受けることや、生殖機能に影響がおよぶこともあります。 これらの副作用のうち、最も頻繁に現れる副作用は、(1)吐き気、(2)脱毛、(3)白血球減少の3つですが、副作用の起こりやすさは抗がん剤の種類によっても違いますし、また個人差もかなりあります。2」副作用を知ることについて副作用には自覚症状の無いものもあります。抗がん剤治療を行っている間は、尿や血液などの定期検査を実施して、目に見えない副作用の早期発見に努めます。 あらかじめ予想される副作用を知り、対策をたてておくことで、心の準備ができ、過剰な不安を取り除けます。 また副作用の予防ができますし、実際に副作用が起こったときにも、早く適切に対処できるので症状が重くなるのを防げます。 副作用の予防については、患者さん自身が生活上注意したり工夫したりすることで、十分に効果を上げられるものも多くあります。また、抗がん剤の特徴にあわせ、副作用を少なくするための薬がいろいろと研究?開発され、実際の診療で用いられています。ワンポイントアドバイス 医師に伝え忘れたことはありませんか?次のような方は医師にあらかじめ伝えておきましょう。薬や食べ物に対してアレルギーのある方 妊娠中、授乳中の方 これから子供をつくろうと思っている方(女性も男性も) すでに薬を使っている方(他の診療科や病院でもらった薬、薬局で買った薬を飲んでいる方 民間療法や健康食品を利用されている方 今までに薬による副作用を経験したことのある方 今までに放射線治療や化学療法を受けたことのある方 3)抗がん剤治療



小児脳腫瘍症状

の副作用と発現時期抗がん剤による主な副作用の発現時期主な抗がん剤の副作用とその対策1)吐き気?嘔吐抗がん剤による吐き気(悪心(おしん))や嘔吐は、脳のなかにある神経


小児脳腫瘍症状

が刺激されることで起こります。また、放射線治療と併用して抗がん剤治療を行うと、照射部位によっては、食道や胃に粘膜炎を起こすことで吐き気や嘔吐が起こることがあります。


小児脳腫瘍症状


<病院で処方される吐き気?嘔吐の薬>制吐(せいと)剤(吐き気を抑える薬)決められた指示どおりに内服してください。また、吐き気が強い場合に飲んでいただくものもありま


小児脳腫瘍症状

す。吐き気が強く内服が難しいときには、ご相談ください。坐薬(ざやく)を用いることも可能です。また制吐剤は、我慢せずに積極的に内服しましょう。 <患者さんの日常生活上の


