早期の発見し難いばかりではなく、他の臓器や骨に転移が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。手術後で約2割に局所再発、5~6割に遠隔転移が見られるほどです。
転移のルート
肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。
血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。
外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です
腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。
手術できない場合は動脈塞栓術を行います
転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。
診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱?尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。
癌の性質や病状によっても治療法は異なります
手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。
膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いることもあります。
初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約75%に、目で見ても分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。
進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や全身衰弱などが出てきます。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
早期は症状がありません
早期では無症状ですが、進行すると前立腺肥大症と同じで、夜中に何度も排尿したり、排尿の勢いが弱くなったり、排尿そのものに時間がかかるようになります。
手術とホルモン療法
前立腺ガンは男性ホルモンが症状を悪化させ女性ホルモンが症状を改善します。
そのため薬や手術で男性ホルモンの分泌を抑えたり、女性ホルモンの投与を長期間行います。
早期なら前立腺を摘出する手術によって完治も可能です。
病状が進行すると、昼間で10回以上、夜間で3回以上の頻尿、残尿感が見られることがあります。
血尿と腰痛が見られることもあり、前立腺肥大症とほぼ同じ症状が出ます。また精液に血が混じることもあります。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
具体的な薬剤活用方法
(1) 西洋の抗癌剤を受ける時
???サポートとして A)副作用を抑える B)抗癌剤の効果を高める C)癌の進行を抑える
(2) 西洋の抗癌剤ができない時
???主役として 癌の進行をくいとめる
乳がんは自己診断や定期健診で発見しやすい癌です。
目で見たり、触れてみたりすることで発見しやすい癌です。また、定期健診をすることで、自分で発見できなかった、小さながんが発見できる事がありますので、定期健診をお勧めいたします。
初期癌
初期のがんは治療成績が良く、その5年生存率は、大きさ2cm以下で転移のない局所的乳がん(ステージI~III)が97%、大きさ2~5cmでリンパ節までの転移のある乳がん(ステージIII)が79%であることが分かっています。
遠隔転移
しかし、遠隔転移(ステージIV)した乳がんの5年生存率は23%と非常に低いといわれています。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
抗癌剤の効果
初期の乳がんの場合は西洋抗癌剤の効果が期待できる癌です。
生存率
10年生存したら、15年まで生存できる可能性が高いがんです。
自覚症状
乳がんの自覚症状として、最も多いのはしこりです。感触としては石のような硬さがあります。9割の人が自分で見つけて病院に行きます。
血液検査と生検でわかる癌
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
早期発見の難しい癌
肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。
西洋医学はあくまで病気の治療を目標としており、この維持に役立つ治療の少なさが問題です。
さらにそこへ加わる日本で行われる攻撃的な癌治療とともに、病人を守るディフェンス的な治療を行うこと、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
発見が難しく、診断されにくい癌(即ち誤診の多い癌)
膵臓癌の発見には、「黄疸」によるもの「腰痛?腹痛」によるものに大別されます。
「腰痛?腹痛」の場合、胃腸科や整形外科により診察を受け、他の病気と間違えられ、その方面での検査?治療にあたることにより発見が更に遅れることが多い癌です。
発見されても9割近くが手術の出来ない癌
膵臓癌は上記しましたように非常に見つけ難い癌で、発見された時には、多臓器への転移?浸潤があり9割近くが手術することができない癌です。
発見時に余命を宣告される癌
膵臓癌は「がんの王様」と呼ばれています。膵臓癌と診断を受けた時、多くの場合余命も宣告されています。一般的に1年以内、転移があれば6ヶ月程度と言われます。
治療法
放射線治療が難しい癌
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。前記したように手術は多くの方に行うことが出来ません。
残る2つの内、放射線は、膵臓が胃?肝臓等の臓器に隠れた臓器であるために照射が邪魔され、なかなかと効果が上がりません。ただ、手術時に開腹をし、照射を行う直接照射は効果が見られます。
抗癌剤の効果が表れにくい癌
手術?放射線が難しいとなれば、残る治療は抗癌剤治療になります。
使用される抗癌剤は、ジェムザール、TS-1の単剤や併用で使われます。
ただ、ジェムザール、TS-1にしても有効率は3割程度で、目的も癌の完治と言うよりは、延命を図るためと言えます。 3割程度の有効率に対して6割程度の方に副作用が見られます。副作用が強ければ、先にあげた延命効果も損なわれてしまいます。言い換えれば、癌の進行を抑える抗癌剤治療ではイコール延命にはならないのです。
病 状
転移しやすく、再発率の高い癌
発見し難いばかりではなく、膵臓は膜が薄く他の臓器に転移?浸潤が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。
その他の病状
癌の進行の早さによる体重の減少?体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛?腹痛、胆管の狭窄による黄疸(膵頭部癌に限る)、腹膜播種による腹水などが見られます。
胆嚢がんの発見
50~60代で近年増加している癌です。
胆のうは他臓器の後ろに位置し非常に発見されにくく、他の病気で胆のうを摘出したあとに発見されることも有ります。4~7割の高い確率で胆石が確認されます。
他の胆嚢疾患である胆嚢炎や胆石発作などと共通した腹痛、黄疸、腹部腫瘤などが症状として現れます。
診断には、CT、血液検査、MRI、ERCP、生体病理検査、PTCなどが用いられます。
切除に成功した場合の5年生存率は、
I期90%、II期35~45%、III期15~20%、IV期5~7%程度です。
治療法
手術療法
切除が基本であり手術不可の4期に対しては化学療法が行われますが、有効性は低いものです。
胆のう嚢摘出術と、リンパ節郭清。さらに癌の進展に合わせ肝臓の部分切除を行い、更に進展した状態では胃、十二指腸、すい臓、大腸の切除も試みます。
4期で特に切除不可能な場合、化学療法が検討されますが、あくまで肝機能の維持が前提です。ジェムザールが奏功率わずか17.5%(国内第II相試験)かつ1年生存率25%と、良く効く抗癌剤が無いのが実情です。
病 状
自覚症状
他の胆嚢疾患である胆嚢炎や胆石発作などと共通した腹痛、黄疸、腹部腫瘤などが症状として現れます。
転移のルート
リンパ節、肝臓、腹膜など
拡大します(図7)。症状は頭蓋内圧亢進症状を呈します。
脳は髄液に浮かぶように存在します。脳の中には髄液に満たされた複雑な形をした脳室が存在します。脳室系は側脳室、第3脳室、第4脳室の異なった部屋に別れており、側脳室内に存在する脈絡叢という組織で作られた髄液はモンロー孔という狭い穴を通って第3脳室に移行し、次に中脳水道という最も狭い管状の構造を経て第4脳室に移行した後、脳室から出て脳表のくも膜下腔で吸収されます(図8)。成人では脳室内の髄液量は150ml、1日の産生量500ml 近くになるとされます。モンロー孔や中脳水道などの狭い部位の近くに腫瘍が発生すると、容易に髄液の流れがせき止められて、上流に髄液が貯溜するため水頭症が発生します。
水頭症の治療は、髄液の流れを止めている腫瘍を取り除く手術、貯まった髄液をお腹の中に導いて吸収させる脳室?腹腔短絡術(のうしつーふくくうたんらくじゅつ、シャント手術)、あるいは、第3脳室の底に内視鏡で穴を空けて髄液が脳表に直接流れるようにする手術があります。それぞれに一長一短があり、個々の条件に最も適した方法を選択します。
6. 脳腫瘍の診断法 診断には症状から診断する臨床診断、様々な機器を用いる画像診断、腫瘍組織による病理診断という段階があります。画像診断で最も重要なものはMRIとCTスキャンです。MRIの最大の利点は、脳を切る断面を自由に選べること、また、撮影条件を変えることにより、腫瘍の性質や脳との関係を明らかにすることが出来る点にあります(図9)。また、MR血管撮影を行うことにより、苦痛を伴う脳血管撮影を減らすことが可能になりました。しかし、撮影に時間がかかることから、小児ではかなり強い鎮静が必要であるという問題があります。
脳血管撮影は、腫瘍を栄養する血管を明らかにすることにより、手術を行う上での重要な情報を得ることが出来ます(図10)。腫瘍の種類によっては必要となります。私どもの施設では、観血的検査である脳血管撮影は必要な場合のみに全身麻酔下で行なっています。
病理診断は、専門家以外の目に触れることはほとんどありませんが、脳腫瘍の治療において極めて重要な位置を占めます(図11)。手術中に採取した組織を凍らせて診断する、術中迅速診断と、永久標本を作製した後に、時間をかけて診断する方法の2種類有ります。外科医は、術中迅速診断に基づいて腫瘍の摘出範囲を決定しますし、最終診断を待って化学療
ガンマナイフ脳腫瘍
法や放射線照射の要否を決定します。病理専門医は、集学的治療チームの中で極めて重要
な地位を占めています。 病理診断に必要な組織は、主として開頭による腫瘍摘出で得られ
ガンマナイフ脳腫瘍
ますが、時に開頭手術が困難な部位に腫瘍が存在する場合があります。このような場合には、定位脳手術(ていいのうしゅじゅつ、図12)や内視鏡により腫瘍の一部を採取する生
ガンマナイフ脳腫瘍
検(せいけん、バイオプシー)が行われます。
脳腫瘍という病気は、様々な種類の腫瘍の集まりであり、その種類によって治療法や予後が
ガンマナイフ脳腫瘍
異なることから、理解の難しい腫瘍といえます。脳という精緻な臓器に発生するために、発生場所のわずかな違いにより全く異なった症状を呈することも理解を一層困難にしていま
ガンマナイフ脳腫瘍
す。脳腫瘍についての全般的な知識を述べるとともに、今回のシンポジウムがどのように構成されているかの全体像を示し、「こどもの脳腫瘍」に関する理解を深めていただきます。
ガンマナイフ脳腫瘍
そのうえで?自然な肛門の機能をつかさどるのに重要な役割を有する陰部神経を縫合した骨格筋によって、新しく肛門括約筋を作り?肛門のあった部位に新たに肛門を作ります。
ガンマナイフ脳腫瘍
この手術法は国内外の学会や学術誌で情報公開していますが、現在のところ、われわれだけが行いうる手術法です。(欧米の教科書でも紹介されています)
ガンマナイフ脳腫瘍
直腸癌の切除に関して?医師も患者も、悩みながら手術法を決定します。なぜでしょうか。
それは、直腸が大切な働きをしているためです。
2011年9月26日星期一
肺がん闘病
甲状腺がんには他のがんと比べていくつかの特徴があげられます。
まず、性別ですが男女比が1:5と圧倒的に女性に多いのが特徴です。次に、年齢層ですが、若年者から高齢者まで広い年齢層に分布し、20歳台やあるいはもっと若年者でもさほど珍しくありません。また、後述する未分化がんを除き、一般に進行が遅く治りやすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。
乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。
甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。
3.甲状腺がんの種類
甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。
なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
4.甲状腺がんの症状
甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。
ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。
5.甲状腺がんの診断
手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。
また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。
6.甲状腺がんの治療
甲状腺がんの手術
乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。
遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。
断され、ご家族のみなさまは大変心配されているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。 お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼いなりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。5)治療終了時のこと(1)晩期障害小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。 晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。 薬物療法とは薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」状腺腫瘍、すなわち甲状腺がんについて解説します。
2.甲状腺がんの特徴
と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。1)局所療法外科療法、放射線療法等があります。 外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。 がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序もさまざまです。がんに対する薬のタイプを2つに分類してみると、わかりやすいかもしれません。1つは、それ自身ががんを殺す能力を持ったもので、抗がん剤が相当します。一方、自分自身はがんを殺すことはできないけれども、がんを殺すものを助ける機能を持つ薬で、免疫賦活剤と呼ばれるものがそれに当たります。 「薬」は、一般に「効果」と「薬物有害反応(副作用)」の2つの作用があります。通常、私たちが薬として使っているものは、効果のほうがずっと強くて、薬物有害反応がほとんどないか、軽度です(例:風邪薬に対する胃もたれ)。しかし、「抗がん剤」と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、「副作用ばかりが強くて全然効果がない」ということかもしれません。例にあげた風邪薬は、大半の人に非常によく効いて薬物有害反応がほとんどありませんので、効果と薬物有害反応のバランスが取れています。しかし抗がん剤の場合は、効果と薬物有害反応が同じくらいという場合もありますし、また効果よりも薬物有害反応のほうが多い場合もあります。したがって、普通の薬と違って非常に使いにくく、治療を受ける側にとっては困った薬であるといえます。抗がん剤の薬物有害反応が、他の薬に比べて非常に強いことは確かです。悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、脱毛、白血球減少、血小板減少、肝機能障害、腎機能障害等の症状が現れます。薬によって薬物有害反応の種類や程度は異なり、また個人またレーザー照射治療や、放射線療法、化学療法なども行われます。
皮膚ガンは紫外線や放射線、外傷などによる誘発があるほか、傷、やけどの跡や色素性乾皮症から皮膚ガンを生じることもあります。
西欧人は紫外線に弱いタイプの皮膚を持つために皮膚ガンになりやすい傾向があります。
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
皮膚は私たちの全身を温度や湿度の変化、紫外線、ほこりなど様々な外部の刺激から守っています。
皮膚の構造は上から表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。
大人の皮膚の総面積は約1.6平方mであり、厚さは表皮が約0.06~0.2mm、真皮を合わせると、0.4~1.4mmです。
日本では、年間1000人から1500人ほどの人が悪性黒色腫に罹っており、年々増加傾向にあります。
20歳代からやや多くなり、40歳代から急に増えてきます。60歳代がピークですが、最近は70歳代の方も多くなっています。
男女比では、女性の方が若干多くなっています。
(1) 平滑筋肉腫
平滑筋はいわゆる不随意筋に属するもので、消化管?子宮など臓器や血管に付随する筋肉です。従って全身いたるところに発生する可能性があります。
中年以降に多く、小児ではまれに発生します。化学療法の効果が余り期待できないため、切除手術が中心となります。
(2) 線維肉腫
線維組織ががん化するもので、中高年に多く発症します。
(3) 脂肪肉腫
中年以後に多い肉腫です。脂肪腫に似た外観のものは悪性度が低く、転移?再発の危険性が余りありません。その他のものは、切除した後化学療法を行います。
(4) 悪性線維性組織球種
軟部肉腫の中ではもっとも多い肉腫です。中年以降に多く、高齢者の軟部肉腫の大部分を占めます。この中でも悪性度の高いものから低いものがあります。
(5) 横紋筋肉腫
小児に多く発生する腫瘍で、リンパ節転移や肺転移の頻度も高い腫瘍です。
悪性度が高く、化学療法と切除手術を行います。特に小児では化学療法の効果が高いため、比較的長期にわたり化学療法を行ってから切除します。
(6) 悪性末梢神経鞘腫瘍
手術前より抗がん剤治療を行うのが標準的です。
(7) 滑膜肉腫
関節の近くに多く発生しますが、関節そのものには発生しません。悪性度は高く、早期治療が望ましいものです。
(8) 血管肉腫?血管外皮腫
血管から発生する腫瘍で、骨にも軟部組織にも発生します。悪性度が高く、化学療法は一般的にあまり効果がありませんが、放射線治療は有効な場合があります。手術は骨肉腫と同様です。
どうすればがんを克服することができるのか?
医療の進歩がうたわれている今日においてもこの難問への取り組みは、西洋医学、東洋医学を問わず、いまだに世界中で議論が続いています。
現状では「がん」に対して100%効果がある特効薬はまだみつかっていません
肺がん闘病
私たちはこれまで10年以上にわたり「東洋医学からのがんの治療法」を提唱し続けております。東洋医学のがんに対する治療法をひと言で言うとすれば、「病気ではなく病人に対する
肺がん闘病
治療」ということになります。
西洋医学による「がん治療」
肺がん闘病
他にもガンの種類によって様々な「治療法」が有りますが、これらはどれもがん細胞を切除、消滅させることが、その目標です
肺がん闘病
ですから、がんという病気に侵されていない部位については基本的に無関心です。その意味で「病気に対しての治療法」といえるでしょう。
肺がん闘病
抗がん剤の目的はがん細胞を消すことが第一目的であり、強い副作用が幾つ出たとしても、延々と「熱が出たら解熱剤。痛みが出たら鎮痛剤…。」といった対症療法を繰り返す他はあ
肺がん闘病
りません。
東洋医学による「がん治療」
肺がん闘病
東洋医学による「がん治療」は、東洋医学では上記の西洋医学に対して「病人の治療」を念頭に考えます。病人の体全体を、トータルにとらえるのです。
肺がん闘病
そしてまず体力があるかないか、食欲があるかどうかに注目し体力、食欲がない場合は第
一段階としてその回復にあたります。
まず、性別ですが男女比が1:5と圧倒的に女性に多いのが特徴です。次に、年齢層ですが、若年者から高齢者まで広い年齢層に分布し、20歳台やあるいはもっと若年者でもさほど珍しくありません。また、後述する未分化がんを除き、一般に進行が遅く治りやすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。
乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。
甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。
3.甲状腺がんの種類
甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。
なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
4.甲状腺がんの症状
甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。
ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。
5.甲状腺がんの診断
手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。
また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。
6.甲状腺がんの治療
甲状腺がんの手術
乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。
遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。
断され、ご家族のみなさまは大変心配されているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。 お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼いなりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。5)治療終了時のこと(1)晩期障害小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。 晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。 薬物療法とは薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」状腺腫瘍、すなわち甲状腺がんについて解説します。
2.甲状腺がんの特徴
と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。1)局所療法外科療法、放射線療法等があります。 外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。 がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序もさまざまです。がんに対する薬のタイプを2つに分類してみると、わかりやすいかもしれません。1つは、それ自身ががんを殺す能力を持ったもので、抗がん剤が相当します。一方、自分自身はがんを殺すことはできないけれども、がんを殺すものを助ける機能を持つ薬で、免疫賦活剤と呼ばれるものがそれに当たります。 「薬」は、一般に「効果」と「薬物有害反応(副作用)」の2つの作用があります。通常、私たちが薬として使っているものは、効果のほうがずっと強くて、薬物有害反応がほとんどないか、軽度です(例:風邪薬に対する胃もたれ)。しかし、「抗がん剤」と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、「副作用ばかりが強くて全然効果がない」ということかもしれません。例にあげた風邪薬は、大半の人に非常によく効いて薬物有害反応がほとんどありませんので、効果と薬物有害反応のバランスが取れています。しかし抗がん剤の場合は、効果と薬物有害反応が同じくらいという場合もありますし、また効果よりも薬物有害反応のほうが多い場合もあります。したがって、普通の薬と違って非常に使いにくく、治療を受ける側にとっては困った薬であるといえます。抗がん剤の薬物有害反応が、他の薬に比べて非常に強いことは確かです。悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、脱毛、白血球減少、血小板減少、肝機能障害、腎機能障害等の症状が現れます。薬によって薬物有害反応の種類や程度は異なり、また個人またレーザー照射治療や、放射線療法、化学療法なども行われます。
皮膚ガンは紫外線や放射線、外傷などによる誘発があるほか、傷、やけどの跡や色素性乾皮症から皮膚ガンを生じることもあります。
西欧人は紫外線に弱いタイプの皮膚を持つために皮膚ガンになりやすい傾向があります。
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
皮膚は私たちの全身を温度や湿度の変化、紫外線、ほこりなど様々な外部の刺激から守っています。
皮膚の構造は上から表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。
大人の皮膚の総面積は約1.6平方mであり、厚さは表皮が約0.06~0.2mm、真皮を合わせると、0.4~1.4mmです。
日本では、年間1000人から1500人ほどの人が悪性黒色腫に罹っており、年々増加傾向にあります。
20歳代からやや多くなり、40歳代から急に増えてきます。60歳代がピークですが、最近は70歳代の方も多くなっています。
男女比では、女性の方が若干多くなっています。
(1) 平滑筋肉腫
平滑筋はいわゆる不随意筋に属するもので、消化管?子宮など臓器や血管に付随する筋肉です。従って全身いたるところに発生する可能性があります。
中年以降に多く、小児ではまれに発生します。化学療法の効果が余り期待できないため、切除手術が中心となります。
(2) 線維肉腫
線維組織ががん化するもので、中高年に多く発症します。
(3) 脂肪肉腫
中年以後に多い肉腫です。脂肪腫に似た外観のものは悪性度が低く、転移?再発の危険性が余りありません。その他のものは、切除した後化学療法を行います。
(4) 悪性線維性組織球種
軟部肉腫の中ではもっとも多い肉腫です。中年以降に多く、高齢者の軟部肉腫の大部分を占めます。この中でも悪性度の高いものから低いものがあります。
(5) 横紋筋肉腫
小児に多く発生する腫瘍で、リンパ節転移や肺転移の頻度も高い腫瘍です。
悪性度が高く、化学療法と切除手術を行います。特に小児では化学療法の効果が高いため、比較的長期にわたり化学療法を行ってから切除します。
(6) 悪性末梢神経鞘腫瘍
手術前より抗がん剤治療を行うのが標準的です。
(7) 滑膜肉腫
関節の近くに多く発生しますが、関節そのものには発生しません。悪性度は高く、早期治療が望ましいものです。
(8) 血管肉腫?血管外皮腫
血管から発生する腫瘍で、骨にも軟部組織にも発生します。悪性度が高く、化学療法は一般的にあまり効果がありませんが、放射線治療は有効な場合があります。手術は骨肉腫と同様です。
どうすればがんを克服することができるのか?
医療の進歩がうたわれている今日においてもこの難問への取り組みは、西洋医学、東洋医学を問わず、いまだに世界中で議論が続いています。
現状では「がん」に対して100%効果がある特効薬はまだみつかっていません
肺がん闘病
私たちはこれまで10年以上にわたり「東洋医学からのがんの治療法」を提唱し続けております。東洋医学のがんに対する治療法をひと言で言うとすれば、「病気ではなく病人に対する
肺がん闘病
治療」ということになります。
西洋医学による「がん治療」
肺がん闘病
他にもガンの種類によって様々な「治療法」が有りますが、これらはどれもがん細胞を切除、消滅させることが、その目標です
肺がん闘病
ですから、がんという病気に侵されていない部位については基本的に無関心です。その意味で「病気に対しての治療法」といえるでしょう。
肺がん闘病
抗がん剤の目的はがん細胞を消すことが第一目的であり、強い副作用が幾つ出たとしても、延々と「熱が出たら解熱剤。痛みが出たら鎮痛剤…。」といった対症療法を繰り返す他はあ
肺がん闘病
りません。
東洋医学による「がん治療」
肺がん闘病
東洋医学による「がん治療」は、東洋医学では上記の西洋医学に対して「病人の治療」を念頭に考えます。病人の体全体を、トータルにとらえるのです。
肺がん闘病
そしてまず体力があるかないか、食欲があるかどうかに注目し体力、食欲がない場合は第
一段階としてその回復にあたります。
肺がん抗がん剤副作用
白血病は化学療法や骨髄移植療法により治癒可能となっていますが、治療は強力であればあるほどより高率の治癒率が得られることが、これまでの治療の歴史が教えています。造血幹細胞移植療法は最も強力な寛解後療法でありますが、最近の化学療法もこれに匹敵するほど強力となっています。強力療法を施行すれば、それに伴う合併症、特に白血球減少に伴う感染症と血小板減少時の出血は避けることができませんので、これらに対する支持療法は、治癒につながる強力治療を成功させるための鍵となります。
日本では日赤血液センターの充実により、アフェレーシス血小板が十分供給され、血小板減少のためだけの致死的出血は減少しており、致死的出血がみられる場合のほとんどは、敗血症ないしは播種性血管内凝固症(DIC)を併発している症例です。したがって、治癒をもたらすための強力治療の成功は感染症対策につきるといってよく、感染症対策の良し悪しは治療成績に直接影響します。
感染症の起炎菌としては、近年グラム陽性球菌の検出率が増加しています。これまで開発されてきた抗菌薬の多くが、グラム陰性桿菌に向けられたものであったためと、最近は、白血病治療においては、ほぼ全例で経静脈高カロリー輸液が行われているため、静脈カテーテルの汚染による表皮ブドウ球菌等が多くなっていることにもよります。また、真菌感染症も増加し、特にアスペルギルス症の増加が著しく、その対策が急務です。
白血病に対して強力治療が始まった1980年代の初め頃、アスペルギルス症の多発に泣かされた我々は、原因究明のため色々検査をした折り、大学病院の血液内科病室の空調吹き出し口に付いている埃を培養した所、アスペルギルス?ニガーという真菌が一杯いたのには驚きました。この真菌は一般的には黒かびと呼ばれ、台所などのじめじめした所によく見かける黒っぽいかびです。アスペルギルス?フミガーツスと共にアスペルギルス症をおこす病原性をもつ真菌です。最初は血液内科病棟のみの院内感染症かと思い、念のため精神科の病室にある空調吹き出し口の埃も培養した所、ここもアスペルギルス?ニガーが一杯いました。
ご存知のように、日本酒を作る時には、まず麹を用いて米の炭水化物を糖化してブトウ糖をつくり、このブトウ糖から酵母がアルコールを作ります。この麹菌も真菌であり、学名はアスペルギルス?オリゼーと言います。湿度の高い日本の環境はどうもアスペルギルスの成育に好適のようであり、日本酒作りにもこれが応用されて来たのでしょう。したがって、日本において、白血病の強力治療を遂行するには、アスペルギルス症対策は非常に重要です。コスト?パフォーマンスを重視する欧米では、骨髄移植は普通個室ないしは簡易無菌室で施行されるのが一般的ですが、日本では絶対無理です。たちまち、アスペルギルス症にやられます。
本当は、造血幹細胞移植療法だけでなく、強力な白血病治療をする時は、すべての患者さんをアスペルギルス?フリーすなわち外来性病原菌フリーの環境で治療すべきなのですが、バイオクリーンルームを作るコストの問題でそういう訳にもいきません。しかし、すべての患者さんを理想的な環境化で治療すれば、治癒率を現在より10%以上は上げることが出来ると信じています。幸い無菌室使用が医療保険で認められるようになったため、より広く利用されるようになったのは喜ばしいことです。騒音が非常に少なく、温度と湿度管理が細かく出来る新しいタイプのクリ-ン?ルームも出来ており、今後、普及して行くと思われます。
最新の遺伝子工学的手法で作られた顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF)は、骨髄移植後や化学療法後に減少した好中球の回復を8-12日前後短縮します。したがって、G-CSF 使用により好中球の早期回復が可能であり、白血病における感染症の発症頻度減少や重症度の軽減に貢献しています。
G-CSFは試験管内において、明らかに骨髄性白血病細胞を増殖?刺激しますので、骨髄性白血病患者におけるG-CSF の使用には問題点もあります。しかし、わが国を中心とする幾つかの比較臨床研究の結果では、化学療法や骨髄移植後の好中球高度減少時に使用された場合においては、G-CSF 投与により患者体内の骨髄性白血病が明らかに増殖するとの結果は得られていません。重症感染症においては、G-CSF の持つ好中球回復促進効果のメリットは、G-CSF が示す可能性のある白血病細胞増殖というデメリットを凌駕するものと思われます。しかし、骨髄性白血病を刺激することも確実であることより、最少必要量を最少必要期間投与するなどの慎重な使用法が是非必要です。
無治療のまま経過をみますと急性白血病患者さんは2-3ヵ月で死亡します。現時点の最良の化学療法を行った時、小児急性リンパ性白血病では、95% 以上が完全寛解となり、標準リスク群の80%、高リスク群 (年齢10歳以上、初診時白血球数30,000/μL 以上、B細胞性白血病、Ph陽性白血病など)の60%以上が治癒するものと期待されています。成人急性リンパ性白血病では、約80%が完全寛解となりますが、寛解例の30%以下にしか治癒は期待できません。
急性前骨髄球性白血病では、レチノイン酸と化学療法により、今や約95%が完全寛解になり8割以上が治癒するものと期待されています。
65歳未満の急性骨髄性白血病では約80% が完全寛解となり、寛解例の35%以上が治癒するものと期待されています。65歳以上の患者さんでは、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病ともに完全寛解率は60%台で治癒はほとんど期待できません。最近G-CSF を使用することにより感染症対策が十分出来るようになりましたので、予後成績も向上すると思われます。
70才以上では治癒を得るのは困難ですので、患者さんのを考慮した弱い治療が行われています。骨髄異形成症候群由来の急性白血病は高齢者に多く、治療抵抗性です。
白血球増加が著明であり、好中球が主体をなしていますが、好塩基球や好酸球の絶対数も増加しています。芽球から成熟好中球までの各段階の好中球がみられます。好中球アルカリホスファターゼ?スコアーが著明に減少しているのが特徴的です。血小板は増加している場合が多く、赤血球は初期にはほとんど変化はありませんが、進行すると貧血となります。通常診断後約4年で治療抵抗性となり、脾腫が縮小せず、好塩基球が増加し、血小板減少や貧血が現れたり、原因不明の発熱などを示す移行期を経て、末梢血ならびに骨髄に芽球が増加する急性転化期にいたります。