小児脳腫瘍症状


工夫>吐き気?嘔吐の予防 抗がん剤治療を受ける日は食事の量を少なめにしたり、治療の数時間前は食べないようにするなどの工夫で、軽減できることがあります(特に


小児脳腫瘍症状

乳製品は消化時間が長いので、控えたほうが良いでしょう)。 体をしめつける衣服は避けたほうが良いでしょう。 吐き気?嘔吐が起きたとき 安静を心が


小児脳腫瘍症状

け、横向きに寝て体を内側に曲げると良いでしょう。また、冷たい水でうがいをしたり、氷やキャンディーなどを口に含むと効果的です。 においに敏感になっている場

小児脳腫瘍症状


合には、花や香水などのにおいが強いものは避け、また室内の換気をよくして、リフレッシュする


2009年4月19日星期日

脳腫瘍治療法

これらを併用する場合もあります。全身療法ですから転移のあるステージDが適応となります。局所進行がん(ステージC)では手術もしくは放射線治療の前に6~8ヶ月間ホルモン治療を併用する合併治療をしばしば行ないます。
経過観察
なんら治療せずに厳重に経過観察のみを行なう方法です。
治療法にはそれぞれ副作用が必ず伴いますから、現在の生活の質を大切にしたい場合、がんが微少で病理学的悪性度が低い場合、症状のない超高齢者の場合などが適応となります。
病状の進行が心配される場合にはもちろん治療を開始しますが、前立腺がんは一般的に進行が遅いためこの方法が適応となる患者さんはそれほど少なくありません。
化学療法
いわゆる抗がん剤による治療です。
副作用が強く、その割に効果が乏しいので積極的には行ないません。
ホルモン療法の効果が見られなくなった進行がんの患者さんに考慮します。稀ですが、神経内分泌がんという非常に悪性で進行の速いがんは当初より適応となります。
Chapter.7:再発の診断と治療
再発にはPSA再発と臨床的再発の2つがあります。
PSA再発
治療を行ない、正常化した血中PSA値が再び上昇してきた場合です。
限局がん(ステージA、B)では臨床的再発(リンパ節や骨への転移など)が見られる数カ月ないし数年前からみられます。PSA再発に対する標準的治療法はまだ確立していません。経過観察、放射線、ホルモン治療、化学療法などが状況に応じて考えられます。
臨床的再発
限局がんでは治療後に局所再発や遠隔転移が新たに出現した場合、進行がんでは治療により落ち着いていた病巣が再び増大したり、新しい転移巣が見られた場合です。ほとんどの場合、PSAの再上昇を伴います。治療はやはり状況に応じていろいろです。
Chapter.8:治療の副作用と対策
手術
インポテンス(ED)と尿失禁が主なものです。
EDは勃起神経温存手術により防止できる可能性がありますが、がんが大きい場合や広がっている場合は非常に危険です。尿失禁は3ヶ月で50%の人が、6ヶ月で90%の人がおおむね改善しますが、1日数枚のパッドを要する方が10%弱見られます。
放射線
1.外照射
治療中に見られる急性のものと治療後数年たってから見られる 晩期障害とがあります。
治療中の後半から尿が近い、出にくいなどの排尿障害がしばしば見られますが、これは一過性です。
晩期合併症としては放射線性膀胱炎や直腸炎による血尿、血便や痛みなどです。痔のひどい人は直腸、肛門の副作用が強くみられるようです。
2.小線源治療
治療直後の排尿困難は外照射より高度で尿閉状態になることもあります。晩期障害は軽度です。
ホルモン治療
治療方法がなんであれ、男性ホルモン欠落症状として、ED、ホットフラッシュ(ほてり:カッと熱くなり汗が出ること)、筋力低下、骨粗鬆症、うつ状態などいろいろ見られます。
女性ホルモン剤では血液凝固能の亢進、これに伴い心、血管系障害が起こることがあります。
Chapter.9:生存率
ステージにより大きく異なり、他のがんと同様にステージが進むほど悪くなります。
しかし、前立腺がんは一般に進行が遅く、いろいろな治療法があるため5年以内に前立腺がんのために命を失う確率は、ステージA、Bでは10%以下、Cでは20%以下と低い数字です。
転移があると数字は大きく下がりますが、骨転移があっても5年生存率は30%くらいです。また、転移があっても、転移巣が小さいほど生存率が良好な結果が見られていますので、ステージDといえども早期発見、早期治療は重要です。
説明文にて掲載している諸症状で思い当たる節があった場合など、
がんについての疑問?不安をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
自己判断で迷わず、まずは専門家である医師の検診を受けることをお勧めします。
Chapter.1:食道がんについて
総論
食道内面上皮より発生するがんであり、その組織の大部分は扁平上皮がん(90%以上)です。
以前は進行がんにおける治療成績や予後は他の臓器のがんより比較的不良と言われていましたが、近年著しく改善しています。
全国的統計においてリンパ節転移のない粘膜下層までのがんであれば術後の5年生存率80%以上であり、全体においても、手術でとりきれた場合の5年生存率は50%を超えるものとなっています。
特徴
1.解剖学的位置について
頸部、胸部、腹部に渡り、咽頭と胃を繋ぐ管腔臓器であり周囲に気管、肺、大血管、心臓、各神経(迷走神経、反回神経、横隔神経など)など周囲に重要な臓器と近接して存在します。
→進行がんの場合、周囲の重要臓器に直接浸潤する可能性が生じ、また手術の際においてはその特異的位置により手術手技自体が困難となる場合があります。
2.転移について
リンパ流が豊富なため早期より広範囲(頸部、胸部、腹部)に渡りリンパ節転移が生じる可能性があります。また血液の流れに入り込んだ場合、肝、肺、骨に転移する可能性があります。
→術前診断が重要であり、その診断の結果、根治的手術をする際にはリンパ節郭清の範囲の選択に十分な検討が必要となります。
3.重複がんの合併
統計的に頭頸科領域のがんとの合併頻度(咽頭がん、喉頭がん)が高いことが言われています。
→術前のチェック並び術後の注意深いフォローアップが必要となります。
Chapter.2:食道がん診療のポイント
治療法の選択
現在、治療法について内科的、外科的治療が進歩してきており、各症例について、その疾患の状況(進行度など)、全身状態について十分検討し治療方針を検討、選択する事が重要となります。
1.内視鏡的粘膜切除術
深達度が浅くリンパ節転移のない表在がん(粘膜内がん)が対象となります。
しかしその広さや場所により根治性を考慮し、適応から外れる場合があります。
2.放射線、化学療法
扁平上皮がんは比較的放射線、抗がん剤の感受性が高く、また近年この治療法の効果も高まりつつあります。副作用並び今後の治療成績(再発、予後)については現在検討中であります。3.外科手術
近年、その成績、安全性も進歩しつつあり、根治的切除可能な場合は良好な予後も期待できます。しかし同時に合併症の生じる危険性があります。
外科治療について
1. 術式の選択が重要(術式のバリエーションが豊富
術前診断から腫瘍の位置、進行度に従い病気の根治性と各患者さんの全身状態を十分に考慮し、術式を決定することが重要です。具体的には
○食道切除の方法(食道抜去術、開胸開腹食道切除術など)
○リンパ節郭清範囲の程度
○再建方法などについて十分な検討がなされます。
2. 術式自体が困難であり、高度な技術や豊富な経験など専門性が必要とされます。
3. 解剖学的位置により消化器外科、頭頸部外科、呼吸器外科、形成外科など広い範囲の知識を必要とする場合があります。
4. 周術期管理について
手術の侵襲が大きく、合併症に対し細心の注意が必要となります。
術後においては呼吸管理、循環器管理を始めとして高度なインテンシブケアを必要とします。
5. 術後のリハビリについて
周術期においては、呼吸訓練を中心とするリハビリ、また経口摂取開始後は各術式(再建方法)の特徴に基づいて食事摂取のリハビリが必要となります。
hapter.3:施設紹介(癌研有明病院消化器外科)
総論
当院の内科、放射線科と連携し各症例に対しベストな治療方針を検討し選択しています。(定期的にカンファレンスを実施し各症例につき、十分な検討を行っています。)
また手術適応がある症例に対しては合併症に十分留意したうえで過去の豊富な経験や発生学的解剖学的特徴に基づき最適な術式(過不足ないリンパ節郭清による根治手術や再建方法)を
目指し実践しています。
特徴
1.手術経験が豊富(早期がんから進行がんまで幅広い進行度の手術症例が多い。
特に治療が困難な食道進行がんの手術、治療の依頼が多い)
2.他科との連携
a)内科、放射線科と常に供診し、患者さんの要望に応え、最適な治療法を検討し実施してい
ます。
(放射線、化学療法の選択、また手術適応の場合、術前の補助療法、術後の追加療法について
の検討、実施をしています。)
b)手術において、頭頸部(咽頭、喉頭)領域の処置並び食道切除後の再建方法につき血管吻
合、血管形成術を行う場合、当院頭頸部外科とまた肺、気管支の処理の必要な場合、呼吸器外科と連携をとりながら手術を実施
しています。
生検検査でがんと診断が確定したら、次に行なうことは病気の進行度の診断です。治療法の決定に必須の検査です。
病期診断法
1.原発巣の進行度診断:
直腸診、経直腸エコー、MRIなどで診断します。
2.リンパ節転移の診断:
腹部CT、MRI、腹部エコーなどで診断します。
3.骨転移の診断:
骨シンチグラム、単純X線写真、CT、MRIなどで診断します。
4.肺、肝転移などの診断:
単純X線写真、CTなどで診断します。
前立腺がんの病期(ステージ)
Chapter.6:治療法
以下に述べるようにいろいろな方法があります。
当院では患者さんの希望も考慮して治療法を決定しています。当院での年次別治療法の推移を図5に示します。
前立腺を精嚢と共に摘除し、膀胱と尿道をつなぐ手術です。
局所療法ですから適応は、転移のないステージAとB、それにCの一部の方です。下腹部を切る恥骨後式と股の間を切る会陰式があり、最近では腹腔鏡を用いた術式も行なわれています。


脳腫瘍治療法

当院では恥骨後式を行ない、平均的に、入院期間は3~4週間、過去10年間の平均手術時間は2時間40分、出血量は900mlです。希望者には自己血貯血を行なっています。


脳腫瘍治療法

前立腺がんの摘除標本:耳のようなものは精嚢、
小さな角のようなものは精管膨大部の断端

脳腫瘍治療法


放射線療法
1.外照射

脳腫瘍治療法


当院ではリニアックを用いた外照射を行なっています。
1日2Gy(グレイ)を35回、7週間で治療します。


脳腫瘍治療法

通常は、通院治療です。局所療法ですから、適応はやはりステージA~Cとなります。
2.小線源治療(組織内照射)


脳腫瘍治療法

125I(ヨー素)という線源を入れる微小な針を会陰部から前立腺の中に刺入します。
腰椎麻酔下に行い、4日間の入院(個室)が必要です。


脳腫瘍治療法

ホルモン治療
LHRHアゴニスト(注射)もしくは女性ホルモン剤(エストロゲン)の投与による内科的去勢、抗

脳腫瘍治療法


男性ホルモン(アンチアンドロゲン)剤の内服、および手術により両側の睾丸(精巣)を摘除する外科的去勢とがあります。


2009年4月18日星期六

脳腫瘍会

女性層に限ると1位になっています。この様に、乳がんは、日本女性の最も注意しなければならないがんになっているのです。
大腸がんの発生部位をみると、直腸がんがもっとも多く大腸がんの約40%、次にS状結腸がんが約30%です。
なぜ最近大腸がんが増えているのか?
などの先進国には大腸がんが非常に多く、日本も大腸がんが急速に増加しています。その原因として日本人の食事の内容が欧米化していることが指摘されています。
食事の欧米化とは、などの脂肪やたんぱく質の多い食べ物を多くとり、米、脂肪の多い食べ物すなわち高脂肪食、たんぱく質の多い食べ物すなわち高たんぱく食は腸の中で腸内細菌を変化させ、その結果として発がん物質ができ、これが大腸の粘膜に作用してがんを発生させると考えられています。
また食物繊維の摂取が減ると便の量が減り、発がん物質を含んでいる便が長時間大腸内にたまってがんが発生しやすくなるといわれています。
大腸がんの症状
大腸がんの症状のうちもっとも多いものは排便時の出血で、次に便秘、腹痛、下痢、腹部腫瘤[ふくぶしゆりゆう]などです。しかしこれらの症状に気づきながら多くの方(大腸がんがあった人の70%)が3カ月以上病院を受診しないのが通例です。排便時の出血といっても便の周りに血がついている場合、便と血液が混ざり合っている場合、排便の後にふいた紙に、血液が付着している場合などがあります。
直腸がん、状結腸がんの場合では赤く新鮮な血液(鮮血)が出ることから本人も出血していることを自覚できます。いずれにしても血便があればできるだけ早く専門医にかかり大腸検査を受ける必要があります。
上行結腸がん、盲腸がんの場合でも病変から出血しますが、排便のときは鮮血ではなく黒色や茶色の古い血液であることが多いので本人に自覚できないことがあります。そして上行結腸がん、盲腸がんの場合には右下腹部のしこり(腫瘤)、貧血、体重減少が主症状となっています。
血便があったらすぐ受診を
しかし、血便の大部分はがんではありません。血便のある人に大腸X線検査または大腸内視鏡検査を行うと、約30~50人中1人にがおよび3群までの場合があります。がんの場合では2群まで、進行がんの場合では3群までとることが多いです。
しかし患者さんの年齢や併発症(患者さんが大腸がん以外にもっている病気、糖尿病、腎臓病[じんぞうびよう]、心臓病、呼吸器の病気など)がある場合は2群までの切除にとどめることもあります。
がんの口側と肛門側それぞれ5~10cm離れて大腸を切除しますが、リンパ節は動脈に沿って流れるので動脈の位置と流れの方向を考え、実際には10cm以上の大腸を切除することもしばしばあります。また大腸がんがより進行している
とき、およびリンパ節転移が進んでいるときは切除範囲も大きくなります。個々のがんの位置および進行程度により設定されます。
進行した直腸がんの手術
直腸がんと進行直腸がんの場合でも腸と腸間膜およびリンパ節の切除を行いますが、直腸ではがんより肛門側の腸および直腸間膜にはあまりがんが進んでこないので、がんから肛門側に離れて直腸を切る長さはでよいこととなっていま
す。そこでがんから肛門側に離れて直腸を切ったときに肛門と肛門括約筋[こうもんかつやくきん]が残れば括約筋温存術ができることになります。しかし、がんまでの距離が3.0cmあってもがんそのものの大きさが非常に大きく約
5.0cmにもなると、がんから離れた距離にも目に見えない小さながん細胞が散らばっている危険性から肛門もとる必要があるので直腸切除術+人工肛門造設術になります。
大腸とは、小腸から食物残渣を受ける盲腸から始まって結腸[けつちよう](上行結腸[じようこうけつちよう]、[おうこうけつちよう]、下行結腸[かこうけつちよう]直腸、そして肛門に至る長さ約1m80cmに及ぶ腸の全体を
呼ぶ言葉です。直腸は直腸S状部、上部直腸、下部直腸の3つに分けられています。がんができた部位によって結腸がん、直腸がんと呼びます。結腸がんと直腸がんをまとめて大腸がんといいます。また肛門にできるがん、肛門がんも広い意味で大腸がんに含めて診断と治療が行われています。
[2000年からの新しい病期分類]
期 リンパ節転移が進んでいる場合、しこりが5cmをこえてリンパ節転移もある場合、しこりが皮膚や胸壁に及ぶ場合、炎症性乳がん(乳房全体が赤くなる、特殊な乳がん)、などが含まれる(さらに細かく、とに分かれる)
期 鎖骨の上のリンパ節に転移があるか、他の臓器(肺、骨、肝臓などが多い)に転移がある
進行度の変還
表1は、10年ごとにみた、癌研での乳がん手術時の触診径(しこりの大きさで表す)別の変遷を示します。
早期発見のめやすとなるT0(しこりを触れない)、T1(しこりが2cm以下)例は、残念ながら60年代以降ほとんど増加しておらず、が多いのが分かります。
手術後、組織検査によって診断されたリンパ節転移(n)別の年代別変遷を表2に示します。転移のなかったn0例は、70年90年とわずかに増えてはいるものの、大きな変化はみられません。
このように、情報のな東京にある癌研病院でも、乳がんの早期発見があまり増えているとはいえないのが現状で、日本の女性の乳がんに対する意識はまだまだ足りないと感じられます。
乳がんの生存率
次に乳がん手術後の生存曲線をみましょう(表3)。年代毎に生存率は向上しているのがよく分かり、90年代では、乳がん全体の5年、10年生存率はそれぞれ、にも達しています。
これをT別にみたものが表4です。がんが大きくなるにつれて生存率が低下し、T4(皮膚が変化したり胸壁に固定しているしこり)は成績が不良です。
リンパ節転移別の生存曲線でも、転移が増加するに従って歴然と生存率が低下します。
以上見てきたように、乳がんはしこりが小さい(またはしこりを触れない)うちに発見して手術をうけ、リンパ節転移がない、あってもできるだけ少数であることが望まれるのです。
乳がんの診断
乳がんの症状