急性転化をおこすと急性白血病と鑑別が困難なことが多く、約3/4 が骨髄性、1/4 がリンパ性の形質を示します。フィラデルフィア (Ph) 染色体は陽性のままであり、Ph染色体が2個になったり、その他の付加染色体異常が現れることが多く見られます。 慢性骨髄性白血病の骨髄は白血病細胞が充満する過形成状態をしめします。芽球から分葉好中球までの一連の好中球系細胞が主体ですが、好塩基球や好酸球も増加し、巨核球も増加しています。染色体検査で小型のPh染色体がみられ、22番染色体の長腕の一部が切れ、9番染色体の長腕の一部と互いに入れ代わる相互転座t(9;22) によるものです。Ph染色体は赤芽球や巨核球にも認められます。9番染色体の長腕にある癌遺伝子c-abl が、22番染色体のBCR 遺伝子部に転座し、bcr/abl 融合遺伝子が作られ、この遺伝子が作るP210蛋白は強いチロシン?キナーゼ活性を示し、細胞をアポトーシス死より護り、 CML の直接病因とになっていると思われます。急性リンパ性白血病の時にみられるbcr/abl 融合遺伝子は P190 蛋白をつくり、慢性骨髄性白血病の場合はメジャー、急性リンパ性白血病の場合はマイナーと呼んで区別しています。
その他に、増加している白血球に由来するビタミンB12 結合蛋白増加のために血中ビタミンB12 値が増加したり、破壊された白血球由来の尿酸値も上昇しています。
慢性期には脾腫や白血球増多によるいろいろの症状がみられるものの、生命を脅かすほどのものではなく、ハイドロキシウレアかブサルファンで治療することにより、白血球を正常範囲にコントロール可能であり、患者さんは診断後4年前後は全く正常の日常生活が送れます。大規模の比較研究の結果、ハイドロキシウレアで治療するの方がブサルファンで治療するよりも予後がよいことが判り、専らこちらが使われますが、急性転化の阻止はできません。血小板のコントロールがうまく行かない症例には、ニトロソ尿素系のラニムスン(サイメリン)やナイムスチン(ニドラン)が用いられます。
インターフェロンα(IFN) も有効で、約75%で血液学的寛解が、約50%以上でPh染色体陽性細胞すなわち腫瘍細胞の減少を認めます。Ph染色体の減少した症例の予後は良く、約20%にみられる完全消失例の8年生存率は90%近いと報告されています。部分的に消失する患者さんでも8年生存率は70%以上であり、IFN は慢性期の第一選択薬になりました。IFN の長所は抗がん剤と違って、薬剤を中止すれば白血球等が直ぐ回復する点にあり、したがって、薬剤を十分効かせることが出来る所にあると思われます。問題は副作用です。インフルエンザに罹ったときのような発熱や筋肉痛に加え肝障害やうつ病などがあります。それに、 IFNは高額ですから、病名を告知されておらず、「骨髄移植ができなければ、この薬しか長期生存するチャンスはない。」と説明を受けても、それを納得していない患者さんは、副作用を理由にIFN を早期に中止したがる傾向にありました。また、IFN療法に十分習熟していない医師も同様であり、副作用を恐れて早期に中止する傾向にありました。副作用は確かに怖いですが、白血病はもっと怖く確実に命を奪う病気です。Ph染色体が減少すれば、長期生存が可能ですから、辛抱つよく使用し続けることが肝要です。なお、Ph染色体が完全消失しても、遺伝子検査でbcr/ablが消失しないかぎり、たとえ少量でもIFNを長期間継続投与することが必要です。IFN療法にはすでに20年近い歴史があり評価も定まっていますので、IFNが有効な症例にはこれからも続けた方が良いと思います。
造血幹細胞移植は現時点では治癒をもたらす第一選択の治療法です。40歳以下あるいは合併症などがなければ50歳以下でHLA の一致する家族ドナーがいれば適応となります。50歳以下の慢性期の慢性骨髄性白血病に同胞からの移植を施行する事により、50-70%前後の長期生存が得られます。しかし、一方では移植後に起こるGVHDや間質性肺炎等による移植関連死が約30%あり、場合によっては、命を短くします。最近では、初期の移植関連死は少なくなっていますので、家族ドナーがいれば早めに施行してもよいですが、それでも、1年以内の移植関連死が20%近くあることを覚悟しておく必要があります。
最近、慢性骨髄性白血病の原因となっている異常融合遺伝子bcr/ablが作る蛋白のチロシン?キナーゼ活性を特異的に阻害する経口薬イマチニブが開発されました。恒常的に活性化されたチロシン?キナーゼのために死ににくくなっていた白血病細胞が、この薬の作用でアポトーシスを起こして死んで行くのです。IFNに比べて、副作用もほとんど少なく、100%近くに血液学的完全寛解が得られ、Ph染色体陽性細胞もIFN治療例で約60%、初回治療例では約80%で減少し、がん化の原因になっている異常遺伝子に直接向けられた極めて有望な分子標的治療薬です。慢性骨髄性白血病に対する治療法を根本から変えた治療法として期待されています。IFNとの大規模な比較研究においても、イマチニブの方が優れていることが判り、慢性骨髄性白血病の第一選択薬になりました。しかし、この薬が出てからまだ3年ほどしか経っていない点は忘れてはなりません。慢性骨髄性白血病の治療法の評価には数年-10年かかりますので、このことを十分認識しておくべきです。特に、IFNが良く効いている患者さんでは、安易にイマチニブに変更するのではなく、長期的な有効性が確立しているIFNを続行すべきでし
肺がん抗がん剤副作用
ょう。今でも、教科書的には、50歳以下で家族ドナーがいれば、造血幹細胞移植が第 一選択の治療法ですが、イマチニブがこれだけ有効性を示していると、最初か ら移植を行うか否か
肺がん抗がん剤副作用
を迷うようになりました。移植の歴史は長く、うまく行け ば確実に治癒できます。しかし、20%程度の患者さんは移植の合併症のため、1年以内にお亡くなりになる可能性があります。
肺がん抗がん剤副作用
一方、IFNもそうでしたが、イマチニブでは、1年以内に死亡される患者さんはまずいませんので、どうしても迷うことになるのです。50歳以上の患者さんや50歳以下で家族ドナーのい
肺がん抗がん剤副作用
ない場合は、イマチニブを選択すべきでしょう。そして、90%以上の患者さんで得られる単なる血液学的寛解だけではなく、Ph染色体陽性の白血病細胞が大幅に減少ないしは消失する細
肺がん抗がん剤副作用
胞遺伝学的寛解が得られない場合に始めて、造血幹細胞移植を行うべきでしょう。特に、非血縁ドナー移植は家族ドナーからの移植に比べGVHD等の合併症や移植関連死も多いことよ
肺がん抗がん剤副作用
り、慎重に選択すべきです。
現在のところ、移行期の慢性骨髄性白血病には移植療法しか治癒の得られる治療はありませ
肺がん抗がん剤副作用
んので、ドナーが見つかれば、迷うことなく早い時期に移植を行うべきです。急性転化した場合は典型的な急性白血病と異なり薬物療法には抵抗性であり、造血幹細胞移植もほとんど
肺がん抗がん剤副作用
期待できません。したがって、慢性骨髄性白血病では急性転化させないよう治療を続けることが必要です。
日本では日赤血液センターの充実により、アフェレーシス血小板が十分供給され、血小板減少のためだけの致死的出血は減少しており、致死的出血がみられる場合のほとんどは、敗血症ないしは播種性血管内凝固症(DIC)を併発している症例です。したがって、治癒をもたらすための強力治療の成功は感染症対策につきるといってよく、感染症対策の良し悪しは治療成績に直接影響します。
感染症の起炎菌としては、近年グラム陽性球菌の検出率が増加しています。これまで開発されてきた抗菌薬の多くが、グラム陰性桿菌に向けられたものであったためと、最近は、白血病治療においては、ほぼ全例で経静脈高カロリー輸液が行われているため、静脈カテーテルの汚染による表皮ブドウ球菌等が多くなっていることにもよります。また、真菌感染症も増加し、特にアスペルギルス症の増加が著しく、その対策が急務です。
白血病に対して強力治療が始まった1980年代の初め頃、アスペルギルス症の多発に泣かされた我々は、原因究明のため色々検査をした折り、大学病院の血液内科病室の空調吹き出し口に付いている埃を培養した所、アスペルギルス?ニガーという真菌が一杯いたのには驚きました。この真菌は一般的には黒かびと呼ばれ、台所などのじめじめした所によく見かける黒っぽいかびです。アスペルギルス?フミガーツスと共にアスペルギルス症をおこす病原性をもつ真菌です。最初は血液内科病棟のみの院内感染症かと思い、念のため精神科の病室にある空調吹き出し口の埃も培養した所、ここもアスペルギルス?ニガーが一杯いました。
ご存知のように、日本酒を作る時には、まず麹を用いて米の炭水化物を糖化してブトウ糖をつくり、このブトウ糖から酵母がアルコールを作ります。この麹菌も真菌であり、学名はアスペルギルス?オリゼーと言います。湿度の高い日本の環境はどうもアスペルギルスの成育に好適のようであり、日本酒作りにもこれが応用されて来たのでしょう。したがって、日本において、白血病の強力治療を遂行するには、アスペルギルス症対策は非常に重要です。コスト?パフォーマンスを重視する欧米では、骨髄移植は普通個室ないしは簡易無菌室で施行されるのが一般的ですが、日本では絶対無理です。たちまち、アスペルギルス症にやられます。
本当は、造血幹細胞移植療法だけでなく、強力な白血病治療をする時は、すべての患者さんをアスペルギルス?フリーすなわち外来性病原菌フリーの環境で治療すべきなのですが、バイオクリーンルームを作るコストの問題でそういう訳にもいきません。しかし、すべての患者さんを理想的な環境化で治療すれば、治癒率を現在より10%以上は上げることが出来ると信じています。幸い無菌室使用が医療保険で認められるようになったため、より広く利用されるようになったのは喜ばしいことです。騒音が非常に少なく、温度と湿度管理が細かく出来る新しいタイプのクリ-ン?ルームも出来ており、今後、普及して行くと思われます。
最新の遺伝子工学的手法で作られた顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF)は、骨髄移植後や化学療法後に減少した好中球の回復を8-12日前後短縮します。したがって、G-CSF 使用により好中球の早期回復が可能であり、白血病における感染症の発症頻度減少や重症度の軽減に貢献しています。
G-CSFは試験管内において、明らかに骨髄性白血病細胞を増殖?刺激しますので、骨髄性白血病患者におけるG-CSF の使用には問題点もあります。しかし、わが国を中心とする幾つかの比較臨床研究の結果では、化学療法や骨髄移植後の好中球高度減少時に使用された場合においては、G-CSF 投与により患者体内の骨髄性白血病が明らかに増殖するとの結果は得られていません。重症感染症においては、G-CSF の持つ好中球回復促進効果のメリットは、G-CSF が示す可能性のある白血病細胞増殖というデメリットを凌駕するものと思われます。しかし、骨髄性白血病を刺激することも確実であることより、最少必要量を最少必要期間投与するなどの慎重な使用法が是非必要です。
無治療のまま経過をみますと急性白血病患者さんは2-3ヵ月で死亡します。現時点の最良の化学療法を行った時、小児急性リンパ性白血病では、95% 以上が完全寛解となり、標準リスク群の80%、高リスク群 (年齢10歳以上、初診時白血球数30,000/μL 以上、B細胞性白血病、Ph陽性白血病など)の60%以上が治癒するものと期待されています。成人急性リンパ性白血病では、約80%が完全寛解となりますが、寛解例の30%以下にしか治癒は期待できません。
急性前骨髄球性白血病では、レチノイン酸と化学療法により、今や約95%が完全寛解になり8割以上が治癒するものと期待されています。
65歳未満の急性骨髄性白血病では約80% が完全寛解となり、寛解例の35%以上が治癒するものと期待されています。65歳以上の患者さんでは、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病ともに完全寛解率は60%台で治癒はほとんど期待できません。最近G-CSF を使用することにより感染症対策が十分出来るようになりましたので、予後成績も向上すると思われます。
70才以上では治癒を得るのは困難ですので、患者さんのを考慮した弱い治療が行われています。骨髄異形成症候群由来の急性白血病は高齢者に多く、治療抵抗性です。
白血球増加が著明であり、好中球が主体をなしていますが、好塩基球や好酸球の絶対数も増加しています。芽球から成熟好中球までの各段階の好中球がみられます。好中球アルカリホスファターゼ?スコアーが著明に減少しているのが特徴的です。血小板は増加している場合が多く、赤血球は初期にはほとんど変化はありませんが、進行すると貧血となります。通常診断後約4年で治療抵抗性となり、脾腫が縮小せず、好塩基球が増加し、血小板減少や貧血が現れたり、原因不明の発熱などを示す移行期を経て、末梢血ならびに骨髄に芽球が増加する急性転化期にいたります。
急性転化をおこすと急性白血病と鑑別が困難なことが多く、約3/4 が骨髄性、1/4 がリンパ性の形質を示します。フィラデルフィア (Ph) 染色体は陽性のままであり、Ph染色体が2個になったり、その他の付加染色体異常が現れることが多く見られます。 慢性骨髄性白血病の骨髄は白血病細胞が充満する過形成状態をしめします。芽球から分葉好中球までの一連の好中球系細胞が主体ですが、好塩基球や好酸球も増加し、巨核球も増加しています。染色体検査で小型のPh染色体がみられ、22番染色体の長腕の一部が切れ、9番染色体の長腕の一部と互いに入れ代わる相互転座t(9;22) によるものです。Ph染色体は赤芽球や巨核球にも認められます。9番染色体の長腕にある癌遺伝子c-abl が、22番染色体のBCR 遺伝子部に転座し、bcr/abl 融合遺伝子が作られ、この遺伝子が作るP210蛋白は強いチロシン?キナーゼ活性を示し、細胞をアポトーシス死より護り、 CML の直接病因とになっていると思われます。急性リンパ性白血病の時にみられるbcr/abl 融合遺伝子は P190 蛋白をつくり、慢性骨髄性白血病の場合はメジャー、急性リンパ性白血病の場合はマイナーと呼んで区別しています。
その他に、増加している白血球に由来するビタミンB12 結合蛋白増加のために血中ビタミンB12 値が増加したり、破壊された白血球由来の尿酸値も上昇しています。
慢性期には脾腫や白血球増多によるいろいろの症状がみられるものの、生命を脅かすほどのものではなく、ハイドロキシウレアかブサルファンで治療することにより、白血球を正常範囲にコントロール可能であり、患者さんは診断後4年前後は全く正常の日常生活が送れます。大規模の比較研究の結果、ハイドロキシウレアで治療するの方がブサルファンで治療するよりも予後がよいことが判り、専らこちらが使われますが、急性転化の阻止はできません。血小板のコントロールがうまく行かない症例には、ニトロソ尿素系のラニムスン(サイメリン)やナイムスチン(ニドラン)が用いられます。
インターフェロンα(IFN) も有効で、約75%で血液学的寛解が、約50%以上でPh染色体陽性細胞すなわち腫瘍細胞の減少を認めます。Ph染色体の減少した症例の予後は良く、約20%にみられる完全消失例の8年生存率は90%近いと報告されています。部分的に消失する患者さんでも8年生存率は70%以上であり、IFN は慢性期の第一選択薬になりました。IFN の長所は抗がん剤と違って、薬剤を中止すれば白血球等が直ぐ回復する点にあり、したがって、薬剤を十分効かせることが出来る所にあると思われます。問題は副作用です。インフルエンザに罹ったときのような発熱や筋肉痛に加え肝障害やうつ病などがあります。それに、 IFNは高額ですから、病名を告知されておらず、「骨髄移植ができなければ、この薬しか長期生存するチャンスはない。」と説明を受けても、それを納得していない患者さんは、副作用を理由にIFN を早期に中止したがる傾向にありました。また、IFN療法に十分習熟していない医師も同様であり、副作用を恐れて早期に中止する傾向にありました。副作用は確かに怖いですが、白血病はもっと怖く確実に命を奪う病気です。Ph染色体が減少すれば、長期生存が可能ですから、辛抱つよく使用し続けることが肝要です。なお、Ph染色体が完全消失しても、遺伝子検査でbcr/ablが消失しないかぎり、たとえ少量でもIFNを長期間継続投与することが必要です。IFN療法にはすでに20年近い歴史があり評価も定まっていますので、IFNが有効な症例にはこれからも続けた方が良いと思います。
造血幹細胞移植は現時点では治癒をもたらす第一選択の治療法です。40歳以下あるいは合併症などがなければ50歳以下でHLA の一致する家族ドナーがいれば適応となります。50歳以下の慢性期の慢性骨髄性白血病に同胞からの移植を施行する事により、50-70%前後の長期生存が得られます。しかし、一方では移植後に起こるGVHDや間質性肺炎等による移植関連死が約30%あり、場合によっては、命を短くします。最近では、初期の移植関連死は少なくなっていますので、家族ドナーがいれば早めに施行してもよいですが、それでも、1年以内の移植関連死が20%近くあることを覚悟しておく必要があります。
最近、慢性骨髄性白血病の原因となっている異常融合遺伝子bcr/ablが作る蛋白のチロシン?キナーゼ活性を特異的に阻害する経口薬イマチニブが開発されました。恒常的に活性化されたチロシン?キナーゼのために死ににくくなっていた白血病細胞が、この薬の作用でアポトーシスを起こして死んで行くのです。IFNに比べて、副作用もほとんど少なく、100%近くに血液学的完全寛解が得られ、Ph染色体陽性細胞もIFN治療例で約60%、初回治療例では約80%で減少し、がん化の原因になっている異常遺伝子に直接向けられた極めて有望な分子標的治療薬です。慢性骨髄性白血病に対する治療法を根本から変えた治療法として期待されています。IFNとの大規模な比較研究においても、イマチニブの方が優れていることが判り、慢性骨髄性白血病の第一選択薬になりました。しかし、この薬が出てからまだ3年ほどしか経っていない点は忘れてはなりません。慢性骨髄性白血病の治療法の評価には数年-10年かかりますので、このことを十分認識しておくべきです。特に、IFNが良く効いている患者さんでは、安易にイマチニブに変更するのではなく、長期的な有効性が確立しているIFNを続行すべきでし
肺がん抗がん剤副作用
ょう。今でも、教科書的には、50歳以下で家族ドナーがいれば、造血幹細胞移植が第 一選択の治療法ですが、イマチニブがこれだけ有効性を示していると、最初か ら移植を行うか否か
肺がん抗がん剤副作用
を迷うようになりました。移植の歴史は長く、うまく行け ば確実に治癒できます。しかし、20%程度の患者さんは移植の合併症のため、1年以内にお亡くなりになる可能性があります。
肺がん抗がん剤副作用
一方、IFNもそうでしたが、イマチニブでは、1年以内に死亡される患者さんはまずいませんので、どうしても迷うことになるのです。50歳以上の患者さんや50歳以下で家族ドナーのい
肺がん抗がん剤副作用
ない場合は、イマチニブを選択すべきでしょう。そして、90%以上の患者さんで得られる単なる血液学的寛解だけではなく、Ph染色体陽性の白血病細胞が大幅に減少ないしは消失する細
肺がん抗がん剤副作用
胞遺伝学的寛解が得られない場合に始めて、造血幹細胞移植を行うべきでしょう。特に、非血縁ドナー移植は家族ドナーからの移植に比べGVHD等の合併症や移植関連死も多いことよ
肺がん抗がん剤副作用
り、慎重に選択すべきです。
現在のところ、移行期の慢性骨髄性白血病には移植療法しか治癒の得られる治療はありませ
肺がん抗がん剤副作用
んので、ドナーが見つかれば、迷うことなく早い時期に移植を行うべきです。急性転化した場合は典型的な急性白血病と異なり薬物療法には抵抗性であり、造血幹細胞移植もほとんど
肺がん抗がん剤副作用
期待できません。したがって、慢性骨髄性白血病では急性転化させないよう治療を続けることが必要です。
2011年9月23日星期五
吉田拓郎肺がん
は化学療法を中心とした集学的な治療が不可欠です。
いままでは重篤な副作用(悪心?嘔吐、骨髄抑制など)のため積極的な化学療法が施行出来なかった状態の患者さんでも、最近の副作用に対する薬剤の開発や化学療法の進歩により、負担を軽減し以前と同じ程度の治療効果を期待できる事も可能となってきました。
補助化学療法として、手術を行う症例に対しても癌の性格によって適応は異なりますが、術前や術後に補助的に化学治療を行う方法もあります。当院では、化学療法感受性試験を行っています。これは、手術時に摘出した各症例の胃癌組織の一部を使用してどの抗癌剤が最もよく効くのかを調べる試験です。同じ胃癌の中でもその性格は大いに異なっており、各症例そのものの抗癌剤感受性を調べることで、より効果の高い治療が可能となります。現在、基礎的?臨床的なデータを集積中です。
化学療法の実際
以上のように胃癌は進行してくると再発や転移を高頻度におこしてきます。このように胃とは別の臓器や部位に再発を来した場合、癌細胞が再発した場所のみに留まっているとは考えにくく、胃癌の場合は全身に拡がっている可能性が高いと思われます。
そこで、化学療法が必要となります。化学療法は全身への治療法です。再発や進行胃癌にとって有効な治療法の一つとなってきます。
これまでの胃癌に対する抗癌剤を用いた化学療法は、単剤での奏功率は低く、多剤併用療法などにより奏功率を高める工夫がなされてきましたが、一時的に癌が小さくなることがあっても、生存期間はなかなか延びませんでした。しかし近年、CPT-11, TS-1, LV/5-FU, docetaxel(TXT), paclitaxel(TXL)などの抗癌剤が次々と承認され、また併用療法や、一つの化学療法が効かなくなった場合に二次、三次の化学療法を続けて行う方法など、治療の選択肢の幅が拡がり、生存期間の延長が望めるようになってきました。
TS-1は、抗腫瘍効果の増強と消化管毒性の軽減を可能にした経口5-FU系抗癌剤です。TS-1は胃癌に対して、抗腫瘍効果、延命効果ともに期待できる有効な薬剤と考えられ、進行再発胃癌に対する第一選択薬剤として国内で広く用いられています。単剤のみならず、併用療法に関しても様々な臨床試験が行われています。TS-1と他の抗癌剤の組み合わせは、作用機序や作用部位が違うものを併用することにより、抗腫瘍効果を増加させると考えられます。
CPT-11は1995年に胃癌に対する適応を認められた薬剤で、中国産喜樹に含まれるCamptothecan(CPT)の半合成誘導体であり、胃癌?大腸癌?膵癌などに抗腫瘍効果が認められます。
TXLは西洋イチイの樹皮から抽出された物質で、他薬剤との交差耐性がなく、初回化学療法に用いても、他の化学療法を行った後の二次化学療法に用いても同等の抗腫瘍効果を発揮します。
TXTはTXLの類縁化合物で、フランスにおいて開発された薬剤で、2000年に胃癌に対して認可されました。最近では副作用軽減の目的で週1回の投与や2週毎の投与が行われています。
当科では治療効果のある様々な最新の薬剤を工夫して用いて、副作用が少なく、最大の治療効果を上げるように努力しています。入院や外来通院での治療など、無理の無い、患者様に合った最適の治療を心がけています。
また、当科では、複数の薬剤を組み合わせた胃癌の最新の化学療法の開発を行なっています。さらに、このような化学療法を開発する全国的な研究グループにも属しています。したがって、当科で治療して頂ける患者さまは、最先端の治療を受けられるとともに臨床試験への協力を時にお願いする場合もあります。
胃癌の再発の危険度は?
胃癌の再発率を癌の胃壁への深達度別に示しています。胃癌は最初は胃の最も内側つまり胃内腔側にある粘膜層に出現すると考えられています。進行するにつれて周囲に広がっていき、また、胃壁深くに潜っていきます。そこで、胃壁への癌の潜り具合が進行程度を示す一つの方法として用いられており、深達度という表現をしています。 再発率のグラフではこの深達度が深くなればなるほど再発率も多くなっていくのがよくわかります。
胃癌の再発形式は?
胃癌が再発してくる場合、どのような形式があるのでしょうか。いろんな臓器に癌は出現してきますが、その臓器によって性格は異なってきます。それに伴い、再発形式も異なります。胃癌においては、下図に示すように血行性転移や腹膜播種によるものがほとんどです。
血行性転移とは、血液中に癌細胞が進入し血流にのっていろいろな場所に運ばれ、そこで癌として再発してしまう転移です。肝臓や肺、骨髄などに転移します。
腹膜播種とは、胃癌が進行し胃の外側の壁を破った状態で腹腔内に癌細胞がバラバラと広がってしまい、腹腔内に多数、広範囲に癌を形成してしまう再発の形式です。
深達度は、上図のものと同じですので、参照してください。 深達度が深くなるに連れて腹膜播種での再発率が多くなっています 。
抗癌剤感受性を規定している因子の検索と治療への応用
がんは患者さん毎に、その性質や生物学的特性が大きく異なっています。癌の治療のいろいろな場面で抗癌剤が用られますが、あらかじめその治療効果を予測できる因子を特定することは非常に大切なことです。このことは、抗癌剤療法により治療効果が期待出来る患者さんには治療を積極的に進め、抗癌剤による治療効果よりも副作用の方が強く出現すると考えられる患者さんには他の治療を行う、もしくは身体に負担になる治療は行わず症状緩和のみを行うといった、患者さんそれぞれに適したきめ細やかな医療に結びつきます。
当科では、個々の癌が抗癌剤に対して感受性を持つかどうかを調べるため、患者さんの同意を得た後、手術で切除した病変より腫瘍組織の一部を採取し、抗癌剤感受性試験(Succinic dehydrogenese inhibition test, SDI法)を行っています。この方法は、採取した腫瘍組織を処理し、抗癌剤投与群と非投与群に分け培養した後、酵素反応による発光度をもとに生細胞数を測定し、各種の抗癌剤に対する感受性の判定を行うものです。
また、腫瘍組織から抽出したDNA?RNAに対し分子生物学的手法を用いて、種々の因子と抗癌剤感受性との関連につき解析しています。多くの抗癌剤はDNA上に傷をつけますが、これらの傷を効率よく除去?修復する分子機構が破綻することにより、抗癌剤感受性が変化することが予想されます。基礎的研究より、このような傷を修復する分子機構の中でミスマッチ修復機構とよばれる機構が、胃癌の抗癌剤治療において主力的役割を果たすフッ化ピリミジン(5-FU)感受性に影響を与えることを見出しています。当科では、以前よりミスマッチ修復機構の異常を同定する検査(マイクロサテライト不安定性解析)を行っており、このような修復機構異常の有無による5-FU投与の効果のちがいについて検討を行っています。マイクロサテライト不安定性を認める症例、すなわちミスマッチ修復機構が異常な症例では、5-FUに対しての感受性が低下していると考えられますので、これらの関係を明らかにするとともに、その分子機構についての解析を進めています。
以上のような研究は、現在の段階では臨床応用にまでは至っておりませんが、今後、基礎的、臨床的な検討を重ねることで、将来的にはこれらの結果を取り入れたきめ細やかな治療が可能となってくると考えております。
本治療指針案は胃癌の日常診療にあたり各治療法について適正な適応を示して、各主治医の参考に供する事により、主治医間の差をなくし、治療の安全性と治療成績の向上を図ることを目的としている。平成11年11月に日本胃癌学会に示されたガイドライン(案)を尊重し作成した。
術前肉眼所見M癌 (リンパ節転移は原則としてない症例:N0)
① 内視鏡的粘膜切除術(EMR)
分化型(pap.tub1.tub2)癌で潰瘍を伴わない病変と隆起型?陥凹型を問わず長径20mm以下の病変で潰瘍を伴わない病変を対象とする。(手術不耐例や手術拒否例などの相対適応例においては適用しません)
② 胃縮小手術(幽門側胃切除術、胃全摘術、D1+7,8a)
大網温存や網嚢切除の省略、時に迷走神経の温存を行う。EMRの適応外の症例である。
③ 幽門保存胃切除
胃中下部のT1N0-1(M、SM)症例で、腫瘍肛門縁が幽門より4cm以上離れている。評価法の確立が今後の問題である。
術前肉眼所見SM以上の癌
(リンパ節転移があり得る症例:N0以上)
④ 胃縮小手術(幽門側胃切除術、胃全摘術、D1+7,8a)
術中N0で、分化型で径1.5cm以下または未分化型で径1.0cm以下である。
⑤ 幽門保存胃切除(③と同じ)
⑥ 標準的胃切除術(幽門側胃切除術、胃全摘術、+D2)
縮小手術適応外で術前診断SM以上の症例である。T3以下、D2郭清で根治度A、Bを確
保できる(N0-2)症例を対象にする。
⑦ 拡大手術(他臓器合併胃切除、D3)
臨床的に遠隔転移がなく、原発巣または転移巣が胃の周辺臓器に直接侵潤し、合併切除をしないと治癒が望めない症例を対象にする。
⑧ 姑息手術
根治手術不能な症例。切迫症状(出血、狭窄、低栄養など)の改善や腫瘍負荷の軽減を図る。
⑨ 化学療法、術後化学療法、術前化学療法
種々のregimenが報告されている。
⑩ 免疫療法
術後や腫瘍による免疫低下症例に行われる。抗癌剤との併用が必要である。
? 放射線治療
癌の侵潤による疼痛の緩和に有効とされる。
以上の治療指針は今後の胃癌治療の進歩に伴い改訂することとする。
高齢者の胃がんの治療
胃がんは早期に見つかれば治るが、手遅れになると恐ろしいということを皆様はよくご存じのことと思います。本日は、手遅れにしないために注意すること、また、万が一、胃がんの診断を受けたときにどう考えたらよいのか、そして、いわゆるがんの告知問題についてお話いたします。 お断りしておきますが、消化器のがんはそれぞれ性格が異なります。この話は、あくまでも胃がんに限定したものです。食道がん、大腸がん、膵がんなどでは全く異なってきますので、ご注意下さい。
1. 手遅れにしないための注意
胃がんの診断は胃透視、胃内視鏡を経て病理組織診断で確定します。そのためには検査を受けなければなりません。検査のきっかけですが、早期の胃がんははっきりした症状に乏しいことが多いようです。むねやけ、もたれ、軽い痛みなどの症状や、検診などでたまたま見つかるのが普通です。一方、進行胃がんははっきりした症状、所見があります。痛み、吐き気などに加え貧血、体重の減少があります。 自分や家族の体調の変化に気がついたら、すぐに検査を受けて下さい。また、高血圧、糖尿病などで医師にかかっている方は、年に二回程度、血液検査、大便の潜血反応検査を受けることが望ましいと思います。胃の検査は二年に一度程度で十分でしょう。
2. 治療の方法
胃がんの治療法は進行の程度、全身の状態によって異なってきます。治療法は手術(内視鏡手術、外科手術)、抗癌剤、放射線、対症療法からなります。
胃がんを完治させるのは手術だけです。残念ながら抗癌剤、放射線はある程度の効果はありますが一時的なものです。手術は、可能な場合と不可能な場合があります。手術が可能な場合とは、がんを取り残しなく切除できる状態であり、がんが胃とその周辺にとどまっていることが条件となります。不可能な場合とは、無理をして切除しても、がんが明らかに残ってしまう時です。 手術を受けるには、ある程度の体力が必要です。杖をついて歩行ができたり、ある程度の理解力が必要となります。また、繰り返される心不全、重度の呼吸不全のような重大な臓器の障害のないことも大事です。一言でいえば、身の回りのことが自分でできる人ということになります。この条件にあえば、80歳代であっても手術は大丈夫です。
手術が可能なときは、手術を受けて下さい。早期がんでは90%以上、進行がんでも40%程度の5年生存率(術後5年たって生存している割合)があります。これらの条件から外れたときは、勝ち目のない戦いをするよりは、別の考えで対処したほうがよいようです。
3. がんの告知
かつては、がん患者に病名を告げるとショックを受けるので、告げるべきではないとする考え方が主流でした。つまり、医師は患者さんのためを考えて治療をおこなえば、嘘も容認されてきたのです。しかし、患者さんの人権擁護の観点から、診療情報を開示して、自己決定
吉田拓郎肺がん
権を尊重するとの考えが、広く認められる様になりました。このことは、医師にとっても好ましいことで、嘘をつかずに率直に真実を告げ、治療法を患者さんと相談しながら決めるこ
吉田拓郎肺がん
とが可能となります。患者さんと医師がともに考えて、一人ひとりにあった最善の治療法を探っていきたいものです。
吉田拓郎肺がん
1943年生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。東京大学分院外科、都立広尾病院外科医長、東京都多摩老人医療センター外科部長を経て、現職。消化管運動の生理学的研究、高齢
吉田拓郎肺がん
者外科の研究に従事。
手術以外にも治療法はいくつもあります。化学療法、免疫療法、放射線治療など。しかし、
吉田拓郎肺がん
現在では最も良い治療はやはり手術です。このページでは、主に化学療法について説明します。
吉田拓郎肺がん
化学療法とは、一般的には経口薬、注射薬など薬による治療のことで、癌の領域では抗癌剤による治療の事を意味します。
吉田拓郎肺がん
現在、胃癌に対する最も有効かつ確実な治療法は手術です。しかし、それには限界があり、再発胃癌や進行胃癌は依然として治療成績は不良です。実際、胃癌による死亡者は人口10
吉田拓郎肺がん
万人に対して約40.3人と言われており、日本での癌死因の大きい割合を占めています。このような現状から手術不能な進行胃癌や再発胃癌に対して、治療成績を向上するために
いままでは重篤な副作用(悪心?嘔吐、骨髄抑制など)のため積極的な化学療法が施行出来なかった状態の患者さんでも、最近の副作用に対する薬剤の開発や化学療法の進歩により、負担を軽減し以前と同じ程度の治療効果を期待できる事も可能となってきました。
補助化学療法として、手術を行う症例に対しても癌の性格によって適応は異なりますが、術前や術後に補助的に化学治療を行う方法もあります。当院では、化学療法感受性試験を行っています。これは、手術時に摘出した各症例の胃癌組織の一部を使用してどの抗癌剤が最もよく効くのかを調べる試験です。同じ胃癌の中でもその性格は大いに異なっており、各症例そのものの抗癌剤感受性を調べることで、より効果の高い治療が可能となります。現在、基礎的?臨床的なデータを集積中です。
化学療法の実際
以上のように胃癌は進行してくると再発や転移を高頻度におこしてきます。このように胃とは別の臓器や部位に再発を来した場合、癌細胞が再発した場所のみに留まっているとは考えにくく、胃癌の場合は全身に拡がっている可能性が高いと思われます。
そこで、化学療法が必要となります。化学療法は全身への治療法です。再発や進行胃癌にとって有効な治療法の一つとなってきます。
これまでの胃癌に対する抗癌剤を用いた化学療法は、単剤での奏功率は低く、多剤併用療法などにより奏功率を高める工夫がなされてきましたが、一時的に癌が小さくなることがあっても、生存期間はなかなか延びませんでした。しかし近年、CPT-11, TS-1, LV/5-FU, docetaxel(TXT), paclitaxel(TXL)などの抗癌剤が次々と承認され、また併用療法や、一つの化学療法が効かなくなった場合に二次、三次の化学療法を続けて行う方法など、治療の選択肢の幅が拡がり、生存期間の延長が望めるようになってきました。
TS-1は、抗腫瘍効果の増強と消化管毒性の軽減を可能にした経口5-FU系抗癌剤です。TS-1は胃癌に対して、抗腫瘍効果、延命効果ともに期待できる有効な薬剤と考えられ、進行再発胃癌に対する第一選択薬剤として国内で広く用いられています。単剤のみならず、併用療法に関しても様々な臨床試験が行われています。TS-1と他の抗癌剤の組み合わせは、作用機序や作用部位が違うものを併用することにより、抗腫瘍効果を増加させると考えられます。
CPT-11は1995年に胃癌に対する適応を認められた薬剤で、中国産喜樹に含まれるCamptothecan(CPT)の半合成誘導体であり、胃癌?大腸癌?膵癌などに抗腫瘍効果が認められます。
TXLは西洋イチイの樹皮から抽出された物質で、他薬剤との交差耐性がなく、初回化学療法に用いても、他の化学療法を行った後の二次化学療法に用いても同等の抗腫瘍効果を発揮します。
TXTはTXLの類縁化合物で、フランスにおいて開発された薬剤で、2000年に胃癌に対して認可されました。最近では副作用軽減の目的で週1回の投与や2週毎の投与が行われています。
当科では治療効果のある様々な最新の薬剤を工夫して用いて、副作用が少なく、最大の治療効果を上げるように努力しています。入院や外来通院での治療など、無理の無い、患者様に合った最適の治療を心がけています。
また、当科では、複数の薬剤を組み合わせた胃癌の最新の化学療法の開発を行なっています。さらに、このような化学療法を開発する全国的な研究グループにも属しています。したがって、当科で治療して頂ける患者さまは、最先端の治療を受けられるとともに臨床試験への協力を時にお願いする場合もあります。
胃癌の再発の危険度は?
胃癌の再発率を癌の胃壁への深達度別に示しています。胃癌は最初は胃の最も内側つまり胃内腔側にある粘膜層に出現すると考えられています。進行するにつれて周囲に広がっていき、また、胃壁深くに潜っていきます。そこで、胃壁への癌の潜り具合が進行程度を示す一つの方法として用いられており、深達度という表現をしています。 再発率のグラフではこの深達度が深くなればなるほど再発率も多くなっていくのがよくわかります。
胃癌の再発形式は?
胃癌が再発してくる場合、どのような形式があるのでしょうか。いろんな臓器に癌は出現してきますが、その臓器によって性格は異なってきます。それに伴い、再発形式も異なります。胃癌においては、下図に示すように血行性転移や腹膜播種によるものがほとんどです。
血行性転移とは、血液中に癌細胞が進入し血流にのっていろいろな場所に運ばれ、そこで癌として再発してしまう転移です。肝臓や肺、骨髄などに転移します。
腹膜播種とは、胃癌が進行し胃の外側の壁を破った状態で腹腔内に癌細胞がバラバラと広がってしまい、腹腔内に多数、広範囲に癌を形成してしまう再発の形式です。
深達度は、上図のものと同じですので、参照してください。 深達度が深くなるに連れて腹膜播種での再発率が多くなっています 。
抗癌剤感受性を規定している因子の検索と治療への応用
がんは患者さん毎に、その性質や生物学的特性が大きく異なっています。癌の治療のいろいろな場面で抗癌剤が用られますが、あらかじめその治療効果を予測できる因子を特定することは非常に大切なことです。このことは、抗癌剤療法により治療効果が期待出来る患者さんには治療を積極的に進め、抗癌剤による治療効果よりも副作用の方が強く出現すると考えられる患者さんには他の治療を行う、もしくは身体に負担になる治療は行わず症状緩和のみを行うといった、患者さんそれぞれに適したきめ細やかな医療に結びつきます。
当科では、個々の癌が抗癌剤に対して感受性を持つかどうかを調べるため、患者さんの同意を得た後、手術で切除した病変より腫瘍組織の一部を採取し、抗癌剤感受性試験(Succinic dehydrogenese inhibition test, SDI法)を行っています。この方法は、採取した腫瘍組織を処理し、抗癌剤投与群と非投与群に分け培養した後、酵素反応による発光度をもとに生細胞数を測定し、各種の抗癌剤に対する感受性の判定を行うものです。
また、腫瘍組織から抽出したDNA?RNAに対し分子生物学的手法を用いて、種々の因子と抗癌剤感受性との関連につき解析しています。多くの抗癌剤はDNA上に傷をつけますが、これらの傷を効率よく除去?修復する分子機構が破綻することにより、抗癌剤感受性が変化することが予想されます。基礎的研究より、このような傷を修復する分子機構の中でミスマッチ修復機構とよばれる機構が、胃癌の抗癌剤治療において主力的役割を果たすフッ化ピリミジン(5-FU)感受性に影響を与えることを見出しています。当科では、以前よりミスマッチ修復機構の異常を同定する検査(マイクロサテライト不安定性解析)を行っており、このような修復機構異常の有無による5-FU投与の効果のちがいについて検討を行っています。マイクロサテライト不安定性を認める症例、すなわちミスマッチ修復機構が異常な症例では、5-FUに対しての感受性が低下していると考えられますので、これらの関係を明らかにするとともに、その分子機構についての解析を進めています。
以上のような研究は、現在の段階では臨床応用にまでは至っておりませんが、今後、基礎的、臨床的な検討を重ねることで、将来的にはこれらの結果を取り入れたきめ細やかな治療が可能となってくると考えております。
本治療指針案は胃癌の日常診療にあたり各治療法について適正な適応を示して、各主治医の参考に供する事により、主治医間の差をなくし、治療の安全性と治療成績の向上を図ることを目的としている。平成11年11月に日本胃癌学会に示されたガイドライン(案)を尊重し作成した。
術前肉眼所見M癌 (リンパ節転移は原則としてない症例:N0)
① 内視鏡的粘膜切除術(EMR)
分化型(pap.tub1.tub2)癌で潰瘍を伴わない病変と隆起型?陥凹型を問わず長径20mm以下の病変で潰瘍を伴わない病変を対象とする。(手術不耐例や手術拒否例などの相対適応例においては適用しません)
② 胃縮小手術(幽門側胃切除術、胃全摘術、D1+7,8a)
大網温存や網嚢切除の省略、時に迷走神経の温存を行う。EMRの適応外の症例である。
③ 幽門保存胃切除
胃中下部のT1N0-1(M、SM)症例で、腫瘍肛門縁が幽門より4cm以上離れている。評価法の確立が今後の問題である。
術前肉眼所見SM以上の癌
(リンパ節転移があり得る症例:N0以上)
④ 胃縮小手術(幽門側胃切除術、胃全摘術、D1+7,8a)
術中N0で、分化型で径1.5cm以下または未分化型で径1.0cm以下である。
⑤ 幽門保存胃切除(③と同じ)
⑥ 標準的胃切除術(幽門側胃切除術、胃全摘術、+D2)
縮小手術適応外で術前診断SM以上の症例である。T3以下、D2郭清で根治度A、Bを確
保できる(N0-2)症例を対象にする。
⑦ 拡大手術(他臓器合併胃切除、D3)
臨床的に遠隔転移がなく、原発巣または転移巣が胃の周辺臓器に直接侵潤し、合併切除をしないと治癒が望めない症例を対象にする。
⑧ 姑息手術
根治手術不能な症例。切迫症状(出血、狭窄、低栄養など)の改善や腫瘍負荷の軽減を図る。
⑨ 化学療法、術後化学療法、術前化学療法
種々のregimenが報告されている。
⑩ 免疫療法
術後や腫瘍による免疫低下症例に行われる。抗癌剤との併用が必要である。
? 放射線治療
癌の侵潤による疼痛の緩和に有効とされる。
以上の治療指針は今後の胃癌治療の進歩に伴い改訂することとする。
高齢者の胃がんの治療
胃がんは早期に見つかれば治るが、手遅れになると恐ろしいということを皆様はよくご存じのことと思います。本日は、手遅れにしないために注意すること、また、万が一、胃がんの診断を受けたときにどう考えたらよいのか、そして、いわゆるがんの告知問題についてお話いたします。 お断りしておきますが、消化器のがんはそれぞれ性格が異なります。この話は、あくまでも胃がんに限定したものです。食道がん、大腸がん、膵がんなどでは全く異なってきますので、ご注意下さい。
1. 手遅れにしないための注意
胃がんの診断は胃透視、胃内視鏡を経て病理組織診断で確定します。そのためには検査を受けなければなりません。検査のきっかけですが、早期の胃がんははっきりした症状に乏しいことが多いようです。むねやけ、もたれ、軽い痛みなどの症状や、検診などでたまたま見つかるのが普通です。一方、進行胃がんははっきりした症状、所見があります。痛み、吐き気などに加え貧血、体重の減少があります。 自分や家族の体調の変化に気がついたら、すぐに検査を受けて下さい。また、高血圧、糖尿病などで医師にかかっている方は、年に二回程度、血液検査、大便の潜血反応検査を受けることが望ましいと思います。胃の検査は二年に一度程度で十分でしょう。
2. 治療の方法
胃がんの治療法は進行の程度、全身の状態によって異なってきます。治療法は手術(内視鏡手術、外科手術)、抗癌剤、放射線、対症療法からなります。
胃がんを完治させるのは手術だけです。残念ながら抗癌剤、放射線はある程度の効果はありますが一時的なものです。手術は、可能な場合と不可能な場合があります。手術が可能な場合とは、がんを取り残しなく切除できる状態であり、がんが胃とその周辺にとどまっていることが条件となります。不可能な場合とは、無理をして切除しても、がんが明らかに残ってしまう時です。 手術を受けるには、ある程度の体力が必要です。杖をついて歩行ができたり、ある程度の理解力が必要となります。また、繰り返される心不全、重度の呼吸不全のような重大な臓器の障害のないことも大事です。一言でいえば、身の回りのことが自分でできる人ということになります。この条件にあえば、80歳代であっても手術は大丈夫です。
手術が可能なときは、手術を受けて下さい。早期がんでは90%以上、進行がんでも40%程度の5年生存率(術後5年たって生存している割合)があります。これらの条件から外れたときは、勝ち目のない戦いをするよりは、別の考えで対処したほうがよいようです。
3. がんの告知
かつては、がん患者に病名を告げるとショックを受けるので、告げるべきではないとする考え方が主流でした。つまり、医師は患者さんのためを考えて治療をおこなえば、嘘も容認されてきたのです。しかし、患者さんの人権擁護の観点から、診療情報を開示して、自己決定
吉田拓郎肺がん
権を尊重するとの考えが、広く認められる様になりました。このことは、医師にとっても好ましいことで、嘘をつかずに率直に真実を告げ、治療法を患者さんと相談しながら決めるこ
吉田拓郎肺がん
とが可能となります。患者さんと医師がともに考えて、一人ひとりにあった最善の治療法を探っていきたいものです。
吉田拓郎肺がん
1943年生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。東京大学分院外科、都立広尾病院外科医長、東京都多摩老人医療センター外科部長を経て、現職。消化管運動の生理学的研究、高齢
吉田拓郎肺がん
者外科の研究に従事。
手術以外にも治療法はいくつもあります。化学療法、免疫療法、放射線治療など。しかし、
吉田拓郎肺がん
現在では最も良い治療はやはり手術です。このページでは、主に化学療法について説明します。
吉田拓郎肺がん
化学療法とは、一般的には経口薬、注射薬など薬による治療のことで、癌の領域では抗癌剤による治療の事を意味します。
吉田拓郎肺がん
現在、胃癌に対する最も有効かつ確実な治療法は手術です。しかし、それには限界があり、再発胃癌や進行胃癌は依然として治療成績は不良です。実際、胃癌による死亡者は人口10
吉田拓郎肺がん
万人に対して約40.3人と言われており、日本での癌死因の大きい割合を占めています。このような現状から手術不能な進行胃癌や再発胃癌に対して、治療成績を向上するために
2011年9月22日星期四
脳腫瘍検査
2 白血病の原因
他のがんと同様に、白血病の原因と発生機序はハッキリ判っている訳ではありません。しかし、最近の遺伝子を中心とする研究の進歩により、がんは多段階の遺伝子異常を経て発生していると理解されています。簡単に言えば、がん細胞とは遺伝子に傷がつき、その結果、死ににくくなっている細胞をいいます。しかし、遺伝子に傷がついたら直ちにがんになる訳ではなく、いくつかの遺伝子異常が重なって白血病になるのです。遺伝子に傷をつけるものは、我々の廻りにけっこうたくさんあります。代表的なものがタバコです。その他、レトロウイルスを代表とするウイルスや健康診断の時に浴びる放射線さらに自然界にも存在する発がん性を持つ物質や薬物などです。これらにより遺伝子の異常が発現し、次いで相互転座を中心とする染色体の異常がおこり、その結果、がん遺伝子が恒常的に活性化されて細胞の異常増殖が見られたり、相互転座の結果つくられた異常融合遺伝子のために成熟細胞への分化ができなくなったりしてがん化します。
がん関連遺伝子には、がん化を促進する働きをするがん遺伝子と、がん化を抑える働きをするがん抑制遺伝子がありますが、一般のがんの場合と違い血液系のがんでは、がん抑制遺伝子の不活化は末期にならないと見られません。
そして、多段階の遺伝子異常が起きた後に、生体の免疫防御機構をかいくぐって生き延びたがん細胞が白血病として発症してくるものと考えられています。
白血病では、患者さんからがん細胞(白血病細胞)を容易に得ることができますので、遺伝子異常を始めとする研究はヒトのがんの中では最も進んでいます。後にも述べますが、急性前骨髄球性白血病という白血病にみつかる染色体相互転座t(15;17)に関する解析は最も進んでいます。すなわち、通常ヒトでは23組ある染色体の内、この白血病では、第15番染色体と第17番染色体の一部が切断されて互いに入れ代わる相互転座ということがおこっていま図1)
その際、第17番染色体にあるレチノイン酸受容体α遺伝子(RARα) が第15番染色体にあるPML 遺伝子の下流部に転座してPML/RARα融合遺伝子が作られます。この融合遺伝子によって作られる異常蛋白は、 RARα遺伝子とPML 遺伝子から作られる蛋白が本来持っている白血球の成熟分化作用を阻止します。その結果、急性前骨髄球性白血病では、前骨髄球の段階で細胞の成熟分化が停止し、前骨髄球よりなる白血病が発症しているものと理解されています。
レチノイン酸とは活性型ビタミンAのことです。急性前骨髄球性白血病では異常な融合遺伝子ができることによりビタミンAの受容体の作用が抑えられ、細胞が分化?成熟できなくなっています。大量のビタミンAを使うと、白血病細胞を無理やり分化?成熟させ、計画細胞死を起こさせて殺します。急性前骨髄球性白血病にレチノイン酸が著効を示すのは、このためです。その他に、慢性骨髄性白血病にみつかる染色体相互転座t(9;21)に関する解析も進んでいます。相互転座によって作られる融合遺伝子が産生する蛋白BCR/ABLにおいては、ABLが本来もっているチロシン?キナーゼの働きが恒常的に活性化されています。その結果、細胞が死ににくくなり、白血病になるのです。
家族の誰かが白血病に罹りますと、大抵の人は、なぜ白血病になったのか、遺伝するのか、あるいは伝染するのかを聞いてきます。一般の白血病は遺伝病ではありませんし、伝染もしません。では、なぜ白血病になるのかというと、どうも全くの偶然によるものらしいのです。すなわち、我々の身体の中では、上に述べた色々の誘発原因により、がん細胞は常時発生しているようですが、初期のがん細胞の多くはまもなく死に絶えるようなのです。そのまま増殖し続けて本物のがんになるか、あるいは死に絶えるかは、全くの偶然に左右されるようです。
南九州や五島列島に風土病的に存在する成人T細胞白血病?リンパ腫は HTLV-I というレトロウイルスによるものです。広島?長崎の原爆後やチェルノブイリの原発事故後に白血病が多発しました。また、タバコを喫う人は肺癌になりやすく、焦げた焼魚や塩分の多い漬物などをよく食べる人は胃癌になりやすいことなどは確かですので、ある程度の原因はあります。しかし、これらは、最初の第一段階のがん化を引き起こしはしますが、その後に、がんが病気として発生するかどうかは、全くの偶然に左右されると考えていいと思います。
偶然に左右されるからと言って、例えば、タバコを喫ってもよいということにはなりません。ほとんどの人は、白血病になるのが恐くて、放射能に汚染されている所には絶対行かないでしょう。平成11年9月の東海村のJCOで起こった臨界事故の記憶はまだ新しいところですが、放射能はたいへん恐いことは皆さんご存じの通りです。
タバコも同じです。タバコを喫い続けると発がんの原因となることは統計学的にハッキリしています。喉頭癌が90倍、肺癌が7倍、がん全体が3倍増えることが判っています。また、夫がヘビー?スモーカである妻は肺癌が2倍に増えます。ヘビー?スモーカーが必ずしも肺癌になるとは限らないのですが、なる確率は高いのですから、その原因を絶つべきです。白血病も増えます。それに、喫煙は心筋梗塞や慢性の肺疾患の原因にもなりますので、是非、止めましょう。
3 白血病の病態と分類
白血病細胞が骨髄を占拠し、正常造血機能を抑制するために、正常血液細胞の産生が低下し、赤血球減少による貧血症状や、白血球、特に好中球減少による感染症状や、血小板減少による出血症状が現れます。次いで病状が進行しますと、脾臓、肝臓およびリンパ節への白血病細胞浸潤による腫大がみられるようになります。
がん化は血球を作るもとになる造血幹細胞のレベルでおこり、血液細胞の分化?成熟のある一定の段階で分化が停止し、それより上流の未分化な芽球細胞が増殖して腫瘍を構成している場合と、生体の調節能を逸脱し自律性増殖を示すものの、一応分化?成熟する能力を保持している場合があります。前者は急性白血病、後者は慢性白血病や骨髄異形成症候群です。
急性白血病は急性に経過し、未治療なら数ヵ月内に死の転帰をとりますが、慢性白血病は未治療でも数年の慢性経過をとります。前者と後者のがん化機構は全く違っていますので、急性の病気が慢性化するというようなものとは違います。がん化している細胞系列により、骨髄性とリンパ性に分け、類縁疾患も含め表1のように分類しています。
骨髄穿刺液の塗抹標本をメイ?ギムザ色素で染色後に顕微鏡で検査し、FAB (French-American-British) 分類により分類します。この分類法は、それまで主観的に行われていた分類法に、ペルオキシダーゼ染色陽性率や細胞の形態分類の数量化を取り入れた分類法で、より客観的となり、国際比較が可能になりました。ペルオキシダーゼ染色陽性芽球が3%以上なら急性骨髄性白血病 3%未満なら急性リンパ性白血病 )と分類します。AML はM0からM7までの8型に、ALL はL1からL3までの3型に分類します。M3は急性前骨髄球性白血病で、先に述べた15番染色体と17番染色体の相互転座が認められます。M5は急性単球性白血病。M6は赤血球系の白血病すなわち急性赤白血病。M7は血小板をつくる細胞の白血病すなわち急性巨核芽球性白血病です。
最近、新WHO分類が提唱されました。FAB分類では白血病芽球が骨髄細胞中で30%以上を占めるものを急性白血病とし、30%未満の骨髄異形成症候群と区別していましたが、この新分類法では、急性骨髄性白血病では芽球が20%以上のものを急性白血病としましたので、骨髄異形成症候群のうち白血病移行期RAEB (RAEB-T)がなくなりました。また、特定の染色体異常を持っている白血病は一つのタイプにまとめられ、一定の特徴をもたないものは従来のFAB分類を採用しています。
急性リンパ性白血病では、先ず白血病細胞の起源によりT細胞性とB細胞性とに分けるとともに、芽球が25%以上のものを急性白血病とし、それ未満のものは悪性リンパ腫とみなしています。すなわち、急性リンパ性白血病と悪性リンパ腫を同じ疾患群として扱っているのです。特に、慢性リンパ性白血病や成人T細胞白血病は、悪性リンパ腫が白血病化したものと前から考えられていましたので、新WHO分類法はより科学的になったと理解すべきでしょう。ただし、FAB分類は客観性が高い分類法ですので、しばらくはこれが用いられると思いますが、急性骨髄性白血病では骨髄中の芽球が20%以上、急性リンパ性白血病では25%以上のものを急性白血病とみなし、強力な治療を行うという方向は取り入れられると思います。
4 白血病の発生率
わが国の白血病発生率は年々増加傾向にあり、1999年では年間人口10万人当り 5.3人 (男5.4 、女3.8)で、年間6,100名以上が死亡しています。男性の方が多いのは他のがんと同様です。白血病は小児から高齢者までまんべんなく発生しますが、高齢者では発生率はより高くなり、70歳代では年間人口10万人当り10人以上になります。ただし、多くは骨髄異形成症候群関連の白血病です。
小児から青年層においては、白血病は最も発生頻度の高いがんです。子供や若い人や働き盛りの壮年にも発生しますので、社会的には影響のある病気です。そのため、実数はそれほど多くはないのですが、高齢者の病気である他のがんよりも、より注目されることになりま
脳腫瘍検査
す。青年層の死因としては、事故死に次いで第二位を占めています。
かつては、洋の東西を問わず、メロドラマや悲劇の若きヒロイン達は結核に罹って死んでい
脳腫瘍検査
ったものですが、昨今は結核の代わりに白血病が広く用いられています。また、実話を題材にした小説や映画などにも白血病が良く登場するのは、若者が罹るがんの中で最も頻度が高
脳腫瘍検査
いという理由があるからです。また実際、俳優の夏目雅子さんや渡辺謙さんなどは、急性骨髄性白血病に罹っています。夏目雅子さんの頃から白血病も治るようになり始めていました
脳腫瘍検査
が、残念ながら発病後直ぐに亡くなられました。渡辺 謙さんは一度再発したようですが、その後の化学療法が良く効き、完全に治っているようで、最近、「ラースト?サムライ」でト
脳腫瘍検査
ム?クルーズと共演して国際的にも有名になりました。
急性白血病と慢性白血病の比は約4:1です。急性白血病の内、骨髄性とリンパ性の比は、成人
脳腫瘍検査
では約4:1、小児では逆に約1:4です。わが国の年間白血病発生率が欧米の 10万人当り7-8人に比較して低いのは、慢性リンパ性白血病が極端に少ないためです。この白血病は欧米にお
脳腫瘍検査
いては最も頻度の高い白血病に属し、全白血病の30%を占めていますが、わが国では極めて稀であり、約2%を占めるにすぎません。欧米では、慢性リンパ性白血病と慢性骨髄性白血病の
脳腫瘍検査
比は約8:1ですが、わが国では全く逆で約1:9です。一方、成人T細胞白血病?リンパ腫はわが国に特徴的にみられる疾患です。
他のがんと同様に、白血病の原因と発生機序はハッキリ判っている訳ではありません。しかし、最近の遺伝子を中心とする研究の進歩により、がんは多段階の遺伝子異常を経て発生していると理解されています。簡単に言えば、がん細胞とは遺伝子に傷がつき、その結果、死ににくくなっている細胞をいいます。しかし、遺伝子に傷がついたら直ちにがんになる訳ではなく、いくつかの遺伝子異常が重なって白血病になるのです。遺伝子に傷をつけるものは、我々の廻りにけっこうたくさんあります。代表的なものがタバコです。その他、レトロウイルスを代表とするウイルスや健康診断の時に浴びる放射線さらに自然界にも存在する発がん性を持つ物質や薬物などです。これらにより遺伝子の異常が発現し、次いで相互転座を中心とする染色体の異常がおこり、その結果、がん遺伝子が恒常的に活性化されて細胞の異常増殖が見られたり、相互転座の結果つくられた異常融合遺伝子のために成熟細胞への分化ができなくなったりしてがん化します。
がん関連遺伝子には、がん化を促進する働きをするがん遺伝子と、がん化を抑える働きをするがん抑制遺伝子がありますが、一般のがんの場合と違い血液系のがんでは、がん抑制遺伝子の不活化は末期にならないと見られません。
そして、多段階の遺伝子異常が起きた後に、生体の免疫防御機構をかいくぐって生き延びたがん細胞が白血病として発症してくるものと考えられています。
白血病では、患者さんからがん細胞(白血病細胞)を容易に得ることができますので、遺伝子異常を始めとする研究はヒトのがんの中では最も進んでいます。後にも述べますが、急性前骨髄球性白血病という白血病にみつかる染色体相互転座t(15;17)に関する解析は最も進んでいます。すなわち、通常ヒトでは23組ある染色体の内、この白血病では、第15番染色体と第17番染色体の一部が切断されて互いに入れ代わる相互転座ということがおこっていま図1)
その際、第17番染色体にあるレチノイン酸受容体α遺伝子(RARα) が第15番染色体にあるPML 遺伝子の下流部に転座してPML/RARα融合遺伝子が作られます。この融合遺伝子によって作られる異常蛋白は、 RARα遺伝子とPML 遺伝子から作られる蛋白が本来持っている白血球の成熟分化作用を阻止します。その結果、急性前骨髄球性白血病では、前骨髄球の段階で細胞の成熟分化が停止し、前骨髄球よりなる白血病が発症しているものと理解されています。
レチノイン酸とは活性型ビタミンAのことです。急性前骨髄球性白血病では異常な融合遺伝子ができることによりビタミンAの受容体の作用が抑えられ、細胞が分化?成熟できなくなっています。大量のビタミンAを使うと、白血病細胞を無理やり分化?成熟させ、計画細胞死を起こさせて殺します。急性前骨髄球性白血病にレチノイン酸が著効を示すのは、このためです。その他に、慢性骨髄性白血病にみつかる染色体相互転座t(9;21)に関する解析も進んでいます。相互転座によって作られる融合遺伝子が産生する蛋白BCR/ABLにおいては、ABLが本来もっているチロシン?キナーゼの働きが恒常的に活性化されています。その結果、細胞が死ににくくなり、白血病になるのです。
家族の誰かが白血病に罹りますと、大抵の人は、なぜ白血病になったのか、遺伝するのか、あるいは伝染するのかを聞いてきます。一般の白血病は遺伝病ではありませんし、伝染もしません。では、なぜ白血病になるのかというと、どうも全くの偶然によるものらしいのです。すなわち、我々の身体の中では、上に述べた色々の誘発原因により、がん細胞は常時発生しているようですが、初期のがん細胞の多くはまもなく死に絶えるようなのです。そのまま増殖し続けて本物のがんになるか、あるいは死に絶えるかは、全くの偶然に左右されるようです。
南九州や五島列島に風土病的に存在する成人T細胞白血病?リンパ腫は HTLV-I というレトロウイルスによるものです。広島?長崎の原爆後やチェルノブイリの原発事故後に白血病が多発しました。また、タバコを喫う人は肺癌になりやすく、焦げた焼魚や塩分の多い漬物などをよく食べる人は胃癌になりやすいことなどは確かですので、ある程度の原因はあります。しかし、これらは、最初の第一段階のがん化を引き起こしはしますが、その後に、がんが病気として発生するかどうかは、全くの偶然に左右されると考えていいと思います。
偶然に左右されるからと言って、例えば、タバコを喫ってもよいということにはなりません。ほとんどの人は、白血病になるのが恐くて、放射能に汚染されている所には絶対行かないでしょう。平成11年9月の東海村のJCOで起こった臨界事故の記憶はまだ新しいところですが、放射能はたいへん恐いことは皆さんご存じの通りです。
タバコも同じです。タバコを喫い続けると発がんの原因となることは統計学的にハッキリしています。喉頭癌が90倍、肺癌が7倍、がん全体が3倍増えることが判っています。また、夫がヘビー?スモーカである妻は肺癌が2倍に増えます。ヘビー?スモーカーが必ずしも肺癌になるとは限らないのですが、なる確率は高いのですから、その原因を絶つべきです。白血病も増えます。それに、喫煙は心筋梗塞や慢性の肺疾患の原因にもなりますので、是非、止めましょう。
3 白血病の病態と分類
白血病細胞が骨髄を占拠し、正常造血機能を抑制するために、正常血液細胞の産生が低下し、赤血球減少による貧血症状や、白血球、特に好中球減少による感染症状や、血小板減少による出血症状が現れます。次いで病状が進行しますと、脾臓、肝臓およびリンパ節への白血病細胞浸潤による腫大がみられるようになります。
がん化は血球を作るもとになる造血幹細胞のレベルでおこり、血液細胞の分化?成熟のある一定の段階で分化が停止し、それより上流の未分化な芽球細胞が増殖して腫瘍を構成している場合と、生体の調節能を逸脱し自律性増殖を示すものの、一応分化?成熟する能力を保持している場合があります。前者は急性白血病、後者は慢性白血病や骨髄異形成症候群です。
急性白血病は急性に経過し、未治療なら数ヵ月内に死の転帰をとりますが、慢性白血病は未治療でも数年の慢性経過をとります。前者と後者のがん化機構は全く違っていますので、急性の病気が慢性化するというようなものとは違います。がん化している細胞系列により、骨髄性とリンパ性に分け、類縁疾患も含め表1のように分類しています。
骨髄穿刺液の塗抹標本をメイ?ギムザ色素で染色後に顕微鏡で検査し、FAB (French-American-British) 分類により分類します。この分類法は、それまで主観的に行われていた分類法に、ペルオキシダーゼ染色陽性率や細胞の形態分類の数量化を取り入れた分類法で、より客観的となり、国際比較が可能になりました。ペルオキシダーゼ染色陽性芽球が3%以上なら急性骨髄性白血病 3%未満なら急性リンパ性白血病 )と分類します。AML はM0からM7までの8型に、ALL はL1からL3までの3型に分類します。M3は急性前骨髄球性白血病で、先に述べた15番染色体と17番染色体の相互転座が認められます。M5は急性単球性白血病。M6は赤血球系の白血病すなわち急性赤白血病。M7は血小板をつくる細胞の白血病すなわち急性巨核芽球性白血病です。
最近、新WHO分類が提唱されました。FAB分類では白血病芽球が骨髄細胞中で30%以上を占めるものを急性白血病とし、30%未満の骨髄異形成症候群と区別していましたが、この新分類法では、急性骨髄性白血病では芽球が20%以上のものを急性白血病としましたので、骨髄異形成症候群のうち白血病移行期RAEB (RAEB-T)がなくなりました。また、特定の染色体異常を持っている白血病は一つのタイプにまとめられ、一定の特徴をもたないものは従来のFAB分類を採用しています。
急性リンパ性白血病では、先ず白血病細胞の起源によりT細胞性とB細胞性とに分けるとともに、芽球が25%以上のものを急性白血病とし、それ未満のものは悪性リンパ腫とみなしています。すなわち、急性リンパ性白血病と悪性リンパ腫を同じ疾患群として扱っているのです。特に、慢性リンパ性白血病や成人T細胞白血病は、悪性リンパ腫が白血病化したものと前から考えられていましたので、新WHO分類法はより科学的になったと理解すべきでしょう。ただし、FAB分類は客観性が高い分類法ですので、しばらくはこれが用いられると思いますが、急性骨髄性白血病では骨髄中の芽球が20%以上、急性リンパ性白血病では25%以上のものを急性白血病とみなし、強力な治療を行うという方向は取り入れられると思います。
4 白血病の発生率
わが国の白血病発生率は年々増加傾向にあり、1999年では年間人口10万人当り 5.3人 (男5.4 、女3.8)で、年間6,100名以上が死亡しています。男性の方が多いのは他のがんと同様です。白血病は小児から高齢者までまんべんなく発生しますが、高齢者では発生率はより高くなり、70歳代では年間人口10万人当り10人以上になります。ただし、多くは骨髄異形成症候群関連の白血病です。
小児から青年層においては、白血病は最も発生頻度の高いがんです。子供や若い人や働き盛りの壮年にも発生しますので、社会的には影響のある病気です。そのため、実数はそれほど多くはないのですが、高齢者の病気である他のがんよりも、より注目されることになりま
脳腫瘍検査
す。青年層の死因としては、事故死に次いで第二位を占めています。
かつては、洋の東西を問わず、メロドラマや悲劇の若きヒロイン達は結核に罹って死んでい
脳腫瘍検査
ったものですが、昨今は結核の代わりに白血病が広く用いられています。また、実話を題材にした小説や映画などにも白血病が良く登場するのは、若者が罹るがんの中で最も頻度が高
脳腫瘍検査
いという理由があるからです。また実際、俳優の夏目雅子さんや渡辺謙さんなどは、急性骨髄性白血病に罹っています。夏目雅子さんの頃から白血病も治るようになり始めていました
脳腫瘍検査
が、残念ながら発病後直ぐに亡くなられました。渡辺 謙さんは一度再発したようですが、その後の化学療法が良く効き、完全に治っているようで、最近、「ラースト?サムライ」でト
脳腫瘍検査
ム?クルーズと共演して国際的にも有名になりました。
急性白血病と慢性白血病の比は約4:1です。急性白血病の内、骨髄性とリンパ性の比は、成人
脳腫瘍検査
では約4:1、小児では逆に約1:4です。わが国の年間白血病発生率が欧米の 10万人当り7-8人に比較して低いのは、慢性リンパ性白血病が極端に少ないためです。この白血病は欧米にお
脳腫瘍検査
いては最も頻度の高い白血病に属し、全白血病の30%を占めていますが、わが国では極めて稀であり、約2%を占めるにすぎません。欧米では、慢性リンパ性白血病と慢性骨髄性白血病の
脳腫瘍検査
比は約8:1ですが、わが国では全く逆で約1:9です。一方、成人T細胞白血病?リンパ腫はわが国に特徴的にみられる疾患です。
2011年9月20日星期二
トモセラピー肺がん
パジェット病は、乳頭のびらんでみつかり多くはしこりを触れない早期のがんで、全乳がんの1%未満の稀なものです。
Chapter.2: 乳がんの進行度と生存率
乳がんの進行度(病期分類)
乳がんの進行度は主に腫瘤の大きさとリンパ節転移の有無で0~4期に分けられます。0期と1期が「早期乳がん」と呼ばれますが、0期は100%、1期なら90%の生存率が期待でき、早期発見がきわめて重要と言えましょう。
[2000年からの新しい病期分類]
期 リンパ節転移が進んでいる場合、しこりが5cmをこえてリンパ節転移もある場合、しこりが皮膚や胸壁に及ぶ場合、炎症性乳がん(乳房全体が赤くなる、特殊な乳がん)、などが含まれる(さらに細かく、とに分かれる)
期 鎖骨の上のリンパ節に転移があるか、他の臓器(肺、骨、肝臓などが多い)に転移がある
進行度の変還
表1は、10年ごとにみた、癌研での乳がん手術時の触診径(しこりの大きさで表す)別の変遷を示します。
早期発見のめやすとなるT0(しこりを触れない)、T1(しこりが2cm以下)例は、残念ながら60年代以降ほとんど増加しておらず、が多いのが分かります。
手術後、組織検査によって診断されたリンパ節転移(n)別の年代別変遷を表2に示します。転移のなかったn0例は、70年90年とわずかに増えてはいるものの、大きな変化はみられません。
このように、情報のな東京にある癌研病院でも、乳がんの早期発見があまり増えているとはいえないのが現状で、日本の女性の乳がんに対する意識はまだまだ足りないと感じられます。
乳がんの生存率
次に乳がん手術後の生存曲線をみましょう(表3)。年代毎に生存率は向上しているのがよく分かり、90年代では、乳がん全体の5年、10年生存率はそれぞれ、にも達しています。
これをT別にみたものが表4です。がんが大きくなるにつれて生存率が低下し、T4(皮膚が変化したり胸壁に固定しているしこり)は成績が不良です。
リンパ節転移別の生存曲線でも、転移が増加するに従って歴然と生存率が低下します。
以上見てきたように、乳がんはしこりが小さい(またはしこりを触れない)うちに発見して手術をうけ、リンパ節転移がない、あってもできるだけ少数であることが望まれるのです。
乳がんの診断
乳がんの症状
乳がんの初発症状(発見のきっかけ)は、が乳房のしこりであり、他に乳房の疼痛がほど、さらに全体からみると少数ですが、乳頭分泌(乳首から液体とくに血液などがでる)、腋窩腫瘤(わきの下のリンパ節を触れる)、(パジェット=乳首のただれなど)もあります。マンモグラフィや超音波による検診で発見された患者は昨年でもわずか7%でした。マンモグラフィを使った検診の普及による早期発見がぜひ必要です。
乳がんの検査
乳腺の主な検査法を表6に示します。この中で、視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診は、乳がんの診断に必須の、いわ診断のために医師は患者の病歴を問診したり、身体所見をとり、画像診断や臨床検査を行う。次のようないくつかの検査が行われる。
胃癌の存在自体を確認するには胃内視鏡検査かバリウムによる上部消化管X線検査が必要である。便の検査や血液検査では早期胃癌の発見は難しい。X線検査で異常が発見されたときも確定診断のためには内視鏡検査が必要である。内視鏡検査で、異常とおもわれる部位を医師が発見すると、組織の一部を一種のピンセットで採取する生検(biopsy)が実施される。生検標本は病理医に送られ、ホルマリンで固定後に染料にて染色され顕微鏡下にて癌細胞の存在の有無が確認される。場合によっては癌抗原による免疫染色が施される場合もある。生検とそれに続く病理検査が癌細胞の存在を確定する唯一の手段である。
上記の検査で胃癌であることが確定すると、医師は画像診断(内視鏡やX線検査)で胃癌が胃のどの範囲に広がるか、どの深さまで浸潤しているか、肝臓などの他の部位に転移していないかを調べる。胃癌は肝臓、膵臓など近傍臓器に浸潤?転移することがあり、胃の周辺リンパ節への転移は頻度が高いのでCTスキャンや腹部超音波診断でこれらの部位を検査する。肺にも転移するので、検査が必要である。これらを総合して病期(stage)の判定が行われる。これは治療方針決定に重要である。日本においては早期胃癌は大きさ、リンパ節転移に関係なく、深達度が粘膜内、粘膜下層にとどまるものと定義されている。
[編集] 病期
胃癌の進行度は、T:原発腫瘍の拡がり、N:リンパ節転移の拡がり、M:他臓器への転移の有無 の3つの指標で評価される。それらの組み合わせを生存率がほぼ等しくなるようにグループ分けしたのが病期(Stage)であり、数字が大きくなるほど進行した癌であることを表す。国際的にはUICC(International Union Against Cancer)のTNM分類が用いられるが、日本では胃癌取扱い規約による病期分類が広く使用されている。
たとえば胃癌取扱い規約(第13版)によると、胃の固有筋層まで浸潤する腫瘍で(T2)胃壁に接するリンパ節(1群)のみに転移があり(N1)他臓器への転移がない場合(M0)、StageIIとなる。ちなみに胃癌取扱い規約は日本胃癌学会から出版されており、書店で購入することができる。
最終的な病期診断(Final Stage)は手術後に確定する。外科医は主たる病変を切除するだけでなく、腹部の他の部位の組織サンプルや近傍リンパ節を郭清する。これらの全ての組織標本は病理医の癌細胞検査を受ける。最終的な診断はこの病理検査結果を根拠にして決定され、手術後の治療が必要かどうか判断される。
胃癌取り扱い規約によると肉眼的分類として
T1 癌の浸潤が粘膜(M)または粘膜下層(SM)にとどまるもの。リンパ節転移の有無を問わず、早期胃癌といわれることが多い。粘膜筋板から0.5mm未満をSM1、それ以降をSM2と細分化することもある。
T2 癌の浸潤が粘膜下組織を超えているが固有筋層(MP)または漿膜下組織(SS)にとどまるもの。
T3 癌の浸潤が漿膜下組織を超えて漿膜に接しているか、またはこれを破って遊離腹腔に露出しているもの(SE)。
T4 癌の浸潤が直接他臓器まで及ぶもの(SI)
TX 癌の浸潤の深さが不明なもの。
その他のTNM分類としてはN:リンパ節、H:肝転移、P:腹膜転移、CY:腹腔細胞診、M:遠隔転移がある。
腹腔細胞診を行っていない。
遠隔転移の有無が不明である。
こういった分類をする意義としてはこららによってクリニカルステージが決定されクリニカルステージによって治療法が決定されるからである。基本的にN3やH1、P1、CY1、M1となれ
ば無条件ステージⅣとなり予後は厳しいということになる。
[編集] 治療 胃癌の治療方針は、腫瘍の大きさ?部位?拡がり、病期、全身状態、あるいは患者の希望など様々な要素を勘案し決定される。
日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や
縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学
会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;2004年4月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大
きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、 深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、
潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術
StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術)
StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療)
などといった具合である。
腔内、胸腔内、髄液中に投与することもあります。治療によっては、携帯用のポンプを使って、数日間にわたって持続的に抗がん剤を注入する方法もあります。 どのような間隔でいつまで抗がん剤治療を続けるかは、がんの種類、治療の目標、抗がん剤の種類や副作用の程度によって異なります。多くの場合、抗がん剤を投与する日と休む日を計画的に組み合わせ、そのスケジュールに沿って、繰り返し治療していきます。投与を休む日を加えることは、副作用を防止したり、体力や免疫力の低下などに注意する必要があるからです。もし抗がん剤の副作用が強く出た場合には、その量を減らしたり、投与を中止することもあります。 また、抗がん剤治療中に他の薬を使うと、薬によっては抗がん剤の効果や副作用に影響することがあります。以下に当てはまる場合には、医師またはその他の医療スタッフにお伝えください。 現在服用している薬がある。 健康食品や民間療法を行っている。 4)抗がん剤投与中の注意点抗がん剤の点滴は、腕の静脈や中心静脈という大きな血管に、プラスチック製の軟らかい針や、カテーテルと呼ばれる細いチューブを挿入して行います。この軟らかい針やカテーテルに、点滴用の管をつなげて点滴をはじめます。 点滴は、無理のないリラックスした体勢で治療を受けることができます。点滴の間、体や腕をまったく動かさずにいる必要はありませんが、腕の静脈に針を挿入している場合、体や腕の動きで点滴の針が抜けやすくなることがあります。点滴の管が引っ張られたり、体のどこかで保つために、食後、寝る前の歯磨きを行いましょう風邪、百日咳、水ぼうそうの人には近づかない方が良いでしょう。また、抗がん剤治療中には予防接種は避けてください。 切り傷に気をつけてください(ひげそりは電気カミソリで行うと良いでしょう)。また、庭いじり、ペットの入浴には手袋を使う、果的です抗がん剤の影響で骨髄機能が障害され、赤血球の数が少なくなると、貧血症状を
手術後 飲む抗がん剤
胃がん生存率
進行した胃がんの手術後、TS―1(ティーエスワン)という錠剤の抗がん剤を飲む「術後補助化学療法」を受けた患者は、手術だけの患者に比べて生存率が高い――。そんな結果が、国内の大規模な臨床試験で明らかになった。これを受け、日本胃癌(がん)学会は近く、標準的な治療法として正式に認める予定だ。
術後補助化学療法は、目で見える範囲のがんを手術で取り除いた後、どこかに潜んでいるかもしれない微細ながんを抗がん剤でやっつけ、再発予防を目指す治療法だ。
胃がんに対するこの治療法が有効かどうかを調べるため、手術単独の場合と比べる臨床試験が、これまで数種類の抗がん剤で行われてきた。しかし、5年後に患者の何%が生存しているかを見る「5年生存率」で明らかな差が出ず、専門医は術後補助化学療法に消極的だった。