乳がんの初発症状(発見のきっかけ)は、が乳房のしこりであり、他に乳房の疼痛がほど、さらに全体からみると少数ですが、乳頭分泌(乳首から液体とくに血液などがでる)、腋窩腫瘤(わきの下のリンパ節を触れる)、(パジェット=乳首のただれなど)もあります。マンモグラフィや超音波による検診で発見された患者は昨年でもわずか7%でした。マンモグラフィを使った検診の普及による早期発見がぜひ必要です。
乳がんの検査
乳腺の主な検査法を表6に示します。この中で、視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診は、乳がんの診断に必須の、いわば「4本柱」とも言うべきもので、乳房にしこりを触れる場合、視触診→マンモグラフィと超音波→細胞診の順にこれら4つを全て行うことが原則です。これら4つで診断がつかない場合や互いに矛盾する結果が出る場合には、生検(組織診)が必要となります。
どんなベテランの医師でも、触っただけでがんか良性かの診断を正確につけることはできないので、触診だけで「大丈夫」といわれても、安心してはいけません。また、視触診だけではみつからない乳がんもあるため、異常なしと思っても、マンモグラフィまたは超音波で確認しておくことが望ましいといえましょう。
外科的生検
まず乳房を観察し、や皮膚の変化がないかを見ます。次に、乳房にしこりがないか注意深く触診し、さらに乳頭からの分泌や出血乳頭のびらん(ただれ)やかさぶたわきの下のしこりなどをチェックします。
マンモグラフィ
乳腺専用の、X線撮影装置を用い、乳房を圧迫して薄く平らにしながら撮影するレントゲン検査で、腫瘤(しこり)の他に、しこりを触れないごく早期の乳がん(非浸潤がんを含む)を石灰化で発見できるのが特徴です。閉経後や高齢者の乳房で特に診断しやすく、2000年から日本でも、50歳以上の検診ではこれを使うことがすすめられています。
超音波
 皮膚にゼリーを塗ってプローブ(探触子)をあてて内部を観察する検査で、腹部や婦人科の超音波と同様ですが、乳腺では、体の表面の浅いところを見る専用のプローブを使います。
ベッドサイドで手軽に検査でき、数ミリの小さなしこりをみつけたり、しこりの中が詳しくわかるのが特徴で、若い人では、マンモグラフィよりも診断しやすい場合があります。
細胞診:
しこりに細い針を刺して注射器で細胞を吸引して、細胞ががんか良性かを顕微鏡で調べます。
有名な教授に診てもらえるとは限らない
某大学病院の某教授は有名なお医者さんだからといって、その大学病院に受診すれば必ずその先生に診てもらえるとは限らない???ということは理解しておいたほうがよさそうです。
総合病院のお医者さんから紹介状を書いてもらって大学病院に転院しました。
しかし、そこですべての治療を行ったわけではなく、CT検査だけは地元の総合病院で受けることとなりました。(多分、お客さん???じゃなくて、「患者さん」を紹介してもらったお礼みたいなものだと思うんですけど???)
そのCT検査後の画像ファイルは、その総合病院から借り受ける形で大学病院に提出したので、病院から退院したらそのCT検査後の画像ファイルは、その総合病院に返却したのでした。
ところが、その数ヵ月後に、母がその総合病院に糖尿病の治療を受けに行ったときなのですが、その総合病院が突然倒産(閉鎖)してしまっていました。
そこで、母はカルテも受け取ることができないまま、新しい病院に転院を余儀なくされました。
その総合病院は、近年、大きなの設備投資をしてかなり巨大化していたのですが、それが倒産の原因だったのかもしれません。
このようにして、がん宣告を受けた病院は、突如として閉鎖してしまったのでした。
抗がん剤を使って、癌を縮小させたり癌を消滅させたりする治療法を化学療法といいます。
化学療法は化学物質を使ってがん細胞を攻撃しますので、全身に転移してしまった癌の増殖を抑えたり、癌を縮小させ
るには便利なようです。
入院していた病院でも、内科ではよく抗がん剤で毛髪が抜けた患者さんを見かけたそうです。
胃がんに対するこの治療法が有効かどうかを調べるため、手術単独の場合と比べる臨床試験が、これまで数種類の抗がん剤で行われてきた。しかし、5年後に患者の何%が生存しているかを見る「5年生存率」で明らかな差が出ず、専門医は術後補助化学療法に消極的だった。
しかし、1999年に発売された飲む抗がん剤、他の抗がん剤に比べてがんを縮小させる効果が高く、臨床試験への期待が高まった。
 今回の臨床試験に参加したのは、ステージ2と3の進行胃がんで、がんを手術で取りきれた患者1059人。この人たちを無作為に二つのグループに分け、530人は手術だけ、他の529人は手術後にを1年間服用した(4週間、朝晩飲んだら2週間休む、の繰り返し)。
当初は5年生存率を比べる計画だったが、3年後の段階で、を飲んだグループが生存率が高く、薬の有効性が明らかなため、このまま臨床試験を続けるべきではないとの判断で中止。今年1月、結果が米国の学会で公表された。
 具体的には、手術単独の群の3年生存率がだったのに対し、服用の群は80?5%で、服用群が10ポイント上回っていた。こうした明確な差が出た術後補助化学療法は初めてで、治療の有効性に科学的根拠が得られたことになる。
臨床試験で差が出た10ポイントの意味をもう少し詳しく、がんセンター病院外科医長聞いた。
 手術で胃を切除した100人の患者がいた場合、70人はーを飲んでも飲まなくても3年生きる。生存率の差の10ポイントは、ーのおかげで3年生きられる人が10人いるということ。残る20人は、たとえ薬を飲んでも3年未満で亡くなる、という意味らしい。
つまり、患者100人全員にを飲ませた場合、薬の恩恵を受けるのは10人だけ。しかし事前にその10人を特定できないから、100人全員に飲んでもらう、というわだ。
 も他の抗がん剤と同様、吐き気や食欲不振、口内炎、下痢などの副作用がある。臨床試験では重い副作用が現れる頻度は少なかったが、軽くても人によってはつらい場合がある。体力が衰えている人ならなおさらだ。
胃がんの専門医は、臨床試験の結果が出て以来、胃がんのステージ2と3で手術を受けた患者には、を飲むよう勧めているという。の差は、『生存』というかけがえのない恩恵であり、意義は大きい」と。記者がもし患者でも、「薬が有効な10%の群に自分も入るかもしれない」と考え、やはり飲むだろう。
 しかし、だからといって、標準治療を受ける義務が患者にあるわけではない。薬を飲まなくても生きる70人と、飲んでも亡くなる20人は、結果から言えば、副作用に耐えるだけ損だったことになる。
「科学的な根拠がある標準治療」は、「必ず効果が現れる治療法」とは限らない。がん治療に限らず、この点はよく理解して治療を受けたい。
胃がん手術後の抗がん剤
 進行胃がんで胃を切除した患者は、手術後に(ティーエスワン)という経口抗がん剤を服用した方が、手術単独に比べて死亡の危険性が3割低くなることが、千人以上を対象とした国内の臨床試験で明らかになった。
 胃がん手術後の抗がん剤治療の有効性が大規模な試験で証明されたのは初めてで、来月に米国で開かれる消化器がんシンポジウムで発表される。今後、この方法が進行胃がんの標準治療になるのは確実だ。
試験の対象は、がんの進み具合を表すステージ(1が最も早期、4が最も進んだ段階)が2と3の進行がん患者で、胃を手術で切除した1000人余。このうち約半数の患者には手術後に何もせず、残りの半数にはを1年間服用してもらった。
 