しかし、1999年に発売された飲む抗がん剤、他の抗がん剤に比べてがんを縮小させる効果が高く、臨床試験への期待が高まった。
今回の臨床試験に参加したのは、ステージ2と3の進行胃がんで、がんを手術で取りきれた患者1059人。この人たちを無作為に二つのグループに分け、530人は手術だけ、他の529人は手術後にを1年間服用した(4週間、朝晩飲んだら2週間休む、の繰り返し)。
当初は5年生存率を比べる計画だったが、3年後の段階で、を飲んだグループが生存率が高く、薬の有効性が明らかなため、このまま臨床試験を続けるべきではないとの判断で中止。今年1月、結果が米国の学会で公表された。
具体的には、手術単独の群の3年生存率がだったのに対し、服用の群は80?5%で、服用群が10ポイント上回っていた。こうした明確な差が出た術後補助化学療法は初めてで、治療の有効性に科学的根拠が得られたことになる。
臨床試験で差が出た10ポイントの意味をもう少し詳しく、がんセンター病院外科医長聞いた。
手術で胃を切除した100人の患者がいた場合、70人はーを飲んでも飲まなくても3年生きる。生存率の差の10ポイントは、ーのおかげで3年生きられる人が10人いるということ。残る20人は、たとえ薬を飲んでも3年未満で亡くなる、という意味らしい。
つまり、患者100人全員にを飲ませた場合、薬の恩恵を受けるのは10人だけ。しかし事前にその10人を特定できないから、100人全員に飲んでもらう、というわけだ。 も他の抗がん剤と同様、吐き気や食欲不振、口内炎、下痢などの副作用がある。臨床試験では重い副作用が現れる頻度は少なかったが、軽くても人によってはつらい場合がある。体力が衰えている人ならなおさらだ。
胃がんの専門医は、臨床試験の結果が出て以来、胃がんのステージ2と3で手術を受けた患者には、を飲むよう勧めているという。し、閉経後が増加しています。
乳がんのハイ?リスクグループ
乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
もともと欧米に多かった乳がんが日本で増えているのは、女性の社会進出などのライフスタイルや食生活の欧米化が、大きく影響しているからだと考えられます。また、血のつながった家族や親戚に乳がんにかかった人がいる場合も要注意といわれています。ただし、本当の意味での遺伝性の乳がん(乳がんにかかりやすい特定の遺伝子が親から子へ引き継がれる)はごくわずかで、多くは、体質や食生活などが似ている影響かと思われます。
いずれにせよ、乳がんの家族や親戚に乳がんの人が多い場合は、特に若いうちから自分の乳房に注意して、乳がん検診も積極的にうけておいた方が良いでしょう。
乳腺の解剖と乳がんの発育
乳腺は図1のように、小葉という主にミルクを作る組織と、乳管というミルクを乳頭まで運ぶ管とから成り立っており、小葉と乳管は腺葉というちょうどブドウの房のような単位を作って一つの腺葉から1本の主乳管が乳頭に開口しています。このような腺葉が15~20個集まって一つの乳腺となっており、前からみるとひとつひとつの腺葉は乳頭を中心とした扇状に分布しています。
トモセラピー肺がん
ほとんどの乳がんは乳管の壁から発生し、乳管の中を広がる「乳管内進展」と、乳管の壁を破って乳管の外に広がる「浸潤」という、2パターンの発育をします。乳管内進展は腺葉に沿
トモセラピー肺がん
って進むので、扇形に広がることが多くなります。
浸潤の部分は腫瘤として触れやすいのですが、乳管内の部分は触診では全く触れない(非触
トモセラピー肺がん
知)かぼんやり硬くふれるだけのことが多く、マンモグラフィや超音波などの画像検査が重要となります 。
トモセラピー肺がん
乳がんの種類
乳がんは、非浸潤がん、浸潤がん、パジェット病の大きく3つに分けられますが、普通のしこ
トモセラピー肺がん
りを触れる乳がんのほとんどは浸潤がん(前述の「浸潤」が一部にでもあるがん)で、硬がん、乳頭腺管がん、充実腺管がんなどの一般的ながんと、粘液がんなどの特殊型とがありま
トモセラピー肺がん
す。
非浸潤がんは、前述の「乳管内」の部分のみから成り立っているがんで、しこりを触れない
トモセラピー肺がん
段階で乳頭分泌や画像検査で見つかったがんが多く含まれます。非浸潤がんは転移をおこさないごく早期のがんですが、日本ではとても少なく、1997年の全国統計で5%程度、癌研では
トモセラピー肺がん
かなり多い方ですが2000年で13%です。マンモグラフィでの検診が進んだ欧米ではこの非浸潤がんが20数%をしめており、このようなごく早期の発見が増えることをめざしています。
Chapter.2: 乳がんの進行度と生存率
乳がんの進行度(病期分類)
乳がんの進行度は主に腫瘤の大きさとリンパ節転移の有無で0~4期に分けられます。0期と1期が「早期乳がん」と呼ばれますが、0期は100%、1期なら90%の生存率が期待でき、早期発見がきわめて重要と言えましょう。
[2000年からの新しい病期分類]
期 リンパ節転移が進んでいる場合、しこりが5cmをこえてリンパ節転移もある場合、しこりが皮膚や胸壁に及ぶ場合、炎症性乳がん(乳房全体が赤くなる、特殊な乳がん)、などが含まれる(さらに細かく、とに分かれる)
期 鎖骨の上のリンパ節に転移があるか、他の臓器(肺、骨、肝臓などが多い)に転移がある
進行度の変還
表1は、10年ごとにみた、癌研での乳がん手術時の触診径(しこりの大きさで表す)別の変遷を示します。
早期発見のめやすとなるT0(しこりを触れない)、T1(しこりが2cm以下)例は、残念ながら60年代以降ほとんど増加しておらず、が多いのが分かります。
手術後、組織検査によって診断されたリンパ節転移(n)別の年代別変遷を表2に示します。転移のなかったn0例は、70年90年とわずかに増えてはいるものの、大きな変化はみられません。
このように、情報のな東京にある癌研病院でも、乳がんの早期発見があまり増えているとはいえないのが現状で、日本の女性の乳がんに対する意識はまだまだ足りないと感じられます。
乳がんの生存率
次に乳がん手術後の生存曲線をみましょう(表3)。年代毎に生存率は向上しているのがよく分かり、90年代では、乳がん全体の5年、10年生存率はそれぞれ、にも達しています。
これをT別にみたものが表4です。がんが大きくなるにつれて生存率が低下し、T4(皮膚が変化したり胸壁に固定しているしこり)は成績が不良です。
リンパ節転移別の生存曲線でも、転移が増加するに従って歴然と生存率が低下します。
以上見てきたように、乳がんはしこりが小さい(またはしこりを触れない)うちに発見して手術をうけ、リンパ節転移がない、あってもできるだけ少数であることが望まれるのです。
乳がんの診断
乳がんの症状
乳がんの初発症状(発見のきっかけ)は、が乳房のしこりであり、他に乳房の疼痛がほど、さらに全体からみると少数ですが、乳頭分泌(乳首から液体とくに血液などがでる)、腋窩腫瘤(わきの下のリンパ節を触れる)、(パジェット=乳首のただれなど)もあります。マンモグラフィや超音波による検診で発見された患者は昨年でもわずか7%でした。マンモグラフィを使った検診の普及による早期発見がぜひ必要です。
乳がんの検査
乳腺の主な検査法を表6に示します。この中で、視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診は、乳がんの診断に必須の、いわ診断のために医師は患者の病歴を問診したり、身体所見をとり、画像診断や臨床検査を行う。次のようないくつかの検査が行われる。
胃癌の存在自体を確認するには胃内視鏡検査かバリウムによる上部消化管X線検査が必要である。便の検査や血液検査では早期胃癌の発見は難しい。X線検査で異常が発見されたときも確定診断のためには内視鏡検査が必要である。内視鏡検査で、異常とおもわれる部位を医師が発見すると、組織の一部を一種のピンセットで採取する生検(biopsy)が実施される。生検標本は病理医に送られ、ホルマリンで固定後に染料にて染色され顕微鏡下にて癌細胞の存在の有無が確認される。場合によっては癌抗原による免疫染色が施される場合もある。生検とそれに続く病理検査が癌細胞の存在を確定する唯一の手段である。
上記の検査で胃癌であることが確定すると、医師は画像診断(内視鏡やX線検査)で胃癌が胃のどの範囲に広がるか、どの深さまで浸潤しているか、肝臓などの他の部位に転移していないかを調べる。胃癌は肝臓、膵臓など近傍臓器に浸潤?転移することがあり、胃の周辺リンパ節への転移は頻度が高いのでCTスキャンや腹部超音波診断でこれらの部位を検査する。肺にも転移するので、検査が必要である。これらを総合して病期(stage)の判定が行われる。これは治療方針決定に重要である。日本においては早期胃癌は大きさ、リンパ節転移に関係なく、深達度が粘膜内、粘膜下層にとどまるものと定義されている。
[編集] 病期
胃癌の進行度は、T:原発腫瘍の拡がり、N:リンパ節転移の拡がり、M:他臓器への転移の有無 の3つの指標で評価される。それらの組み合わせを生存率がほぼ等しくなるようにグループ分けしたのが病期(Stage)であり、数字が大きくなるほど進行した癌であることを表す。国際的にはUICC(International Union Against Cancer)のTNM分類が用いられるが、日本では胃癌取扱い規約による病期分類が広く使用されている。
たとえば胃癌取扱い規約(第13版)によると、胃の固有筋層まで浸潤する腫瘍で(T2)胃壁に接するリンパ節(1群)のみに転移があり(N1)他臓器への転移がない場合(M0)、StageIIとなる。ちなみに胃癌取扱い規約は日本胃癌学会から出版されており、書店で購入することができる。
最終的な病期診断(Final Stage)は手術後に確定する。外科医は主たる病変を切除するだけでなく、腹部の他の部位の組織サンプルや近傍リンパ節を郭清する。これらの全ての組織標本は病理医の癌細胞検査を受ける。最終的な診断はこの病理検査結果を根拠にして決定され、手術後の治療が必要かどうか判断される。
胃癌取り扱い規約によると肉眼的分類として
T1 癌の浸潤が粘膜(M)または粘膜下層(SM)にとどまるもの。リンパ節転移の有無を問わず、早期胃癌といわれることが多い。粘膜筋板から0.5mm未満をSM1、それ以降をSM2と細分化することもある。
T2 癌の浸潤が粘膜下組織を超えているが固有筋層(MP)または漿膜下組織(SS)にとどまるもの。
T3 癌の浸潤が漿膜下組織を超えて漿膜に接しているか、またはこれを破って遊離腹腔に露出しているもの(SE)。
T4 癌の浸潤が直接他臓器まで及ぶもの(SI)
TX 癌の浸潤の深さが不明なもの。
その他のTNM分類としてはN:リンパ節、H:肝転移、P:腹膜転移、CY:腹腔細胞診、M:遠隔転移がある。
腹腔細胞診を行っていない。
遠隔転移の有無が不明である。
こういった分類をする意義としてはこららによってクリニカルステージが決定されクリニカルステージによって治療法が決定されるからである。基本的にN3やH1、P1、CY1、M1となれ
ば無条件ステージⅣとなり予後は厳しいということになる。
[編集] 治療 胃癌の治療方針は、腫瘍の大きさ?部位?拡がり、病期、全身状態、あるいは患者の希望など様々な要素を勘案し決定される。
日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や
縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学
会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;2004年4月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大
きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、 深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、
潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術
StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術)
StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療)
などといった具合である。
腔内、胸腔内、髄液中に投与することもあります。治療によっては、携帯用のポンプを使って、数日間にわたって持続的に抗がん剤を注入する方法もあります。 どのような間隔でいつまで抗がん剤治療を続けるかは、がんの種類、治療の目標、抗がん剤の種類や副作用の程度によって異なります。多くの場合、抗がん剤を投与する日と休む日を計画的に組み合わせ、そのスケジュールに沿って、繰り返し治療していきます。投与を休む日を加えることは、副作用を防止したり、体力や免疫力の低下などに注意する必要があるからです。もし抗がん剤の副作用が強く出た場合には、その量を減らしたり、投与を中止することもあります。 また、抗がん剤治療中に他の薬を使うと、薬によっては抗がん剤の効果や副作用に影響することがあります。以下に当てはまる場合には、医師またはその他の医療スタッフにお伝えください。 現在服用している薬がある。 健康食品や民間療法を行っている。 4)抗がん剤投与中の注意点抗がん剤の点滴は、腕の静脈や中心静脈という大きな血管に、プラスチック製の軟らかい針や、カテーテルと呼ばれる細いチューブを挿入して行います。この軟らかい針やカテーテルに、点滴用の管をつなげて点滴をはじめます。 点滴は、無理のないリラックスした体勢で治療を受けることができます。点滴の間、体や腕をまったく動かさずにいる必要はありませんが、腕の静脈に針を挿入している場合、体や腕の動きで点滴の針が抜けやすくなることがあります。点滴の管が引っ張られたり、体のどこかで保つために、食後、寝る前の歯磨きを行いましょう風邪、百日咳、水ぼうそうの人には近づかない方が良いでしょう。また、抗がん剤治療中には予防接種は避けてください。 切り傷に気をつけてください(ひげそりは電気カミソリで行うと良いでしょう)。また、庭いじり、ペットの入浴には手袋を使う、果的です抗がん剤の影響で骨髄機能が障害され、赤血球の数が少なくなると、貧血症状を
手術後 飲む抗がん剤
胃がん生存率
進行した胃がんの手術後、TS―1(ティーエスワン)という錠剤の抗がん剤を飲む「術後補助化学療法」を受けた患者は、手術だけの患者に比べて生存率が高い――。そんな結果が、国内の大規模な臨床試験で明らかになった。これを受け、日本胃癌(がん)学会は近く、標準的な治療法として正式に認める予定だ。
術後補助化学療法は、目で見える範囲のがんを手術で取り除いた後、どこかに潜んでいるかもしれない微細ながんを抗がん剤でやっつけ、再発予防を目指す治療法だ。
胃がんに対するこの治療法が有効かどうかを調べるため、手術単独の場合と比べる臨床試験が、これまで数種類の抗がん剤で行われてきた。しかし、5年後に患者の何%が生存しているかを見る「5年生存率」で明らかな差が出ず、専門医は術後補助化学療法に消極的だった。
しかし、1999年に発売された飲む抗がん剤、他の抗がん剤に比べてがんを縮小させる効果が高く、臨床試験への期待が高まった。
今回の臨床試験に参加したのは、ステージ2と3の進行胃がんで、がんを手術で取りきれた患者1059人。この人たちを無作為に二つのグループに分け、530人は手術だけ、他の529人は手術後にを1年間服用した(4週間、朝晩飲んだら2週間休む、の繰り返し)。
当初は5年生存率を比べる計画だったが、3年後の段階で、を飲んだグループが生存率が高く、薬の有効性が明らかなため、このまま臨床試験を続けるべきではないとの判断で中止。今年1月、結果が米国の学会で公表された。
具体的には、手術単独の群の3年生存率がだったのに対し、服用の群は80?5%で、服用群が10ポイント上回っていた。こうした明確な差が出た術後補助化学療法は初めてで、治療の有効性に科学的根拠が得られたことになる。
臨床試験で差が出た10ポイントの意味をもう少し詳しく、がんセンター病院外科医長聞いた。
手術で胃を切除した100人の患者がいた場合、70人はーを飲んでも飲まなくても3年生きる。生存率の差の10ポイントは、ーのおかげで3年生きられる人が10人いるということ。残る20人は、たとえ薬を飲んでも3年未満で亡くなる、という意味らしい。
つまり、患者100人全員にを飲ませた場合、薬の恩恵を受けるのは10人だけ。しかし事前にその10人を特定できないから、100人全員に飲んでもらう、というわけだ。 も他の抗がん剤と同様、吐き気や食欲不振、口内炎、下痢などの副作用がある。臨床試験では重い副作用が現れる頻度は少なかったが、軽くても人によってはつらい場合がある。体力が衰えている人ならなおさらだ。
胃がんの専門医は、臨床試験の結果が出て以来、胃がんのステージ2と3で手術を受けた患者には、を飲むよう勧めているという。し、閉経後が増加しています。
乳がんのハイ?リスクグループ
乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
もともと欧米に多かった乳がんが日本で増えているのは、女性の社会進出などのライフスタイルや食生活の欧米化が、大きく影響しているからだと考えられます。また、血のつながった家族や親戚に乳がんにかかった人がいる場合も要注意といわれています。ただし、本当の意味での遺伝性の乳がん(乳がんにかかりやすい特定の遺伝子が親から子へ引き継がれる)はごくわずかで、多くは、体質や食生活などが似ている影響かと思われます。
いずれにせよ、乳がんの家族や親戚に乳がんの人が多い場合は、特に若いうちから自分の乳房に注意して、乳がん検診も積極的にうけておいた方が良いでしょう。
乳腺の解剖と乳がんの発育
乳腺は図1のように、小葉という主にミルクを作る組織と、乳管というミルクを乳頭まで運ぶ管とから成り立っており、小葉と乳管は腺葉というちょうどブドウの房のような単位を作って一つの腺葉から1本の主乳管が乳頭に開口しています。このような腺葉が15~20個集まって一つの乳腺となっており、前からみるとひとつひとつの腺葉は乳頭を中心とした扇状に分布しています。
トモセラピー肺がん
ほとんどの乳がんは乳管の壁から発生し、乳管の中を広がる「乳管内進展」と、乳管の壁を破って乳管の外に広がる「浸潤」という、2パターンの発育をします。乳管内進展は腺葉に沿
トモセラピー肺がん
って進むので、扇形に広がることが多くなります。
浸潤の部分は腫瘤として触れやすいのですが、乳管内の部分は触診では全く触れない(非触
トモセラピー肺がん
知)かぼんやり硬くふれるだけのことが多く、マンモグラフィや超音波などの画像検査が重要となります 。
トモセラピー肺がん
乳がんの種類
乳がんは、非浸潤がん、浸潤がん、パジェット病の大きく3つに分けられますが、普通のしこ
トモセラピー肺がん
りを触れる乳がんのほとんどは浸潤がん(前述の「浸潤」が一部にでもあるがん)で、硬がん、乳頭腺管がん、充実腺管がんなどの一般的ながんと、粘液がんなどの特殊型とがありま
トモセラピー肺がん
す。
非浸潤がんは、前述の「乳管内」の部分のみから成り立っているがんで、しこりを触れない
トモセラピー肺がん
段階で乳頭分泌や画像検査で見つかったがんが多く含まれます。非浸潤がんは転移をおこさないごく早期のがんですが、日本ではとても少なく、1997年の全国統計で5%程度、癌研では
トモセラピー肺がん
かなり多い方ですが2000年で13%です。マンモグラフィでの検診が進んだ欧米ではこの非浸潤がんが20数%をしめており、このようなごく早期の発見が増えることをめざしています。
脳腫瘍闘病記
前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。
年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺がんに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率78%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。
血液検査で早期発見
前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。しかし血液で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績をあげている。
手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年から始まった。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。
注射やのみ薬でも
欧米では早期がんなら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注射やのみ薬による治療が広く行われている。ホルモン治療には特別な技術は不要で、実施数は実力の指標にはならないが、各病院の治療の傾向を示すため、一覧に載せた。
前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。前立腺の中にできることから始まるということです。前立腺がんは、早期では全く症状を伴わないません。そのため定期健診が勧められています。がんが進行すると大きくなって尿道を圧迫するようになり、膀胱からの尿の流出を妨げます。この段階で、多くの人は頻尿になりますが、尿が出にくくなったり、時々痛みを伴うこともあります。他には尿や精液に血液や膿が混じったり射精時に痛みを伴うことがあります。また、前立腺がんがリンパ節や骨などの臓器に広がると骨や関節、特に背中や腰に痛みを伴うことが多くなります。前立腺がんの症状はしばしば前立腺肥大症と似ています。いずれも高齢男性に多く、前立腺の体積が増加することにより頻尿が出現します。前立腺肥大症は前立腺の内腺が過度に増大したもので、がんではありません。前立腺肥大症か前立腺がんかを区別する唯一の方法は泌尿器科医に検査してもらうことです。正常の前立腺の増殖や機能は男性ホルモンであるテストステロンに影響されています。テストステロンはほとんどが精巣で産生されますが副腎でもわずかに産生されます。テストステロンは前立腺がんを刺激します。テストステロンが産生されていると前立腺がんは増殖して広がり続けます。直腸診:医師が手袋をはめてゼリーをつけた指を患者さんの肛門から直腸に入れて直腸壁ごしに前立腺の大きさや形を診察します。直腸診はほとんど時間がかからず、患者さんの不快感も思ったほどではありません。PSA検査:PSA(前立腺特異抗原)は前立腺で産生される蛋白で、血液の中にわずかにとけ込みます。血液中のPSAの値を測定することができ、この値が高いと次のような前立腺の病気の可能性があります。 (1) 前立腺肥大症 :前立腺が大きくなるもので、50歳以上の男性に多く、排尿困難になることがあります。(2) 立腺炎 :前立腺の感染や炎症です。
(3) 前立腺がん PSA検査は簡単な血液検査ですが、PSAの値だけで前立腺がんの有無がわかるわけではありません。0~4ng/mlを一般に正常値とみていますが、4ng/ml以上であっても前立腺がんでない人は多いですし、4ng/ml未満だからといって絶対に前立腺がんではないと断言することはできません。50歳以上の男性は前立腺がんを早期に発見するためにPSA検査と直腸診を健診のつもりで毎年受けることをお勧めします(アメリカでは40歳以上の男性全員に勧めています)。そうすることで根治できる早期の段階で前立腺がんを発見することが可能になります。ここで重要なことは、PSA検査と直腸診を一方だけではなく両方とも行った方が前立腺がんを発見するのに効果的であるということです。
がんを発見できない可能性もあります。がんが小さすぎる場合に直腸診で触知できずPSAも上昇していないことがあるからです。一見健康な人も前立腺がんを持っている可能性があります。PSAが高かったり直腸診でがんが疑われればさらに精査が勧められます。超音波検査:
医師が患者さんの直腸の中に小さな機械(プローブ)を入れて、その機械から無痛性の音波を出します。前立腺で反射して戻ってきた音波を画像に変換することにより、モニタ画面で前立腺の状態をみることができます。 針生検:
前立腺がんが疑われれば針を用いて前立腺組織を少量とることができます。この組織を顕微鏡で検査しがん細胞があるかどうか確認します。これでがん細胞を証明することが前立腺がんと診断する確実かつ唯一の方法です。最善の治療を選択するためには前立腺がんの広がりの程度、すなわち病期を診断することが重要です。前立腺がんの治療は病期によって異なります。治療方針を立てる場合には患者と医師が各々の治療の利点と欠点を話し合うことが重要です。これから前立腺がんの4つの病期と治療方針を述べていきます。 病期A:
がんは前立腺の中にとどまり、かつ小さいために、直腸診では発見で きず、他の診断方法で発見されることがあります。この病期では症状がないこ とが一般的で、経過観察で構わない場合もありますが、治療をすれば根治できると考えられます。この治療には前立腺摘除術と放射線療法があります。 病期B:
がんはまだ前立腺の中にどどまっていますが、直腸診でわかるくらい まで大きくなっています。この病期でも症状がないことがしばしばあります。 治療すれば根治できると考えられ、前立腺摘除術か放射線療法が一般的です。 病期C:
がんは前立腺からすぐ周りの部位に広がっています。この病期ではしばしば排 尿困難を伴います。治療には前立腺摘除術や放射線療法があります が、ホルモン療法もあります。この病期における治療の目的は前立腺がんの進行を遅くすることと排尿痛や排尿困難などの症状を軽くすることにあります。 病期D:
がんは骨やリンパ節のような前立腺以外の部位に広がっています。こ の病期の主な症状には排尿困難、骨の痛み、体重減少、疲労感があり、治療の 目的はこれらの症状を軽くすることにあります。治療はホルモン療法が中心で、症状改善のための手術を施行することもあります。前立腺がんはテストステロンにより増殖していますので、どんなに進行していてもテストステロンを 減少させたり妨害するホルモン療法は効果があり、がんの増殖を遅くすることで腫瘍を縮小し病気に伴う症状を軽くすることができます。また、転移がない 前立腺がんに対しては、前立腺摘除術や放射線療法により根治が期待できます。 前立腺摘除術:
前立腺をとる手術で、早期のがんを転移させない最も確実な 方法です。同時に骨盤リンパ節郭清(がんが転移しやすい前立腺の近くのリン パ節を摘除すること)も行います。前立腺摘除術に伴う合併症には勃起不全や尿失禁などがあります。勃起に関わる神経を温存できる場合もありますが、勃 起不全は多くの患者で起こります。どんな手術にでも起こるような重大な合併 症も起こりえます。 放射線療法:
高エネルギーのX線を用いて前立腺のがん細胞を殺します。放射 線療法は前立腺摘除術に伴う勃起不全や尿失禁の可能性を避けたい患者に適し ています。副作用には疲労感、照射域の皮膚反応、頻尿や排尿痛、胃部不快感、下痢、直腸の刺激症状や出血などがあります。これらの副作用の多くは治療を 中止すると消えます。また、放射線療法には前立腺に照射する根治的治療のほ かに、再発巣や転移巣に照射して症状を緩和する治療もあります。 精巣摘除術:
進行性前立腺がんに対して古くから行われている治療法で、両方 の精巣をとることによりテストステロンが効果的?永久的に減少します。精巣 摘除術は簡単な手術で、ほとんどは腰椎麻酔による下半身麻酔で行います。主な副作用は勃起不全と体のほてり感です。 LH-RHアナログ:
LH-RHアナログは精巣からのテストステロン産生を促す LH-RHという天然のホルモンを人工的に作ったものですが、毎月注射すると精 巣を刺激するホルモンを抑えることができ、精巣からのテストステロン産生が減少します。外科的去勢である精巣摘除術に対して薬物的去勢ともいわれます。 この治療のためには月に1回注射のために病院に来なければなりません。主な 副作用は精巣摘除術と同様に勃起不全と体のほてり感です。また、治療の最初の数週間に排尿困難や排尿痛などの症状が一時的に増強することもあります。 女性ホルモン:
女性ホルモンであるエストロゲンを投与する比較的簡単な治療 法で、薬を毎日内服する方法もあります。エストロゲンも精巣を刺激するホル モンを抑えることで精巣からのテストステロン産生を減少させます。この作用に加えて前立腺がん細胞に直接作用する薬もあります。副作用には上記2つの 去勢療法とは異なり、浮腫、乳房の腫大や疼痛、胃部不快感、嘔気嘔吐があり、 また、重大な心臓や血管の病気(血栓症や心臓発作など)を引き起こしたり増強することがあります。 抗アンドロゲン薬:
テストステロンが前立腺がん細胞に作用するのを妨害するので副腎から産生される少量のテストステロンの作用も抑えることが期待でき ます。抗アンドロゲン薬は毎日内服します。先に述べた去勢と併用すると効果的であるとしてLH-RHアナログとの併用を勧めることもあります。この併用療法の副作用には体のほてり感や勃起不全のほかに嘔気嘔吐や下痢、肝障害があります。 副腎皮質ホルモン:
この薬を内服すると副腎を刺激するホルモンを抑えることで副腎からのテストステロン産生能が抑えられると言われています。今までの ホルモン療法で効果がなくなった場合に使われることがあります。この副作用には顔が丸くなったり太ったりするほかに糖尿病の原因になったり感染に対する抵抗力が低下することがあります。また、胃に負担がかかったり、骨がもろ くなったり、皮膚が薄くなることもあります。 化学療法:
抗がん剤を血液とともに全身を循環させて増殖の早い細胞を殺す方 法です。これによりがん細胞の他に正常の健康な細胞も障害を受けます。健康 な細胞への害を減らすために抗がん剤は使用量と使用頻度のコントロールに注意がはらわれます。いろいろな抗がん剤があり他剤と併用して用いられること もあります。これらはおもに進行性前立腺がんの症状を軽くするために用いら れます。現在のところホルモン療法ほどの確実な方法がなく、化学療法には多くの副作用があり、最初からは使われません。 遺伝子治療: 日本やアメリカの一部の施設で実験的に行われているにすぎません。 前立腺の疾患で問題が起これば泌尿器科医と呼ばれる専門家に紹介されることになるでしょう。泌尿器科医は尿路性器系の病気の診 断と治療について専門的にトレーニングされた医師です。泌尿器科医は患者の 前立腺の症状の原因が前立腺肥大症にあるのか前立腺がんにあるのかを診断します。医師と十分に話し合い治療の選択肢を理解して納得した治療を受けられ るようにしてください。
患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推移は、徐々に40歳台が減少して50歳以上の人が増加しています。閉経との関係でみても、閉経後より多かった閉経前の患者が減少し、閉経後が増加しています。
乳がんのハイ?リスクグループ
乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。
年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺がんに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率78%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。
●血液検査で早期発見
前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。しかし血液で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績をあげている。
手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年から始まった。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。
●注射やのみ薬でも
欧米では早期がんなら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注射やのみ薬による治療が広く行われている。ホルモン治療には特別な技術は不要で、実施数は実力の指標にはならないが、各病院の治療の傾向を示すため、一覧に載せた。
前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。前立腺の中にできることから始まるということです。前立腺がんは、早期では全く症状を伴わないません。そのため定期健診が勧められています。がんが進行すると大きくなって尿道を圧迫するようになり、膀胱からの尿の流出を妨げます。この段階で、多くの人は頻尿になりますが、尿が出にくくなったり、時々痛みを伴うこともあります。他には尿や精液に血液や膿が混じったり射精時に痛みを伴うことがあります。また、前立腺がんがリンパ節や骨などの臓器に広がると骨や関節、特に背中や腰に痛みを伴うことが多くなります。前立腺がんの症状はしばしば前立腺肥大症と似ています。いずれも高齢男性に多く、前立腺の体積が増加することにより頻尿が出現します。前立腺肥大症は前立腺の内腺が過度に増大したもので、がんではありません。前立腺肥大症か前立腺がんかを区別する唯一の方法は泌尿器科医に検査してもらうことです。正常の前立腺の増殖や機能は男性ホルモンであるテストステロンに影響されています。テストステロンはほとんどが精巣で産生されますが副腎でもわずかに産生されます。テストステロンは前立腺がんを刺激します。テストステロンが産生されていると前立腺がんは増殖して広がり続けます。直腸診:医師が手袋をはめてゼリーをつけた指を患者さんの肛門から直腸に入れて直腸壁ごしに前立腺の大きさや形を診察します。直腸診はほとんど時間がかからず、患者さんの不快感も思ったほどではありません。PSA検査:PSA(前立腺特異抗原)は前立腺で産生される蛋白で、血液の中にわずかにとけ込みます。血液中のPSAの値を測定することができ、この値が高いと次のような前立腺の病気の可能性があります。 (1) 前立腺肥大症 :前立腺が大きくなるもので、50歳以上の男性に多く、排尿困難になることがあります。(2) 立腺炎 :前立腺の感染や炎症です。
(3) 前立腺がん PSA検査は簡単な血液検査ですが、PSAの値だけで前立腺がんの有無がわかるわけではありません。0~4ng/mlを一般に正常値とみていますが、4ng/ml以上であっても前立腺がんでない人は多いですし、4ng/ml未満だからといって絶対に前立腺がんではないと断言することはできません。50歳以上の男性は前立腺がんを早期に発見するためにPSA検査と直腸診を健診のつもりで毎年受けることをお勧めします(アメリカでは40歳以上の男性全員に勧めています)。そうすることで根治できる早期の段階で前立腺がんを発見することが可能になります。ここで重要なことは、PSA検査と直腸診を一方だけではなく両方とも行った方が前立腺がんを発見するのに効果的であるということです。
がんを発見できない可能性もあります。がんが小さすぎる場合に直腸診で触知できずPSAも上昇していないことがあるからです。一見健康な人も前立腺がんを持っている可能性があります。PSAが高かったり直腸診でがんが疑われればさらに精査が勧められます。超音波検査:
医師が患者さんの直腸の中に小さな機械(プローブ)を入れて、その機械から無痛性の音波を出します。前立腺で反射して戻ってきた音波を画像に変換することにより、モニタ画面で前立腺の状態をみることができます。 針生検:
前立腺がんが疑われれば針を用いて前立腺組織を少量とることができます。この組織を顕微鏡で検査しがん細胞があるかどうか確認します。これでがん細胞を証明することが前立腺がんと診断する確実かつ唯一の方法です。最善の治療を選択するためには前立腺がんの広がりの程度、すなわち病期を診断することが重要です。前立腺がんの治療は病期によって異なります。治療方針を立てる場合には患者と医師が各々の治療の利点と欠点を話し合うことが重要です。これから前立腺がんの4つの病期と治療方針を述べていきます。 病期A:
がんは前立腺の中にとどまり、かつ小さいために、直腸診では発見で きず、他の診断方法で発見されることがあります。この病期では症状がないこ とが一般的で、経過観察で構わない場合もありますが、治療をすれば根治できると考えられます。この治療には前立腺摘除術と放射線療法があります。 病期B:
がんはまだ前立腺の中にどどまっていますが、直腸診でわかるくらい まで大きくなっています。この病期でも症状がないことがしばしばあります。 治療すれば根治できると考えられ、前立腺摘除術か放射線療法が一般的です。 病期C:
がんは前立腺からすぐ周りの部位に広がっています。この病期ではしばしば排 尿困難を伴います。治療には前立腺摘除術や放射線療法があります が、ホルモン療法もあります。この病期における治療の目的は前立腺がんの進行を遅くすることと排尿痛や排尿困難などの症状を軽くすることにあります。 病期D:
がんは骨やリンパ節のような前立腺以外の部位に広がっています。こ の病期の主な症状には排尿困難、骨の痛み、体重減少、疲労感があり、治療の 目的はこれらの症状を軽くすることにあります。治療はホルモン療法が中心で、症状改善のための手術を施行することもあります。前立腺がんはテストステロンにより増殖していますので、どんなに進行していてもテストステロンを 減少させたり妨害するホルモン療法は効果があり、がんの増殖を遅くすることで腫瘍を縮小し病気に伴う症状を軽くすることができます。また、転移がない 前立腺がんに対しては、前立腺摘除術や放射線療法により根治が期待できます。 前立腺摘除術:
前立腺をとる手術で、早期のがんを転移させない最も確実な 方法です。同時に骨盤リンパ節郭清(がんが転移しやすい前立腺の近くのリン パ節を摘除すること)も行います。前立腺摘除術に伴う合併症には勃起不全や尿失禁などがあります。勃起に関わる神経を温存できる場合もありますが、勃 起不全は多くの患者で起こります。どんな手術にでも起こるような重大な合併 症も起こりえます。 放射線療法:
高エネルギーのX線を用いて前立腺のがん細胞を殺します。放射 線療法は前立腺摘除術に伴う勃起不全や尿失禁の可能性を避けたい患者に適し ています。副作用には疲労感、照射域の皮膚反応、頻尿や排尿痛、胃部不快感、下痢、直腸の刺激症状や出血などがあります。これらの副作用の多くは治療を 中止すると消えます。また、放射線療法には前立腺に照射する根治的治療のほ かに、再発巣や転移巣に照射して症状を緩和する治療もあります。 精巣摘除術:
進行性前立腺がんに対して古くから行われている治療法で、両方 の精巣をとることによりテストステロンが効果的?永久的に減少します。精巣 摘除術は簡単な手術で、ほとんどは腰椎麻酔による下半身麻酔で行います。主な副作用は勃起不全と体のほてり感です。 LH-RHアナログ:
LH-RHアナログは精巣からのテストステロン産生を促す LH-RHという天然のホルモンを人工的に作ったものですが、毎月注射すると精 巣を刺激するホルモンを抑えることができ、精巣からのテストステロン産生が減少します。外科的去勢である精巣摘除術に対して薬物的去勢ともいわれます。 この治療のためには月に1回注射のために病院に来なければなりません。主な 副作用は精巣摘除術と同様に勃起不全と体のほてり感です。また、治療の最初の数週間に排尿困難や排尿痛などの症状が一時的に増強することもあります。 女性ホルモン:
女性ホルモンであるエストロゲンを投与する比較的簡単な治療 法で、薬を毎日内服する方法もあります。エストロゲンも精巣を刺激するホル モンを抑えることで精巣からのテストステロン産生を減少させます。この作用に加えて前立腺がん細胞に直接作用する薬もあります。副作用には上記2つの 去勢療法とは異なり、浮腫、乳房の腫大や疼痛、胃部不快感、嘔気嘔吐があり、 また、重大な心臓や血管の病気(血栓症や心臓発作など)を引き起こしたり増強することがあります。 抗アンドロゲン薬:
テストステロンが前立腺がん細胞に作用するのを妨害するので副腎から産生される少量のテストステロンの作用も抑えることが期待でき ます。抗アンドロゲン薬は毎日内服します。先に述べた去勢と併用すると効果的であるとしてLH-RHアナログとの併用を勧めることもあります。この併用療法の副作用には体のほてり感や勃起不全のほかに嘔気嘔吐や下痢、肝障害があります。 副腎皮質ホルモン:
この薬を内服すると副腎を刺激するホルモンを抑えることで副腎からのテストステロン産生能が抑えられると言われています。今までの ホルモン療法で効果がなくなった場合に使われることがあります。この副作用には顔が丸くなったり太ったりするほかに糖尿病の原因になったり感染に対する抵抗力が低下することがあります。また、胃に負担がかかったり、骨がもろ くなったり、皮膚が薄くなることもあります。 化学療法:
抗がん剤を血液とともに全身を循環させて増殖の早い細胞を殺す方 法です。これによりがん細胞の他に正常の健康な細胞も障害を受けます。健康 な細胞への害を減らすために抗がん剤は使用量と使用頻度のコントロールに注意がはらわれます。いろいろな抗がん剤があり他
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剤と併用して用いられること もあります。これらはおもに進行性前立腺がんの症状を軽くするために用いら れます。現在のところホルモン療法ほどの確実な方法がなく、化学療法には
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多くの副作用があり、最初からは使われません。 遺伝子治療: 日本やアメリカの一部の施設で実験的に行われているにすぎません。 前立腺の疾患で問題が起これば泌尿器科医と呼ば
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れる専門家に紹介されることになるでしょう。泌尿器科医は尿路性器系の病気の診 断と治療について専門的にトレーニングされた医師です。泌尿器科医は患者の 前立腺の症状の原因が
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前立腺肥大症にあるのか前立腺がんにあるのかを診断します。医師と十分に話し合い治療の選択肢を理解して納得した治療を受けられ るようにしてください。
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患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推移は、徐々に40歳台が減少して50歳以上の人が増加してい
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ます。閉経との関係でみても、閉経後より多かった閉経前の患者が減少し、閉経後が増加しています。 乳がんのハイ?リスクグループ
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乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳が
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んにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺がんに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率78%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。
血液検査で早期発見
前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。しかし血液で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績をあげている。
手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年から始まった。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。
注射やのみ薬でも
欧米では早期がんなら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注射やのみ薬による治療が広く行われている。ホルモン治療には特別な技術は不要で、実施数は実力の指標にはならないが、各病院の治療の傾向を示すため、一覧に載せた。
前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。前立腺の中にできることから始まるということです。前立腺がんは、早期では全く症状を伴わないません。そのため定期健診が勧められています。がんが進行すると大きくなって尿道を圧迫するようになり、膀胱からの尿の流出を妨げます。この段階で、多くの人は頻尿になりますが、尿が出にくくなったり、時々痛みを伴うこともあります。他には尿や精液に血液や膿が混じったり射精時に痛みを伴うことがあります。また、前立腺がんがリンパ節や骨などの臓器に広がると骨や関節、特に背中や腰に痛みを伴うことが多くなります。前立腺がんの症状はしばしば前立腺肥大症と似ています。いずれも高齢男性に多く、前立腺の体積が増加することにより頻尿が出現します。前立腺肥大症は前立腺の内腺が過度に増大したもので、がんではありません。前立腺肥大症か前立腺がんかを区別する唯一の方法は泌尿器科医に検査してもらうことです。正常の前立腺の増殖や機能は男性ホルモンであるテストステロンに影響されています。テストステロンはほとんどが精巣で産生されますが副腎でもわずかに産生されます。テストステロンは前立腺がんを刺激します。テストステロンが産生されていると前立腺がんは増殖して広がり続けます。直腸診:医師が手袋をはめてゼリーをつけた指を患者さんの肛門から直腸に入れて直腸壁ごしに前立腺の大きさや形を診察します。直腸診はほとんど時間がかからず、患者さんの不快感も思ったほどではありません。PSA検査:PSA(前立腺特異抗原)は前立腺で産生される蛋白で、血液の中にわずかにとけ込みます。血液中のPSAの値を測定することができ、この値が高いと次のような前立腺の病気の可能性があります。 (1) 前立腺肥大症 :前立腺が大きくなるもので、50歳以上の男性に多く、排尿困難になることがあります。(2) 立腺炎 :前立腺の感染や炎症です。
(3) 前立腺がん PSA検査は簡単な血液検査ですが、PSAの値だけで前立腺がんの有無がわかるわけではありません。0~4ng/mlを一般に正常値とみていますが、4ng/ml以上であっても前立腺がんでない人は多いですし、4ng/ml未満だからといって絶対に前立腺がんではないと断言することはできません。50歳以上の男性は前立腺がんを早期に発見するためにPSA検査と直腸診を健診のつもりで毎年受けることをお勧めします(アメリカでは40歳以上の男性全員に勧めています)。そうすることで根治できる早期の段階で前立腺がんを発見することが可能になります。ここで重要なことは、PSA検査と直腸診を一方だけではなく両方とも行った方が前立腺がんを発見するのに効果的であるということです。
がんを発見できない可能性もあります。がんが小さすぎる場合に直腸診で触知できずPSAも上昇していないことがあるからです。一見健康な人も前立腺がんを持っている可能性があります。PSAが高かったり直腸診でがんが疑われればさらに精査が勧められます。超音波検査:
医師が患者さんの直腸の中に小さな機械(プローブ)を入れて、その機械から無痛性の音波を出します。前立腺で反射して戻ってきた音波を画像に変換することにより、モニタ画面で前立腺の状態をみることができます。 針生検:
前立腺がんが疑われれば針を用いて前立腺組織を少量とることができます。この組織を顕微鏡で検査しがん細胞があるかどうか確認します。これでがん細胞を証明することが前立腺がんと診断する確実かつ唯一の方法です。最善の治療を選択するためには前立腺がんの広がりの程度、すなわち病期を診断することが重要です。前立腺がんの治療は病期によって異なります。治療方針を立てる場合には患者と医師が各々の治療の利点と欠点を話し合うことが重要です。これから前立腺がんの4つの病期と治療方針を述べていきます。 病期A:
がんは前立腺の中にとどまり、かつ小さいために、直腸診では発見で きず、他の診断方法で発見されることがあります。この病期では症状がないこ とが一般的で、経過観察で構わない場合もありますが、治療をすれば根治できると考えられます。この治療には前立腺摘除術と放射線療法があります。 病期B:
がんはまだ前立腺の中にどどまっていますが、直腸診でわかるくらい まで大きくなっています。この病期でも症状がないことがしばしばあります。 治療すれば根治できると考えられ、前立腺摘除術か放射線療法が一般的です。 病期C:
がんは前立腺からすぐ周りの部位に広がっています。この病期ではしばしば排 尿困難を伴います。治療には前立腺摘除術や放射線療法があります が、ホルモン療法もあります。この病期における治療の目的は前立腺がんの進行を遅くすることと排尿痛や排尿困難などの症状を軽くすることにあります。 病期D:
がんは骨やリンパ節のような前立腺以外の部位に広がっています。こ の病期の主な症状には排尿困難、骨の痛み、体重減少、疲労感があり、治療の 目的はこれらの症状を軽くすることにあります。治療はホルモン療法が中心で、症状改善のための手術を施行することもあります。前立腺がんはテストステロンにより増殖していますので、どんなに進行していてもテストステロンを 減少させたり妨害するホルモン療法は効果があり、がんの増殖を遅くすることで腫瘍を縮小し病気に伴う症状を軽くすることができます。また、転移がない 前立腺がんに対しては、前立腺摘除術や放射線療法により根治が期待できます。 前立腺摘除術:
前立腺をとる手術で、早期のがんを転移させない最も確実な 方法です。同時に骨盤リンパ節郭清(がんが転移しやすい前立腺の近くのリン パ節を摘除すること)も行います。前立腺摘除術に伴う合併症には勃起不全や尿失禁などがあります。勃起に関わる神経を温存できる場合もありますが、勃 起不全は多くの患者で起こります。どんな手術にでも起こるような重大な合併 症も起こりえます。 放射線療法:
高エネルギーのX線を用いて前立腺のがん細胞を殺します。放射 線療法は前立腺摘除術に伴う勃起不全や尿失禁の可能性を避けたい患者に適し ています。副作用には疲労感、照射域の皮膚反応、頻尿や排尿痛、胃部不快感、下痢、直腸の刺激症状や出血などがあります。これらの副作用の多くは治療を 中止すると消えます。また、放射線療法には前立腺に照射する根治的治療のほ かに、再発巣や転移巣に照射して症状を緩和する治療もあります。 精巣摘除術:
進行性前立腺がんに対して古くから行われている治療法で、両方 の精巣をとることによりテストステロンが効果的?永久的に減少します。精巣 摘除術は簡単な手術で、ほとんどは腰椎麻酔による下半身麻酔で行います。主な副作用は勃起不全と体のほてり感です。 LH-RHアナログ:
LH-RHアナログは精巣からのテストステロン産生を促す LH-RHという天然のホルモンを人工的に作ったものですが、毎月注射すると精 巣を刺激するホルモンを抑えることができ、精巣からのテストステロン産生が減少します。外科的去勢である精巣摘除術に対して薬物的去勢ともいわれます。 この治療のためには月に1回注射のために病院に来なければなりません。主な 副作用は精巣摘除術と同様に勃起不全と体のほてり感です。また、治療の最初の数週間に排尿困難や排尿痛などの症状が一時的に増強することもあります。 女性ホルモン:
女性ホルモンであるエストロゲンを投与する比較的簡単な治療 法で、薬を毎日内服する方法もあります。エストロゲンも精巣を刺激するホル モンを抑えることで精巣からのテストステロン産生を減少させます。この作用に加えて前立腺がん細胞に直接作用する薬もあります。副作用には上記2つの 去勢療法とは異なり、浮腫、乳房の腫大や疼痛、胃部不快感、嘔気嘔吐があり、 また、重大な心臓や血管の病気(血栓症や心臓発作など)を引き起こしたり増強することがあります。 抗アンドロゲン薬:
テストステロンが前立腺がん細胞に作用するのを妨害するので副腎から産生される少量のテストステロンの作用も抑えることが期待でき ます。抗アンドロゲン薬は毎日内服します。先に述べた去勢と併用すると効果的であるとしてLH-RHアナログとの併用を勧めることもあります。この併用療法の副作用には体のほてり感や勃起不全のほかに嘔気嘔吐や下痢、肝障害があります。 副腎皮質ホルモン:
この薬を内服すると副腎を刺激するホルモンを抑えることで副腎からのテストステロン産生能が抑えられると言われています。今までの ホルモン療法で効果がなくなった場合に使われることがあります。この副作用には顔が丸くなったり太ったりするほかに糖尿病の原因になったり感染に対する抵抗力が低下することがあります。また、胃に負担がかかったり、骨がもろ くなったり、皮膚が薄くなることもあります。 化学療法:
抗がん剤を血液とともに全身を循環させて増殖の早い細胞を殺す方 法です。これによりがん細胞の他に正常の健康な細胞も障害を受けます。健康 な細胞への害を減らすために抗がん剤は使用量と使用頻度のコントロールに注意がはらわれます。いろいろな抗がん剤があり他剤と併用して用いられること もあります。これらはおもに進行性前立腺がんの症状を軽くするために用いら れます。現在のところホルモン療法ほどの確実な方法がなく、化学療法には多くの副作用があり、最初からは使われません。 遺伝子治療: 日本やアメリカの一部の施設で実験的に行われているにすぎません。 前立腺の疾患で問題が起これば泌尿器科医と呼ばれる専門家に紹介されることになるでしょう。泌尿器科医は尿路性器系の病気の診 断と治療について専門的にトレーニングされた医師です。泌尿器科医は患者の 前立腺の症状の原因が前立腺肥大症にあるのか前立腺がんにあるのかを診断します。医師と十分に話し合い治療の選択肢を理解して納得した治療を受けられ るようにしてください。
患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推移は、徐々に40歳台が減少して50歳以上の人が増加しています。閉経との関係でみても、閉経後より多かった閉経前の患者が減少し、閉経後が増加しています。
乳がんのハイ?リスクグループ
乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。
年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺がんに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率78%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。
●血液検査で早期発見
前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。しかし血液で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績をあげている。
手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年から始まった。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。
●注射やのみ薬でも
欧米では早期がんなら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注射やのみ薬による治療が広く行われている。ホルモン治療には特別な技術は不要で、実施数は実力の指標にはならないが、各病院の治療の傾向を示すため、一覧に載せた。
前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。前立腺の中にできることから始まるということです。前立腺がんは、早期では全く症状を伴わないません。そのため定期健診が勧められています。がんが進行すると大きくなって尿道を圧迫するようになり、膀胱からの尿の流出を妨げます。この段階で、多くの人は頻尿になりますが、尿が出にくくなったり、時々痛みを伴うこともあります。他には尿や精液に血液や膿が混じったり射精時に痛みを伴うことがあります。また、前立腺がんがリンパ節や骨などの臓器に広がると骨や関節、特に背中や腰に痛みを伴うことが多くなります。前立腺がんの症状はしばしば前立腺肥大症と似ています。いずれも高齢男性に多く、前立腺の体積が増加することにより頻尿が出現します。前立腺肥大症は前立腺の内腺が過度に増大したもので、がんではありません。前立腺肥大症か前立腺がんかを区別する唯一の方法は泌尿器科医に検査してもらうことです。正常の前立腺の増殖や機能は男性ホルモンであるテストステロンに影響されています。テストステロンはほとんどが精巣で産生されますが副腎でもわずかに産生されます。テストステロンは前立腺がんを刺激します。テストステロンが産生されていると前立腺がんは増殖して広がり続けます。直腸診:医師が手袋をはめてゼリーをつけた指を患者さんの肛門から直腸に入れて直腸壁ごしに前立腺の大きさや形を診察します。直腸診はほとんど時間がかからず、患者さんの不快感も思ったほどではありません。PSA検査:PSA(前立腺特異抗原)は前立腺で産生される蛋白で、血液の中にわずかにとけ込みます。血液中のPSAの値を測定することができ、この値が高いと次のような前立腺の病気の可能性があります。 (1) 前立腺肥大症 :前立腺が大きくなるもので、50歳以上の男性に多く、排尿困難になることがあります。(2) 立腺炎 :前立腺の感染や炎症です。
(3) 前立腺がん PSA検査は簡単な血液検査ですが、PSAの値だけで前立腺がんの有無がわかるわけではありません。0~4ng/mlを一般に正常値とみていますが、4ng/ml以上であっても前立腺がんでない人は多いですし、4ng/ml未満だからといって絶対に前立腺がんではないと断言することはできません。50歳以上の男性は前立腺がんを早期に発見するためにPSA検査と直腸診を健診のつもりで毎年受けることをお勧めします(アメリカでは40歳以上の男性全員に勧めています)。そうすることで根治できる早期の段階で前立腺がんを発見することが可能になります。ここで重要なことは、PSA検査と直腸診を一方だけではなく両方とも行った方が前立腺がんを発見するのに効果的であるということです。
がんを発見できない可能性もあります。がんが小さすぎる場合に直腸診で触知できずPSAも上昇していないことがあるからです。一見健康な人も前立腺がんを持っている可能性があります。PSAが高かったり直腸診でがんが疑われればさらに精査が勧められます。超音波検査:
医師が患者さんの直腸の中に小さな機械(プローブ)を入れて、その機械から無痛性の音波を出します。前立腺で反射して戻ってきた音波を画像に変換することにより、モニタ画面で前立腺の状態をみることができます。 針生検:
前立腺がんが疑われれば針を用いて前立腺組織を少量とることができます。この組織を顕微鏡で検査しがん細胞があるかどうか確認します。これでがん細胞を証明することが前立腺がんと診断する確実かつ唯一の方法です。最善の治療を選択するためには前立腺がんの広がりの程度、すなわち病期を診断することが重要です。前立腺がんの治療は病期によって異なります。治療方針を立てる場合には患者と医師が各々の治療の利点と欠点を話し合うことが重要です。これから前立腺がんの4つの病期と治療方針を述べていきます。 病期A:
がんは前立腺の中にとどまり、かつ小さいために、直腸診では発見で きず、他の診断方法で発見されることがあります。この病期では症状がないこ とが一般的で、経過観察で構わない場合もありますが、治療をすれば根治できると考えられます。この治療には前立腺摘除術と放射線療法があります。 病期B:
がんはまだ前立腺の中にどどまっていますが、直腸診でわかるくらい まで大きくなっています。この病期でも症状がないことがしばしばあります。 治療すれば根治できると考えられ、前立腺摘除術か放射線療法が一般的です。 病期C:
がんは前立腺からすぐ周りの部位に広がっています。この病期ではしばしば排 尿困難を伴います。治療には前立腺摘除術や放射線療法があります が、ホルモン療法もあります。この病期における治療の目的は前立腺がんの進行を遅くすることと排尿痛や排尿困難などの症状を軽くすることにあります。 病期D:
がんは骨やリンパ節のような前立腺以外の部位に広がっています。こ の病期の主な症状には排尿困難、骨の痛み、体重減少、疲労感があり、治療の 目的はこれらの症状を軽くすることにあります。治療はホルモン療法が中心で、症状改善のための手術を施行することもあります。前立腺がんはテストステロンにより増殖していますので、どんなに進行していてもテストステロンを 減少させたり妨害するホルモン療法は効果があり、がんの増殖を遅くすることで腫瘍を縮小し病気に伴う症状を軽くすることができます。また、転移がない 前立腺がんに対しては、前立腺摘除術や放射線療法により根治が期待できます。 前立腺摘除術:
前立腺をとる手術で、早期のがんを転移させない最も確実な 方法です。同時に骨盤リンパ節郭清(がんが転移しやすい前立腺の近くのリン パ節を摘除すること)も行います。前立腺摘除術に伴う合併症には勃起不全や尿失禁などがあります。勃起に関わる神経を温存できる場合もありますが、勃 起不全は多くの患者で起こります。どんな手術にでも起こるような重大な合併 症も起こりえます。 放射線療法:
高エネルギーのX線を用いて前立腺のがん細胞を殺します。放射 線療法は前立腺摘除術に伴う勃起不全や尿失禁の可能性を避けたい患者に適し ています。副作用には疲労感、照射域の皮膚反応、頻尿や排尿痛、胃部不快感、下痢、直腸の刺激症状や出血などがあります。これらの副作用の多くは治療を 中止すると消えます。また、放射線療法には前立腺に照射する根治的治療のほ かに、再発巣や転移巣に照射して症状を緩和する治療もあります。 精巣摘除術:
進行性前立腺がんに対して古くから行われている治療法で、両方 の精巣をとることによりテストステロンが効果的?永久的に減少します。精巣 摘除術は簡単な手術で、ほとんどは腰椎麻酔による下半身麻酔で行います。主な副作用は勃起不全と体のほてり感です。 LH-RHアナログ:
LH-RHアナログは精巣からのテストステロン産生を促す LH-RHという天然のホルモンを人工的に作ったものですが、毎月注射すると精 巣を刺激するホルモンを抑えることができ、精巣からのテストステロン産生が減少します。外科的去勢である精巣摘除術に対して薬物的去勢ともいわれます。 この治療のためには月に1回注射のために病院に来なければなりません。主な 副作用は精巣摘除術と同様に勃起不全と体のほてり感です。また、治療の最初の数週間に排尿困難や排尿痛などの症状が一時的に増強することもあります。 女性ホルモン:
女性ホルモンであるエストロゲンを投与する比較的簡単な治療 法で、薬を毎日内服する方法もあります。エストロゲンも精巣を刺激するホル モンを抑えることで精巣からのテストステロン産生を減少させます。この作用に加えて前立腺がん細胞に直接作用する薬もあります。副作用には上記2つの 去勢療法とは異なり、浮腫、乳房の腫大や疼痛、胃部不快感、嘔気嘔吐があり、 また、重大な心臓や血管の病気(血栓症や心臓発作など)を引き起こしたり増強することがあります。 抗アンドロゲン薬:
テストステロンが前立腺がん細胞に作用するのを妨害するので副腎から産生される少量のテストステロンの作用も抑えることが期待でき ます。抗アンドロゲン薬は毎日内服します。先に述べた去勢と併用すると効果的であるとしてLH-RHアナログとの併用を勧めることもあります。この併用療法の副作用には体のほてり感や勃起不全のほかに嘔気嘔吐や下痢、肝障害があります。 副腎皮質ホルモン:
この薬を内服すると副腎を刺激するホルモンを抑えることで副腎からのテストステロン産生能が抑えられると言われています。今までの ホルモン療法で効果がなくなった場合に使われることがあります。この副作用には顔が丸くなったり太ったりするほかに糖尿病の原因になったり感染に対する抵抗力が低下することがあります。また、胃に負担がかかったり、骨がもろ くなったり、皮膚が薄くなることもあります。 化学療法:
抗がん剤を血液とともに全身を循環させて増殖の早い細胞を殺す方 法です。これによりがん細胞の他に正常の健康な細胞も障害を受けます。健康 な細胞への害を減らすために抗がん剤は使用量と使用頻度のコントロールに注意がはらわれます。いろいろな抗がん剤があり他
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剤と併用して用いられること もあります。これらはおもに進行性前立腺がんの症状を軽くするために用いら れます。現在のところホルモン療法ほどの確実な方法がなく、化学療法には
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多くの副作用があり、最初からは使われません。 遺伝子治療: 日本やアメリカの一部の施設で実験的に行われているにすぎません。 前立腺の疾患で問題が起これば泌尿器科医と呼ば
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れる専門家に紹介されることになるでしょう。泌尿器科医は尿路性器系の病気の診 断と治療について専門的にトレーニングされた医師です。泌尿器科医は患者の 前立腺の症状の原因が
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前立腺肥大症にあるのか前立腺がんにあるのかを診断します。医師と十分に話し合い治療の選択肢を理解して納得した治療を受けられ るようにしてください。
脳腫瘍闘病記
患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推移は、徐々に40歳台が減少して50歳以上の人が増加してい
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ます。閉経との関係でみても、閉経後より多かった閉経前の患者が減少し、閉経後が増加しています。 乳がんのハイ?リスクグループ
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乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳が
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んにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。
2011年9月19日星期一
脳腫瘍抗がん剤
●扁桃肥大の治療
イビキの原因の一つにもなっている肥大した口蓋扁桃を縮小させることが出来ます。従来、扁桃肥大がある場合にはイビキの手術として口蓋扁桃摘出手術を含めた咽頭形成手術UPPPが適応とされ、入院手術が必要でした。確実な咽頭拡大には勿論UPPPの手術的価値は大きいものですが、扁桃肥大が主要因のイビキの治療には手術侵襲の大きいUPPPではなく、ラジオ波凝固治療で扁桃を縮小させるだけでも咽頭腔を拡げることが出来ます。ラジオ波凝固治療法は、口蓋扁桃肥大や慢性扁桃炎あるいは舌扁桃肥大が原因となっている咽喉頭異常感症の治療にも応用することが出来ます。(扁桃肥大のRFITT-1,-2)
●炎症を繰り返す慢性扁桃炎や腺窩性(陰窩性)扁桃炎に対する適応
通常の手術手技による口蓋扁桃摘出手術には少なくないリスクが伴いますが、コブレーターやセロンによる扁桃のラジオ波凝固治療は、慢性炎症を起こしている口蓋扁桃のボリュームをより安全に減少させることが出来ます。また、扁桃はそれほど腫れていなくても口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩というくぼみの中にたまる膿汁と膿栓によって生じる口臭やのどの不快感(咽喉頭異常感症)に対して、腺窩を含めて口蓋扁桃全体をラジオ波凝固治療によって縮小させることが出来ます。
●イビキの治療あるいはイビキの咽頭形成手術の補助として
肥厚した軟口蓋や口蓋垂を縮小させることによって、咽頭腔を拡大することが出来ます。また、舌扁桃肥大などで舌根部が肥大しているため、睡眠中に舌の付け根がのどを塞いで気道が狭くなるために起こっているイビキのケースにもラジオ波凝固治療は舌扁桃と舌根部の縮小手術(舌根肥大のRFITT-1,-2) として応用できます。コブレーターやセロンなどのラジオ波治療機器を用いる咽頭形成手術( CAUP: Coblation Assisited Upper Airway Procederes, RAUP: Radiofrequency-Assisted Uvulopalatoplasty )も、レーザーを用いる咽頭形成手術(LAUP)と共にイビキに有効な手術方法です。(軟口蓋のRFITT-1,-2)
●鼻閉の改善のために(→下鼻甲介のラジオ波凝固治療の実際、手術図)
アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対して、レーザー治療を繰り返しても鼻閉(鼻づまり)の改善が悪い場合、ラジオ波凝固治療によってレーザーよりも効果的に永続性を持たせて肥大した下鼻甲介を縮小させることが出来ます。ラジオ波を用いた下鼻甲介の減量手術は、外来で短時間で簡便に、安全に施行できる理想的な手術法と考えられます。レーザー治療を繰り返した後にも残る下鼻甲介の肥大に対してはレーザー治療と殆ど変わることのない術前処置と費用でラジオ波凝固治療を受けていただけます。
また、慢性副鼻腔炎で鼻茸が鼻腔を閉塞しているようなケースにも、外来治療としてラジオ波凝固治療を適応して鼻茸を凝固縮小させることが出来ます。
【ラジオ波凝固治療器】質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。初診では手術治療の適応判断を行い、予約でラジオ波凝固治
脳腫瘍抗がん剤
療を行っています。手術前には感染症、炎症性疾患、肝機能障害などの有無をチェックするために血液検査を受けておいていただきます。高血圧や糖尿病などの全身疾患のある方は主
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治医の先生に疾患の十分なコントロールをしていただいた上で手術を受けていただく必要があります。手術は平日の朝一番に行っています。当日朝は水分摂取はかまいませんが、絶食
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して来院していただきます。最初にゼリー状の麻酔薬でうがいをすることでウエッとなる咽頭反射をなくします。のどの反射が強い方はご自宅でうがいをする要領で、口を上手に開け
脳腫瘍抗がん剤
る練習をしておいていただきます。麻酔薬のうがいで咽頭の表面麻酔ができたら、次に局所麻酔薬を扁桃の周囲に数ccのわずかな量ですが注射し、15分くらい待って手術時の疼痛を完
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全に無くしてからラジオ波凝固治療を行います。治療時間は10分くらいのものです。術後は特に処置することはありませんから通院は不要です。1ヶ月位で術後経過をみせていただく
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ようにお願いしています。肥大した扁桃の実質や深い腺窩の縮小効果が十分に得られていないような場合には再治療の予定を立てていただくことになります。繰り返すことによって扁
脳腫瘍抗がん剤
桃の縮小効果はより良好になります。ラジオ波凝固により縮小した扁桃は炎症が続くことがない限り再増大することはありません。
脳腫瘍抗がん剤
扁桃のラジオ波凝固治療は医療費用の項目で扁桃切除手術として示してあります。保険診療による3割負担の
イビキの原因の一つにもなっている肥大した口蓋扁桃を縮小させることが出来ます。従来、扁桃肥大がある場合にはイビキの手術として口蓋扁桃摘出手術を含めた咽頭形成手術UPPPが適応とされ、入院手術が必要でした。確実な咽頭拡大には勿論UPPPの手術的価値は大きいものですが、扁桃肥大が主要因のイビキの治療には手術侵襲の大きいUPPPではなく、ラジオ波凝固治療で扁桃を縮小させるだけでも咽頭腔を拡げることが出来ます。ラジオ波凝固治療法は、口蓋扁桃肥大や慢性扁桃炎あるいは舌扁桃肥大が原因となっている咽喉頭異常感症の治療にも応用することが出来ます。(扁桃肥大のRFITT-1,-2)
●炎症を繰り返す慢性扁桃炎や腺窩性(陰窩性)扁桃炎に対する適応
通常の手術手技による口蓋扁桃摘出手術には少なくないリスクが伴いますが、コブレーターやセロンによる扁桃のラジオ波凝固治療は、慢性炎症を起こしている口蓋扁桃のボリュームをより安全に減少させることが出来ます。また、扁桃はそれほど腫れていなくても口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩というくぼみの中にたまる膿汁と膿栓によって生じる口臭やのどの不快感(咽喉頭異常感症)に対して、腺窩を含めて口蓋扁桃全体をラジオ波凝固治療によって縮小させることが出来ます。
●イビキの治療あるいはイビキの咽頭形成手術の補助として
肥厚した軟口蓋や口蓋垂を縮小させることによって、咽頭腔を拡大することが出来ます。また、舌扁桃肥大などで舌根部が肥大しているため、睡眠中に舌の付け根がのどを塞いで気道が狭くなるために起こっているイビキのケースにもラジオ波凝固治療は舌扁桃と舌根部の縮小手術(舌根肥大のRFITT-1,-2) として応用できます。コブレーターやセロンなどのラジオ波治療機器を用いる咽頭形成手術( CAUP: Coblation Assisited Upper Airway Procederes, RAUP: Radiofrequency-Assisted Uvulopalatoplasty )も、レーザーを用いる咽頭形成手術(LAUP)と共にイビキに有効な手術方法です。(軟口蓋のRFITT-1,-2)
●鼻閉の改善のために(→下鼻甲介のラジオ波凝固治療の実際、手術図)
アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対して、レーザー治療を繰り返しても鼻閉(鼻づまり)の改善が悪い場合、ラジオ波凝固治療によってレーザーよりも効果的に永続性を持たせて肥大した下鼻甲介を縮小させることが出来ます。ラジオ波を用いた下鼻甲介の減量手術は、外来で短時間で簡便に、安全に施行できる理想的な手術法と考えられます。レーザー治療を繰り返した後にも残る下鼻甲介の肥大に対してはレーザー治療と殆ど変わることのない術前処置と費用でラジオ波凝固治療を受けていただけます。
また、慢性副鼻腔炎で鼻茸が鼻腔を閉塞しているようなケースにも、外来治療としてラジオ波凝固治療を適応して鼻茸を凝固縮小させることが出来ます。
【ラジオ波凝固治療器】質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。初診では手術治療の適応判断を行い、予約でラジオ波凝固治
脳腫瘍抗がん剤
療を行っています。手術前には感染症、炎症性疾患、肝機能障害などの有無をチェックするために血液検査を受けておいていただきます。高血圧や糖尿病などの全身疾患のある方は主
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治医の先生に疾患の十分なコントロールをしていただいた上で手術を受けていただく必要があります。手術は平日の朝一番に行っています。当日朝は水分摂取はかまいませんが、絶食
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して来院していただきます。最初にゼリー状の麻酔薬でうがいをすることでウエッとなる咽頭反射をなくします。のどの反射が強い方はご自宅でうがいをする要領で、口を上手に開け
脳腫瘍抗がん剤
る練習をしておいていただきます。麻酔薬のうがいで咽頭の表面麻酔ができたら、次に局所麻酔薬を扁桃の周囲に数ccのわずかな量ですが注射し、15分くらい待って手術時の疼痛を完
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全に無くしてからラジオ波凝固治療を行います。治療時間は10分くらいのものです。術後は特に処置することはありませんから通院は不要です。1ヶ月位で術後経過をみせていただく
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ようにお願いしています。肥大した扁桃の実質や深い腺窩の縮小効果が十分に得られていないような場合には再治療の予定を立てていただくことになります。繰り返すことによって扁
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桃の縮小効果はより良好になります。ラジオ波凝固により縮小した扁桃は炎症が続くことがない限り再増大することはありません。
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扁桃のラジオ波凝固治療は医療費用の項目で扁桃切除手術として示してあります。保険診療による3割負担の
2011年9月18日星期日
肺がん20代
除去です。
その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管にラミセル(硫酸マグネシウムを含む高分子材料。スポンジを圧縮したような棒)を入れます。その日は帰ってもらって、次の日の朝手術します。手術の時は、頚管は柔らかくなり拡張しやすくなっています。
子供を産んだことがある人は、頚管の状態で、入れないこともあります。この前処置は、子宮頚管を3mmぐらい開く必要があるため、痛みを伴います。しかし、この処置のおかげで、子宮頚管は開くやすくなり、手術が安全に行えます。
妊娠4ヵ月(妊娠12週)以上は、日帰りの手術は難しくなり、入院して子宮口を開いてから、陣痛をつけて分娩の形をとります。ですから、2-3日の入院が必要となり、金銭的にも精神的にも大変です。本院では、この12週を超える中絶は行っておりません。その時は、分娩をお願いしている病院へ紹介します。
第三回 低容量ピル
避妊目的に造られ、なるたけホルモン量を減らし、副作用を少なくしたのが、低容量ピルです。
この低容量ピルは、主な目的は避妊ですが、それ以外にも生理痛(月経困難症)の軽減と生理量の減少に効果があります。また、子宮内膜症の悪化、再発防止や自覚症状の改善に使われます。最近は、この使い方が増えてきました。子宮内膜症は、手術しても一時的には、改善しても、すぐ再発することが多く、手術後や、内膜症の保存治療後に低容量ピルを使います低容量ピルの作用メカニズム
だけくりぬくようなことはできません。
しかし、大腸の中でも直腸の場合は少し話が複雑になります。直腸のすぐそばには、肛門がありますから、肛門まで切除せざるを得ない場合には、人工肛門(ストーマ)が必要になってしまうというわけです。
[注:大腸とは、結腸と直腸をあわせて言う呼び名です。結腸は、直腸はで、大腸に見合うの専門用語はありません(強いてあげれば、 でしょうか。)が、とても便利な日本語です。]
では、人工肛門 ストーマと呼ばれるものは何でしょうか。それは、大腸の切離断端が腹壁に口を開けた、腸の開口部のことです。つまり、腸の一部が腹部に露出し、そこの孔から便が出てくるものを、人工肛門と呼んでいます。でも、これは肛門でも何でもありません。便が出るということでは、肛門に似ているのかもしれませんが、それ以外の肛門の働きはありませんので?便はただただ意識せずに、出てくるだけです。このごろでは?人工肛門と呼ばずに、単に「ストーマ」と呼ばれることが多いのもこのためです。
多くの方は、ストーマにビニール袋をつけて便をためます。近年は、装具[袋や皮膚保護剤]の発達が目覚しく、ストーマをつけた人々の生活は格段に改善されました。しかし、それでも、肛門を失うのは辛いことです。それが証拠に?直腸癌の手術方法は術後の排便機能が悪くなる危険をおかしても?出来る限り肛門を残す方向で発達してきました。出来るだけ肛門の近くで腸を吻合し、人工肛門にならないように、手術術式と手術器械が発達してきたのです。
しかし、それらの発達にもかかわらず、今でも、肛門を切除しなければならないような直腸癌の患者さんがいることは、事実です。そして、あなたが、その患者さんの、ひとりになるかもしれないと、主治医にいわれたのなら、手術によってお尻を失う可能性は高いでしょう。(かつて、そして今でも、医者は、患者さんに控えめに言うことが多いものです。)
もし、あなたもそういう方のひとりであるのなら?以下の手術方法は、あなたが選ぶ手術法の1つの選択肢となります。
つまり、手術によって失った肛門をもう1度作る手術です。
手術法に名前をつけるのは、開発者の特権と考えていますが、実は今も、この手術方に、決定的な名前をつけていません。(たぶん、手術法の名前を問うだけの無意味な試験問題に記憶力のなさで悩ませられ続けたの苦い思い出が、手術法に名前をつけることためらわせているのだと、私は自己分析しています。)
基礎研究が始まった、1990年代半ばには、?機能的会陰部人工肛門と呼んで発表していました。
その後、手術内容は異なるのですが、似た名前の手術法があったため、それと区別する必要から、「生理的直腸肛門再建術 と呼んで、専門誌に発表しました。
正確には、陰部神経を縫合して新しく作った肛門なので、近年では、手術方法を正しく表すためにその英語訳のの頭文字をとって、。
しかし、この手術はそれ以外の工夫も併用している手術法であるため、正確には、名は体を表す、という風には、なっていないのが現状です。
直腸癌は?癌(ガン)の中でも治りやすい癌です。当院のデーターを示します.下のグラフは、、前主任教授の金澤暁誉教授の退官を記念して出版したデータブックから引用した、1980年から1994年までの直腸癌(204例)の生存率のデータです。
グラフを説明します.