脳腫瘍会

その結果、抗がん剤治療を受けた群は、手術後3年の生存率は80?5%で、手術単独群の70?1%を10ポイント上回った。死亡の危険性は手術だけの群より32%低かった。


脳腫瘍会

副作用は食欲不振が最も多く(6%)、重いものは少なかった。
胃がん手術後の抗がん剤治療(術後補助化学療法)は、再発予防を目的に以前から多くの医

脳腫瘍会


師が行ってきた。しかし、これまで大規模な臨床試験では有効性が証明されず、胃がんの専門医の間では実施しない流れになっていた
 
脳腫瘍会


米国で結果を発表する主任研究者でがんセンター病院副院長「非常に画期的な結果だ。不安と後ろめたさを抱いてこの治療法を行ってきた医師も多いが、今後は標準治療になり、自

脳腫瘍会


信を持って勧められる」と話している。
手術後 飲む抗がん剤胃がん生存率 

脳腫瘍会


進行した胃がんの手術後、TS―1(ティーエスワン)という錠剤の抗がん剤を飲む「術後補助化学療法」を受けた患者は、手術だけの患者に比べて生存率が高い――。そんな結果

脳腫瘍会


が、国内の大規模な臨床試験で明らかになった。これを受け、日本胃癌(がん)学会は近く、標準的な治療法として正式に認める予定だ。

脳腫瘍会


術後補助化学療法は、目で見える範囲のがんを手術で取り除いた後、どこかに潜んでいるかもしれない微細ながんを抗がん剤でやっつけ、再発予防を目指す治療法だ。


脳腫瘍mri

卵巣癌の治療は個人個人の各因子によって左右され、進行期分類、年令、全身状態で決まります。卵巣癌の治療計画はその専門医にまかせるのが最良の方法です。
癌の患者さんはたいてい自分の今後のケアーを決定する上で自らも参加できるように自分の病気、治療の選択について何でも知りたくなります。その質問に答えられる最良の人が医師なのです。治療の選択のなかでは、研究段階の治療についても質問されることがあります。この様な研究は臨床治験と呼ばれ、癌治療を改善するべく計画がたてられています。この点については後に詳しく述べてあります。癌と診断されるとショックとストレスを受けるのは当然です。そのために医者に何を尋ねてよいかもわからなくなってしまいます。又、医者の話してくれたことを思い出すこともできなくなってしま
います。しかし、一度に全部のことを聞かなくてもよいし、全てのことを思い出す必要もありません。次の機会に不明瞭な点をもっと詳しく説明してもらえばよいのです。質問内容をメモにとっておくことも役に立ちます。又、医者の話した内容を忘れないようにノートをとったり、使ってよいか尋ねるのもよいでしょう。家族や友人に同席してもらい、話し合いに参加、をとったり、ただ聞くだけでもよいのです。 次に治療をはじめる前によく尋ねられる質問を列記しました。
どれを推薦しますか? それは何故ですか?3.治験は自分の場合適切でしょうか?4.それぞれの治療法の利点は何でしょうか?5.それらの危険性と副作用は何ですか? 
治療の決定は複雑です。診療計画については複数の医師のアドバイスを受けることも役立ちます。の助言を受ける医者を探すにも自分の主治医から婦人科腫瘍専門医を紹介してもらうなどいくつか方法があります。
治療方法
卵巣癌の治療方法には手術、化学療法、放射線療法があります。このうちの一法のみが用いられる場合と併用で治療がすすむ場合があります。
2.化学療法は手術に続き補助療法として行なわれ、体内に残存する癌細胞を殺そうとするものです。これは後に再発徴候のあるときにも用います。
3.放射線療法は頻度は少ないですが、術後骨盤内に癌細胞が残る場合に用いられることがあります。
手術療法では卵巣、子宮、卵管を摘出します。この方法は子宮摘出術、付属器摘出術といいます。(もし極めて初期癌で、発育が遅く、子供が後に生めるようにしておきたい場合、腫瘍のある卵巣のみを摘出します。) 癌が広がっている場合、可及的腫瘍切除術としてできる限りの癌腫を取り除くようにします。?の方法で腫瘍の量を減らし、化学療法や放射線療法を行ないます
化学療法では普通複数の薬剤を併用します。抗癌剤は静脈内注射か、経口投与で行なわれます。いずれにしても化学療法は薬が血流にそって体内にゆきわたる全身療法になります。化学療法は周期的に行なうことが最も多く、治療期間、休薬期間を繰り返してゆきます。場合によっては通院で、又は自宅で治療を受けることもあります。主治医の選んだ薬、投与法、全身状態によっては、治療中数日の入院を必要とすることがあります。
その他の投与法として腹腔内化学療法があります。これは薬をカテーテルを通じて直接お腹の中に投与するものです。この方法では薬は直接癌に到達します。治療は入院で行ないます。
卵巣は一対の女性生殖器です。骨盤内で子宮の両側に位置しております。いずれもアーモンドのような形と大きさをしています。卵巣には2つの機能があり、卵の発育と女性ホルモンの産生を担っています。
毎月の性周期の中で、片方づつ排卵がおきます。この卵は卵管を通って子宮へ移動します。卵巣はまた女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の発生源であります。このホルモンが乳房、体型、体毛など女性特有の発育をコントロールしています。女性ホルモンはまた、性周期や妊娠も調整します。 
癌とは100以上もの疾患の総称です。いずれも体の最小構成単位である細胞に障害を及ぼします。癌が発生するのは、個々の細胞が正常を逸し無秩序に分裂しはじめるときです。
他の臓器と同様に卵巣も様々な細胞からできております。普通は必要に応じて細胞分裂が起こり、多数の細胞が産生されます。この秩序が守られてこそ健康が保たれるのです。必要もないのに細胞が勝手に分裂を起こすと余分な組織が形成されます。この過剰な組織(腫瘍と呼ぶ)には良性と悪性があります30才以下の女性では、卵巣の腫大でも通常は良性であり、水溶液の貯留した袋状になり、いわゆる嚢胞と呼ばれています。この嚢胞は、女性の性周期の中で起こり、治療せずとも消失します。嚢胞でも自然消失しない場合、特に問題があったり、嚢胞に変化が見られる場合その摘出をすすめられることがあります。また時には、超音波その他の検査法により、経過を観察することもあります。悪性腫瘍とは癌のことです。近傍の正常組織や臓器に浸潤しこれらを破壊してゆきます。
また癌細胞は卵巣の腫瘍本体から離れ、腹腔内の他の臓器にたどりつき新しい腫瘤を形成します。卵巣癌は特に大腸、胃、横隔膜などに進展します。癌細胞はまた、リンパ経路や血行路にも入りこみ、これを伝って他の部位へも移行します。この癌の移行を転移と呼びます。
卵巣癌には様々な種類があります。最も一般的なものは卵巣表層上皮から発生する上皮性卵巣癌です。(その他の種類は発生が稀で本書では扱いません)癌が転移しても、その転移病巣には同じ種類の細胞が認められ、原発病巣と同じ名前で呼ばれます。例えば卵巣癌が大腸に転移しても転移性卵巣癌と呼びます。新しい病巣が大腸にできても大腸癌ではありません。
卵巣癌は初期に発見するのが難しい病気です。普通は初期には無症状であり、多くの場合発見されるまでには広がっているのです。圧迫、痛み、その他の症状をもたらすまでに癌が発育していることが多いのです。症状が出ていても非常にぼんやりとしているため、見過ごされることがあります。
腫瘍が発育すると、お腹がはってふくれた感じや、下腹部の不快感が出現してきます。食欲低下や少量の食事をとっただけでも満腹感を感じたりします。その他、消化不良、吐き気、体重減少がでてきます。大きな腫瘍になると近傍の臓器である腸や膀胱を圧迫し、下痢、便秘、頻尿感がでてきます。腟からの出血は卵巣癌の症状としては稀です。
卵巣癌ではお腹の中に水分が産生され(腹水)お腹がふくれることがあります。水分は肺にたまることもあり、息切れが生じることもあります。こういう症状は癌でも起こりますが、その他重病でなくとも起こります。その診断は医師でなければできません。
診断と進行期別分類
この様な症状を起こした原因を探るためには既往歴を尋ね、内診などの診察を行ないます。腟、直腸、下腹部の触診から腫瘤やその発育を感じとります。子宮頚部細胞診(子宮頚癌の検診に一般的に用いられる)も内診時に行なわれますが、卵巣癌の発見、診断には直接関係はありません。その他、次のような検査が行なわれます。
超音波検査では、高周波の音波が用いられております。この人間では聞き取れぬ音波が卵巣に当てられます。その反射波が造り出すパターンによって超音波画像が得られます。健常組織、水分の貯留した嚢腫、そして腫瘤はいずれも異なった反射波を出します。
下部消化管検査、バリウムによる注腸検査は大腸、直腸のレントゲン検査になります。バリウムを含む白いぬるぬるした液を腸に注入した後、レントゲン写真をとります。バリウムが大腸、直腸の輪郭をレントゲン上で描き、腫瘤や腹腔内の状況を判定する手助けとなります。
経静脈的腎盂撮影は、造影剤を注射した後に腎臓や尿管のレントゲン写真をとります。又、よく血液中のCA-125という物質を測定します。これは腫瘍マーカーといわれ卵巣癌細胞で作られています。しかし、は卵巣癌の女性に必ずめられるとは限らず、良性の卵巣腫瘍の人にも認められることがあります。従って、これだけで癌と診断することはできません。
卵巣癌と診断する確実な方法は組織標本を顕微鏡で病理医が確認するしかありません。この検査のために組織を切除することを生検といいます。組織を取るため外科的に開腹術を行ないます。癌が疑われる場合、卵巣全体を取りだします。(卵巣摘出術)。これは重要な方法であって、もしも癌であった場合、卵巣の外側を切り出すと、癌細胞が中から出てきて病気を広げることになるのです。もし癌が見つかった場合、後に示すような術式を施行します。この際、近傍のリンパ節も切除し、又、横隔膜その他腹腔内臓器の組織もとっておきます。これらの資料は全て病理医により癌細胞の有無を確認します。この過程を観血的な進行期分類の決定と呼び、癌の広がりを確認するのに必要な手段です。進行期は、後の治療計画をたてるのに重要になります。
治療卵巣癌の治療は個人個人の各因子によって左右され、進行期分類、年令、全身状態で決まります。卵巣癌の治療計画はその専門医にまかせるのが最良の方法です。
癌の患者さんはたいてい自分の今後のケアーを決定する上で自らも参加できるように自分の病気、治療の選択について何でも知りたくなります。その質問に答えられる最良の人が医師なのです。治療の選択のなかでは、研究段階の治療についても質問されることがあります。この様な研究は臨床治験と呼ばれ、癌治療を改善するべく計画がたてられています。この点については後に詳しく述べてあります。癌と診断されるとショックとストレスを受けるのは当然です。そのために医者に何を尋ねてよいかもわからなくなってしまいます。又、医者の話してくれたことを思い出すこともできなくなってしま
います。しかし、一度に全部のことを聞かなくてもよいし、全てのことを思い出す必要もありません。次の機会に不明瞭な点をもっと詳しく説明してもらえばよいのです。質問内容をメモにとっておくことも役に立ちます。又、医者の話した内容を忘れないようにノートをとったり、使ってよいか尋ねるのもよいでしょう。家族や友人に同席してもらい、話し合いに参加、をとったり、ただ聞くだけでもよいのです。 次に治療をはじめる前によく尋ねられる質問を列記しました。
どれを推薦しますか? それは何故ですか?3.治験は自分の場合適切でしょうか?4.それぞれの治療法の利点は何でしょうか?5.それらの危険性と副作用は何ですか? 
治療の決定は複雑です。診療計画については複数の医師のアドバイスを受けることも役立ちます。の助言を受ける医者を探すにも自分の主治医から婦人科腫瘍専門医を紹介してもらうなどいくつか方法があります。
治療方法卵巣癌の治療方法には手術、化学療法、放射線療法があります。このうちの一法のみが用いられる場合と併用で治療がすすむ場合があります。
2.化学療法は手術に続き補助療法として行なわれ、体内に残存する癌細胞を殺そうとするものです。これは後に再発徴候のあるときにも用います。
3.放射線療法は頻度は少ないですが、術後骨盤内に癌細胞が残る場合に用いられることがあります。
はひとたび生まれると患者の体の一部として生きる事をやめ、逆に患者の体を利用して自分と同じガン細胞を際限なく増やしながら生き延び、最後には患者を殺して自分も死んでしまいます。このように他からの支配をいっさい受けずに自律的に生きようとするガン(ガン細胞の集団)は、「悪性腫瘍」とか「悪性新生物」とも呼ばれます。ガン細胞のもとになった細胞の種類によっては「肉腫」免疫担当細胞、サイトカイン、抗体などを活性化する物質を用いて免疫機能を目的の方向に導く治療法です。がんの治療においては、現在広く行われている外科療法、化学療法、放射線療法に続き、免疫療法が第4のがんの治療法として期待されています。 免疫細胞を用いたがんの治療は、がん患者さん自身のリンパ球を体外で培養して、がん細胞を殺傷する作用の強いリンパ球を大量に増やして、この活性化したリンパ球をがんの患者さんに戻す活性化キラー細胞療法と呼ばれています。副作用のほとんどない先進的ながん治療と言われています。 すい臓がん予後大腸がんと診断されて半年あまりですが、やっぱり一番気になるのががんの予後のことです。がんと診断された時は、食欲も大いにあり体重も70kgでした。しかしがんで入院し食事も制限され手術をし、抗がん治療も始まってからは、みるみるうちにやせ細って55kgに。