1番上のラインが Aという進行度の直腸癌の手術後の生存率を示しています.'Aとは、癌が壁を超えない大きさのものを意味します.術後10年目の生存率が、90%です.
2番目のラインが Bという進行度の直腸癌の手術後の生存率です.Dukes'Bは、既に壁を超えるぐらい大きくなってしまった癌ですが、5年生存率は、80%を超えます.
もっとも下のラインが Cという進行度で、既にリンパ節に転移が見られる程度に進行してしまった直腸癌の手術後の生存率です.このようにかなり進んだ直腸癌でも5年生存率で50%です.10年目のデータはなぜか悪いのですが、(統計上の理由に過ぎないとおもいますが、)9年生存率でさえ、40%に近い結果です.
(さらに、強調したいことは、現在ではこの当時と比べ物にならないほど、抗がん剤による化学療法が発達していることです。直腸癌の生存率はさらに改善しているのです。)
ここに示したように、かなり進んだ直腸癌 でも、他の癌に比較して、よく治るものなのです.もし、直腸癌がけして治らないものであったのなら?肛門を切除してまで、なぜ、大きい手術をする必要があるのでしょうか? 治りやすいガンだからこそ、必要十分のしっかりとした手術をすることが大事なのです。
治りやすい癌(ガン)だからこそ?治すための手術を、おろそかにしてはいけません。人工肛門がいやだからといって?再発率を上昇させるような手術(データに基づかない小さな切除範囲の手術)を選ぶ外科医がいるのだとしたら?あまり、信用してはいけないと思います。あなたの?人工肛門を恐れる心に迎合してそのような手術をするだけのことで?本来のあなたの希望する治療とはことなるはずです。あなたの希望は?癌は癌でしっかり治して?かつ、人工肛門も避けたいというものであるはずです。
私たちは、肛門として自然に働くような、新しい肛門を再建する手術を行っています.直腸癌に対する手術は、治癒を目指したしっかりとした手術を行
います.いままで行われていた手術方法と比べて、何ら、手術する範囲に縮小はありません.その上で、自然な肛門の機能をつかさどるのに重要な役割を演じる陰部神経を縫合した骨格筋によって、新しく肛門括約筋を作り、肛門のあっ
た場所に新たに肛門を作ります【直腸癌、大腸癌の解説】
わたしたちは、肛門として自然な働きをする、 「新しい肛門を再生する手術(新肛門手術)」を1995年から行なっています。
直腸癌(直腸がん、直腸ガン)に対する手術は、治癒を目指した、しっかりした手術を行ないます。いままで行なわれていた手術法と比べて?何ら?切除する範囲に手心を加えることはありません。つまり、直腸癌の治る可能性を損なうことはありません。(2003年6月6日札幌で開催された日本外科学会総会で発表済み.内容は後日発表しますが、その
要約は、2002年までに新肛門の手術をされた19名と同時期にぎりぎり肛門側から切除し肛門を残した19名との比較で、新肛門には切除部位近くの再発は1例もなかったのに比較し、ぎりぎりで肛門を残した19例中5例で局所再発が見られたというものです.これは、統計学的にも意味のある差(偶然の差ではないという意味です.)でした。)
低容量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンの合剤です。外から投与すると、視床下部のホルモンが出てるよと命令がきます。そうすると下垂体から卵巣にホルモン刺激がなくなり、卵巣は、排卵も起きず、ホルモンも分泌せずに、お休みします。子宮は、卵巣からホルモンが出ないため、外から投与された低容量ピルのホルモンでコントロ-ルされます。このホルモンの作用で子宮内膜は、あまり増殖せず、その結果出血量は少なくなり、少なくなれば、子宮はそれほど収縮しなくてすみますから、生理痛が減ります。この子宮内膜が増殖しないことが、子宮内膜症にいいわけです。子宮内膜症は、異所性にある子宮内膜が増殖する病気ですから。
現在低容量ピルは、ホルモンの種類で3種類あります。卵胞ホルモンはすべて同じで、黄体ホルモンの違いです。
また、ホルモン量が一定のと三相性のとがあります。
あと21錠と28錠のタイプがあり、、ダミ-が7錠あります。、1週間休薬します。
人により、どれにするか相談します。こっち。に生理が来てほしくない人はこれ。生理調整が楽なのは、これ。というように。
また、低容量ピルは生理の調節がとっても楽です。早くするのも、遅らせるもの。低容量ピルを何錠飲むかで決めれます。
低容量ピルの副作用
クラミジアや淋病の予防はできません。あたりまえですね。低容量ピルを飲むと、吐き気や嘔吐、乳房の痛みやむくみがでることがあります。このような症状は一時的なことが多く飲み続けるとしだいになくなってきます。また、食直後に飲む方が、吐き気は比較的おきません。
血栓症が一番の問題です。心臓の血管につまれば、心筋梗塞ですし、頭では、脳梗塞です。しかし、その頻度は、あまり高くありません。また、肝臓で分解されるため、肝障害がありますが、低容量ピルでは、あまり起こりません。そして、低容量ピルで避妊ができるため、いろんな人と性交すれば、低容量ピルのためではなく、HPV(パピロ-マ ウイルス)の感染で子宮頸ガンが増えることがありますが、そんなことをしなければ、子宮頸ガンは増えません。
35才以上で、ヘビ-スモ-カ-(15本以上)の人は、血栓症の確率が、17倍ぐらい増えます。
低容量ピルの服用をやめれば、いつでも妊娠可能な状態にもどります。
結構、魅力的な薬ですよね。
第二回 最近多いおりものが臭いやつ
細菌性膣症について
正常な膣内の環境は、膣にいるという細菌により、酸性の状態にし、他の細菌の侵入を防いでいます。
何らかの原因でこれが破綻し、複数の細菌に置き換わった状態が細菌性膣症です。な生臭い悪臭があるおりものがある時もあります。しかし、さらっとした帯下のためには放置されています。なぜ膣炎でなく膣症かというと、膣の中は、真っ赤っかにもならず、はっきりとした炎症所見がないためです。
性交との関連は大きく、性交で膣内がアルカリ化が起こり、悪化します。精液が強アルカリのため、性交時は、骨盤内感染症や妊婦さんは、流早産の原因になります。
治療は、抗生剤の膣錠や抗菌剤の内服で治ります。
第一回 最近とても多い性行為感染症(性病)
トラコマチスは、約20年前のベトナム戦争ごろに流行し、日本に上陸した病原菌です。ベトナムなどのジャングルにすむ鳥の口中から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア?トラコマチスという種類です。
世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。
ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増
えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、
骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になこ
とがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で
手術をしてしまった話は、時々あります。
特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらう
ルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。
検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液
でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に
検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。
ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織か
ら検出されます。ヒトではこれまで100以上の型が報告されていますが、HPVは型によ
り子宮頚癌に高率に検出される型(ハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています。病 状
1期では80%の生存率でも、2期、3期前半になると40%弱となってしまいます。
転移、浸潤が早く、また治療による副作用や後遺症で、飲食の摂取量が少なくなり、体力低下、感染症を引き起こしやすいためです。
早期発見、早期治療がきわめて重要です。
治療法
単独での治療成果が期待できない癌
現状の西洋医学の治療法は、手術、抗がん剤、科学放射線(抗がん剤と放射線の併用)がありますが、初期と後期については、単独治療が標準治療となっています。
しかし中期の治療については、生存率を上げるため、術後に抗がん剤治療を行います。
科学放射線治療の長短
科学放射線は、抗がん剤と放射線(3次元照射)を同時に併用していく治療法です。
最近では、タキサン系やシスプラチン誘導体(アクプラ)などの組み合わせの臨床試験が行われています。
抗がん剤や放射線の副作用も高く、耐えられるだけの体力が必要です。
再発しやすいため、照射量を落として手術の負担を軽くする方法がとられています。
病 状
1)転移しやすく、再発率の高い癌
周囲には、多くの血管とリンパ節があり、また周囲の臓器に浸潤が起きやすいため、診断された段階で、転移が多く見られます。
転移のルートリンパからの転移周辺のリンパ節
浸潤よる転移のど周辺から咽頭、甲状腺へ 横隔膜、胃、膵臓、脾臓へ
その他の病状
癌の進行の早さや抗がん剤、放射線の副作用による体重減少、体力低下。嚥下困難、消化障害。呼吸困難。胸水、骨転移による、頚椎の痛み。声帯の消失。
アドバイスQOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?
それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
大腸は盲腸から直腸までを言いますが、直腸に出来るのが直腸ガン。盲腸と直腸を除いた長い部分である結腸に出来るものを結腸ガンと読んでいます。
進行するまで自覚症状はほとんどありませんが、進行すると便が黒くなったり出血があります。
痔の出血と間違いやすいのですが、痔では便の表面だけに血がついていることが多いのに対して、大腸ガンでは便の中に血が含まれてる状態が多くあります。
また便秘と下痢が交互におこったり、腹痛や体重減少などがおこります。
仕組みと働き
甲状腺は気管前面、いわゆる「のど仏」の下方にあり、右葉?左葉に分かれ、中央で結合しています。のど仏の下部にちょうど蝶ネクタイ状に張り付いています。正常な状態では、かろうじて触れることができる程度ですが、甲状腺の病気の有無は熟練した医師の触診によっ
肺がん20代
て、ほぼ判断ができます。
子宮頚癌の検診は、まず、子宮頸部の細胞診で行います。結果は、 Vと分けられます。 は正
肺がん20代
常。は、軽度異形成。高度異形成。は、上皮内癌。Vは、浸潤癌とクラス分けします。までが、良性。からが悪性となります。つまり軽度異形成は、ほぼHPVの感染所見のことが多
肺がん20代
く、が自然治癒し、11%がくなり、最終的に0.3%が癌になります。32%が自然治癒し、56%が存続、14%が進行するとされています。HPVの型には、より子宮頚癌になりやすい型
肺がん20代
(ハイリスク)とそうでない型があります。
そのハイリスク型は、。HPVの感染率は、統計により異なりますが、10~20代は、約5
肺がん20代
0%、30~40代は、約30%。そのHPV陽性者の約半分にハイリスク型HPVが検出されております。HPV陰性例においては、異形成から癌の存在は、きわめてまれであるとされて
肺がん20代
います。
このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保
肺がん20代
険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、第四回 人工妊娠中絶術
肺がん20代
妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容
その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管にラミセル(硫酸マグネシウムを含む高分子材料。スポンジを圧縮したような棒)を入れます。その日は帰ってもらって、次の日の朝手術します。手術の時は、頚管は柔らかくなり拡張しやすくなっています。
子供を産んだことがある人は、頚管の状態で、入れないこともあります。この前処置は、子宮頚管を3mmぐらい開く必要があるため、痛みを伴います。しかし、この処置のおかげで、子宮頚管は開くやすくなり、手術が安全に行えます。
妊娠4ヵ月(妊娠12週)以上は、日帰りの手術は難しくなり、入院して子宮口を開いてから、陣痛をつけて分娩の形をとります。ですから、2-3日の入院が必要となり、金銭的にも精神的にも大変です。本院では、この12週を超える中絶は行っておりません。その時は、分娩をお願いしている病院へ紹介します。
第三回 低容量ピル
避妊目的に造られ、なるたけホルモン量を減らし、副作用を少なくしたのが、低容量ピルです。
この低容量ピルは、主な目的は避妊ですが、それ以外にも生理痛(月経困難症)の軽減と生理量の減少に効果があります。また、子宮内膜症の悪化、再発防止や自覚症状の改善に使われます。最近は、この使い方が増えてきました。子宮内膜症は、手術しても一時的には、改善しても、すぐ再発することが多く、手術後や、内膜症の保存治療後に低容量ピルを使います低容量ピルの作用メカニズム
だけくりぬくようなことはできません。
しかし、大腸の中でも直腸の場合は少し話が複雑になります。直腸のすぐそばには、肛門がありますから、肛門まで切除せざるを得ない場合には、人工肛門(ストーマ)が必要になってしまうというわけです。
[注:大腸とは、結腸と直腸をあわせて言う呼び名です。結腸は、直腸はで、大腸に見合うの専門用語はありません(強いてあげれば、 でしょうか。)が、とても便利な日本語です。]
では、人工肛門 ストーマと呼ばれるものは何でしょうか。それは、大腸の切離断端が腹壁に口を開けた、腸の開口部のことです。つまり、腸の一部が腹部に露出し、そこの孔から便が出てくるものを、人工肛門と呼んでいます。でも、これは肛門でも何でもありません。便が出るということでは、肛門に似ているのかもしれませんが、それ以外の肛門の働きはありませんので?便はただただ意識せずに、出てくるだけです。このごろでは?人工肛門と呼ばずに、単に「ストーマ」と呼ばれることが多いのもこのためです。
多くの方は、ストーマにビニール袋をつけて便をためます。近年は、装具[袋や皮膚保護剤]の発達が目覚しく、ストーマをつけた人々の生活は格段に改善されました。しかし、それでも、肛門を失うのは辛いことです。それが証拠に?直腸癌の手術方法は術後の排便機能が悪くなる危険をおかしても?出来る限り肛門を残す方向で発達してきました。出来るだけ肛門の近くで腸を吻合し、人工肛門にならないように、手術術式と手術器械が発達してきたのです。
しかし、それらの発達にもかかわらず、今でも、肛門を切除しなければならないような直腸癌の患者さんがいることは、事実です。そして、あなたが、その患者さんの、ひとりになるかもしれないと、主治医にいわれたのなら、手術によってお尻を失う可能性は高いでしょう。(かつて、そして今でも、医者は、患者さんに控えめに言うことが多いものです。)
もし、あなたもそういう方のひとりであるのなら?以下の手術方法は、あなたが選ぶ手術法の1つの選択肢となります。
つまり、手術によって失った肛門をもう1度作る手術です。
手術法に名前をつけるのは、開発者の特権と考えていますが、実は今も、この手術方に、決定的な名前をつけていません。(たぶん、手術法の名前を問うだけの無意味な試験問題に記憶力のなさで悩ませられ続けたの苦い思い出が、手術法に名前をつけることためらわせているのだと、私は自己分析しています。)
基礎研究が始まった、1990年代半ばには、?機能的会陰部人工肛門と呼んで発表していました。
その後、手術内容は異なるのですが、似た名前の手術法があったため、それと区別する必要から、「生理的直腸肛門再建術 と呼んで、専門誌に発表しました。
正確には、陰部神経を縫合して新しく作った肛門なので、近年では、手術方法を正しく表すためにその英語訳のの頭文字をとって、。
しかし、この手術はそれ以外の工夫も併用している手術法であるため、正確には、名は体を表す、という風には、なっていないのが現状です。
直腸癌は?癌(ガン)の中でも治りやすい癌です。当院のデーターを示します.下のグラフは、、前主任教授の金澤暁誉教授の退官を記念して出版したデータブックから引用した、1980年から1994年までの直腸癌(204例)の生存率のデータです。
グラフを説明します.
1番上のラインが Aという進行度の直腸癌の手術後の生存率を示しています.'Aとは、癌が壁を超えない大きさのものを意味します.術後10年目の生存率が、90%です.
2番目のラインが Bという進行度の直腸癌の手術後の生存率です.Dukes'Bは、既に壁を超えるぐらい大きくなってしまった癌ですが、5年生存率は、80%を超えます.
もっとも下のラインが Cという進行度で、既にリンパ節に転移が見られる程度に進行してしまった直腸癌の手術後の生存率です.このようにかなり進んだ直腸癌でも5年生存率で50%です.10年目のデータはなぜか悪いのですが、(統計上の理由に過ぎないとおもいますが、)9年生存率でさえ、40%に近い結果です.
(さらに、強調したいことは、現在ではこの当時と比べ物にならないほど、抗がん剤による化学療法が発達していることです。直腸癌の生存率はさらに改善しているのです。)
ここに示したように、かなり進んだ直腸癌 でも、他の癌に比較して、よく治るものなのです.もし、直腸癌がけして治らないものであったのなら?肛門を切除してまで、なぜ、大きい手術をする必要があるのでしょうか? 治りやすいガンだからこそ、必要十分のしっかりとした手術をすることが大事なのです。
治りやすい癌(ガン)だからこそ?治すための手術を、おろそかにしてはいけません。人工肛門がいやだからといって?再発率を上昇させるような手術(データに基づかない小さな切除範囲の手術)を選ぶ外科医がいるのだとしたら?あまり、信用してはいけないと思います。あなたの?人工肛門を恐れる心に迎合してそのような手術をするだけのことで?本来のあなたの希望する治療とはことなるはずです。あなたの希望は?癌は癌でしっかり治して?かつ、人工肛門も避けたいというものであるはずです。
私たちは、肛門として自然に働くような、新しい肛門を再建する手術を行っています.直腸癌に対する手術は、治癒を目指したしっかりとした手術を行
います.いままで行われていた手術方法と比べて、何ら、手術する範囲に縮小はありません.その上で、自然な肛門の機能をつかさどるのに重要な役割を演じる陰部神経を縫合した骨格筋によって、新しく肛門括約筋を作り、肛門のあっ
た場所に新たに肛門を作ります【直腸癌、大腸癌の解説】
わたしたちは、肛門として自然な働きをする、 「新しい肛門を再生する手術(新肛門手術)」を1995年から行なっています。
直腸癌(直腸がん、直腸ガン)に対する手術は、治癒を目指した、しっかりした手術を行ないます。いままで行なわれていた手術法と比べて?何ら?切除する範囲に手心を加えることはありません。つまり、直腸癌の治る可能性を損なうことはありません。(2003年6月6日札幌で開催された日本外科学会総会で発表済み.内容は後日発表しますが、その
要約は、2002年までに新肛門の手術をされた19名と同時期にぎりぎり肛門側から切除し肛門を残した19名との比較で、新肛門には切除部位近くの再発は1例もなかったのに比較し、ぎりぎりで肛門を残した19例中5例で局所再発が見られたというものです.これは、統計学的にも意味のある差(偶然の差ではないという意味です.)でした。)
低容量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンの合剤です。外から投与すると、視床下部のホルモンが出てるよと命令がきます。そうすると下垂体から卵巣にホルモン刺激がなくなり、卵巣は、排卵も起きず、ホルモンも分泌せずに、お休みします。子宮は、卵巣からホルモンが出ないため、外から投与された低容量ピルのホルモンでコントロ-ルされます。このホルモンの作用で子宮内膜は、あまり増殖せず、その結果出血量は少なくなり、少なくなれば、子宮はそれほど収縮しなくてすみますから、生理痛が減ります。この子宮内膜が増殖しないことが、子宮内膜症にいいわけです。子宮内膜症は、異所性にある子宮内膜が増殖する病気ですから。
現在低容量ピルは、ホルモンの種類で3種類あります。卵胞ホルモンはすべて同じで、黄体ホルモンの違いです。
また、ホルモン量が一定のと三相性のとがあります。
あと21錠と28錠のタイプがあり、、ダミ-が7錠あります。、1週間休薬します。
人により、どれにするか相談します。こっち。に生理が来てほしくない人はこれ。生理調整が楽なのは、これ。というように。
また、低容量ピルは生理の調節がとっても楽です。早くするのも、遅らせるもの。低容量ピルを何錠飲むかで決めれます。
低容量ピルの副作用
クラミジアや淋病の予防はできません。あたりまえですね。低容量ピルを飲むと、吐き気や嘔吐、乳房の痛みやむくみがでることがあります。このような症状は一時的なことが多く飲み続けるとしだいになくなってきます。また、食直後に飲む方が、吐き気は比較的おきません。
血栓症が一番の問題です。心臓の血管につまれば、心筋梗塞ですし、頭では、脳梗塞です。しかし、その頻度は、あまり高くありません。また、肝臓で分解されるため、肝障害がありますが、低容量ピルでは、あまり起こりません。そして、低容量ピルで避妊ができるため、いろんな人と性交すれば、低容量ピルのためではなく、HPV(パピロ-マ ウイルス)の感染で子宮頸ガンが増えることがありますが、そんなことをしなければ、子宮頸ガンは増えません。
35才以上で、ヘビ-スモ-カ-(15本以上)の人は、血栓症の確率が、17倍ぐらい増えます。
低容量ピルの服用をやめれば、いつでも妊娠可能な状態にもどります。
結構、魅力的な薬ですよね。
第二回 最近多いおりものが臭いやつ
細菌性膣症について
正常な膣内の環境は、膣にいるという細菌により、酸性の状態にし、他の細菌の侵入を防いでいます。
何らかの原因でこれが破綻し、複数の細菌に置き換わった状態が細菌性膣症です。な生臭い悪臭があるおりものがある時もあります。しかし、さらっとした帯下のためには放置されています。なぜ膣炎でなく膣症かというと、膣の中は、真っ赤っかにもならず、はっきりとした炎症所見がないためです。
性交との関連は大きく、性交で膣内がアルカリ化が起こり、悪化します。精液が強アルカリのため、性交時は、骨盤内感染症や妊婦さんは、流早産の原因になります。
治療は、抗生剤の膣錠や抗菌剤の内服で治ります。
第一回 最近とても多い性行為感染症(性病)
トラコマチスは、約20年前のベトナム戦争ごろに流行し、日本に上陸した病原菌です。ベトナムなどのジャングルにすむ鳥の口中から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア?トラコマチスという種類です。
世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。
ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増
えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、
骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になこ
とがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で
手術をしてしまった話は、時々あります。
特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらう
ルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。
検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液
でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に
検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。
ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織か
ら検出されます。ヒトではこれまで100以上の型が報告されていますが、HPVは型によ
り子宮頚癌に高率に検出される型(ハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています。病 状
1期では80%の生存率でも、2期、3期前半になると40%弱となってしまいます。
転移、浸潤が早く、また治療による副作用や後遺症で、飲食の摂取量が少なくなり、体力低下、感染症を引き起こしやすいためです。
早期発見、早期治療がきわめて重要です。
治療法
単独での治療成果が期待できない癌
現状の西洋医学の治療法は、手術、抗がん剤、科学放射線(抗がん剤と放射線の併用)がありますが、初期と後期については、単独治療が標準治療となっています。
しかし中期の治療については、生存率を上げるため、術後に抗がん剤治療を行います。
科学放射線治療の長短
科学放射線は、抗がん剤と放射線(3次元照射)を同時に併用していく治療法です。
最近では、タキサン系やシスプラチン誘導体(アクプラ)などの組み合わせの臨床試験が行われています。
抗がん剤や放射線の副作用も高く、耐えられるだけの体力が必要です。
再発しやすいため、照射量を落として手術の負担を軽くする方法がとられています。
病 状
1)転移しやすく、再発率の高い癌
周囲には、多くの血管とリンパ節があり、また周囲の臓器に浸潤が起きやすいため、診断された段階で、転移が多く見られます。
転移のルートリンパからの転移周辺のリンパ節
浸潤よる転移のど周辺から咽頭、甲状腺へ 横隔膜、胃、膵臓、脾臓へ
その他の病状
癌の進行の早さや抗がん剤、放射線の副作用による体重減少、体力低下。嚥下困難、消化障害。呼吸困難。胸水、骨転移による、頚椎の痛み。声帯の消失。
アドバイスQOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?
それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
大腸は盲腸から直腸までを言いますが、直腸に出来るのが直腸ガン。盲腸と直腸を除いた長い部分である結腸に出来るものを結腸ガンと読んでいます。
進行するまで自覚症状はほとんどありませんが、進行すると便が黒くなったり出血があります。
痔の出血と間違いやすいのですが、痔では便の表面だけに血がついていることが多いのに対して、大腸ガンでは便の中に血が含まれてる状態が多くあります。
また便秘と下痢が交互におこったり、腹痛や体重減少などがおこります。
仕組みと働き
甲状腺は気管前面、いわゆる「のど仏」の下方にあり、右葉?左葉に分かれ、中央で結合しています。のど仏の下部にちょうど蝶ネクタイ状に張り付いています。正常な状態では、かろうじて触れることができる程度ですが、甲状腺の病気の有無は熟練した医師の触診によっ
肺がん20代
て、ほぼ判断ができます。
子宮頚癌の検診は、まず、子宮頸部の細胞診で行います。結果は、 Vと分けられます。 は正
肺がん20代
常。は、軽度異形成。高度異形成。は、上皮内癌。Vは、浸潤癌とクラス分けします。までが、良性。からが悪性となります。つまり軽度異形成は、ほぼHPVの感染所見のことが多
肺がん20代
く、が自然治癒し、11%がくなり、最終的に0.3%が癌になります。32%が自然治癒し、56%が存続、14%が進行するとされています。HPVの型には、より子宮頚癌になりやすい型
肺がん20代
(ハイリスク)とそうでない型があります。
そのハイリスク型は、。HPVの感染率は、統計により異なりますが、10~20代は、約5
肺がん20代
0%、30~40代は、約30%。そのHPV陽性者の約半分にハイリスク型HPVが検出されております。HPV陰性例においては、異形成から癌の存在は、きわめてまれであるとされて
肺がん20代
います。
このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保
肺がん20代
険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、第四回 人工妊娠中絶術
肺がん20代
妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容
2011年9月17日星期六
脳腫瘍福島
以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績を
手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年
た。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。 ら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注
前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。がんを囲い込むことにより、がん細胞をじわじわと締め付け体に害のない「線維細胞」に変質させてしまうのです。
線維細胞になれば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
がん治療の現場で、望むもの?望まれるもの
抗がん剤の投与や放射線治療を受けながら、あなたが自分の意思で最新のがん治療を始めても何も問題は有りません。
西洋医学の治療と漢方の治療はぶつかり合うことはないのです。
副作用も殆ど無く、西洋の医薬品との衝突も有りません。むしろ、西洋?東洋それぞれの長所を生かして治療にあたることで高い治療効果をあげている患者さんは数多くいらっしゃいます。
患者様、ご家族の皆様方、担当医、病院のスタッフ、そして漢方がんセンターが望みわれわれみんなが到達すべき終着点は「患者の治癒」に他なりません。
西洋医学が一番でもなく、東洋医学が一番でもなく。シンプルに。
がん治療に対して、皆様方のご理解が深まり、患者の方々の回復に漢方がんセンターが少しでもお力添えできるならば、これ以上の喜びはありません。
1981年 世界医師会第34回総会で採決されたリスボン宣言より
患者は最新の医学知識のもとでその苦痛から救済される権利を有する。(10.尊厳性への権利-b)。
1990年 アメリカ議会において提出された技術評価局報告書
「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえ、患者の生活の質を悪化させる」
1998年 日本の厚生省の研究班
手術後の抗がん剤使用について「延命効果、生活の質の向上効果がない」
2005年 日本?第3次対がん10か年総合戦略をスタート予定。
がん治療専門医の育成盛り込む。
がん治療の新薬認証急ぐも国際標準化は8年以上先。
欧米では認可されたが日本には無い薬。あるいは日本だけが認可していて欧米では認可されていない薬、そんな薬があることをご存知でしょうか?
まずは日本にある薬の話です。日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。
例えばWHO=世界保健機構が薬効を認める必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)270種の中に日本で年間1000億円以上使用されていUFTをはじめとしたフルオロウラシル系の経口抗がん剤は一つも入っていません。
承認された薬だとしても「日本の抗がん剤」とは臨床試験で、奏効率が2割以上のものです。(延命効果や治癒効果などは考慮せず。)
つまり2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが50%に縮小さえすれば医薬品と認可されるということであり8割の患者に無効であっても4週間だけの効果であってもよいということだけなのです。
日本での抗がん剤の研究そして治療は、ガンの塊が何パーセント縮小するか、のみに関心がありメーカーも医師も、抗がん剤が持つ強烈な副作用、寿命短命効果などには無関心な点が欧米の医学界から指摘、非難されています。
欧米で認可され、有効性を確認された抗がん剤の多くについて(約80種以上といわれています)いまだ日本の厚生労働省は認可していません。
3.病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります
日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。
まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。
特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。
4.ご存知でしょうか?
保険適用外の医療をしても病院には収入が入りません。むしろ赤字となる構造になっているのです。
さらに病院側ではデータ採取の邪魔になる、責任が取れない等の理由で保険適用外の(欧米では認可されている)薬を使用する事を認めない所さえ有ります。患者が個人輸入でそれらの薬を使用すると、健康保険が適用されないので、海外からの輸送費や治療費が全額自己負担となります。
また、日本の薬の事情を知らずに多くの日本人が適切ながん治療を受けられずにいる現状があります。
5.未承認、認可していない薬に多くの日本の医師は手を触れません
日本には抗がん剤の専門家が少なすぎるのです。
現場においても、アメリカには腫瘍の専門家?臨床腫瘍医がいます。外科とは別に内科の専門医が抗がん剤の投与に関わるのに対し、日本では医療は臓器別に細分化され、外科医が手術の延長上で(片手間で)投与に関わっています。
日本で薬価基準を満たし認証された薬は約15000種類。 その2/3は日本以外で認められていません。しかし、日本は世界一薬を処方する国なのです。
それらの「薬」の年間売上げは約6兆円。1兆円は医療への副収入、2兆円は製薬メーカー収入です。日本の医療現場で使用される薬の消費量は適切なのでしょうか?
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
どのような抗がん剤治療が選ばれるかが異なってきます。がん細胞に対してより効果を発揮させるために、作用が異なる抗がん剤を組み合わせて用いることもあります。3)抗がん剤の投与方法抗がん剤には、錠剤やカプセル剤といった内服薬(飲み薬)と、点滴のように血管へ直接投与する注射薬があります。静脈のなかに点滴、注射するのが一般的ですが、がんの種類、状況によっては、動脈内、腹腔内、胸腔内、髄液中に投与することもあります。治療によっては、携帯用のポンプを使って、数日間にわたって持続的に抗がん剤を注入する方法もあります。 どのような間隔でいつまで抗がん剤治療を続けるかは、がんの種類、治療の目標、抗がん剤の種類や副作用の程度によって異なります。多くの場合、抗がん剤を投与する日と休む日を計画的に組み合わせ、そのスケジュールに沿って、繰り返し治療していきます。投与を休む日を加えることは、副作用を防止したり、体力や免疫力の低下などに注意する必要があるからです。もし抗がん剤の副作用が強く出た場合には、その量を減らしたり、投与を中止することもあります。 また、抗がん剤治療中に他の薬を使うと、薬によっては抗がん剤の効果や副作用に影響することがあります。以下に当てはまる場合には、医師またはその他の医療スタッフにお伝えください。 現在服用している薬がある。 健康食品や民間療法を行っている。 4)抗がん剤投与中の注意点抗がん剤の点滴は、腕の静脈や中心静脈という大きな血管に、プラスチック製の軟らかい針や、カテーテルにご相談ください。 8)しびれ(神経障害による)抗がん剤によっては、副作用としてしびれ(神経障害)が起こります。手先や足先の感覚が鈍くなるため、外傷ややけどに注意することが必要です。また抗がん剤治療が終わっても、すぐには改善しないことが多いです。時間が経つにつれ少しずつ軽減していきますが、1年以上長引くこともあります。 <しびれの症状> 手先、足先のしびれや冷たい感じ。 ボタンがかけにくい。 物をうまくつかめない。 文字がうまく書けない。 転びやすい。 <患者さんの日常生活上の注意> 外傷に気づきにくくなるので、やけどやぶつけたりしないように注意することが大切です。 足先の保護のため、必ず靴下を履いてから靴を履くようにしましょう。また、マッサージや患部を温めると良いでしょう。その際、低温やけどには注意してください。 症状がひどく、日常生活に支障がある場合には、しびれを軽減させる内服薬を服用することがあります。医師または医療スタッフにご相談ください。 抗がん剤の種類によっては、髪が抜けるものと抜けないものがあります。また、髪の抜け方には個人差があります。脱毛は抗がん剤投与の2~3週間後に多く起こり、髪以外の部分(体毛?眉毛?陰毛)でも起こります。髪は、抗がん剤治療が終われば、3~6ヵ月後には再び生えてきます。 <患者さんの日常生活上の注意> 急に髪が抜けてくることが多いため、精神的に落ち込みやすくなります。あらかじめかつらや帽子、ナイトキャップを用意しておくことで、心の準備をしておくと良いでしょう。 髪をあらかじめ短くしておくと、脱毛が起きた際に処理をしやすいです。また洗髪は爪を立てず、やさしく行いましょう。脱毛が起きる際にピリピリ感を感じることがあります。いつも使っているシャンプーでもしみるようなら、刺激の少ないシャンプーを使うと効果的です。 髪への負担をなるべくかけないようにしましょう。例えば、柔らかいヘアブラシを使用したり、ドライヤーの温度を低めにすると良いでしょう。また、刺激の強いパーマやカラーリングは避けてください。 6.臨床試験について臨床試験とは、現在標準的に行われている治療とは異なり、新しく考案された治療法や新しい薬がヒトの病気に対して有効かどうか、また安全かどうか、実際に患者さんに協力していただいて試験することをいいます。これは、まだ承認されていない薬を使う場合(治験と呼ばれます)や、承認された薬同士を新しく組み合わせる場合など、さまざまな形で行われています。臨床試験は少数の患者さんに行われるので、その効果や副作用についての情報は十分ではありません。また、臨床試験に参加する際には、いくつかの条件を満たさなければ参加できません。臨床試験に参加されるかどうかは、医師の説明をよく聞き、わからないところは質問するなど納得してから参加するようにしましょう。7.その他の日常生活における注意点1)健康食品についてがんに効くといわれるような、いわゆる健康食品の多くは、ヒトを対象とした有効性や安全性の確立がなされていません。また試験管内の実験や、ヒト以外での動物を用いた実験で、その有効性や安全性の検討がなされたものであっても、その製造過程の違いから、含まれる成分の種類や量に差が出ることがあります。抗がん剤治療中にこれらを服用することにより、重篤(じゅうとく)な副作用を起こした報告もあります。 したがって抗がん剤治療を受けている間は、これらの健康食品のレーキの働きをしていると考えられます。 がんの種類と名称について教えてください一般的には、発生した臓器、組織による分類が行われていて記載されているがんの名前には、がんと呼ばれるものの大部分が記載されていますが、すべてではありません。それは、分類方法(発生した臓器、組織による分類、顕微鏡的に見た組織分類等)によって名前が違ってくるからです。 基本的に、すべての臓器、組織にがんが発生します。私たちの体は、それぞれ固有の働きをする臓器固有細胞と、それを支持する組織からなります。 がんは、造血器でできるもの、上皮細胞でできる「癌(がん:癌腫とも呼び、英語ではcancer,carcinomaといいます)」と非上皮性細ン単独
療」の数を掲 前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。し
で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
腫瘍マーカーとは、体内でがん細胞が作り出す特有の物質(糖たんぱく質やホルモン、酵素など)またはがん細胞と反応して正常細胞が作り出す物質のことです。
いわば、がん細胞が体内にあることを示す目印(マーカー)というわけです。
これらの物質は、血液中や排泄物(尿、便)中に流れ出します。したがって、血液中や尿中などに腫瘍マーカーが含まれているかどうかを調べることによって、体内にがん細胞があるかどうかを診る一つの目安となります。一般的に腫瘍マーカーは、患者さんの血液を検査することによって調べます。
腫瘍マーカーは、腫瘍細胞だけでなく正常細胞でも作られますので、健常な人体内にもわずかに存在します。
また、悪性腫瘍(がん)だけでなく、良性の疾患でも上昇することがあります。
検査で腫瘍マーカー値が上昇したからといって、必ずしもがん細胞があると確定することはできません。
また、腫瘍マーカー値は、がんの早期の段階では必ずしも上昇するとは限らないので、
マーカー値が低いからといって、がん細胞が存在しないと確定することもできません。
このように、腫瘍マーカー値は健常な人でもゼロではなく、ある一定の範囲内の値を示します。この状態を「陰性」といいます。そして、体内にがん細胞ができたり、良性の疾患が起きたり、その他の要因によって、値が上昇します。
腫瘍マーカーには「これ以上の値の時は癌である場合が多い」という値があります。これを基準値といい、基準値を超えた状態を「陽性」といいます。また、良性の疾患が原因で基準値を超えた場合を「偽陽性」といいます。
しかし、前にも述べたように、腫瘍マーカー値は様々な要因で上昇するので、基準値を超えたからといって、すぐに何らかの病気であるということはできません。病気があるかどうか、さらに、その病気が癌であるかどうかを確定するには、画像検査や生検など、その他の複数の検査結果から総合的に判断する必要があります。
腫瘍マーカーの内、体内の特定の臓器細胞でのみ作り出されるものがあります。これを「臓器特異性が高い」といいます。例えば、肝細胞がんに対する「AFP」、前立腺がんに対する「PSA」がそれです。
この種の腫瘍マーカーが異常値を示した時には、すぐにその臓器の疾患を診断することができます。
しかし、多くの腫瘍マーカーは複数の臓器で作り出されるため、ある特定の腫瘍マーカー値が上昇したからといって、その臓器と疾患を特定することはできません。
まずはがん細胞の成長?進行を止めることが先決です。いきなりがんを消すことは考えません。
基礎的な体力、元気、食欲を取り戻すことによって、今以上に悪くならないことを目指すのです。 たとえがんが体に残っていたとしても、それ以上大きくならなければそれでいいのです。体に悪さをしなければいいのですから。がんを消すのではなく、がんの周りに壁を作り、囲んでいくのが、漢方の抗がん剤の効き方です。
日本でのホジキン病の治療は、抗がん剤+放射線によって、6割から8割の長期生存が望めます。抗がん剤は4種類を組み合わせた併用療法(ABVD療法)になります。
B細胞かT細胞で分ける非ホジキンリンパ腫
脳腫瘍福島
非ホジキンリンパ腫は大きく2種類に分けます。
B細胞(抗体を作るリンパ球)の癌化したものの中で、月単位で進行する、びまん性大細胞
脳腫瘍福島
型リンパ腫は日本人の約35%を占めるといわれています。
この場合は、3種の抗がん剤+ホルモン剤のCHOP療法や、分子標的治療薬のリツキサン
脳腫瘍福島
を足した、R-CHOP療法をします。
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、
脳腫瘍福島
成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造
脳腫瘍福島
血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
脳腫瘍福島
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
脳腫瘍福島
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
脳腫瘍福島
進行が肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年
た。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。 ら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注
前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。
泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選びたい。がんを囲い込むことにより、がん細胞をじわじわと締め付け体に害のない「線維細胞」に変質させてしまうのです。
線維細胞になれば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
がん治療の現場で、望むもの?望まれるもの
抗がん剤の投与や放射線治療を受けながら、あなたが自分の意思で最新のがん治療を始めても何も問題は有りません。
西洋医学の治療と漢方の治療はぶつかり合うことはないのです。
副作用も殆ど無く、西洋の医薬品との衝突も有りません。むしろ、西洋?東洋それぞれの長所を生かして治療にあたることで高い治療効果をあげている患者さんは数多くいらっしゃいます。
患者様、ご家族の皆様方、担当医、病院のスタッフ、そして漢方がんセンターが望みわれわれみんなが到達すべき終着点は「患者の治癒」に他なりません。
西洋医学が一番でもなく、東洋医学が一番でもなく。シンプルに。
がん治療に対して、皆様方のご理解が深まり、患者の方々の回復に漢方がんセンターが少しでもお力添えできるならば、これ以上の喜びはありません。
1981年 世界医師会第34回総会で採決されたリスボン宣言より
患者は最新の医学知識のもとでその苦痛から救済される権利を有する。(10.尊厳性への権利-b)。
1990年 アメリカ議会において提出された技術評価局報告書
「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえ、患者の生活の質を悪化させる」
1998年 日本の厚生省の研究班
手術後の抗がん剤使用について「延命効果、生活の質の向上効果がない」
2005年 日本?第3次対がん10か年総合戦略をスタート予定。
がん治療専門医の育成盛り込む。
がん治療の新薬認証急ぐも国際標準化は8年以上先。
欧米では認可されたが日本には無い薬。あるいは日本だけが認可していて欧米では認可されていない薬、そんな薬があることをご存知でしょうか?
まずは日本にある薬の話です。日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。
例えばWHO=世界保健機構が薬効を認める必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)270種の中に日本で年間1000億円以上使用されていUFTをはじめとしたフルオロウラシル系の経口抗がん剤は一つも入っていません。
承認された薬だとしても「日本の抗がん剤」とは臨床試験で、奏効率が2割以上のものです。(延命効果や治癒効果などは考慮せず。)
つまり2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが50%に縮小さえすれば医薬品と認可されるということであり8割の患者に無効であっても4週間だけの効果であってもよいということだけなのです。
日本での抗がん剤の研究そして治療は、ガンの塊が何パーセント縮小するか、のみに関心がありメーカーも医師も、抗がん剤が持つ強烈な副作用、寿命短命効果などには無関心な点が欧米の医学界から指摘、非難されています。
欧米で認可され、有効性を確認された抗がん剤の多くについて(約80種以上といわれています)いまだ日本の厚生労働省は認可していません。
3.病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります
日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。
まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。
特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。
4.ご存知でしょうか?
保険適用外の医療をしても病院には収入が入りません。むしろ赤字となる構造になっているのです。
さらに病院側ではデータ採取の邪魔になる、責任が取れない等の理由で保険適用外の(欧米では認可されている)薬を使用する事を認めない所さえ有ります。患者が個人輸入でそれらの薬を使用すると、健康保険が適用されないので、海外からの輸送費や治療費が全額自己負担となります。
また、日本の薬の事情を知らずに多くの日本人が適切ながん治療を受けられずにいる現状があります。
5.未承認、認可していない薬に多くの日本の医師は手を触れません
日本には抗がん剤の専門家が少なすぎるのです。
現場においても、アメリカには腫瘍の専門家?臨床腫瘍医がいます。外科とは別に内科の専門医が抗がん剤の投与に関わるのに対し、日本では医療は臓器別に細分化され、外科医が手術の延長上で(片手間で)投与に関わっています。
日本で薬価基準を満たし認証された薬は約15000種類。 その2/3は日本以外で認められていません。しかし、日本は世界一薬を処方する国なのです。
それらの「薬」の年間売上げは約6兆円。1兆円は医療への副収入、2兆円は製薬メーカー収入です。日本の医療現場で使用される薬の消費量は適切なのでしょうか?
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
どのような抗がん剤治療が選ばれるかが異なってきます。がん細胞に対してより効果を発揮させるために、作用が異なる抗がん剤を組み合わせて用いることもあります。3)抗がん剤の投与方法抗がん剤には、錠剤やカプセル剤といった内服薬(飲み薬)と、点滴のように血管へ直接投与する注射薬があります。静脈のなかに点滴、注射するのが一般的ですが、がんの種類、状況によっては、動脈内、腹腔内、胸腔内、髄液中に投与することもあります。治療によっては、携帯用のポンプを使って、数日間にわたって持続的に抗がん剤を注入する方法もあります。 どのような間隔でいつまで抗がん剤治療を続けるかは、がんの種類、治療の目標、抗がん剤の種類や副作用の程度によって異なります。多くの場合、抗がん剤を投与する日と休む日を計画的に組み合わせ、そのスケジュールに沿って、繰り返し治療していきます。投与を休む日を加えることは、副作用を防止したり、体力や免疫力の低下などに注意する必要があるからです。もし抗がん剤の副作用が強く出た場合には、その量を減らしたり、投与を中止することもあります。 また、抗がん剤治療中に他の薬を使うと、薬によっては抗がん剤の効果や副作用に影響することがあります。以下に当てはまる場合には、医師またはその他の医療スタッフにお伝えください。 現在服用している薬がある。 健康食品や民間療法を行っている。 4)抗がん剤投与中の注意点抗がん剤の点滴は、腕の静脈や中心静脈という大きな血管に、プラスチック製の軟らかい針や、カテーテルにご相談ください。 8)しびれ(神経障害による)抗がん剤によっては、副作用としてしびれ(神経障害)が起こります。手先や足先の感覚が鈍くなるため、外傷ややけどに注意することが必要です。また抗がん剤治療が終わっても、すぐには改善しないことが多いです。時間が経つにつれ少しずつ軽減していきますが、1年以上長引くこともあります。 <しびれの症状> 手先、足先のしびれや冷たい感じ。 ボタンがかけにくい。 物をうまくつかめない。 文字がうまく書けない。 転びやすい。 <患者さんの日常生活上の注意> 外傷に気づきにくくなるので、やけどやぶつけたりしないように注意することが大切です。 足先の保護のため、必ず靴下を履いてから靴を履くようにしましょう。また、マッサージや患部を温めると良いでしょう。その際、低温やけどには注意してください。 症状がひどく、日常生活に支障がある場合には、しびれを軽減させる内服薬を服用することがあります。医師または医療スタッフにご相談ください。 抗がん剤の種類によっては、髪が抜けるものと抜けないものがあります。また、髪の抜け方には個人差があります。脱毛は抗がん剤投与の2~3週間後に多く起こり、髪以外の部分(体毛?眉毛?陰毛)でも起こります。髪は、抗がん剤治療が終われば、3~6ヵ月後には再び生えてきます。 <患者さんの日常生活上の注意> 急に髪が抜けてくることが多いため、精神的に落ち込みやすくなります。あらかじめかつらや帽子、ナイトキャップを用意しておくことで、心の準備をしておくと良いでしょう。 髪をあらかじめ短くしておくと、脱毛が起きた際に処理をしやすいです。また洗髪は爪を立てず、やさしく行いましょう。脱毛が起きる際にピリピリ感を感じることがあります。いつも使っているシャンプーでもしみるようなら、刺激の少ないシャンプーを使うと効果的です。 髪への負担をなるべくかけないようにしましょう。例えば、柔らかいヘアブラシを使用したり、ドライヤーの温度を低めにすると良いでしょう。また、刺激の強いパーマやカラーリングは避けてください。 6.臨床試験について臨床試験とは、現在標準的に行われている治療とは異なり、新しく考案された治療法や新しい薬がヒトの病気に対して有効かどうか、また安全かどうか、実際に患者さんに協力していただいて試験することをいいます。これは、まだ承認されていない薬を使う場合(治験と呼ばれます)や、承認された薬同士を新しく組み合わせる場合など、さまざまな形で行われています。臨床試験は少数の患者さんに行われるので、その効果や副作用についての情報は十分ではありません。また、臨床試験に参加する際には、いくつかの条件を満たさなければ参加できません。臨床試験に参加されるかどうかは、医師の説明をよく聞き、わからないところは質問するなど納得してから参加するようにしましょう。7.その他の日常生活における注意点1)健康食品についてがんに効くといわれるような、いわゆる健康食品の多くは、ヒトを対象とした有効性や安全性の確立がなされていません。また試験管内の実験や、ヒト以外での動物を用いた実験で、その有効性や安全性の検討がなされたものであっても、その製造過程の違いから、含まれる成分の種類や量に差が出ることがあります。抗がん剤治療中にこれらを服用することにより、重篤(じゅうとく)な副作用を起こした報告もあります。 したがって抗がん剤治療を受けている間は、これらの健康食品のレーキの働きをしていると考えられます。 がんの種類と名称について教えてください一般的には、発生した臓器、組織による分類が行われていて記載されているがんの名前には、がんと呼ばれるものの大部分が記載されていますが、すべてではありません。それは、分類方法(発生した臓器、組織による分類、顕微鏡的に見た組織分類等)によって名前が違ってくるからです。 基本的に、すべての臓器、組織にがんが発生します。私たちの体は、それぞれ固有の働きをする臓器固有細胞と、それを支持する組織からなります。 がんは、造血器でできるもの、上皮細胞でできる「癌(がん:癌腫とも呼び、英語ではcancer,carcinomaといいます)」と非上皮性細ン単独
療」の数を掲 前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。し
で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
腫瘍マーカーとは、体内でがん細胞が作り出す特有の物質(糖たんぱく質やホルモン、酵素など)またはがん細胞と反応して正常細胞が作り出す物質のことです。
いわば、がん細胞が体内にあることを示す目印(マーカー)というわけです。
これらの物質は、血液中や排泄物(尿、便)中に流れ出します。したがって、血液中や尿中などに腫瘍マーカーが含まれているかどうかを調べることによって、体内にがん細胞があるかどうかを診る一つの目安となります。一般的に腫瘍マーカーは、患者さんの血液を検査することによって調べます。
腫瘍マーカーは、腫瘍細胞だけでなく正常細胞でも作られますので、健常な人体内にもわずかに存在します。
また、悪性腫瘍(がん)だけでなく、良性の疾患でも上昇することがあります。
検査で腫瘍マーカー値が上昇したからといって、必ずしもがん細胞があると確定することはできません。
また、腫瘍マーカー値は、がんの早期の段階では必ずしも上昇するとは限らないので、
マーカー値が低いからといって、がん細胞が存在しないと確定することもできません。
このように、腫瘍マーカー値は健常な人でもゼロではなく、ある一定の範囲内の値を示します。この状態を「陰性」といいます。そして、体内にがん細胞ができたり、良性の疾患が起きたり、その他の要因によって、値が上昇します。
腫瘍マーカーには「これ以上の値の時は癌である場合が多い」という値があります。これを基準値といい、基準値を超えた状態を「陽性」といいます。また、良性の疾患が原因で基準値を超えた場合を「偽陽性」といいます。
しかし、前にも述べたように、腫瘍マーカー値は様々な要因で上昇するので、基準値を超えたからといって、すぐに何らかの病気であるということはできません。病気があるかどうか、さらに、その病気が癌であるかどうかを確定するには、画像検査や生検など、その他の複数の検査結果から総合的に判断する必要があります。
腫瘍マーカーの内、体内の特定の臓器細胞でのみ作り出されるものがあります。これを「臓器特異性が高い」といいます。例えば、肝細胞がんに対する「AFP」、前立腺がんに対する「PSA」がそれです。
この種の腫瘍マーカーが異常値を示した時には、すぐにその臓器の疾患を診断することができます。
しかし、多くの腫瘍マーカーは複数の臓器で作り出されるため、ある特定の腫瘍マーカー値が上昇したからといって、その臓器と疾患を特定することはできません。
まずはがん細胞の成長?進行を止めることが先決です。いきなりがんを消すことは考えません。
基礎的な体力、元気、食欲を取り戻すことによって、今以上に悪くならないことを目指すのです。 たとえがんが体に残っていたとしても、それ以上大きくならなければそれでいいのです。体に悪さをしなければいいのですから。がんを消すのではなく、がんの周りに壁を作り、囲んでいくのが、漢方の抗がん剤の効き方です。
日本でのホジキン病の治療は、抗がん剤+放射線によって、6割から8割の長期生存が望めます。抗がん剤は4種類を組み合わせた併用療法(ABVD療法)になります。
B細胞かT細胞で分ける非ホジキンリンパ腫
脳腫瘍福島
非ホジキンリンパ腫は大きく2種類に分けます。
B細胞(抗体を作るリンパ球)の癌化したものの中で、月単位で進行する、びまん性大細胞
脳腫瘍福島
型リンパ腫は日本人の約35%を占めるといわれています。
この場合は、3種の抗がん剤+ホルモン剤のCHOP療法や、分子標的治療薬のリツキサン
脳腫瘍福島
を足した、R-CHOP療法をします。
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、
脳腫瘍福島
成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造
脳腫瘍福島
血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
脳腫瘍福島
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
脳腫瘍福島
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
脳腫瘍福島
進行が肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
2011年9月16日星期五
肺がん治療病院
●扁桃肥大の治療
イビキの原因の一つにもなっている肥大した口蓋扁桃を縮小させることが出来ます。従来、扁桃肥大がある場合にはイビキの手術として口蓋扁桃摘出手術を含めた咽頭形成手術UPPPが適応とされ、入院手術が必要でした。確実な咽頭拡大には勿論UPPPの手術的価値は大きいものですが、扁桃肥大が主要因のイビキの治療には手術侵襲の大きいUPPPではなく、ラジオ波凝固治療で扁桃を縮小させるだけでも咽頭腔を拡げることが出来ます。ラジオ波凝固治療法は、口蓋扁桃肥大や慢性扁桃炎あるいは舌扁桃肥大が原因となっている咽喉頭異常感症の治療にも応用することが出来ます。(扁桃肥大のRFITT-1,-2)
●炎症を繰り返す慢性扁桃炎や腺窩性(陰窩性)扁桃炎に対する適応
通常の手術手技による口蓋扁桃摘出手術には少なくないリスクが伴いますが、コブレーターやセロンによる扁桃のラジオ波凝固治療は、慢性炎症を起こしている口蓋扁桃のボリュームをより安全に減少させることが出来ます。また、扁桃はそれほど腫れていなくても口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩というくぼみの中にたまる膿汁と膿栓によって生じる口臭やのどの不快感(咽喉頭異常感症)に対して、腺窩を含めて口蓋扁桃全体をラジオ波凝固治療によって縮小させることが出来ます。
●イビキの治療あるいはイビキの咽頭形成手術の補助として
肥厚した軟口蓋や口蓋垂を縮小させることによって、咽頭腔を拡大することが出来ます。また、舌扁桃肥大などで舌根部が肥大しているため、睡眠中に舌の付け根がのどを塞いで気道が狭くなるために起こっているイビキのケースにもラジオ波凝固治療は舌扁桃と舌根部の縮小手術(舌根肥大のRFITT-1,-2) として応用できます。コブレーターやセロンなどのラジオ波治療機器を用いる咽頭形成手術( CAUP: Coblation Assisited Upper Airway Procederes, RAUP: Radiofrequency-Assisted Uvulopalatoplasty )も、レーザーを用いる咽頭形成手術(LAUP)と共にイビキに有効な手術方法です。(軟口蓋のRFITT-1,-2)
●鼻閉の改善のために(→下鼻甲介のラジオ波凝固治療の実際、手術図)
アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対して、レーザー治療を繰り返しても鼻閉(鼻づまり)の改善が悪い場合、ラジオ波凝固治療によってレーザーよりも効果的に永続性を持たせて肥大した下鼻甲介を縮小させることが出来ます。ラジオ波を用いた下鼻甲介の減量手術は、外来で短時間で簡便に、安全に施行できる理想的な手術法と考えられます。レーザー治療を繰り返した後にも残る下鼻甲介の肥大に対してはレーザー治療と殆ど変わることのない術前処置と費用でラジオ波凝固治療を受けていただけます。
また、慢性副鼻腔炎で鼻茸が鼻腔を閉塞しているようなケースにも、外来治療としてラジオ波凝固治療を適応して鼻茸を凝固縮小させることが出来ます。
【ラジオ波凝固治療器】質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。初診では手術治療の適応判断を行い、予約でラジオ波凝固治
肺がん治療病院
療を行っています。手術前には感染症、炎症性疾患、肝機能障害などの有無をチェックするために血液検査を受けておいていただきます。高血圧や糖尿病などの全身疾患のある方は主
肺がん治療病院
治医の先生に疾患の十分なコントロールをしていただいた上で手術を受けていただく必要があります。手術は平日の朝一番に行っています。当日朝は水分摂取はかまいませんが、絶食
肺がん治療病院
して来院していただきます。最初にゼリー状の麻酔薬でうがいをすることでウエッとなる咽頭反射をなくします。のどの反射が強い方はご自宅でうがいをする要領で、口を上手に開け
肺がん治療病院
る練習をしておいていただきます。麻酔薬のうがいで咽頭の表面麻酔ができたら、次に局所麻酔薬を扁桃の周囲に数ccのわずかな量ですが注射し、15分くらい待って手術時の疼痛を完
肺がん治療病院
全に無くしてからラジオ波凝固治療を行います。治療時間は10分くらいのものです。術後は特に処置することはありませんから通院は不要です。1ヶ月位で術後経過をみせていただく
肺がん治療病院
ようにお願いしています。肥大した扁桃の実質や深い腺窩の縮小効果が十分に得られていないような場合には再治療の予定を立てていただくことになります。繰り返すことによって扁
肺がん治療病院
桃の縮小効果はより良好になります。ラジオ波凝固により縮小した扁桃は炎症が続くことがない限り再増大することはありません。
肺がん治療病院
扁桃のラジオ波凝固治療は医療費用の項目で扁桃切除手術として示してあります。保険診療による3割負担の
イビキの原因の一つにもなっている肥大した口蓋扁桃を縮小させることが出来ます。従来、扁桃肥大がある場合にはイビキの手術として口蓋扁桃摘出手術を含めた咽頭形成手術UPPPが適応とされ、入院手術が必要でした。確実な咽頭拡大には勿論UPPPの手術的価値は大きいものですが、扁桃肥大が主要因のイビキの治療には手術侵襲の大きいUPPPではなく、ラジオ波凝固治療で扁桃を縮小させるだけでも咽頭腔を拡げることが出来ます。ラジオ波凝固治療法は、口蓋扁桃肥大や慢性扁桃炎あるいは舌扁桃肥大が原因となっている咽喉頭異常感症の治療にも応用することが出来ます。(扁桃肥大のRFITT-1,-2)
●炎症を繰り返す慢性扁桃炎や腺窩性(陰窩性)扁桃炎に対する適応
通常の手術手技による口蓋扁桃摘出手術には少なくないリスクが伴いますが、コブレーターやセロンによる扁桃のラジオ波凝固治療は、慢性炎症を起こしている口蓋扁桃のボリュームをより安全に減少させることが出来ます。また、扁桃はそれほど腫れていなくても口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩というくぼみの中にたまる膿汁と膿栓によって生じる口臭やのどの不快感(咽喉頭異常感症)に対して、腺窩を含めて口蓋扁桃全体をラジオ波凝固治療によって縮小させることが出来ます。
●イビキの治療あるいはイビキの咽頭形成手術の補助として
肥厚した軟口蓋や口蓋垂を縮小させることによって、咽頭腔を拡大することが出来ます。また、舌扁桃肥大などで舌根部が肥大しているため、睡眠中に舌の付け根がのどを塞いで気道が狭くなるために起こっているイビキのケースにもラジオ波凝固治療は舌扁桃と舌根部の縮小手術(舌根肥大のRFITT-1,-2) として応用できます。コブレーターやセロンなどのラジオ波治療機器を用いる咽頭形成手術( CAUP: Coblation Assisited Upper Airway Procederes, RAUP: Radiofrequency-Assisted Uvulopalatoplasty )も、レーザーを用いる咽頭形成手術(LAUP)と共にイビキに有効な手術方法です。(軟口蓋のRFITT-1,-2)
●鼻閉の改善のために(→下鼻甲介のラジオ波凝固治療の実際、手術図)
アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対して、レーザー治療を繰り返しても鼻閉(鼻づまり)の改善が悪い場合、ラジオ波凝固治療によってレーザーよりも効果的に永続性を持たせて肥大した下鼻甲介を縮小させることが出来ます。ラジオ波を用いた下鼻甲介の減量手術は、外来で短時間で簡便に、安全に施行できる理想的な手術法と考えられます。レーザー治療を繰り返した後にも残る下鼻甲介の肥大に対してはレーザー治療と殆ど変わることのない術前処置と費用でラジオ波凝固治療を受けていただけます。
また、慢性副鼻腔炎で鼻茸が鼻腔を閉塞しているようなケースにも、外来治療としてラジオ波凝固治療を適応して鼻茸を凝固縮小させることが出来ます。
【ラジオ波凝固治療器】質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感
いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。初診では手術治療の適応判断を行い、予約でラジオ波凝固治
肺がん治療病院
療を行っています。手術前には感染症、炎症性疾患、肝機能障害などの有無をチェックするために血液検査を受けておいていただきます。高血圧や糖尿病などの全身疾患のある方は主
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治医の先生に疾患の十分なコントロールをしていただいた上で手術を受けていただく必要があります。手術は平日の朝一番に行っています。当日朝は水分摂取はかまいませんが、絶食
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して来院していただきます。最初にゼリー状の麻酔薬でうがいをすることでウエッとなる咽頭反射をなくします。のどの反射が強い方はご自宅でうがいをする要領で、口を上手に開け
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る練習をしておいていただきます。麻酔薬のうがいで咽頭の表面麻酔ができたら、次に局所麻酔薬を扁桃の周囲に数ccのわずかな量ですが注射し、15分くらい待って手術時の疼痛を完
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全に無くしてからラジオ波凝固治療を行います。治療時間は10分くらいのものです。術後は特に処置することはありませんから通院は不要です。1ヶ月位で術後経過をみせていただく
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ようにお願いしています。肥大した扁桃の実質や深い腺窩の縮小効果が十分に得られていないような場合には再治療の予定を立てていただくことになります。繰り返すことによって扁
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桃の縮小効果はより良好になります。ラジオ波凝固により縮小した扁桃は炎症が続くことがない限り再増大することはありません。
肺がん治療病院
扁桃のラジオ波凝固治療は医療費用の項目で扁桃切除手術として示してあります。保険診療による3割負担の
2011年9月12日星期一
肺がん予防
良性の声帯ポリープとは違っていることがほとんどです。1ヶ月以上嗄声が続く場合は専門医を受診していただき調べていただいたほうがよろしいかと思います。進行してくると痰に血がまざったり、呼吸が苦しくなってきます。頸部の腫れとしてのリンパ節への転移は比較的少ないのが特徴です。
声門上がんの早期の症状は喉の異物感(部位が一定している)や、食事の時、特に固形物や刺激物を飲み込んだ時痛みが出現したりします。他の部位より比較的早期から首のリンパ節が腫れて気づかれることもあります。進行すると声門へがんがおよび嗄声や呼吸苦が出てきます。
声門下がんは進行するまで症状がでない事が多く、進行するとやはり嗄声や呼吸苦が出てきます
このように喉頭がんといってもその部位によって症状の現れ方にはちがいがでてきます。
Chapter.3:診断
耳鼻咽喉科、頭頸科を受診されるとまず視診により評価されます。
喉頭鏡という小さな鏡を喉に入れ「えー」「いー」と発声していただきながら喉頭を観察します。細いファイバースコープを鼻から挿入して腫瘍の範囲をさらに詳しく観察します。
喉頭がんが疑われると小さく腫瘍の一部を取ってきて組織診断(生険)をします。外来でファイバースコープ下に施行する施設と、入院していただき全身麻酔下に施行する施設があります。普通約1週間でがんかどうかの確認ができ、組織型の診断結果がでます。
次に首を触る触診によりリンパ節の転移がないかを調べます。転移リンパ節は通常のリンパ節より大きく硬く触れます。
さらに視診、触診でわからない深部などを評価するため、日を改めCTやMRI、超音波(エコー)など施行し、最終的に腫瘍の進行度と頸部リンパ節転移の有無と遠隔転移の有無を評価して病期を決めます。
Chapter.4:病期
腫瘍の進行度はT分類といい1a、1b、2~4の4段階に、頸部リンパ節転移はN分類といい0,1,2a,2b,2c,3の6段階に、遠隔転移はM分類といい0~1の2段階にそれぞれ分類されたうえ、最終的に総合され病期をⅠⅡⅢⅣの4段階に分類します。
Ⅰ期から進行するにつれⅣ期へと分類しますが、普通Ⅰ、Ⅱ期は早期、Ⅲ、Ⅳ期は進行がんと評価されています。
Chapter.5:治療
喉頭(原発)の治療は放射線、手術が中心となります。
抗がん剤は喉頭を温存するため放射線や手術と組み合わせて使われたり、手術不可能な時、放射線治療後の再発などの時使われたりします。
手術には大きく分け喉頭部切術と喉頭全摘術があります。喉頭部分切除術は早期がんに行われ、声帯を一部残す手術です。質は多少悪くなりますが声をのこすことができます。喉頭全摘術は部分切除の適応を逸脱した早期がんや進がんにおこなわれ声はうしなわれます。そこで術後食道発声や電気喉頭など代用発声で補う事になり練習が必要となります。
放射線は早期がんの治療の中心となります。喉頭はそのままの形で残りますので声も一番自然の声が残ります。ただし進行したボリュームのあるがんや、その部位によっては効果に限界があります。またまわりの正常組織に障害を残さずかけられる量にも限界があり何回もかけるわけにはいきません。進行がんでも場合によっては喉頭の温存の可能性を探るため行われることもあります。
施設によってはレーザー手術を早期がんの中心の治療としている所もあります。
一般に早期がんでは放射線を第一選択にその効果をみて手術を組み合わせていきます。声を残せるかどうかの判断が重要になってきます。進行がんでは手術が中心となり場合により放射線、抗がん剤を組み合わせていきます。
頸部リンパ節転移に対しては手術が中心となります。右左どちらかの片側か、両側の頸部郭清術を行います。これは耳後部から鎖骨上の頸部のリンパ節を、脂肪に包まれたままの形で大事な神経や血管を残しながら切除するという手術です。
これらの治療法はがんの進行度や部位だけでなく患者さんの年齢、全身状態、職業、社会的条件なども考慮にいれたうえで最終的に選択されます。
Chapter.6:生存率
がんの発生した部位で多少違ってきますが、Ⅰ期では80~90%放射線で治りⅠ~Ⅳ期では65~70%の5年生存率です。
これはすべてのがんのなかでも高い治療成績でではあるものの発声機能を保存できる確率は必ずしも高くなく喉頭全摘となる例が多いのが実際です。生存率を落とすことなく放射線、喉頭部切、放射線と抗がん剤の併用療法など発声機能を残した治療を選択する見極めが重要と考えられます。また進行がんでも相当に進行したがんに対しても生存率をあげる治療法を選択できるよう努力しています。
頭頸部がんの頭頸部とは脳より下方で、鎖骨より上方の領域をさし、顔面頭部から頸部全体がここに含まれます。
従来の耳鼻咽喉科、口腔外科領域が中心となり、ここに生じるがんを総称して頭頸部がんとよびます。頭という字があるため、脳内の病気も含まれると思われやすい名称ですが、脳腫瘍や脳血管障害などの頭の中(頭蓋内)の疾患は頭頸部には含まれません。
解剖学的には、口腔、咽頭、喉頭、鼻腔、副鼻腔、甲状腺、唾液腺、頸部食道などが主な領域となります。これらの部位は、さらに細かな部位に分けられそこに生じた腫瘍はその部位の名称をとって喉頭がん、舌がんなどとよばれています。
Chapter.2:頭頸科とはどんな科か
頭頸科とは、頭頸部に生じた腫瘍を治療の対象とする科です。
がんの治療が主体となりますが、良性の腫瘍の治療もおこないます。ただ、同じ領域の病気ですが、中耳炎や副鼻腔炎、難聴などの一般的な耳鼻咽喉科の病気は取り扱いません。(もちろん、中耳がんや副鼻腔がんは治療します)。 治療は、腫瘍の外科的切除、形成外科的な再建、放射線治療、化学療法を、病状に合わせて選択し組み合わせておこない、頭頸部腫瘍に対して集学的な治療をおこなう科といえます。
Chapter.3:頭頸部がんの種類
頭頸部のあらゆる場所にがんは発生し、がんの発生場所によって喉頭がん、下咽頭がん、舌がんなどと区別されますが、部位によって頻度に差があり、頻度の高いものとしては舌がん、喉頭がん、下咽頭がん、甲状腺がんなどがあり、中咽頭がん、上咽頭がん、上顎がんなどがこれにつぎ、耳下腺がん、顎下腺がんなどは稀とはいえませんが頻度の少ないがんといえます。
組織学的にみると、扁平上皮がんと呼ばれるタイプが最も多く、鼻腔、口腔、咽頭、喉頭などの頭頸部の管腔では90%がこのタイプです。これに次いで多いのが腺がんとよばれるタイプのがんで、この両者で、頭頸部がんのほとんどを占めます。
また、悪性リンパ腫の発生部位としても頭頸部は最も頻度の高い部位として知られています。組織の形によって、放射線や抗がん剤に対する効果、腫瘍の進展様式が異なり、治療法も異なってきます。
Chapter.4:頭頸部がんの特徴
頭頸部がんの最大の特徴は、摂食、会話などに直接関与する部位であり、また首から上という衣服に覆われず、常に人目にさらされる場所に生じるがんであるという点にあります。
頭頸部がんの治療では、これらの形態機能に多かれ少なかれ障害をもたらすことは避けられませんが、腫瘍が進行していればいるほど、発声機能喪失や、咀嚼嚥下機能低下、顔面の変形など、治療後の障害は大きくなり、社会生活に大きなハンディキャップを負うことになります。逆に早期のものであればほとんど障害が少なく、早期発見早期治療が非常に重要となります。
Chapter.5:頭頸部がんの症状
頭頸部がんの症状は、がんの発生した場所によって異なります。個々のがんの症状は、それぞれの疾患の項を参照していただきたいと思います。
頭頸部は体表にも近い場所であり、舌がんのように、ものがしみる、舌が痛いなどの異常に気が付き易いものも少なくありませんが、ほとんど自覚症状の見られない場合があります。このような場合にも、首に硬いしこりを触れる、のどになんとなく違和感がある、すこし食べ物が引っかかる感じなど何か普段と異なる症状があることがほとんどです。
首のしこりが、リンパ節への転移であったり、のどの違和感が咽頭の腫瘍のためであったりすることがあります。明らかな異常を感じる場合にはもちろんですが、1ヶ月近くもこのよう
な異常を感じるようであれば、早めに専門医にかかることが大切です。
Chapter.6:頭頸部がんの診断について
頭頸部がんは、他部位と比べて体表に近い部位にあり、口腔がんのように直接目でみることのできるものもあり、がんの診断も比較的容易です。多くの場合初診で診断がつけられるこ
とが少なくありません。
診断の流れとしては、初診時に症状をお聞きした後、口腔?咽頭?喉頭?鼻腔を視診と鼻腔を経
由して細いファイバースコープで観察し病変の有無を確認します。同時に触診によって、頸部や頭部のリンパ節腫脹、甲状腺腫脹、唾液腺腫瘤、その他の頸部腫瘤などの有無を判断し
ます。
これだけで大部分の例で、がんないしがんの疑いのあるものの判断ができます。そして多く
の場合、その日のうちにがんと思われるものや疑いのあるものについては、組織の小片を切除する組織生検や注射針による吸引細胞診とよばれる検査まで進むことができます。一見し
てがんと判断できるものについては、治療予定や、予後の見通しまでお話することができます。
具体的手術内容について
食道がんの手術は根治的手術を目指し、かつ術後のQOLを考慮するに当たって、患者さんの状態、そして腫瘍の位置(頸部、胸部、腹部)、進行度を十分検討したうえで、術式が選択されます。主には下記のポイントにつき検討がなされます。
1.食道の切除方法について
開胸、非開胸(食道抜去術)の切除方法があります。
ある一定の進行度まで達した食道がん(粘膜下層以深)の場合、周囲また広い範囲リンパ節転移を生じる可能性(2割以上)があり、このことを考慮し根治を目的とした手術を行う場合には開胸開腹による食道切除術が施行されます。
2.リンパ節郭清について
食道がんの場合、比較的早期より広範囲に(頸部、胸部、腹部)にリンパ節転移をきたす場合が多く、各症例につき、腫瘍の位置、また進行度によって、リンパ節転移をきたす可能性の高い領域を選択し郭清しています。
3.再建方法について
食道を切除した場合、他の臓器で再建する必要があります。
通常は残った胃を管にして用います(胃管形成)。また残胃が使用できない場合また距離が足
りない場合、小腸(遊離空腸含む)、結腸が用いられます。
更に再建ルート(上記の腸管の通り道)として、1)胸骨前 2)胸骨後 3)後縦隔の三ルートが
考えられ、各症例の状況に応じて選択がなされます。
診療実績、成績
症例数 (2000年度まで)
食道がん手術症例 1193例
表在がん 315例 / 進行がん 878例
頸部食道がん33例 胸部食道がん1070例 腹部食道がん90例
1. 術前準備
入院後、詳しい手術説明のため再度informed concsent を行う。
最終術式の決定
2. 手術
3. 周術期管理
当院の回復室にてインテンシブケアを施行する。
リハビリテーション
4. 術後、追加治療(放射線化学療法)が必要な場合、引き続き内科、放射線科に転科し治療を継続する Chapter.1:喉頭がんとは
喉頭とはいわゆる「のどぼとけ」のことで、食道と気道が分離する個所に気道の安全装置(誤嚥防止)として発生した器官で下咽頭の前に隣接しています。
役目のひとつは気道の確保です。 口と肺を結ぶ空気の通路で、飲食物が肺に入らないよう
肺がん予防
調節(誤嚥防止)します。もうひとつは発声です。喉頭のなかには発声に必要な声帯があります。またこの声帯のある部分を声門といい、それより上を声門上、下を声門下と呼び同じ喉
肺がん予防
頭がんでも3つの部位に分類して扱われます。
喉頭がんは年齢では60歳以上に発病のピークがあり、発生率は10万人に3人程度です。男女
肺がん予防
比は10:1で圧倒的に男性に多いという特徴があります。危険因子としてはタバコとお酒です。これらの継続的刺激が発がんに関与するといわれており、喉頭がんの方の喫煙率は90%以
肺がん予防
上、またアルコールの多飲が声門上がんの発生に関与すると言われています。病理組織学的には扁平上皮がんという種類のがんがほとんどです。
肺がん予防
部位別にみると声門がんが60~65%、声門上30~35%、声門下は1~2%です。
同じ喉頭がんでも3つの部位によって初発症状、進行度と症状の変化、転移率、治療法、治り
肺がん予防
やすさまでいろいろと違ってきます。
転移は頸部のリンパ節転移がほとんどであり、遠隔転移は末期などのぞいては少なく、その
肺がん予防
ほとんどは肺にきます。
Chapter.2:症状
肺がん予防
発生部位により最初の症状は異なります。
声門がんではほぼすべてのかたに嗄声(させい、声がれ)がみられます。その性状は粗?性で
声門上がんの早期の症状は喉の異物感(部位が一定している)や、食事の時、特に固形物や刺激物を飲み込んだ時痛みが出現したりします。他の部位より比較的早期から首のリンパ節が腫れて気づかれることもあります。進行すると声門へがんがおよび嗄声や呼吸苦が出てきます。
声門下がんは進行するまで症状がでない事が多く、進行するとやはり嗄声や呼吸苦が出てきます
このように喉頭がんといってもその部位によって症状の現れ方にはちがいがでてきます。
Chapter.3:診断
耳鼻咽喉科、頭頸科を受診されるとまず視診により評価されます。
喉頭鏡という小さな鏡を喉に入れ「えー」「いー」と発声していただきながら喉頭を観察します。細いファイバースコープを鼻から挿入して腫瘍の範囲をさらに詳しく観察します。
喉頭がんが疑われると小さく腫瘍の一部を取ってきて組織診断(生険)をします。外来でファイバースコープ下に施行する施設と、入院していただき全身麻酔下に施行する施設があります。普通約1週間でがんかどうかの確認ができ、組織型の診断結果がでます。
次に首を触る触診によりリンパ節の転移がないかを調べます。転移リンパ節は通常のリンパ節より大きく硬く触れます。
さらに視診、触診でわからない深部などを評価するため、日を改めCTやMRI、超音波(エコー)など施行し、最終的に腫瘍の進行度と頸部リンパ節転移の有無と遠隔転移の有無を評価して病期を決めます。
Chapter.4:病期
腫瘍の進行度はT分類といい1a、1b、2~4の4段階に、頸部リンパ節転移はN分類といい0,1,2a,2b,2c,3の6段階に、遠隔転移はM分類といい0~1の2段階にそれぞれ分類されたうえ、最終的に総合され病期をⅠⅡⅢⅣの4段階に分類します。