がん細胞が、肝臓に転移しているらしく、これからのがんの治療は、どうするのかと主治医とも相談しています。最近ですが知り合いの健康食品会社の友人から、がん細胞を消滅させる「沖縄のフコイダン」という商品があると聞き、試してみたく友人から取り寄せして、抗がん剤との併用で飲んでいます。早く良い結果がでる事を信じて、また皆さんに報告します。 がん患者の余命がんになって家族が余命を告げられるほど、つらいものはないです。それが本人がん患者自身だと更にもっとつらい事でしょう。がんで余命を告げられた家族のうち30%前後が不安や抑うつが認められています。がんになり、がんが転移して余命を告げられ不安でショックになり食事ものどを通らずにやせ細っていきます。しかし「私は絶対あきらめない」と言う友人。 病院でのがん治療を止め、今は温熱や健康食品などで体力を維持しているところです。私もたかが健康食品だと思っていましたが友人の飲んでいる健康食品を色々調べてみると、それは、モズクの成分から出来た「沖縄のフコイダン」というものでした。それはがん細胞を消滅させてがんの進行を遅らせることの出来る画期的な健康食品で、さまざまな医療機関でも余命を告げられたがんの患者さんに治療として使用されているとの事でした。 一般の医療機関のお医者さんは、このような情報をどうしてもっと早く教えてくれないのか疑問に思うところです。 余命を言われた友人は「沖縄のフコイダン」を飲んで治療に専念し、だいぶ体の調子がいいようです。私の友人のように治療方法がないと言われた患者さんにとっては心強い情報だと思っております。がんの患者さんは体温が36度以下!体温が1度低下すると免疫力が30%落ちてウィルスに対する抵抗力がなくなり病気になりやすいとあります。 逆に言えばいつも体温を36度以上に維持していれば病気にならないということです。あるお医者さんによると、がんの患者さんのほとんどが体温の低下に伴う免疫力の低下だとも言っています。 の中では、毎日何千ものがん細胞が発生しているともいわれています。このがん細胞を通常は自分の免疫でもって抑える事ができますが体温も自己免疫力も低下すれば、体の中でがん細胞が暴れてくるという事です。
そんなことにならない為にも自分の体温をしっかりと把握しておくことが一番大切なことです。
緊張、怒りの時の顆粒球は危険怒りの時には、顆粒球が増殖、活発化する。交感神経の緊張によるアドレナリン分泌は、いっせいに自身へ顆粒球の攻撃が始まり、胃がキリキリ痛む。これがストレスによる胃かいようです。交感神経の緊張は、さまざまな障害を連鎖的に起こっていきます。これが、ガンになる体質への始まりと言われています。 ガンの大半は、生き方が原因?「ガンは交感神経の緊張で起こる」。私たちの身の回りには様々な発ガン物質があふれている。タバコの煙のベンツピレン、野菜の農薬、電磁波、紫外線などこれらは、細胞分裂をコントロールするDNAを傷つけて細胞を異常発生させるガン細胞に豹変させる。夥しい環境汚染物質がガンを急増させていることも事実です。 医学博士も「抗がん剤拒否のススメ」著書星野仁彦医師の本を手にした。食事療法でガンを完全に克服した医師として有名なようです。その星野先生が、「抗ガン剤の拒否」宣言を発表したとあります。ガンにかかった医師は、強い副作用で苦しむであろう抗ガン剤などを全て拒否し、生き抜くためにまったく違った治療法を行う、とあります。このことを考えると、もっと声を大にして、全国の患者さんに伝えて、もっと生かすことは、出来ないのだろうかと思います。抗ガン剤の生命を殺す「毒作用」星野医師は語る抗ガン剤は、「ガンを治癒させる」というものではなく、強い副作用という犠牲を払って「一時的にガンを小さくする」もの。ガンの治療に抗がん剤が使われるのは、それ以外に有効な治療法が、見つかっていない、という理由によるのです」と言い切っています。初めから医師がそのことを言い切ると言うことは、衝撃でした。治療方法がないと言われると、やっぱり温熱療法、健康食品などで免疫をアップさせて、ガンに挑むしかないのか? なぜ抗ガン剤を拒否するのか?免疫力が落ちる。白血球が減る。吐き気や下痢がおこる。そんな強い副作用に苦しみながら、効果を疑う抗ガン剤を使用しても、らちがあかない。と抗ガン剤の分かっているガン患者はこういいます。更に別の医師によると、他の医薬品は、少なくとも生命を救うために投与している。しかし、抗ガン剤はまるで違う。細胞を殺すために投与する。といってます。あ~恐ろしい。 ガン食事療法も「健康保険」に???ガン治療の第一歩は、ガン体質の改善です。そのために食事療法は、絶対不可欠といえます。いくら薬で治療していても結局、口から入れるものを根本から見直していかないことには、悪循環です。どうしてガンになってしまったのか、患者さんのほとんどの方は、食生活だとも言っています。このガン患者の食事を健康保険制度になればと、活動を起こしている方もいるようです。私もそうできたらいいなと思っています。 抗ガン剤ではガンは治らない「アエラ誌」「果たして抗ガン剤は効くのか?」マスコミ誌まで、このようなタイトルが大見出しで乗るようになった。今患者達がもっとも知りたい。抗ガン剤は、実際にどこまで効くのだろうか?と問いかける。これまでマスコミ各社が抗ガン剤の効き目を伝えることは、タブーとされてきた。しかし、マスコミに大きな変化が見られて「抗ガン剤では治らない」と断言しているようです。 わずか一ヶ月の延命など誤差の範囲その効果は、生存率が一ヶ月以上延びるというから拍子抜けする。猛烈な発ガン物質、毒物である他の抗ガン剤や放射線治療、手術で患者の体をズタズタに破壊しておいて、最後の仕上げが、わずか一ヶ月の延命効果です?いろいろなきつい抗ガン剤でタッタの一ヶ月しか延命効果がない??? 0.1グラムが7万円!ボロ儲け「抗ガン剤」この幻想の抗ガン剤は、わずか0.1グラムが7万円すると知って驚愕した。これなら製薬メーカーの利益向上にまちがいない。ところが、メーカーの治験による「怪しい」データーですら延命効果は、わずか一ヶ月。とあります。なぜこのような金額になるのか、不思議でなりません。効果があるのであれば、納得も出来ますが、なければ意味がありません。 抗ガン剤の「効く」は「治癒」ではない「アエラ誌」抗ガン剤が「効く」というとき、一部を除いて「治癒」することを意味しない、とあります。ガンの種類によって異なるが、腫瘍を一定の比率以上に小さくする効果があれば、抗ガン剤と承認されることが多く、小さくなれば「効いた」というそうです。医師が「この抗ガン剤は効きますよ」といっても患者、家族は、勘違いして「治る」と思ってしまうそうです。調べれば調べるほど、あ~分からない事だらけです。 カラ

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クリ「オリンピック選手」並みの治験者ある抗ガン剤で余命が延びるなら治療を受けたいと、ワラにもすがる患者はいるでしょう。しかし、生存延長の効果が確かめられている抗ガ

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ン剤は多くないと言われている。猛毒物だから当然だとの意見もある。つまり効くか効かないかは、試してみないと分からない。副作用はほぼ全員に出て運の悪い患者は、治療によっ


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て命を落としてしまう。これだったら治療を受けなければ、もっと長生きできたのにと、後悔する人もいるといわれている。 抗ガン剤は「ガン応援剤?」抗ガン剤が「患者の免疫細

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胞を攻撃してしまう」という致命的欠陥という記事がある。抗ガン剤は、「ガン細胞の増殖が盛んであるという共通点に着目し、増殖が盛んな細胞を無差別に攻撃する」増殖の盛んな

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細胞は、ガンだけではない。身体の細胞は皆活発なため抗ガン剤に痛めつけられる。だから毛が抜け、免疫が落ちていくと、あります。 病を治すのは、本人自身病気を治すのは、本

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人に備わった自然治癒力である、という真理に気がつかない方が結構多い。その真理に気がつけば、その自然治癒力を高めることが真の治療であると、専門家は指摘します。それは、

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「食」「体」「環境」の歪みを正すことにあるといわれています。 抗ガン剤は有害無益今まで、いろいろな専門誌、出版物を読みあさり、何が本当に正しいのか分からなくなって来

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ています。また、ガン患者さんにもいろいろ聞いてみたら、本人達もよく治療方法も分からず医師のいい