Ⅰ期から進行するにつれⅣ期へと分類しますが、普通Ⅰ、Ⅱ期は早期、Ⅲ、Ⅳ期は進行がんと評価されています。
Chapter.5:治療
喉頭(原発)の治療は放射線、手術が中心となります。
抗がん剤は喉頭を温存するため放射線や手術と組み合わせて使われたり、手術不可能な時、放射線治療後の再発などの時使われたりします。
手術には大きく分け喉頭部切術と喉頭全摘術があります。喉頭部分切除術は早期がんに行われ、声帯を一部残す手術です。質は多少悪くなりますが声をのこすことができます。喉頭全摘術は部分切除の適応を逸脱した早期がんや進がんにおこなわれ声はうしなわれます。そこで術後食道発声や電気喉頭など代用発声で補う事になり練習が必要となります。
放射線は早期がんの治療の中心となります。喉頭はそのままの形で残りますので声も一番自然の声が残ります。ただし進行したボリュームのあるがんや、その部位によっては効果に限界があります。またまわりの正常組織に障害を残さずかけられる量にも限界があり何回もかけるわけにはいきません。進行がんでも場合によっては喉頭の温存の可能性を探るため行われることもあります。
施設によってはレーザー手術を早期がんの中心の治療としている所もあります。
一般に早期がんでは放射線を第一選択にその効果をみて手術を組み合わせていきます。声を残せるかどうかの判断が重要になってきます。進行がんでは手術が中心となり場合により放射線、抗がん剤を組み合わせていきます。
頸部リンパ節転移に対しては手術が中心となります。右左どちらかの片側か、両側の頸部郭清術を行います。これは耳後部から鎖骨上の頸部のリンパ節を、脂肪に包まれたままの形で大事な神経や血管を残しながら切除するという手術です。
これらの治療法はがんの進行度や部位だけでなく患者さんの年齢、全身状態、職業、社会的条件なども考慮にいれたうえで最終的に選択されます。
Chapter.6:生存率
がんの発生した部位で多少違ってきますが、Ⅰ期では80~90%放射線で治りⅠ~Ⅳ期では65~70%の5年生存率です。
これはすべてのがんのなかでも高い治療成績でではあるものの発声機能を保存できる確率は必ずしも高くなく喉頭全摘となる例が多いのが実際です。生存率を落とすことなく放射線、喉頭部切、放射線と抗がん剤の併用療法など発声機能を残した治療を選択する見極めが重要と考えられます。また進行がんでも相当に進行したがんに対しても生存率をあげる治療法を選択できるよう努力しています。
頭頸部がんの頭頸部とは脳より下方で、鎖骨より上方の領域をさし、顔面頭部から頸部全体がここに含まれます。
従来の耳鼻咽喉科、口腔外科領域が中心となり、ここに生じるがんを総称して頭頸部がんとよびます。頭という字があるため、脳内の病気も含まれると思われやすい名称ですが、脳腫瘍や脳血管障害などの頭の中(頭蓋内)の疾患は頭頸部には含まれません。
解剖学的には、口腔、咽頭、喉頭、鼻腔、副鼻腔、甲状腺、唾液腺、頸部食道などが主な領域となります。これらの部位は、さらに細かな部位に分けられそこに生じた腫瘍はその部位の名称をとって喉頭がん、舌がんなどとよばれています。
Chapter.2:頭頸科とはどんな科か
頭頸科とは、頭頸部に生じた腫瘍を治療の対象とする科です。
がんの治療が主体となりますが、良性の腫瘍の治療もおこないます。ただ、同じ領域の病気ですが、中耳炎や副鼻腔炎、難聴などの一般的な耳鼻咽喉科の病気は取り扱いません。(もちろん、中耳がんや副鼻腔がんは治療します)。 治療は、腫瘍の外科的切除、形成外科的な再建、放射線治療、化学療法を、病状に合わせて選択し組み合わせておこない、頭頸部腫瘍に対して集学的な治療をおこなう科といえます。
Chapter.3:頭頸部がんの種類
頭頸部のあらゆる場所にがんは発生し、がんの発生場所によって喉頭がん、下咽頭がん、舌がんなどと区別されますが、部位によって頻度に差があり、頻度の高いものとしては舌がん、喉頭がん、下咽頭がん、甲状腺がんなどがあり、中咽頭がん、上咽頭がん、上顎がんなどがこれにつぎ、耳下腺がん、顎下腺がんなどは稀とはいえませんが頻度の少ないがんといえます。
組織学的にみると、扁平上皮がんと呼ばれるタイプが最も多く、鼻腔、口腔、咽頭、喉頭などの頭頸部の管腔では90%がこのタイプです。これに次いで多いのが腺がんとよばれるタイプのがんで、この両者で、頭頸部がんのほとんどを占めます。
また、悪性リンパ腫の発生部位としても頭頸部は最も頻度の高い部位として知られています。組織の形によって、放射線や抗がん剤に対する効果、腫瘍の進展様式が異なり、治療法も異なってきます。
Chapter.4:頭頸部がんの特徴
頭頸部がんの最大の特徴は、摂食、会話などに直接関与する部位であり、また首から上という衣服に覆われず、常に人目にさらされる場所に生じるがんであるという点にあります。
頭頸部がんの治療では、これらの形態機能に多かれ少なかれ障害をもたらすことは避けられませんが、腫瘍が進行していればいるほど、発声機能喪失や、咀嚼嚥下機能低下、顔面の変形など、治療後の障害は大きくなり、社会生活に大きなハンディキャップを負うことになります。逆に早期のものであればほとんど障害が少なく、早期発見早期治療が非常に重要となります。
Chapter.5:頭頸部がんの症状
頭頸部がんの症状は、がんの発生した場所によって異なります。個々のがんの症状は、それぞれの疾患の項を参照していただきたいと思います。
頭頸部は体表にも近い場所であり、舌がんのように、ものがしみる、舌が痛いなどの異常に気が付き易いものも少なくありませんが、ほとんど自覚症状の見られない場合があります。このような場合にも、首に硬いしこりを触れる、のどになんとなく違和感がある、すこし食べ物が引っかかる感じなど何か普段と異なる症状があることがほとんどです。
首のしこりが、リンパ節への転移であったり、のどの違和感が咽頭の腫瘍のためであったりすることがあります。明らかな異常を感じる場合にはもちろんですが、1ヶ月近くもこのよう
な異常を感じるようであれば、早めに専門医にかかることが大切です。
Chapter.6:頭頸部がんの診断について
頭頸部がんは、他部位と比べて体表に近い部位にあり、口腔がんのように直接目でみることのできるものもあり、がんの診断も比較的容易です。多くの場合初診で診断がつけられるこ
とが少なくありません。
診断の流れとしては、初診時に症状をお聞きした後、口腔?咽頭?喉頭?鼻腔を視診と鼻腔を経
由して細いファイバースコープで観察し病変の有無を確認します。同時に触診によって、頸部や頭部のリンパ節腫脹、甲状腺腫脹、唾液腺腫瘤、その他の頸部腫瘤などの有無を判断し
ます。
これだけで大部分の例で、がんないしがんの疑いのあるものの判断ができます。そして多く
の場合、その日のうちにがんと思われるものや疑いのあるものについては、組織の小片を切除する組織生検や注射針による吸引細胞診とよばれる検査まで進むことができます。一見し
てがんと判断できるものについては、治療予定や、予後の見通しまでお話することができます。
具体的手術内容について
食道がんの手術は根治的手術を目指し、かつ術後のQOLを考慮するに当たって、患者さんの状態、そして腫瘍の位置(頸部、胸部、腹部)、進行度を十分検討したうえで、術式が選択されます。主には下記のポイントにつき検討がなされます。
1.食道の切除方法について
開胸、非開胸(食道抜去術)の切除方法があります。
ある一定の進行度まで達した食道がん(粘膜下層以深)の場合、周囲また広い範囲リンパ節転移を生じる可能性(2割以上)があり、このことを考慮し根治を目的とした手術を行う場合には開胸開腹による食道切除術が施行されます。
2.リンパ節郭清について
食道がんの場合、比較的早期より広範囲に(頸部、胸部、腹部)にリンパ節転移をきたす場合が多く、各症例につき、腫瘍の位置、また進行度によって、リンパ節転移をきたす可能性の高い領域を選択し郭清しています。
3.再建方法について
食道を切除した場合、他の臓器で再建する必要があります。
通常は残った胃を管にして用います(胃管形成)。また残胃が使用できない場合また距離が足
りない場合、小腸(遊離空腸含む)、結腸が用いられます。
更に再建ルート(上記の腸管の通り道)として、1)胸骨前 2)胸骨後 3)後縦隔の三ルートが
考えられ、各症例の状況に応じて選択がなされます。
診療実績、成績
症例数 (2000年度まで)
食道がん手術症例 1193例
表在がん 315例 / 進行がん 878例
頸部食道がん33例 胸部食道がん1070例 腹部食道がん90例
1. 術前準備
入院後、詳しい手術説明のため再度informed concsent を行う。
最終術式の決定
2. 手術
3. 周術期管理
当院の回復室にてインテンシブケアを施行する。
リハビリテーション
4. 術後、追加治療(放射線化学療法)が必要な場合、引き続き内科、放射線科に転科し治療を継続する Chapter.1:喉頭がんとは
喉頭とはいわゆる「のどぼとけ」のことで、食道と気道が分離する個所に気道の安全装置(誤嚥防止)として発生した器官で下咽頭の前に隣接しています。
役目のひとつは気道の確保です。 口と肺を結ぶ空気の通路で、飲食物が肺に入らないよう
肺がん予防
調節(誤嚥防止)します。もうひとつは発声です。喉頭のなかには発声に必要な声帯があります。またこの声帯のある部分を声門といい、それより上を声門上、下を声門下と呼び同じ喉
肺がん予防
頭がんでも3つの部位に分類して扱われます。
喉頭がんは年齢では60歳以上に発病のピークがあり、発生率は10万人に3人程度です。男女
肺がん予防
比は10:1で圧倒的に男性に多いという特徴があります。危険因子としてはタバコとお酒です。これらの継続的刺激が発がんに関与するといわれており、喉頭がんの方の喫煙率は90%以
肺がん予防
上、またアルコールの多飲が声門上がんの発生に関与すると言われています。病理組織学的には扁平上皮がんという種類のがんがほとんどです。
肺がん予防
部位別にみると声門がんが60~65%、声門上30~35%、声門下は1~2%です。
同じ喉頭がんでも3つの部位によって初発症状、進行度と症状の変化、転移率、治療法、治り
肺がん予防
やすさまでいろいろと違ってきます。
転移は頸部のリンパ節転移がほとんどであり、遠隔転移は末期などのぞいては少なく、その
肺がん予防
ほとんどは肺にきます。
Chapter.2:症状
肺がん予防
発生部位により最初の症状は異なります。
声門がんではほぼすべてのかたに嗄声(させい、声がれ)がみられます。その性状は粗?性で
子供脳腫瘍
ムが商品化されれば、自然にがん細胞が消滅してくれるようになるのでは????などと、思わず妄想してしまったりするわけです。(頭が悪い私が妄想しているだけですので、実際にどうかはわからないですが??これって日本でいつくらいに承認されるんだろうと思って、※フェーズを見てみたら、第Ⅱ相でした。
でも、「あぁ、第Ⅱ相なんだ~」って思ってもう一度見直してみたら、米国?欧州って書いてありました???。
お薬が実際に患者さんに処方される前には、治験が行われます。
この治験の結果によって、その薬の安全性とか副作用とか効果とかをしっかりとチェックするわけです。治験の結果が思わしくなければ、治験の段階でその医薬品の承認は見送りになりますので、治験が滞りなく行われるというのは、非常に重要なことだったりします。
ところで、この治験にはいくつかの決まった段階があり、それを順序良くクリアしていくことで、初めてお薬として承認されます。この段階のことをフェーズといいます。治験中のお薬やフェーズの段階については、製薬メーカーさんのIR情報で見れたりします。
ガン治療には手術や抗がん剤による化学療法や放射線療法だけではなく、「免疫療法」というものがあります。免疫療法とは、「NKT細胞」を利用するガン治療のことです。
NKT細胞の働きを高めて、ガン細胞を攻撃させるのです。
また、これと似たようなガン治療として「ワクチン療法」も存在します。
ワクチン療法とは、全てのガンに共通して存在する「WTI」というたんぱく質の断片をワクチンとして利用するガン治療のことです。さらに、ワクチン療法の進化版として「HER2」というたんぱく質を利用したワクチン療法もあります
この他、クローン技術を利用して作られた「モノクーロナル抗体」を利用してガン治療を行う研究も進んでいるようです。ちなみに、モノクロナール抗体を使った治療を行う上で大切な「ヒト抗体」についてですが、免疫療法は、現段階では大きな副作用もないため、患者さんへの負担も少ないガンの治療法ですので、今後一層の普及が待たれます。
ところで、このガンの免疫療法ですが、確か保険適用はなかったように思います。
健康保険適用されないということは、多額の治療費を全額自己負担しなければならないということになりますので、金銭的には結構辛いような気がします。
ただ、お金や財産はあの世には持っていけないですので、もし、免疫療法を行うことになったら、財産は全て医療費として支払っても良いかと思います。
抗がん剤を使って、癌を縮小させたり癌を消滅させたりする治療法を化学療法といいます。
化学療法は化学物質を使ってがん細胞を攻撃しますので、全身に転移してしまった癌の増殖を抑えたり、癌を縮小させるには便利なようです。
入院していた病院でも、内科ではよく抗がん剤で毛髪が抜けた患者さんを見かけたそうです。
ところで、製薬会社のWEBサイトで開発中の医薬品を覗いてみると、案外と化学療法(抗がん剤)の副作用を抑えるような薬の開発も進んでいたりします。
確か、化学療法中に起こる強い吐き気を緩和させたりするタイプのお薬だったと思います。
化学療法は辛いというのはよく聞きますが、出来るだけ苦しくならないように新たな医薬品が日々作られているようで、近年は一昔前よりも、より苦しくなく抗がん剤を使えるようになったのではなってきたのではないかと思います。
がん細胞は、様々なたんぱく質を持っています。
その中には、通常、人体にあるたんぱく質とは違ったたんぱく質も含まれています。
このがん細胞独特のたんぱく質を、人間の体が攻撃目標にすることが出来れば、人間が自分の体の免疫システムを利用して癌を駆逐できるのではないか????というのが、癌ワクチンの基本的な考え方です。
ところで、昔から癌ワクチンに関しては色々と研究されてはきたのですが、癌ワクチンは未だに薬品の臨床試験には合格できていません。一昔前と比べると、かなり進歩してきたようには思うのですが、それでもまだまだ発展途上にあるようです。
現在、がんが全身に転移してしまって治療が困難な患者さんやそのご家族の方のお気持ちを察するに、一刻も早く、末期がんの根治治療が可能な癌ワクチンの新薬の登場が待たれます。
民間療法という治療法があります。
民間療法とは、効果のほどは定かではないが一般に広く伝え知られているような治療法です。
(病院では行われていませんし、治療の指導もされていません)
癌治療の世界でも、民間療法は多数存在しています。「ガンが治った!」とかというタイトルの本や健康食品は多数存在しています。
これらの民間療法の中には本当に効果があるものも含まれているのかもしれませんが、中にはまったく効果が無いものも含まれているかもしれませんので、民間療法でがん治療をしようとお考えの方は、ぜひともお気をつけになられた方が宜しいかと思います。(薬事法的にみると、医薬品の扱いではなく「健康食品」の扱いになっているものは、その効能について述べてはいけないことになってます)
でも、私もそうなんですが「この食品には免疫力を高めたり、抗癌作用があるらしい」とTVや雑誌などで目にすると、どうしてもその食品を食べて健康になろうとしたり、家族にそれを食べさせて健康になってもらおうとしてしまうもので、
民間療法は、効果のほどが定かでない。
日本には星の数ほど病院が存在します。
その病院の一つ一つは、各病院ごとのポリシーが存在します。
また、各病院には得意としている分野や、最先端を突っ走っている分野が存在します。
ですので、どの病院に入るのかによって、治療の方針が違っていることや、治療成績に違いが生じることがあります。
そこで、近年ではどの病院が治療成績がよいのか、どの病院がどの治療を行ったことがあるのかを、実績データとして公表することが多くなりました。
そんなわけで、「癌」などの重篤な病を患った場合、その治療をどの病院で行うのかを、患者さん本人が選択しやすくなりました。
ただし、これにもちょっとした罠があります。
で、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。 小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往歴をもち、成人に達するようになるといわれています。一方で小児がんは、小児期の死亡原因の2位となっています。 主な小児がんは、白血病、神経芽腫、脳腫瘍、悪性リンパ腫、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)などです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられません。神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、肝芽腫など「芽腫」と呼ばれるがんの原因は、胎児の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。大人のがんとは異なり、生活習慣にがんの発生原因があると考えられるものは少なく、網膜芽腫やウィルムス腫瘍のように、遺伝するものもあります。 小児がんの多くは、好発年齢が乳幼児期にあり、学童期、思春期と成長するにつれ次第に減少します。乳児期~幼児期前半(2歳くらいまで)に多いのは神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などです。幼児期(2~6歳くらい)では白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫、10歳以後思春期にかけては成長に伴い、骨肉腫、軟部肉腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多くなります。 小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、大人に比べて化学療法や放射線療法に対する効果が極めて高いのも特徴です。治療自体は決して楽なものではありませんが、長期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります治療を受けるのは子ども自身ですから、保護者が治療に同意しているだけでなく、子どもが自分に行われる医療行為について納得していることが重要です。説明の方法は、保護者と医療スタッフ(医師?看護師)が、何を、どのように、どのタイミングで話すのがよいかを十分に相談しながら行われます。子ども自身の意思を尊重しながらわかりやすく説明することで、子ども自身が持つ病気に立ち向かう力を引き出し、本人が納得して前向きに治療にのぞめると考えられています。お子さまが小児がんと診断され、ご家族のみなさまは大変心配されているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。 お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼いなりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。5)治療終了時のこと(1)晩期障害小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。 晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。 薬物療法とは薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。1)局所療法外科療法、放射線療法等があります。 外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。 がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線
低容量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンの合剤です。外から投与すると、視床下部のホルモンが出てるよと命令がきます。そうすると下垂体から卵巣にホルモン刺激がなくなり、卵巣は、排卵も起きず、ホルモンも分泌せずに、お休みします。子宮は、卵巣からホルモンが出ないため、外から投与された低容量ピルのホルモンでコントロ-ルされます。このホルモンの作用で子宮内膜は、あまり増殖せず、その結果出血量は少なくなり、少なくなれば、子宮はそれほど収縮しなくてすみますから、生理痛が減ります。この子宮内膜が増殖しないことが、子宮内膜症にいいわけです。子宮内膜症は、異所性にある子宮内膜が増殖する病気ですから。
現在低容量ピルは、ホルモンの種類で3種類あります。卵胞ホルモンはすべて同じで、黄体ホルモンの違いです。
また、ホルモン量が一定のと三相性のとがあります。
あと21錠と28錠のタイプがあり、、ダミ-が7錠あります。、1週間休薬します。
人により、どれにするか相談します。こっち。に生理が来てほしくない人はこれ。生理調整が楽なのは、これ。というように。
また、低容量ピルは生理の調節がとっても楽です。早くするのも、遅らせるもの。低容量ピルを何錠飲むかで決めれます。
それは、「胃がん全摘手術の実績が200件/年」というデータがあったとしても、「本来は全摘しなくてもよい患者さんの胃を全摘してこのデータを築き上げたケースがある」ということです。
これはいわゆる水増しなのですが、あまりにも実績がぐんぐんうなぎ登りになっている場合には、かえって注意が必要なのかもしれません。
ところで、がん治療というと、ついつい「国立がんセンター」などの超?大手のがん治療専門病院を連想してしまうものですが、近年、そういった超?大手のがん治療専門病院に患者さんが殺到してしまい、超?大手のがん治療専門病院での治療を受けることが難しくなってきているようです。
ですので、「国立がんセンター」での治療を受けることは難しそうだけど、セカンドオピニオンとして利用してみようだとか、「国立がんセンター以外のがん専門病院」を探してみようだとか言った、患者さん自身の病院探しの努力が必要になってきたのかもしれません。
がん治療を行っている病院については、近年では多数の本が発売されていますので、がん治療専門病院をお探しになる際には、一度ご参考にされるとよろしいかもしれません。
大学病院(医学部付属病院)は、一般の病院とは違い、高度な医療を提供、評価、開発、研修したりするための病院です。
そのようなわけで、癌などの重篤な病が発見されたときには、「大学病院で???」と思いがちになるわけです。
かく言う、某医学部付属病院で治療を受けたわけですが、その際にちょっと気がついて点が
子供脳腫瘍
ありましたので、書いてみたいと思います。
大学病院は、医学部の学生たちの教育機関の一部であるわけですから、研修中の医学生が
子供脳腫瘍
いたりします。
また、そういった医学生が診察に立ち会って勉強していたり、先生をしているお医者さんの
子供脳腫瘍
立会いの下、胃カメラの訓練を行ったりしているわけですから、やはり通常の病院とは一味ちがうという点は、受診前にあらかじめ了解しておかなければならないと思います。
子供脳腫瘍
訓練中の医学生が胃カメラ検査を行ったときにはずいぶんと苦しい思いをしたそうで、「医学生みたいのにグリグリと胃カメラを突っ込まれてつらかった!」と言っておりましたの
子供脳腫瘍
で、こういったのは嫌だなぁという方は、大学病院での治療はしない方が無難なのかもです
初診時に特定療養費がかかる場合がある
子供脳腫瘍
大学病院などの高度な医療技術を施すような大きな病院には、重篤な病をお持ちの患者さんからそうでない患者さんまで、大量の患者さんが殺到します。
子供脳腫瘍
そこで、そういった病院では、初診時に「特定療養費」なるものをかけて、患者さんが殺到するのを防いでいます。
子供脳腫瘍
でも、「特定療養費」がかからないケースもあります。
例えば、かかりつけ医などからの「紹介状」があるケースです。
でも、「あぁ、第Ⅱ相なんだ~」って思ってもう一度見直してみたら、米国?欧州って書いてありました???。
お薬が実際に患者さんに処方される前には、治験が行われます。
この治験の結果によって、その薬の安全性とか副作用とか効果とかをしっかりとチェックするわけです。治験の結果が思わしくなければ、治験の段階でその医薬品の承認は見送りになりますので、治験が滞りなく行われるというのは、非常に重要なことだったりします。
ところで、この治験にはいくつかの決まった段階があり、それを順序良くクリアしていくことで、初めてお薬として承認されます。この段階のことをフェーズといいます。治験中のお薬やフェーズの段階については、製薬メーカーさんのIR情報で見れたりします。
ガン治療には手術や抗がん剤による化学療法や放射線療法だけではなく、「免疫療法」というものがあります。免疫療法とは、「NKT細胞」を利用するガン治療のことです。
NKT細胞の働きを高めて、ガン細胞を攻撃させるのです。
また、これと似たようなガン治療として「ワクチン療法」も存在します。
ワクチン療法とは、全てのガンに共通して存在する「WTI」というたんぱく質の断片をワクチンとして利用するガン治療のことです。さらに、ワクチン療法の進化版として「HER2」というたんぱく質を利用したワクチン療法もあります
この他、クローン技術を利用して作られた「モノクーロナル抗体」を利用してガン治療を行う研究も進んでいるようです。ちなみに、モノクロナール抗体を使った治療を行う上で大切な「ヒト抗体」についてですが、免疫療法は、現段階では大きな副作用もないため、患者さんへの負担も少ないガンの治療法ですので、今後一層の普及が待たれます。
ところで、このガンの免疫療法ですが、確か保険適用はなかったように思います。
健康保険適用されないということは、多額の治療費を全額自己負担しなければならないということになりますので、金銭的には結構辛いような気がします。
ただ、お金や財産はあの世には持っていけないですので、もし、免疫療法を行うことになったら、財産は全て医療費として支払っても良いかと思います。
抗がん剤を使って、癌を縮小させたり癌を消滅させたりする治療法を化学療法といいます。
化学療法は化学物質を使ってがん細胞を攻撃しますので、全身に転移してしまった癌の増殖を抑えたり、癌を縮小させるには便利なようです。
入院していた病院でも、内科ではよく抗がん剤で毛髪が抜けた患者さんを見かけたそうです。
ところで、製薬会社のWEBサイトで開発中の医薬品を覗いてみると、案外と化学療法(抗がん剤)の副作用を抑えるような薬の開発も進んでいたりします。
確か、化学療法中に起こる強い吐き気を緩和させたりするタイプのお薬だったと思います。
化学療法は辛いというのはよく聞きますが、出来るだけ苦しくならないように新たな医薬品が日々作られているようで、近年は一昔前よりも、より苦しくなく抗がん剤を使えるようになったのではなってきたのではないかと思います。
がん細胞は、様々なたんぱく質を持っています。
その中には、通常、人体にあるたんぱく質とは違ったたんぱく質も含まれています。
このがん細胞独特のたんぱく質を、人間の体が攻撃目標にすることが出来れば、人間が自分の体の免疫システムを利用して癌を駆逐できるのではないか????というのが、癌ワクチンの基本的な考え方です。
ところで、昔から癌ワクチンに関しては色々と研究されてはきたのですが、癌ワクチンは未だに薬品の臨床試験には合格できていません。一昔前と比べると、かなり進歩してきたようには思うのですが、それでもまだまだ発展途上にあるようです。
現在、がんが全身に転移してしまって治療が困難な患者さんやそのご家族の方のお気持ちを察するに、一刻も早く、末期がんの根治治療が可能な癌ワクチンの新薬の登場が待たれます。
民間療法という治療法があります。
民間療法とは、効果のほどは定かではないが一般に広く伝え知られているような治療法です。
(病院では行われていませんし、治療の指導もされていません)
癌治療の世界でも、民間療法は多数存在しています。「ガンが治った!」とかというタイトルの本や健康食品は多数存在しています。
これらの民間療法の中には本当に効果があるものも含まれているのかもしれませんが、中にはまったく効果が無いものも含まれているかもしれませんので、民間療法でがん治療をしようとお考えの方は、ぜひともお気をつけになられた方が宜しいかと思います。(薬事法的にみると、医薬品の扱いではなく「健康食品」の扱いになっているものは、その効能について述べてはいけないことになってます)
でも、私もそうなんですが「この食品には免疫力を高めたり、抗癌作用があるらしい」とTVや雑誌などで目にすると、どうしてもその食品を食べて健康になろうとしたり、家族にそれを食べさせて健康になってもらおうとしてしまうもので、
民間療法は、効果のほどが定かでない。
日本には星の数ほど病院が存在します。
その病院の一つ一つは、各病院ごとのポリシーが存在します。
また、各病院には得意としている分野や、最先端を突っ走っている分野が存在します。
ですので、どの病院に入るのかによって、治療の方針が違っていることや、治療成績に違いが生じることがあります。
そこで、近年ではどの病院が治療成績がよいのか、どの病院がどの治療を行ったことがあるのかを、実績データとして公表することが多くなりました。
そんなわけで、「癌」などの重篤な病を患った場合、その治療をどの病院で行うのかを、患者さん本人が選択しやすくなりました。
ただし、これにもちょっとした罠があります。
で、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。 小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往歴をもち、成人に達するようになるといわれています。一方で小児がんは、小児期の死亡原因の2位となっています。 主な小児がんは、白血病、神経芽腫、脳腫瘍、悪性リンパ腫、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)などです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられません。神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、肝芽腫など「芽腫」と呼ばれるがんの原因は、胎児の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。大人のがんとは異なり、生活習慣にがんの発生原因があると考えられるものは少なく、網膜芽腫やウィルムス腫瘍のように、遺伝するものもあります。 小児がんの多くは、好発年齢が乳幼児期にあり、学童期、思春期と成長するにつれ次第に減少します。乳児期~幼児期前半(2歳くらいまで)に多いのは神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などです。幼児期(2~6歳くらい)では白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫、10歳以後思春期にかけては成長に伴い、骨肉腫、軟部肉腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多くなります。 小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、大人に比べて化学療法や放射線療法に対する効果が極めて高いのも特徴です。治療自体は決して楽なものではありませんが、長期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります治療を受けるのは子ども自身ですから、保護者が治療に同意しているだけでなく、子どもが自分に行われる医療行為について納得していることが重要です。説明の方法は、保護者と医療スタッフ(医師?看護師)が、何を、どのように、どのタイミングで話すのがよいかを十分に相談しながら行われます。子ども自身の意思を尊重しながらわかりやすく説明することで、子ども自身が持つ病気に立ち向かう力を引き出し、本人が納得して前向きに治療にのぞめると考えられています。お子さまが小児がんと診断され、ご家族のみなさまは大変心配されているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。 お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼いなりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。5)治療終了時のこと(1)晩期障害小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。 晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。 薬物療法とは薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。1)局所療法外科療法、放射線療法等があります。 外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。 がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線
低容量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンの合剤です。外から投与すると、視床下部のホルモンが出てるよと命令がきます。そうすると下垂体から卵巣にホルモン刺激がなくなり、卵巣は、排卵も起きず、ホルモンも分泌せずに、お休みします。子宮は、卵巣からホルモンが出ないため、外から投与された低容量ピルのホルモンでコントロ-ルされます。このホルモンの作用で子宮内膜は、あまり増殖せず、その結果出血量は少なくなり、少なくなれば、子宮はそれほど収縮しなくてすみますから、生理痛が減ります。この子宮内膜が増殖しないことが、子宮内膜症にいいわけです。子宮内膜症は、異所性にある子宮内膜が増殖する病気ですから。
現在低容量ピルは、ホルモンの種類で3種類あります。卵胞ホルモンはすべて同じで、黄体ホルモンの違いです。
また、ホルモン量が一定のと三相性のとがあります。
あと21錠と28錠のタイプがあり、、ダミ-が7錠あります。、1週間休薬します。
人により、どれにするか相談します。こっち。に生理が来てほしくない人はこれ。生理調整が楽なのは、これ。というように。
また、低容量ピルは生理の調節がとっても楽です。早くするのも、遅らせるもの。低容量ピルを何錠飲むかで決めれます。
それは、「胃がん全摘手術の実績が200件/年」というデータがあったとしても、「本来は全摘しなくてもよい患者さんの胃を全摘してこのデータを築き上げたケースがある」ということです。
これはいわゆる水増しなのですが、あまりにも実績がぐんぐんうなぎ登りになっている場合には、かえって注意が必要なのかもしれません。
ところで、がん治療というと、ついつい「国立がんセンター」などの超?大手のがん治療専門病院を連想してしまうものですが、近年、そういった超?大手のがん治療専門病院に患者さんが殺到してしまい、超?大手のがん治療専門病院での治療を受けることが難しくなってきているようです。
ですので、「国立がんセンター」での治療を受けることは難しそうだけど、セカンドオピニオンとして利用してみようだとか、「国立がんセンター以外のがん専門病院」を探してみようだとか言った、患者さん自身の病院探しの努力が必要になってきたのかもしれません。
がん治療を行っている病院については、近年では多数の本が発売されていますので、がん治療専門病院をお探しになる際には、一度ご参考にされるとよろしいかもしれません。
大学病院(医学部付属病院)は、一般の病院とは違い、高度な医療を提供、評価、開発、研修したりするための病院です。
そのようなわけで、癌などの重篤な病が発見されたときには、「大学病院で???」と思いがちになるわけです。
かく言う、某医学部付属病院で治療を受けたわけですが、その際にちょっと気がついて点が
子供脳腫瘍
ありましたので、書いてみたいと思います。
大学病院は、医学部の学生たちの教育機関の一部であるわけですから、研修中の医学生が
子供脳腫瘍
いたりします。
また、そういった医学生が診察に立ち会って勉強していたり、先生をしているお医者さんの
子供脳腫瘍
立会いの下、胃カメラの訓練を行ったりしているわけですから、やはり通常の病院とは一味ちがうという点は、受診前にあらかじめ了解しておかなければならないと思います。
子供脳腫瘍
訓練中の医学生が胃カメラ検査を行ったときにはずいぶんと苦しい思いをしたそうで、「医学生みたいのにグリグリと胃カメラを突っ込まれてつらかった!」と言っておりましたの
子供脳腫瘍
で、こういったのは嫌だなぁという方は、大学病院での治療はしない方が無難なのかもです
初診時に特定療養費がかかる場合がある
子供脳腫瘍
大学病院などの高度な医療技術を施すような大きな病院には、重篤な病をお持ちの患者さんからそうでない患者さんまで、大量の患者さんが殺到します。
子供脳腫瘍
そこで、そういった病院では、初診時に「特定療養費」なるものをかけて、患者さんが殺到するのを防いでいます。
子供脳腫瘍
でも、「特定療養費」がかからないケースもあります。
例えば、かかりつけ医などからの「紹介状」があるケースです。
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